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 04月30日
   
選別思考 3481−119
   
面白いのは、早く産まれた魚達は梅雨入り前に、麦藁帽子とサングラスで世話をした高温の時に、早くも焼き入りしていた。
早く産まれた魚達は、どれも目幅が広がらずに顔ができている。
あとは梅雨明けにもう一回、二回と焼き入りすれば、親になっても普通に飼えば、目幅の心配をしないで済む。
何で早く産まれた魚達は、梅雨入り前に焼き入れが出来たのか。
太陽が一番真上の夏至は、六月に来る。
実は六月の陽射しが一番強い。だが気温は真夏ほどではない。
梅雨入りが遅かったり、梅雨が来なかったり、暑かったり、陽射しがあると、六月にあっさり焼き入れが出来ることがある。
だが、五月生まれでは焼く段階まで生長が届いていない。
早く産まれて大きめの魚達は、生長が届いていたことになる。
そこへ、梅雨入り前の陽射しがやってきた。
この現象は、東京では珍しくもあり、偶然的でもある。

2020.04.30(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月29日
   
選別思考 3480−118
   
今期は預かった魚に二歳と三歳の黒が居た。
丸鉢へ入れて過酷にあわせたら、また高茶色になるのだろうか。
顔が削げていない二歳と三歳を削ぐことができるのかの実験のついでに、高茶色も検証することにした。
すると、深い高茶色になった。
我池では二歳になると、直射の当たらないところへ入れてしまうからと、判明。
当歳の高茶色が夏の土佐錦魚作りの始まりとなる。
魚体が陽射しに耐えるための、用意が出来た証しとなる。
当歳が高温に一番強い。二歳は親より強い。親は二歳より弱い。
陽射しや温度への耐性は、若い程良くなっている。
いつも当歳を真夏に焼いて、目幅を狭くしている。
梅雨時には広くならないように努力をしている。
だが今期は日照不足で、目幅を抑える限界まで広がっている。
梅雨明けに焼けば、目幅は狭くなるのかと不安が過(よ)ぎる。

2020.04.29(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月28日
   
選別思考 3479−117
   
東京でも梅雨が明ければ、すぐ高茶色になるようになった。
普通であれば、どこでも、どれでも、高茶色になっているはず。
今年の梅雨明け前は、高茶色の魚がちらほら見えるだけだった。
梅雨が明けたら、直に高茶色になった。
今期の梅雨は本格的過ぎた。(2019年)
高茶色は日光を浴びた色。
何で土佐錦魚の当歳は、日光を浴びると高茶色になるのか。
当然、強烈な日差しに耐えうる体色となっている。
真っ黒では、陽射しを吸収し過ぎると考えられる。
灰色っぽいと陽射しにやられてしまうと考えられる。
最南の地の金魚の種として、備わった色素と考えられる。
それがどう言う訳か、親には見かけられない。
当歳で一冬越すと、その能力が失われてしまうのか。

2020.04.28(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月27日
   
選別思考 3478−116
   
沸かしたり煮たりすることが嫌ならば、日除けをすればいい。
当歳も角鉢で飼えば沸かしたり煮たりしないで、気楽になる。
それなのに、高知で角鉢派は誕生しなかった。
当然の成り行きのように、丸鉢で沸く寸前までにしていた。
沸く、煮るは、やりそこなった時に、生まれた言葉になる。
そうなっているのに、高知では丸鉢を固守している。
それなのに何故、東京では角鉢派が誕生するのだろうか。
現在の温暖化の異常気象では、東京が高知並みの年もある。
それでも、角鉢派は誕生しないはず。
角鉢派は、土佐錦魚以外の影響を受けて誕生したと考えられる。
当然考えられるのは、日本で一番普及している権威ある金魚になる。
その金魚は土佐錦魚と正反対の飼い方をしている。
角鉢は常識的となっている。
丸鉢は非常識となっている。
端瘤は常識的となっている。
大型化も常識的となっている。

2020.04.27(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月26日
   
選別思考 3477−115
   
だが高知では、焼くと言う言葉を当歳に使っていなかった。
親が焼けるとは言っていた。
親が焼けると同じ意味で当歳が焼けているのを見たことがある。
それを沸くと焼けるを同義語的に表現していた。
当歳を焼くと言う認識はなく、沸く寸前が焼くになっていた。
高知に色焼けしている当歳が実際に居た。
今期の我池にも居る。
それは我池が高知並みなのか、それとも高知並みの失敗をしたのか。
どちらにしても、やっと昔の高知に追いついた気がする。
そして土佐錦魚の解き明かしを以って恩返しになったらと思う。
現在の高知とは足が遠くなったので、状況を掴めない。
高知の錦魚を見ていないので現在の高知のことは何も言えない。
ただ、伝統に則り、全国の見本となり、全国が羨望するような錦魚が誕生していることを、願っている。

2020.04.26(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月25日
   
選別思考 3476−114
   
*陽焼け(体色による魚焼け)
陽受けによる焼けが目幅を狭くする。
魚体でもその陽射しを吸収している。
その吸収率は真っ黒が最高になる。
真っ黒になるほどのメラニン色素がお肌を守る。
日当たりが悪くて、黒っぽい鉢では、当歳でも黒くなる。
日当たりが悪くて、黒っぽくない鉢では、薄くて灰色っぽい。
日当たりが良いと、黒っぽくない鉢でも、高茶色になる。
真っ黒になるのはお肌のためではなく、保護色になる。
それとも高茶色は黒が焼けた色なのか。
昔の東京でも工夫次第で沸きが可能になっていた。
魚を煮てしまったこともあった。
何で高知には、沸くとか煮るとか言う言葉があるのだろう。
丸鉢に入れて、うかうかしていると、沸かしたり、煮たりしてしまうことが度々あるからだ。

2020.04.25(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月24日
   
選別思考 3475−113
   
東京では、日射量が余っているのだろうか。
この頃は足りてきていると言える。だが余ってはいない。
我池は、四階の高さにある。一階よりは陽射しが強いように思える。
一階よりは風もあるように思える。
昔は、気温三十五℃前後が続くようなことはなかった。
気温三十五℃で日射しが足りると、上面温度四十℃を超える。
三十五℃で曇っていると、上面温度は四十℃を下回る。
上面温度四十℃になる日射しがあれば、足りていることになる。
気温三十六℃で日射しがあると余っていることになるが、垂木の日除けで事足りている。恵まれて来た程度と言える。
十㎝の日除け板を気楽に乗せるには、まだ足りていない。
お椀型ではまだ足りていない状態が続くと、ハッキリ判ったので、我池では昔に
使用を止めた。
自分の環境では、どの程度の日射量を得られるのか。
その環境には、どんな丸鉢がいいか。最早結論は導かれている。
今さら初心者が、初めから自分で試す回り道は、必要ない。
まずそこまでの経験のある人からの助言を受けて、試してみる。
一番大事なのは、どんな経験をした人かを見極めることになる。
けっして土佐錦魚属角鉢派の人を選ばないこと。

2020.04.24(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月23日
   
選別思考 3474−112
   
*日射量
(東京と高知、気候と飼育の比較 昭和五十四年度第四回会報参照)
高知へ初めて行った時、炎天下に居並ぶ丸鉢の魚を食い入るように見ていたら、
矢野さんが麦藁帽子を差し出してくれた。
ホテルに帰ってTシャツを脱いだら、背中側が日に焼けてしらっちゃけていた。
その高気圧と一緒に、東京に帰って来たら、東京を涼しく感じた。
高知の南国の陽射しが実感できた。
それからは、東京で高知の陽射しに近づきたいと、陽受けに懸命となった。
東京で初めての丸鉢制作は、擂り鉢型。
基本の擂り鉢型は、東京でも当歳を煮るに至った。
馬鹿な日除けで失敗し、角鉢を雛壇にして失敗した。
田村さんから聞いた縦六尺横四尺深さ一尺の親用の池も試してみた。
横二尺縦一尺五寸の角鉢をずらりと並べて失敗もした。
試した丸鉢の型も十指で足りず。

2020.04.23(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月22日
   
選別思考 3473−111
   
肉付きの良い仕上がりでは、背肉や腰に肉が着いている。
品の良い仕上がりは、肉付きを見せることをしない。
よって、四半円孤的な後背形が出来難くなる。
その代わり素直な筋の通りを感じることができる。
背肩も出ていない。部分より全体を纏めている。
横見からの体上線や体下線に、凸凹が見られない。
滑らかで、無理がない。無理なく極めることをする。
「綺麗な魚ですね」と、思わず言いたくなる。
色模様や艶やかさを綺麗と言っていない。
上品で嫌味がなく、均整が取れ、静かに舞う。
力強い方は誰でもなんとか出来ても、品の良い仕上がりは、その人の感性が仕上げる。最早芸術的と言える。
夏場に魚を掬う時に、何でこんなに早く泳げるのかと思わせる。
それも秋になると掬い易くなる。泳ぎが下手になっている。

2020.04.22(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月21日
   
選別思考 3472−110
   
腰の折れ下りも決まってくる。
土佐錦魚の前背には、稜線があって背幅がない。
土佐錦魚の背幅は、狭いながらも背鰭の在る後背に出来る。
背鰭の担鰭骨の両脇が太る。
ただしこれは、背肩が出る程の生長力がないと起こらない。
背鰭の両脇に背幅が現われると、背幅に増した腰幅が現われる。
一番太く見える腰幅は、丸みをも感じとれる。
太身や丸身を感じられる腰は、腰折れが良い。
腰に続く尾筒迄も太いように感じさせ、尾筒からの両脇への張りの[張り点]が、筒幅との錯覚を与える。
その両側への[筒張り]が、迫り出しを助長する。
迫り出しが良いと目を見張る。
その迫り出しは筒支や尾筒の張り出しによって構成されている。

2020.04.21(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月20日
   
選別思考 3471−109
   
秋には、同じようなゴチョゴチョ泳ぎでも、張ってきた親骨を夏場より激しく振るゴチョゴチョ泳ぎになっている。
激しく腰を振る泳ぎは、腰を発達させる。腰が太身を見せる。
腰が太くなると続く尾筒も太くなる。
尾筒が太くなると金座も大きくなる。
尾筒が尾付きに到達する時、金座に届く支点は三点ある。
中央には、尾芯系の[挿し点]が一つ、
両脇には、親棘状と親骨系の筒棘からの筒支棘状が金座の左右に張り出している[張り点]が一つずつある。
挿し点へと細くなってゆく付きの三角を、金座の左右へ張り出している支点の
[張り点]が、尾筒の幅と錯覚させている。
その左右の間に筒棘からの縦付けがある。
尾筒が太くなると、尾筒の左右の張り出しが金座を広げ、金座の横幅が広がることで、金座が大きくなる。
金座が大きくなる頃の成長は、金座の端っこの鱗(端鱗)が光りだす。
平付けも少し良くなった気になる。

2020.04.20(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月19日
   
選別思考 3470−108
   
秋は魚が化ける頃。あるいは化けの皮が剥がれる頃。
化けの皮が剥がれるとは中手が長手になったり、片腹になったり、筒伸びが気になったり、曲がりが出たり、シワが出てきたり、掬いが出たり、元々持っていた遺伝子が現れる。
魚が化けるとは、良い意味に使われる。張りが良くなったり、腰の折れ下りが良くなったり、本来の遺伝子が現れたりする。
秋になって、魚が化けたり、化けの皮が剥がれたりする頃が過ぎると、秋の仕上がりがやって来る。
仕上がりには品の良い仕上がりと、力強い仕上がりとがある。
背肩を出さないで、滑らかな前背で品良く育った魚は、背や腰の太さをそれ程見せない。グイグイ押すような力強さは出ない。
背肩を少こし出す妥協をして、力強い仕上がりを選んだ方は、わずかに顔幅が広くなって、品は失わない程度になっている。

2020.04.19(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月18日
   
選別思考 3469−107
   
目幅や端瘤を気にしないで十二分に餌を与えると、段々蛙顔になってゆく。
秋は十分でも端瘤がつく。
それなら、秋は気をつけるだけなのか。
秋になると、過酷がないだけ真夏より生長が復活する。
夏場は縦の生長として、大きくなる。
夏の終わりから秋の初めになると、縦と横の生長が交差する。
夏の朝に餌を食べるとすぐ膨れる。夕方には痩せた感じになる。
痩せた感じになった分、縦に生長している。
秋が深まると痩せ方が少なくなり、膨れが太りになってくる。
夏の膨れの度合いは、秋の腹の出を暗示している。
雌はそれ以上に出ることが望め、雄は背と腰が太くなる。
横の生長が始まったことは、成長が始まったとも言える。
成長は、性徴をも見せてくれる

2020.04.18(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月17日
   
選別思考 3468−106
   
その上に過酷を経験していれば、顔が削げてくる。
端瘤がつきやすいのは、夏の終わりから秋になってからになる。
秋になると、夏場と同じ一回戦でも抜群に腹がでる。
だが、丸手の腹には気を配らないと、出過ぎになる程に出る。
夏場の一回戦を活かすと、生長をさせながら締まりを得られる。
その締まりを維持するのが夏場の陽焼けになる。過酷が重なる。
過酷を適度に得ると締まって来るが、生長が少し遅くなる。
すると秋の一回戦で腹が出ても顔の崩れが少なくなる。
それでも調子に乗っていると、目幅は広がらないのに、腹は膨れるだけ膨れて、
目後に折り目がついて角度が出来、体側線に直線感がなくなる。
これを目後が崩れていると言う。
逆に言うと、それほどまでに目幅が広がらなくなる。
目幅が狭いと端瘤が目立つ、
目幅が広いと端瘤が目立たない。

2020.04.17(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月16日
   
選別思考 3467−105
   
高知の夏場は、昼休みに餌を与えられない。沸く寸前状態。
日が傾いて温度が下がって来ると餌をあげ始める。
夕方五時に与えると教わっている。
夏至の七時は明るく八時迄薄明るい。
五時に食べた餌が、暗くなる迄には消化できている計算になる。
仮に日除けをしていれば、五時から五時まで一日中与えられる。
これを教わったのだが、東京で試してみると、確かに大きくはなるが、
顔が崩れてしまうし締まりはなくなるし見っともない。
「餌を与えるために土佐錦魚を飼ってはいない」と実感できた。
それから苦労して一回戦を編み出した。
それでも十分に大きくなる。
うっかりすると大き過ぎて、端瘤がつき背瘤がつくことは、一回戦でも十二分と言うことになる。
ところが真夏の朝のうちの一回戦では、十分の量を食べても、生長や体力の消耗が激しいせいか、魚が締まってくれる。

2020.04.16(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月15日
   
選別思考 3466−104
   
*温度差 高温域の日差温度
高知の夏の日差温度は東京より最低気温が低く最高気温が高い。
温まりやすく冷めやすい。高知へ行った時の朝は南国の印象ではなく涼しい。
それが、陽が出ると急にカーッと暑くなる。
日の出、日の入りが、東京より二十分ほど遅い。
この二十分が三十分にも一時間にも感じる。
例えば同じように世話をしたとして、東京では二十分前に始めて、
二十分前に終わる。
その二十分で餌を与えて、出勤できる。
「朝の温まりが悪いと、餌食いが悪い」と言う気持ちが解る。
だが、そのカーッとなる暑さが、土佐錦魚には、と言うか、
土佐錦魚の当歳には必要になる。
高知でなかったら、丸鉢がなかったら、
天然記念物の土佐錦魚は誕生していなかっただろう。
土佐錦魚の親には、東京の方が向いている。
土佐錦魚の親には、角鉢の方が向いている。

2020.04.15(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月14日
   
選別思考 3465−103
   
目幅が決まった後でも、目が出る手前で餌を控える。
大型魚では、口がそれ以上大きくならないように、餌を控える。
ただ大型にしている訳ではないなら、土佐錦魚作りの最低限の痕跡が魚体から見て取れなくてはならない。
丸鉢を過酷に使えるのは、当歳の一夏(ひとなつ)だけなのに、
なんで丸鉢を使わないでいいと言うのか、勿体ない。
「顔が削(そ)がれる」と直線的になる。
目幅が狭まると、土佐錦魚の作られた顔になる。
この認識を角鉢派は、持ち合わせていないと考えられる。
教わっていないのなら、学ぶか、試すか、すればいい。
教わっているのに否定しているなら、始末に悪い。
もう、土佐錦魚角鉢族として発展させるべきで、
本来の土佐錦魚を混同させる必要はない。
土佐錦魚属角鉢族保存会結成へ。

2020.04.14(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月13日
   
選別思考 3464−102
   
角鉢で飼うと、この小さい時の憎らしい顔ができなくて、ふっくら顔になる。
ふっくら顔にふっくら腹が出ても目立たない
丸鉢でも餌を上げ過ぎるとやはり、ふっくら顔になってしまう。
餌の上げ過ぎは、顔に関する丸鉢の好条件を打ち消してしまう。
朝早く短時間で十分な一日分を食べる仕付けをする。
魚が、今食べないともうくれないと思うと、必死に食べる。
魚がもうくれないと思うと、仕方なく苔をついばむようになる。
午後に見回りに行っても、もう餌をくれない人間なんか気にもせず、
苔を突ついている。
一回戦も仕付けないと出来ない。
浮出時は、夜明けから午後にも餌を与える。
稚魚になると午前中迄になる。
幼魚になると十時までとなる。
少年魚になると八時迄となる。
青年魚になると一回戦になる。

2020.04.13(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月12日
   
選別思考 3463−101
   
頭蓋骨の目幅が普通でも、目下と目後が削がれると、土佐錦魚度がかなり上がる。のちに腹が出ると目幅が気にならなくなる。
これが普通に作られた顔になる。
あとは端瘤をつけなければ、崩れていないことになる。
小さい時には左右の眼上骨が目立って憎らしい顔になる。
憎らしい顔は、目の周りに余分な肉がついていないことになる。
小さい時の憎らしい顔は、顔を作り易い下地になっている。
小さい頃に太らせると、顔が丸くなり憎らしさが消えて可愛らしくなる。
するとやがて頭蓋幅が広がって、そのまま成長させると頭蓋幅の目幅が広がったままで固定される。
もう焼いても煮ても直らない
目幅を普通程に留めておけば、たとえ大型魚でも、一夏の焼き入れで何とか普通程度にはもっていける。
当歳の夏頃の頭蓋は、まだ動ける余地を残している。

2020.04.12(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月11日
   
選別思考 3462−100
   
目後の上部が痩けると、眼上骨の間もいくらか狭くなる。その幾らかが、
狭くなるか広くなるかで、大きく顔の印象は変わる。
前鰓蓋骨は鰓蓋の開閉に加わらず、頭蓋上部と繋がり固定されている。
前鰓蓋骨の下部は目の下で広がっている。
目下は、眼下骨よりも前鰓蓋骨と見た目では言える。
目先は、苔やプランクトンを食べる行為の、突ついたり、剥がしたり、
引きちぎったりして発達する。
糸目や赤虫や人工飼料のいわゆる餌では、いくら口を動かしても目先は発達しない。むしろ口を大きくしてしまう。
最近では良くなっているが、人工飼料ではかえって目先を短くしたり、
口を大きくしたりする。
苔を食べていることは、飢えていることになる。
いつもたっぷり餌を与えていると、苔を食べることを覚えず、
常に餌を欲しがる。苔をどう食べさせるかも、仕付けになる。

2020.04.11(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月10日
   
選別思考 3461−99
   
頭蓋角が同じでも口が小さいほど、先鋭感が出る。
目先が長いほど、口先への鮮鋭感がでる。
目幅が狭いほど、顔に鮮鋭感が出る。
目幅が狭いと頭蓋角が維持されて、直線的な尖り方が成り立つ。
過酷が始まる以前に目幅を広げてしまうと、相当厳しい過酷でないと目幅は狭くならない。
それは、少しの広がりならば、過酷で狭くなる余地があることになる。
頭蓋は、稚魚の時から、親になっても変化している。
だが大きく変化する時期は、当歳の夏になる。
土佐錦魚の顔の将来を定める時期も、当歳の夏になる。
眼下骨は目下から後ろへ伸び上がり目後に細く繋がっている。目後を骨格でいうと、細い眼下骨と前鰓蓋骨になる。
前鰓蓋骨は、目下へと繋がっている。
目下が痩けて(こけて)くると、自動的に目後も痩けてくる。
伴う鰓蓋も平らになってくる。

2020.04.10(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月09日
   
選別思考 3460−98
   
頭蓋角だけが目立ってくることを「顔が削がれる」と言う。
[頭蓋角は口が小さいほど、顔が先鋭に見える。]
[目幅があると頭蓋は菱形のようになり頭蓋角を感じさせない]
[直線的な体側線は口から始まり、その広がりは頭蓋角を作る]
[目幅があると顔側線および体側線そのものが成り立たない]
顔が削がれてくると、焼きが始まっていると見てとれる。
焼きが進むと目後、鰓蓋の下部が、目下に伴って体下線へと内向きになり、
上見からでは吻端、頭蓋、鰓蓋へと直線的になる。
そうなると、目幅で上見からの頭蓋角が決められてゆく。
[上見での頭蓋角とは、吻端から目幅を通る頭蓋の角度を言う]
[目幅とは、左右の眼上骨の間を言う]左右の目の間ではない。
目幅が広がっているとは、眼上骨幅が広がっていることになり、
既に頭蓋が広がっていることになり、目が出ているとは異なる。

2020.04.09(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月08日
   
選別思考 3459−97
   
そもそも直射を必要としているのは土佐錦魚だけかも知れない。
南国高知の錦魚らしい。
直射を浴びせるから、青水や古水になると気泡や鰓をやられる。
よって、濁らせない苔や頻繁な水替えや対流が必要になる。
何故、そんなに熱射が必要なのか。
目幅を整えるとはもう言っている。さらに先へ進むと、
目幅を整えるとは福与かな目下を直線的にすることから始まる。
目下は顔の下部になる。顔の下部は、体下線へと内側へ向かう。
目下が直線的になると、吻端の下部や目下は上見から見えなくなる。
その頃には鰓蓋が平に見えるようになる。
すると吻端から頭蓋角、頭蓋角から鰓蓋までが直線的に見える。
目下、目後、鰓蓋が削げたように平らになり、直線的になる。
上見からでは、頭蓋の吻端からの頭蓋角だけが目立ってくる。

2020.04.08(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月07日
   
選別思考 3458−96
   
それでも角鉢のゴチョゴチョ泳ぎは、セコセコしていない。
角鉢の良さは、セコセコしていないところだが、悠々するのは土佐錦魚が親になってからとなる。
真夏から始まる底面の舞止まりが象徴するのは、陽射しや高温からの避難になる。互いの影に潜り込むグリグリ泳ぎを角鉢で見られないのは、角鉢の何処かに影があり、影に不自由していない。
角鉢の底も幾らか低い水温になっているが範囲が広い。
丸鉢は、温度の上底差と陽受けの効果を発揮する。
角鉢では上底差が少なく、日射を平均的に浴びせる。
おまけにどこかに日陰ができる。
温まりが遅い。冷めるのが遅い。
温まっている範囲が広い。ゆっくり冷める範囲が広い。
我池では角鉢のポリ船は、保温が良いので沸いたことがない。
角鉢は、熱射の効果を必要迄に活かせないことになる。

2020.04.07(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月06日
   
選別思考 3457−95
   
*上底差 温度(上面の泳ぎ)(底面の止まり)
上面の泳ぎは稚魚の一時期の泳ぎ、グルグル泳ぎに象徴される。
上面と底面を行き来する一時期の、ジグダグ泳ぎに象徴される。
初期の泳ぎは、お椀型の方がよく泳ぐ。
真夏の始めのグリグリ泳ぎも角鉢では見られない。
真夏から始まる底面の舞止まりは、丸鉢の象徴になっている。
底面の舞止まりには、擂り鉢型の方がよく止まる。
これらはどれもが、丸鉢を象徴する泳ぎになっている。
丸鉢の泳ぎは、例え似ていても角鉢の泳ぎとは異なっている。
角鉢では、上底差による象徴的な泳ぎは存在しない。
言ってみれば、角鉢泳ぎとなる。
角鉢泳ぎは、丸鉢には存在しない。
ゴチョゴチョ泳ぎは、比較的共通している。

2020.04.06(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月05日
   
選別思考 3456−94
   
時に角鉢は、丸鉢と逆の作用をする時期がある。
丸鉢でシワの兆しを見たら、一度角鉢で過ごさせるのも面白い。
だが、良くなったら、また丸鉢で作りの続きを始める。
だが、丸鉢に戻ったにしても、角鉢に居た間の崩れは取り戻すことはできない。
シワの緩和とその間の崩れとを天秤に掛けて、
角鉢へ入れるかを決める。
角鉢で生涯育った土佐錦魚属に惚れては不可ない。
目幅が標準以上に広がっていても端瘤がそれ程ついていなくて、目先が短くて、
なんとなく顔に丸みを感じるのは、[鯉顔]。
目幅が広がっていて、端瘤がその目幅程に付くいていると、
[蛙顔 カエル顔]。
もし惚れたら、角鉢で育てる土佐錦魚属の会を設立しよう。
土佐錦魚の丸鉢の伝統を度々掻き回すのは止めよう。

2020.04.05(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月04日
   
選別思考 3455−93
   
もし、土佐錦魚属を土佐錦魚と主張したいのなら根拠を示そう。
根拠があるとしたら、おそらく尾の大きさぐらいだろう。
土佐錦魚属なら目幅が広くなっても、当然となる。
土佐錦魚属を土佐錦魚と言うのを止めよう。
土佐錦魚への拘りを捨てて、高望みはやめよう。
上底差と沸きや、上底差と泳ぎの関係を掴んでおこう。
陽受けと日除けの関係を認識しておこう。
過酷経験の必要性を認識できる迄になろう。
夏場の高温域の日差温度を活かす迄になっておこう。
日差温度を活かす丸鉢の使い方をしよう。
角鉢の特徴も認識しておこう。角鉢の使い方も解ってくる。
角鉢では角鉢に向いた魚を入れる。親魚と二歳魚は当然だが、
当歳でも二歳ほどに仕上がった秋には、入れられる。
一夏の過酷を通り過ぎてきた当歳は、角鉢でも崩れない。

2020.04.04(Sat)  土佐錦魚TOP
  04月03日
   
選別思考 3454−92
   
どんな土佐錦魚を目指しているかを考えよう。
理想の土佐錦魚を創ることならば、人生を掛けるほどになる。
土佐錦魚を作ることならば、丸鉢を選ぶことになる。
味を追うならば、ダイナミックな魚は諦めることになる。
品評会で優勝することならば、欠点の無い魚を追うことになる。
土佐錦魚らしさを保っていれば、大きさを追っても良し。
土佐錦魚らしさを保っていない大型魚は、問題外の土佐錦魚属。
小さくても土佐錦魚らしさを持っていなければ、問題外。
楽しんで土佐錦魚が飼えればいいのなら、土佐錦魚の伝統へ口出しをしなければ、それも良し。
自分の目標や好みを知ろう。
魚を快適に過ごさせたいなら、土佐錦魚属で我慢しよう。
土佐錦魚属を土佐錦魚と主張するのはやめよう。

2020.04.03(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月02日
   
選別思考 3453−91
   
*上底差(上面と底面の面積の差)快適と沸き
上底差のある丸鉢なら、過酷が出現する。
今、そこにある丸鉢は、過酷が出現する型なのか。
今、そこにある丸鉢は、過酷をある程度抑えた丸鉢なのか。
今、そこにある丸鉢は、何型なのかを認識しよう。
丸鉢なら何でも同じではない、
丸鉢擬(もど)きでは良くない、
丸鉢に入れさえすれば、それでいいものではない。
その丸鉢は、どんな特徴を持っているか。どんな働きをするか。
どんな使い方をすればいいかを認識しよう。
上底差を見てみよう。側面に弧があるかを見てみよう。
一般にゆき渡っているお椀型は、野中型の丸鉢を基にしている。
それがそこの環境にあっているのだろうか。高知以上だろうか。
こまめな面倒を見る時間があるなら、基本形の擂り鉢型がいい。
魚に過酷を与えて、土佐錦魚を作るか。
魚に快適を与えて、土佐錦魚を育てるか。

2020.04.02(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月01日
   
選別思考 3452−90
   
過酷を魚へ与えるために、陽受けを有効活用しよう。
せっかく丸鉢なんだから。
そこにある丸鉢にあった飼い方をしよう。
せっかくそこにある丸鉢なんだから。
一年の内の数ヶ月、そこに当歳が入るのだから。
丸鉢は日受けを良くするための鉢と言っても過言ではない。
日除けは魚を止めるためにする。そう習った。
だがこれは、もっともらしい大きな誤解と言える。
日除けをすると魚はその影の下で留まる。確かに。
だが、影の下に魚を留まらせるために日除けをするのではない。
留まらせるのは、過酷な陽射しになる。
もうジッとしているしか仕方ないところ迄追い込むと、止まる。
陽射しに焼かれながら舞止まりをする。
日除けはその限界を超えた時に初めて有効となる。

2020.04.01(Wed)  土佐錦魚TOP

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