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 03月30日
   
選別思考 3450−88
   
やっぱり、土佐錦魚を作るか育てるかの違いに集約される。
すでに立場が異なっているから、「解らないだろうな〜」。
その実用限界が、野中進氏考案のお椀型と言うことになる。
自身も認めておられた。屋上は床からの照り返しがあるので、
朝顔型だとすぐ沸く、気がかりで仕事が手につかない。
休憩時間まで行かずに済むように、アルミを叩いて作った、と。
朝顔型の底面を広くして傾斜に弧をつけた、と。
側面に弧をつけたのは、水量を増やすため。
底面を広くしたのは、水量を多くするため。
朝夕の日陰も増えて、温度上昇が遅くなる。
上面はそのまま、陽受けの上面積はそのまま。
床面積を増やして上底差を少なくし、傾斜に弧をつけた。
すると対流をあまり期待できない。

2020.03.30(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月29日
   
選別思考 3449−87
   
*陽受け(日射量)
昔の東京では、丸鉢でも水温を上げるのに躍起だった。
「日除けなんてしたら勿体ない、私は日除けをしていません」と言うと、
『餌の食いが悪くなるでしょう』と返された。
確かに。五時から五時まで餌を与えるなら、三十六℃に日除けをすればいい。
餌を与えるために日除けで温度調節をしている。
「なら丸鉢でなくてもいいのでは」
『影に集まって前を使っているよ』
「それなら角鉢でもいいのでは」
それなら最初っから温度が上がらない丸型容器ではどうだろう。
一番は半球型で、一番深くて一番弧が大きい。
半球型に底面を作ったものは、深さが浅くなり上底面ができた。
さらに底面を大きくするとだんだん浅くなる。
だんだん丸鉢に近くなる。
だが丸型容器と呼んで、丸鉢とは呼んでいない。

2020.03.29(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月28日
   
選別思考 3448−86
   
そんな魚が過酷を二歳で経験すれば間に合うものかの実証には、
非常に興味を持って結果を楽しみにしている。
丸鉢でも、過酷を経験できない鉢は、丸鉢の役をなしていない。
むやみな日除け板使用も、丸鉢の役目を台無しにしている。
丸鉢の縁に板を乗せると風通しを悪くする。
板の幅があるとシワができる。
過酷温度範囲以内では、日除けを必要としていない。
追記 丸鉢へ入った二歳は、多少の効果が出てきたが、当歳と同じ過酷にあうと、直ぐに水面でボーッとしてしまう。
当歳で過酷にであっていないせいか、それとも二歳となって弱くなってしまったのか。結局少し目幅が落ち着いたところで、当歳に押されて日当たりの良い角鉢へ追いやられてしまった。
小さな二歳だったので、効果はあったと言える。

2020.03.28(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月27日
   
選別思考 3447−85
   
我池では、異なる型の丸鉢が八列に並んでいる。
一列目が、擂り鉢型弧付き、二歳、当歳初期用
二列目、三列目が、擂り鉢型立ち上がり付き
四列目、五列目が、擂り鉢型弧付き(発泡ウレタン保温)
六列目、七列目が、擂り鉢型小型仕上げ鉢
八列目が、擂り鉢型基本形(フェンスによる日陰あり)
角鉢で採卵して、一ヶ月以内に丸鉢へ移している。
早い生まれから一列目へ、順次、押せ押せで、移動して行く。
今期の夏には、会員から預かっている二歳を一列目に入れて、目幅を狭くすることができるかを試すつもりでいる。
会員から預かった魚は、6月生まれでなにぶん小さい。
預かってから大きくしたら、目が出て目幅が広がってしまった。
会員は小さな魚の顔を維持していたが、過酷を十分経験させていなかったとみられる。

2020.03.27(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月26日
   
選別思考 3446−84
   
そこからの岐路は、魚によって異なる。
目先が足りない、目幅が広め、体に締まりがない、もう少し前をなんとかしたい魚は、少し緩和された型の丸鉢へ二歳でも入れられてしまう。
基本の型は擂り鉢型の底面二十㎝、上面六十㎝、深さ二十㎝、傾斜幅二十㎝、
これで、傾斜角度四五度になる。
緩和された鉢は、この基本をあまり変えずに弧を付けたり、底面の角を丸めたりして、水量と日影を少し増やしている。
それだけで、水温、保温と随分違ってくる。
上面水温が一℃〜二℃違ってくる。
緩和された鉢は二歳用に作ったが、当歳魚初期にも向いていた。
当歳魚の初期には、過酷を必要としていない。
お椀型は、当歳魚初期や二歳に向いている。

2020.03.26(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月25日
    
選別思考 3445−83
   
夏になると日陰が少なくなり、ほとんどが珪藻になって、魚が焼ける頃には苔も焼けて、焦げ茶色の苔になる。
FRPの苔が焼けていることは、丸鉢に過酷が起こっている。
珪藻が繁茂すると、水の濁りも落ち着いてくる。
我池の角鉢では、苔が焼けたことがない。
それは過酷に達していないことを示している。
過酷をたっぷり味わった魚は、丸鉢から角鉢へ移っても、崩れが少なく、目幅も
削げも維持しやすい。
丸鉢で焼かれていない魚が角鉢でのびのびすると、たちまち崩れる。
過酷が足りずに締まりがない魚は、また丸鉢へ移され、再び過酷を味わう運命を
背負(しょわ)される。
大会が終わってからの当歳が角鉢に移っても割と維持している。
散々過酷に曝されていれば、もう過酷を味わう必要がなくなる。
丸鉢の過酷は、土佐錦魚作りのメーンイベントになる。

2020.03.25(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月24日
   
選別思考 3444−82
   
我池では、プラ船やFRPの鉢なので、理想の苔が着かない。
と言うことは、理想の鉢ではないことになる。
最初から理想の苔が根付けない鉢と言うことになる。
でも努力して、なんとか役に立つ苔までにしている。
役に立つ苔も珪藻になっている。珪藻が生えると役に立つ鉢になり、
その苔が焼けると、苔まで焦げ茶色になる。
FRPの丸鉢に着いている役に立つ苔は、焦げてしまい深緑の理想の珪藻には
なかなかならない。
うかうかしていると緑藻が生えてしまう。
緑藻は邪魔な苔の位置付けになる。濁り易い緑の浮遊藻を出す。
それを懸命に取っているうちに、いつしか珪藻が入れ替わる。
日当たりのいいところには珪藻が、水面近くの影があるところには、
緑藻と棲み分けが始まる。

2020.03.24(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月23日
   
選別思考 3443−81
   
*高知の理想の苔
砂の粗さと少なめのセメントが、苔の着きを良くする。
そこに根付く苔は、珪藻が良いとなっている。
苔は、粗さの隙間に入り込んで根付く。
苔は、熱吸収を調整する。
苔は、反射率を調整する。
苔は、体色を整える。
苔は、魚体を保護する。
苔は、植物性の餌となって食バランスを整える。
苔は、光合成をする。
苔は、水を作ってくれる。
苔は、浮遊藻を抑えてくれる。
苔は、プランクトンやバクテリアを保有する。
苔は、目先を作る。
苔が付いていなくて明るい色だと、目や目幅が出やすい。
苔が付いていないと、口が大きくなりやすい。

2020.03.23(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月22日
   
選別思考 3442―80
   
大会前になると、丸鉢の違いが仕上がりの違いとして出てくる。
一番の違いは、皺伸ばしになる。
朝顔型はいい魚ができるとは、これを言っている。
秋の皺伸ばしは、朝顔型でしか経験していない。
だが形がきつくなることも経験している。
いいも悪いも両極端な面を持っている。
このシワが伸びてくれればと思う魚を、すり鉢型へ入れる。
儲けもので伸びてくれたら、仕上げ鉢かゆったりした鉢へ移す。
基本の擂り鉢型でシワが伸びたからといつまでも入れて置くと、
他のどこが変化してくるかわからない。
そこで変化の少ない鉢へ移してしまう。
朝顔型は難しいが、使い道が面白い。

2020.03.22(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月21日
   
選別思考 3441−79
   
基本の丸鉢の深さは二十㎝ある。
二十㎝より浅いと水が沸きやすく煮えやすい。
二十㎝より深いと快適が過ぎやすい。
昔、近森さんが、二十㎝朝顔型は沸きやすくて世話がやけると言って、
深さを三十㎝の朝顔型を造った。
世話に関しては良いことずくめだった。
魚は良く育ち、背瘤や端瘤が付いて、土佐錦魚属になっていた。
とうぜん近森さんは土佐錦魚属を育てるつもりはなかったと察している。
それまでに深鉢の快適な丸鉢での経験がなかった。
やはり、伝統の丸鉢にはそれなりの意味がある。
深さは二十五㎝止まり、これなら二歳でも入れられる。
上径を広げれば、親も入れられるようになる。
基本の丸鉢は当歳用、全てに於いての基本になっている。

2020.03.21(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月20日
   
選別思考 3440−78
   
漏れない程度の滲みが気化熱を生む。我池が一階の庭に広がっていたら、
教わった通りに粗めの砂と少なめのセメントで三センチの厚さにして、
底面を少し狭くした丸鉢をセメントで造って、庭一杯に並べたのだが、
残念ながら三階の屋上の四階の高さになってしまい、屋上には重くて乗せられない。それで軽いFRP製の丸鉢になってしまった。
基本は、形もさることながら、材質にも及んでいる。
セメントで厚さ三㎝にすると、保温がいらないと教わっている。
だが、セメントで厚さ三㎝にすると、重くて動かすことも容易にできない。
設置や移動やひっくり返すにも腰を痛める。
厚さ二㎝にすると、やはり保温に問題が出る。
夏は気化熱でなんとか凌いでも、冬ごもりに向いていないことから、
角鉢で或いは大鉢で冬ごもりをさせることになる。
セメントで厚さ三㎝は、贅沢品と言える。

2020.03.20(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月19日
   
選別思考 3439−77
   
*基本の丸鉢
丸鉢を駆使する時期は、当歳の春から秋になる。
その中で、過酷への挑戦が丸鉢のメーンイベントになる。
角鉢では思いも寄らない挑戦となる。
度々出てくる上底差だが、結局丸鉢は沸きやすい上底差が基本になって、
その沸きを深さで調節することがまた基本になって、
側面に弧をつけたり、立ち上がりをつけたりする工夫があって、
現在では断熱材による工夫もある。
本物の擂り鉢が偶然にも理想の形に近似していた。
日中日影のできない擂り鉢型の使い方で、土佐錦魚は誕生した。
セメントの普及によって更に理想的な丸鉢ができた。
粗めの砂と少なめのセメントで三センチの厚さにすると保温の役目をする。
出来上がって水を入れると少し水が滲み出てくる。
やがて苔が生えると、水の滲み(にじみ)は、止まる。

2020.03.19(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月18日
   
選別思考 3438−76
   
飢餓によるイジケは、極度の生長抑止から起こる。
宮地式はイジケる手前で留まっている。
共食いをいとわないのは、生命力を計っている。
その生命力があるので、真逆の極度の成長促進が可能となる。
限界から限界へ切り替えがつきまとう。
イジケの要因には、飢餓と過酷の二つがあった。
これについての試行錯誤は、一応経験している。
中程の大きさでの名魚作りも経験している。
稚魚時期は小さく育て、時たま下地を整え、梅雨時期には大きさの方針を決め、
真夏にはどっちにしても焼き締めて土佐錦魚の基本を整え、過度に育たない下地を作る体験をしてきた。
これを使い分ければ小さくも、大きくも自在な作りが出来る。
その重要な分岐点が、口細と背肩と炎天下の適度な過酷になる。
口細は別格の作りになる。飢餓的作りや餌の加減が必然になる。
飢餓的作りは、ナンキン系を現すことにも通じる。
まずタネを吟味することにも通じる。

2020.03.18(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月17日
   
選別思考 3437−75
   
背肩が少し出てきてから控えて、それ以上は出ないように止めて置く。
それでも生長は速くなっている。
背肩の出具合は、慎重に行わないと将来への方向性を決定する。
背肩が出る前に控えれば、生長は地道だが、味を追求できる。
さらに控えれば、宮地式に近くなる。
だが一旦でも膨らむ程与えると小さかった口が多少大きくなる。
背肩が出るとは、口が多少大きくなる兆しとなり、背瘤が出る前段階となることを認識して置く必要がある。
背瘤が出たら作りは失敗と言える。背肩は作りの妥協点となる。
高知では三月には当然のように採卵していた。
我池では三月の終わり頃から主に四月の初めに初採卵をする。
早生まれでも決して急がず、時間を掛けた地道が大切になる。
宮地式は、春は小さく、初夏は地道に、夏は過酷に、秋に崩さないで大きく育てて名魚作りを完成させる。

2020.03.17(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月16日
   
選別思考 3436−74
   
*生長度の目印
大きくなるように何時して置くのか。
無理なくするには、産卵時期を早めにすることになる。
早めの産卵日は、無理をしなくても大きくなり、
遅め産卵日は、無理をするとろくなことにならない。
変則は、腹の下地を作る時に多少多めに食べさせる。
腹の下地とは、稚魚の腹が膨れ出して急に餌を食べ出す時期がある。
その時に両腹がふくれるようにしないと片腹が増える。片腹防止策を兼ねて、
腹の出が将来出やすくなるように、少し膨れるほどに一旦膨らませて、
腹の下地を作って置く。
だがこれは、宮地式に反している。
宮地式を実践すると、どうしても片腹が増える。
それを防止したのちに、また餌を控える。
やがて幼魚になると餌の控え加減で、背肩の発達が決まる。

2020.03.16(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月15日
   
選別思考 3435−73
   
朝の太りと夕の痩せを見計らいながら餌の量を決める。
もし太らせたい、大きくしたい路線にと思うなら、背肩が少し出る程に成長させれば、成長遺伝子が目を覚まして、過酷で抑えられた遺伝子が目を覚まして生長を始める。
もしくは過酷以前に背肩が少し出るほどに生長させて置くと、過酷で抑えられた
成長遺伝子は、普通程度の生長速度に戻る。
やはり、背肩を出さずに綺麗な前背にしたければ、過酷が明けても背肩が出ない程の生長に抑えておけば、もっと作れる。
そんな魚は、秋になったら自然に腹が出て仕上がってくる。
顔は最高の土佐錦魚度になる。
理想は、背肩を出さないところにある。
それは付きっ切りの隠居仕事になる。

2020.03.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月14日
   
選別思考 3434−72
   
腹を整える一時に普通にして、生長遺伝子を少し戻す。
梅雨時期には地道にして、生長遺伝子を少しだけ働かす。
梅雨が明けたら過酷にして、生長遺伝子を少し萎縮させる。
生長遺伝子の萎縮は少しにしておかないと、イジケに近づく。
過酷が明けたら、食欲に沿って餌を増やして普通にする。
普通の成長が始まるが、いつまでも同じ量を与えていたのでは
生長に追いつかなくなる。
生長に従って餌の量は増えて行く。
生長速度と餌の増える速度が合えば、順調に大きくなる。
餌を食べて太り、夕には痩せるを繰り返し、餌が足りないと次第に魚自体が長めになって行く。
餌が多ければ次第に魚自体が丸めになって行く。
面白いのは、餌の量で丸さが変わってくる時期がある。
ただの太りや痩せではなくなって行く。
その時期に極端に餌を少なくすると長手が多くなることがある。

2020.03.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月13日
   
選別思考 3433−71
   
「土佐錦魚も黒の保存を始めなくては」だが、なかなか難しい。
現在四歳の黒が一尾いるだけ、その兄弟も三歳で退色してしまった。
どこかに協力してくれる物好きはいませんか。
土佐錦魚専科へメールで連絡を。
小さくて生長が止まったようになったのを イジケ
バカデカクしてしまったのを       オバケ
腰を抜かしてしまったのを        ユ〜レイ
焼け焦げるとイジケてほとんど成長しなくなる。
焼ける程度なら成長は遅くなるが土佐錦魚度はグンと上がる。
紅茶色程に焼ける準備ができていないと、土佐錦魚度が下がる。
少し生長が遅くなる程に魚を焼く。それが節度ある作りになる。
それでも、土佐錦魚度が上がったままで魚を大きくしたければ、
稚魚の時期には小さくして、生長遺伝子を抑える。

2020.03.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月12日
   
選別思考 3432−70
   
昔の高知では、青みがかった黒が話題で人気になっていた。
だがその魚には、青文や銀魚が掛けられていたことが、のちに判明した。
やはり土佐錦魚の当歳は高茶色に落ち着いた。
当歳で高茶色でも二歳三歳になると普通の保護色に変わる。
我池では、苔が黒目なので黒出目金のような色になってしまう。
親の黒色はそんなものと思っていたが、ある時、薄い色の鉢に入れて数日経つと、真っ黒は褪めて行った。
余談だが、黒色魚保存運動を一人静かに行なっている。
若い頃には早い退色を好んだが、余りにも黒色が少なくなると、
なぜか危機感に
襲われた。[土佐錦魚には黒の部がある]
[高茶色も黒の部になっている]「黒は土佐錦魚の色なのだ」
昔は、八歳まで黒がいた。
風の便りで、南京には南京黒を保存している人がいると聞いた。

2020.03.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月11日
   
選別思考 3431−69
   
今期八月七日気温三十六℃、梅雨明けしてから初めて上面水温が四十一℃に擂り鉢型で上がってくれた。
魚がボーッとしだしたので垂木の日除けをした。
発泡ウレタン保温の鉢では三十九℃なので、日除けなし。
昼頃に未消化の餌が腹に残っていると、熱中症?になる。
暑さ負けをしないように、日が高くなる頃には十分消化できている状態にする。
我池では6時半迄には一回戦を食べ終わる。
朝の一回戦が終わると、魚は消化のために動かず留まる。
あとは、午後のうだる暑さに備える。
陽焼けの始まりの体色は、グレーから高茶色に変わる。
室内飼育や稚魚や日照の少ない梅雨時や日陰の魚は、高茶色になっていない。
高茶色とは、高知の陽に焼けた黒い魚の色。
初めは「何で高知の魚は茶色いんだ」と不思議に感じたが、
日当たりがいいと同じように茶色くなった。
やはり精悍さが違う。

2020.03.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月10日
   
選別思考 3430−68
   
目幅が狭くなる手前で、目下が少し痩けてきたように痩せる。
目下が少し痩けて(こけて)きたら、過酷な陽射しの焼き入れが始まってきたと
感じ取れる。
そこから、上面温度三九℃前後の光線で目幅が狭まり始める。
そのまま続けるか、連日続けるか、或いは上面温度四十℃で、
精悍な顔つきの日本刀のような焼き入れができる。
そこで日除けをしたら、陽射しの過酷を受けられない。
日除けは快適にするためではなく、命の限界を守るためにする。
日除けは魚を止まらせるためと教わった。
その通りだが、高知の溢れる光線が前提の話になる。
限界温度は四十二℃では命を守るために即座に手立てを講じる。
四十二℃では沸くになる。
四十三℃では煮るになる。
過酷温度の上面温度四十℃、底面温度三十八℃で当歳は十分やっていけ
底で苔を突く。
上面温度三九℃では慌てないで喜ぶ。

2020.03.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月09日
   
選別思考 3429−67
   
イジケへの作用の初期では、成長を抑制する作用になっている。
以後は何となく『餌は食べるけどなかなか大きくならないな〜』と、
違和感を感じる。
作りながら大きく育てたいなら、上面温度三十九℃〜四十℃で少しの日除けを
使用すれば、多少の成長への影響で済む。
成長速度を減速しないで目幅を整えることはできない。
多少減速していても、当歳で二歳程の大きさへはもっていける。
土佐錦魚当歳に、高知の二歳以上の大きさを望んでは不可ない。
今期の我池のような少しふやけた当歳へは、まだ光線を浴びせる必要があると
判断した。
だがまだ、それほどの陽射しに恵まれていない。
やっと、上面温度三十八℃、底面温度三十六℃、過酷温度が始まったばかりだ。
それでも少し目下に締まりが現れてきた。

2020.03.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月08日
   
選別思考 3428−66
   
過酷温度は、上面温度三十八℃〜三十九℃迄を高潮としている。
その時の陽射しが、過酷な光線となる。
上面温度四十℃、底面温度三十八℃、危険温度の始まり。
上面温度四十一℃、底面温度三十九℃、危険温度。
光線を浴び続けると悪影響が始まり、イジケへ向かう。
上面温度四十二℃、底面温度四十℃ 限界温度。
上面温度四十℃で光線の悪影響を避けるために、耐えうるだけの日影を提供している。
それでもまだ光線を浴びせる必要があると判断したら、冷たい差し水によって温度は下げても、光線は当て続ける。
上面温度四十一℃は、生きてはいられるが、長時間或いは長期に光線を浴び続けると、イジケへの作用が強まる。

2020.03.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月07日
   
選別思考 3427−65
   
温度(水温)を目安にしているが、陽射しがあることを前提にした、
陽射しによる光線の相乗効果を水温で測っている。
上面温度三十℃で、陽射しがあれば、高茶色変化が始まる。
上面温度三十四℃前後で、削げが始まる。
上面温度三十六℃で、顔の削げが見え、目幅への影響が始まる。
上面温度三十七℃、底面温度三十五℃、過酷温度の中域。
顔の削げが進み、目幅への影響が強まる。
上面温度三十八℃、底面温度三十六℃、過酷温度の中域。
過酷な光線を受け、顔の削げは出来、目幅の変化が始まる。
上面温度三十九℃、底面温度三十七℃ 過酷温度の高域。
光線の影響が高潮に達し、目幅が出来る。
上面温度四十℃、 底面温度三十八℃、過酷温度の限界。
光線の影響が限界に達する。

2020.03.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月06日
   
選別思考 3426−64
   
*光線と温度と丸鉢と角鉢と当歳と親との関係
気温が高くても曇りでは、過酷は半減する。
例えば気温三十六℃でも曇っていると、魚は快適でいる。
そこに陽射しが出ると途端に避難を始める。
その光線を嫌がる限度を実は人間が決めている。
それを[魚の仕付け]と言っている。こんなに温度が上がっては可哀想とか、
餌を食べなるとか心配して、過保護に仕付ける。
土佐錦魚を飼うにしても、先ず当歳や親を観察してみよう。
どの辺りの温度で光線を嫌がるのか。
嫌がりながらも餌を食べているのか。
もう食べる気もなくなり、ひたすら日影を求めるのか。
上面温度三十八℃、底面温度三十六℃で過酷温度は始まるが、
光線を意識しながらも、まだ餌を食べている。
我池ではこの範囲を、好調範囲になるように仕付けている。

2020.03.06(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月05日
   
選別思考 3425−63
   
上面温度三十九℃、底面温度三十七℃で過酷は急に本格化する。
上面温度四十℃、底面温度三十九℃で過酷は最高に発揮する。
上面温度四十一℃、底面温度三十九℃で過酷は限界になる。
陽射しがあると耐えられず四十一℃の水面の影にも寄ってくる。
陽差しは温度も上げているが、光線として魚に作用している。
先ず、光線を浴びてから温度上昇を受ける。
光線を嫌がり日影があると入る。すると温度のみの過酷になる。
光線効果は半減する。日影はたっぷりあっては不可ない。
『顔が太うなる』要するに目幅が狭くならない。
顔が太くて、目幅があり、目先が短く、端瘤が丸く、口が大きく口先が丸く、
顔が何となくつるっとしていると、鯉顔になる。
目幅があり、目先が短く、端瘤が大きく、口が大きく、顔幅が大きいと、
なんとなくカエルに似ているので、カエル顔と言う。

2020.03.05(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月04日
   
選別思考 3424−62
   
イジケの状態では逆に、体色が焦げて黒っぽくなる。
限界過酷の経験は一瞬なのか、一時間なのか、一日なのか。
試しで連日させてしまった。それで過酷によるイジケを知った。
陽射しによる焼きは、射るような陽射しさえあれば、
水温三十℃を超えれば効果が出てくる。
上面温度三十八℃、底面温度三十六℃での直射で、
過酷の焼きが始まる。
だが、その程度の過酷では、魚は泳いだり、餌を探したりしている。
それでもシッカリと過酷効果は生じている。
これなら連日でもイジケない。
あとは陽射しがやってくれるが、将来的に目幅が広がらなくなる過酷の焼けは、
魚の泳ぎを止めるほどの過酷になる。
温度効果と日射効果は、相乗して効果を上げている。

2020.03.04(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月03日
   
選別思考 3423−61
   
体色が焼けて色が褪める、これも異常を現している。
体色が焼けて色が褪めるのは、色変わりした魚に限られる。
黒色魚には焼けが起こらない。高茶色では起こらない。
まてしばし、もしかして高茶色が黒色の焼けた色なのか。
それで、焼けが入ったと言っているのか。
何か高茶色が腑に落ちてきた。
だが、高茶色になったからとて焼き入れが出来たとは言わない。
顔が削げてから焼き入れが始まったと言う。
焼き入れの順序は、
高茶色になって焼き入れの準備ができた。
顔が削げてから焼き入れが始まった。
目幅が狭くなってから、焼き入れが出来たと言う。
高茶色は目当てで、削げは始まりで、目幅で終わる。

2020.03.03(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月02日
   
選別思考 3422−60
   
*過酷(温度)
四十℃で、何らかの対策が必要になる。
上面温度三十九℃なら、三十九℃の上面でも日影を選ぶ。
限界温度四十二℃では、煮られるに等しい。
魚は、煮えるより焼かれる方を先に、異常と察知している。
四十℃時の陽射しで、意識が薄くなる。
曇りでの四十℃では、意識が薄くならない。
煮られるより焼かれる方がより辛いらしい。
光線によっては、深く体内へ達するものと考えられる。
底面温度三十九℃なら両方の過酷を受ける。
四十℃を、何度も期間を長く続けると、イジケてしまう。
焼けによるイジケは、体内の活動に異常をきたす。
まずは生長遺伝子に異常をきたす。
顔が削がれる現象は、それを形に現わしている。

2020.03.02(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月01日
   
選別思考 3421−59
   
*過酷(陽射し)
[陽射しによる過酷]こそが、過酷の極みになる。
過酷には、水温による過酷と、陽射しによる過酷がある。
強烈な陽差しが底にまで届くと、魚は焼かれるに等しい。
立ち上がりのわずかな日影でも、陽除け板が三㎝でも、蓋をする時の桟の影でも、魚は陽射しの過酷から避難する。
避難先の日影が快適であっては、過酷にならない。
上面の日向は四十℃。底面の日向は三十八℃。日影に入ったからとて三十七℃になるわけでもなし、陽射しの焼きからひたすら避難すべく、わずかな避難場所の日影を探す。
日陰がないと避難場所は、底の僅かな低温しかない。
水面近くに立ち上がりの僅かな影、水面近くは四十℃近く、
それなのに日影に集まる。東京の陽射しからでも避難する。
梅雨明け十日は晴れを約束すると言う。
我池では、過酷をできるだけ経験させる。
今期は特に、梅雨明け十日で勝負しなくてはならない。

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