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 11月30日
   
選別思考 3329
   
尾座は、前も後も少し岡形になっていて、平付けのキリッとした感じはないが、
やはり泳ぎが上手い。安定感がある。
単独でみている分にはいいのだが、平付けの良い兄弟と比べてしまうと、
タネにはどうかな、と思ってしまう。
だが、尾座の魚は、みんな綺麗な更紗になっている。
やはり基本は、大阪ランチュウ系となる。
大阪ランチュウ系の体と付きに、リュウキン系の尾がついて、理想の土佐錦魚が
実現できる。
大阪ランチュウ系にはリュウキン系が、徐々に浸透している。
大阪ランチュウ系からの改良が、実現的と言える。
リュウキン系には、大阪ランチュウ系の浸透が余り見られない。
基本を超越したリュウキン系の尾は、雄に限られている。
雌はリュウキン系の丸い体をしていることが見られる。

2019.11.30(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月29日
   
選別思考 3328
   
リュウキン系の超越した尾は、近森系として実現しても、
今のところその尾に、理想の体がついたことがない。
大阪ランチュウ系の理想の体と理想の付きが、野中系として実現しても、
今のところその体に、理想の尾がついたことがない。
久しぶりに出てきた現在進行形の理想の体と付きの当歳とその兄弟の尾が、
どのように変化して行くかを今期は見守っている。
筒付きに締まりがある四半円孤的な背、腰、筒は、一尾だけ。
兄弟は数尾残っているが、筒付きの締まりが少し甘くなっているのが二、三尾と、付きが尾座になっているのが二、三尾。
まるで蘭鋳のようだ。それなら筒付きが、蘭鋳のように良くなってくれてもいいようなものだが、甘さがある。
尾座の甘さと挿しの甘さが、セットになっているとみられる。
その甘さは、蘭鋳より高い挿しがつくっている。

2019.11.29(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月28日
   
選別思考 3327
   
リュウキン系は、戻り反転が発達すると、当然に反転を戻す力が働き、
反転が親骨を前方へ引く力と戻す力が拮抗して、袋は漂えるようになる。
漂う反転は親骨を前方へ引かなくなる。
親骨は、反転を後方へ引かなくなる。
互いの緊張関係から、調和関係になっている。
前の形を、何気なく維持している。
不思議なことに、大きな後も何気なく維持されている。
すると、親骨が弱くなったような印象を受けたりする。
親骨先が反転の一部になっている袖先返りや裄先返りでは、
戻り反転が発達して反転の前進が止んでも、親骨が弱まる気配がない。
親骨そのものが反転の型に参加している。
今度は、親骨先が前進の意志に加わっている。
もはやリュウキン系を脱して土佐錦魚独自になっている。
土佐錦魚の基準を超越している。

2019.11.28(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月27日
   
選別思考 3326
   
リュウキン系では、迫り出しの発達が顕著でない。
金座の水平度がやや甘い傾向にある。
その分、反転の発達がやや早くなる。
親骨が張り出すというより、反転に引っ張られて親骨が出て行く感じさえある。
反転に主導権があるような感じさえを受ける
稚魚の時に、リュウキン系の方が反転を早く大きく見せる。
リュウキン系は、親骨の張りが弱い傾向がある。
リュウキン系は、迫り出しが弱い傾向がある。
リュウキン系は、迫り出しが水平でない傾向にある。
リュウキン系は、縦付けが弱い傾向にある。
リュウキン系は、縦付けが弱い分、前付きへの捻りが弱い。
リュウキン系は、前付きへの捻れが弱い分、付き全体も弱い。
リュウキン系は、親骨と反転が一体的になっている。

2019.11.27(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月26日
   
選別思考 3325
   
水平以下では、うねりによる返りの高さが低いことになる。
前が弱かったり、反転が低かったり、小さかったりする。
迫り出しの発達が顕著な大阪ランチュウ系では、金座の水平度が良い傾向にある。多少弱くても尾座の印象を見せる。
幼魚期から青年期迄尾が小さめで、反転の発達がやや遅くなる。
大阪ランチュウ系では、親骨の張りが強い傾向がある。
大阪ランチュウ系では、迫り出しが強い傾向がある。
大阪ランチュウ系では、尾肩が迫り出しとなる傾向にある。
大阪ランチュウ系では、縦付けが強い傾向にある。
大阪ランチュウ系では、縦付けが強い分、付きへの捻りが強い。
大阪ランチュウ系では、付きへの捻りが強い分、付きも強い。
大阪ランチュウ系では、親骨と反転が一体的になっていない。
大阪ランチュウ系では、親骨と筒支が一体的になっている。

2019.11.26(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月25日
   
選別思考 3324
   
土佐錦魚の金座の前部(前金座)に、筒支の縦付けの重なりが加わったことによって、前金座の縦付けと金座の後部(後金座)の横付け(平付け)との間に、
軋轢(あつれき)が生じた。
軋轢は歪みを生み、歪みは前葉にうねりを与えた。
親骨がどうであろうと、この時既に前葉はうねりを抱えていた。
縦付けが迫り出しの尾肩で横付けになると、歪みのうねりは、
前の付きの金座の根元に溜(た)まって行く。
溜まった歪みは、前金座からの前葉のうねりとなって現れる。
歪みが伝る前の付き(前付き)では、後金座の水平が止める所の前付けの峡条が
うねりの最大値になる。
後金座の後付けの峡条の水平が、うねりを止めたり抑えている。
そのうねりの全ては、節から発している鰭条に現れる。
金座が水平以上の皿付きでは、捻れを抑えきれていない。
前が強過ぎたり、後が煽られて掬ったりする。

2019.11.25(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月24日
   
選別思考 3323
   
親棘条は、元は一棘なので左右二棘へ別れる気は無かった。
たまたま親棘状が、血管棘系だったので別れる破目になった。
親骨が親棘の親骨一棘と親基支二棘の時には、
尾肩も迫り出しもそれなりだった。
筒棘からの棘条が親支の重なりとなって加わった。
迫り出しとなって加わった。
この時に土佐錦魚は、舵鰭を体に組み入れた。
舵鰭を体に組み入れたことによって、筒棘は尾柄としての役目を終え、
尾鰭の親支としての役目へと組した。
血管棘側の尾柄は尾筒となった時に、消滅したことになる。
大阪ランチュウ系として、迫り出しの顕著な尾肩を受け入れた。
リュウキン系として、迫り出しが目立たない尾肩を受け入れた。
大阪ランチュウ系は、顕著な尾肩を受け入れたことによって、顕著な平付けになり、土佐錦魚の金座になった。
リュウキン系は、目立たない尾肩を受け入れたことによって、甘い平付けになったが、大きな土佐錦魚の尾になった。

2019.11.24(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月23日
   
選別思考 3322
   
大阪ランチュウ系では、迫り出しの発達が顕著になる。
尾厚があり、張りがシッカリしている。
当然、迫り出しは良くなり、抑えが良ければ見せどころとなる。
親骨が抑えを見せる分、親骨は反転も抑えている。
反転と親骨は別作用で、一つの作用でないないことになる。
親骨は、むしろ筒支の作用と一体的になっている。
迫り出しとは、一体何からできているのかを思い返してみよう。
尾筒の血管棘から来ている支えによって出来ている。
尾筒(尾柄)は尾の部分であっても、尾鰭ではない。
土佐錦魚の尾筒になる過程で、筒棘は親骨の支えとなった。
では親骨とは、も、思い返してみよう。
親骨は、親棘状の親骨一棘と親基支二棘状の二棘で出来ている。
そこに尾筒の血管棘の筒棘からの親支が重なった。

2019.11.23(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月22日
   
選別思考 3321
   
さて、後の広がり始めの袖元は、弛みになっている。
小さいながらも金座が光り出すと、平付けの付きが見え始め、折り畳みの元の
かすかなシワ(皺)が、袖元の先にできる。
この時期に平付けが良くないと、袖元には折り畳みの元になるシワができず、
もう少し育つまで弛みのままになる。
土佐錦魚の前段階から、土佐錦魚へと歩み始める。
金座の付きが山付きでは、当然親骨は大分斜め下へ出る。
親骨は前方から体を透かして見ると理屈より案外降りて見える。
それでもへの字程で、ハの字程に下がるとハネとされてしまう。
親骨の付け根では、筒支が縦付けになっている。
縦付けが、尾肩で横付けになって迫り出す時に、
縦付けの一番下が尾肩の横付けの位置になる。
縦付けの一番上からだんだん下がっていることになる。
この縦付けの出来て行く行程が土佐錦魚の前の発達行程になる。
縦付けが垂直で、横付けの尾肩が水平なら、捻れは直角になる。
縦付けが垂直で、横付けの尾肩が水平なら、捻れは最大になる。
大阪ランチュウ系では、その捻れのほとんどが親骨に伝わらず、
親骨の根元から付きの金座の前部分の節へと伝わる。
縦付けが良いと、反転の根元からの捻れも良くなる。

2019.11.22(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月21日
   
選別思考 3320
   
親骨が張り始めて、反転が出来始まる。
それは、金座が出来始まることに繋がり、後も広がり始める。
余談だが、この時期に尾筒を太くして置くと、尾筒が太くなった分の付きも広がり、広がった分金座も大きくなる。
普通の大きさの金座でも、尾筒が太くなった分見栄えをする。
やはり余談だが、この時期までに骨格の下地を作って置くと、腰の折れ下りが
大阪ランチュウ系では、迫り出しの発達が顕著になる。
尾厚があり、張りがシッカリしている。
当然、迫り出しは良くなり、抑えが良ければ見せどころとなる。
親骨が抑えを見せる分、親骨は反転も抑えている。
反転と親骨は別作用で、一つの作用でないないことになる。
親骨は、むしろ筒支の作用と一体的になっている。
迫り出しとは、一体何からできているのかを思い返してみよう。
尾筒の血管棘から来ている支えによって出来ている。
尾筒(尾柄)は尾の部分であっても、尾鰭ではない。
土佐錦魚の尾筒になる過程で、筒棘は親骨の支えとなった。
では親骨とは、も、思い返してみよう。
親骨は、親棘状の親骨一棘と親基支二棘状の二棘で出来ている。
そこに尾筒の血管棘の筒棘からの親支が重なった。良くなる可能性が増える。

2019.11.21(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月20日
   
選別思考 3319
   
一段降りていてもその先の鱗が平付けとしたら、後はたとえ甘くても平付けになろうとする働きを伺える。
その段の降り方が丘付けの傾斜に匹敵していたら、鱗の輝きはたとえ僅かでも段付きの方が増し、金座らしさを少しは増す。
金座は、なだらかな付きではない。
尾座を標準扱いしているが、妥協になっている。
なんで妥協するに足りるのか。
稚魚から幼魚での袖元は、弛み(たるみ)から始まっている。
丸鉢をぐるぐる回って、尾茎を育てている時期から、苔をつつき出す時期になると、前を使うようになる。
この時の前を使うとは、幼魚のときに控えめだった親骨を張り始めて、控えめだった反転を使い出すことを言っている。

2019.11.20(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月19日
   
選別思考 3318
   
段有りでも段無しでも丘付け風になっていたら、尾座となる。
尾座は平付けとは異なるので本来は標準以下だが、泳ぐに一番都合良く、
落ち着きがあり、案外貫禄が出て、全てを無難にこなすので、わりと好かれていて標準扱いされている。
標準扱いするにしても、平付けではなく尾座と言う意識を以って事に当たり、
競い合う時には基準より減点の対象にされる。
基本の真っ平らの平付けには敵わない。
一段有る平付けは、程度によって標準範囲。
二段有ると標準以下、他が良く程度が良ければ標準に準じる。
なんで段ができるのだろう。
平付けと尾座との葛藤と考えている。
土佐錦魚は土佐錦魚の平付けになろうと頑張っているのに、尾座が邪魔をしている。その葛藤が段になって現れている。

2019.11.19(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月18日
   
選別思考 3317
   
ちなみに高知(土佐錦魚)では、サシという概念がなかった。
土佐錦魚の用語にも蘭鋳用語が多く使われているように、
土佐錦魚の見方も蘭鋳風が、全国で一人歩きを始めてしまった。
飼い方まで、蘭鋳風に染まりつつある。
土佐錦魚では尾付きを金座と言う。蘭鋳では尾座と言う。
この使い分けは変わることはないだろう。
土佐錦魚の金座が尾座程度なら、どのようになるのだろうか。
土佐錦魚では「丘付け」と呼ばれるのが尾座に該当する。
真っ平らな平付け、段がある平付け、二段ある怪しい平付け、
何で段があっても平付けなのか。
金座の段下の鱗が斜めでなく、平になっているから。
段下の鱗が少し斜めに下がっていたら、平付けにはならない。
段有りでも段無しでも、傾斜があれば丘付けか山付けになる。

2019.11.18(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月17日
   
選別思考 3316
   
現在では、単に「迫り出し」「尾肩」と言われて、前型名で呼ばれることを聞かない。前型の名称は、消え去ろうとしている。
また、比較的新しい呼び名は、東京や各地に土佐錦魚が普及したことによって、
解りやすく名付けられている。
それは主に蘭鋳の呼び名を流用していることが多い。
例えば、現在は当然のように使われている用語の「尾芯」を、高知では「尾筋」
「尾軸」「後骨」と、言うのを聞いている。
「親骨」を「前骨」、尾筒を「尾茎」と人それぞれだった。
約半世紀前頃の話となる。
親骨は、扇(扇子)から来ている。扇の両端の太い骨が親骨、
親骨の間の細い骨は子骨、何となくセンスが良くて解り易すい。
高知へ行って何気なくそう呼んでいると、直ぐに解ったようで、高知の方々も便利に使い出した。

2019.11.17(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月16日
   
選別思考 3315
   
迫り前の一文字は、弓前の一文字より根拠が薄いと感じられる。
それなのに何故、広まっていったのか。
そこには迫り前肯定、弓前否定の気運があったと感じられる。
弓前だけが対象ではなかった。迫り前以外は除外された。
土佐錦魚は迫り前が良いとは、昔から肯定されている。
それでも、他にも親骨型があることは認められていた。
そこに「土佐錦魚は迫り前でなくては不可ない」という意思が、
高知以外から広まりを見せたと感じられる。
一度広まってしまうと、広まるが勝ち、通説となってしまう。
通説となってしまうと、根拠を示す必要がなくなってしまう。
通説となってしまうと、広く信じられてしまう。
信じられてしまうと、他の親骨型は見向きもされなくなる。
土佐錦魚をただ一つの型に決めつけることには、危うさがある。

2019.11.16(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月15日
   
選別思考 3314
   
弓前には並側条が多いこと、尾肩が目立たないことが共通している。
両翼が繋がって見える一文字もそれ程の食い違いとはなっていない。
弓前からの一文字も直返りを特定している。
直返りで、並側条の弓前を一文字と特定している。
異なるところは、迫り前か弓前かになる。
元は弓前を限定していたが、どこかの時点で弓前の限定が外れてしまったとしたら、そこから迫り前の直返りで、並側条が、一文字と呼ばれるようになった、
そんな推理が浮かんでくる。
元は弓前の直返りで、並側条を一文字と特定していが、
どこかで迫り前の直返りで並側条を、一文字と呼んでいた。
弓前の一文字も継承され続けていたために、両者が分立してしまった可能性を
推理できる。

2019.11.15(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月14日
   
選別思考 3313
   
迫り前は、肩が出ている鳥の翼のような感じを受ける。
尾肩までが剛で、尾肩から先が柔で、役割を分けている。
返り型の一文字は、桁返りや、半側条では不可ない。
直返りで、並側条を、一文字と特定している。
その他の条件には触れていない。
幅広の並条は、琉金の幅尾系が土佐錦魚へもたらしている。
並側条も琉金がもたらしたことになる。
琉金の尾肩は、尾肩として取り立てて言うほどのものはなく、
有ったにしても、尾付けに近いところとなり、目立たない。
これは、筒棘が親支として働いてないことを、示している。
支えは親基支のみとなり剛の要素は根元近くであとは柔となる。
土佐錦魚となって親支が働けば、親骨の半ばまでが剛となる。
弓のようなしなりを持ち、どちらの一文字の条件をも満たす。

2019.11.14(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月13日
   
選別思考 3312
   
横並びに見える迫り出しは先頭の尾肩を水切りにして、縦並びによる泳ぎの抵抗を解消している。
弓前には、その尾肩がないように見える。
弓前は、尾肩が角張っていないだけで、すでに捻られた親骨の張り肩で水の抵抗をいなしている。
尾肩の水切りがなくても、効率よく泳げる。
弓前は、グライダーの翼のような感じを受ける。
弓前は、両翼が繋がっているような感じを受ける。
そこが、一文字という呼び名の元になっている。
弓前は、両翼全体がしなっている。
泳ぎの抵抗に、しなやかに順応(じゅんのう)する。
張りと抑えが、そして剛と柔が共存して、抵抗をいなしている。

2019.11.13(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月12日
   
選別思考 3311
   
反転は、鰭条のどこから始まっているのだろうか。
鰭条でも桁返りの側条は反転とは言えない。親骨に属している。
直返りの側条は、反転に属している。
どっちにしても鰭条は反転を形作っているに過ぎない。
反転の発信元は、鰭条の節になる。
金座の末端に隠れている節が、鰭条の反転を発信している。
節は、縦並びの鰭棘から、影響を受けている。
尾付部の金座は平付けに留まり、前葉の節から始まる鰭条の根元から、
反転のうねりは現れる。
縦並びの支え部と横並びの鰭条部の繋がりが、歪みを生み出す。
繋がりの歪みが、横並びの鰭条の節にうねりを与える。
うねりは前葉の根元全体に渡り、前葉に反転を与える。
うねりが強いほど、尾が大きいほど、返りは大波となる。

2019.11.12(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月11日
   
選別思考 3310

桁返りの並側条の尾肩先も、ほぼ水平状態となっている。
桁返りの並側条の尾肩先は、反転に吊られた返りも見せている。
これは、並側条では続く並条との繋がりが自然となり、並条の反転の吊れが並側条へおよびやすいと考えられる。
迫り前でも直返りは並側条に多く見られ、側条と並条の間は自然な繋がりとなり、折れるような反転は甘くなる。
並条の側条は、親骨先へ行くほど、ほぼ水平を保ちにくくなる。
並条の桁返りは、だんだん直返りに近くなる傾向がある。
並条の桁返りは、中途半端な直返りになることがある。
並条の桁返りが保持されると、二桁返り的な印象になる。
桁返りと直返りは、反転と親骨との繋がり方ということになる。
桁返りの反転は、親骨先や尾肩先から始まっていないことが見てとれる。
反転は付き元から鰭条へ伝わっている。
2019.11.11(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月10日
   
選別思考 3309
   
親骨の支え部はほぼ直角からほぼ水平に捻れていることになる。
この捻れが、反転を生み出したと考えている。
はて、その捻れがどうして反転を生み出すのか。
尾肩がほぼ水平なら、尾肩先もほぼ水平と考えられる。
親骨と一体的な桁返りの側条は、ほぼ水平状態を見せている。
桁返りの半側条は、ほぼ水平を親骨と共に尾先まで保っている。
半側条に続く並条が、折れるように反転を始めている。
親骨が反転に影響していないことは、確かに見える。
半側条がほぼ水平なことから、親骨に捻れがないことも見える。
ほぼ水平な一桁が親骨についていることから、桁返りと呼ぶ。
折れるように繋がっている側条と並条は、尾皿付近で収束する。
桁返りの折れるような繋がりは、半側条でハッキリとしている。
桁返りの折れるような繋がりは、並側条では甘くなっている。

2019.11.10(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月09日
   
選別思考 3308
   
例えば、迫り前(迫り出し)と弓前(一文字)は、前型の前の字がついていても、親骨型の要素が強い。
迫り出しと一文字は、親骨型であり親支の在り方を示している。
親骨と親基支と親支は、ほぼ水平な尾皿とほぼ直角になる。
直角に出ているのであれば縦並びになるので、上見からでは、迫り出しは見えないはず。
それなのに上見から、迫り出しをハッキリ見ることが出来る。
何故見えるのか。
尾肩では、棘条が横並びになっているから見える。
上見で、迫り出している尾肩(迫り出しの頂点の肩)から、迫り出しの根元の
尾皿へと見て行くと、迫り出しは収束する。
横並びから縦並になるから、収束しているように見える。
尾皿付近では、ほぼ直角で縦並びに出ている支え部が、
尾肩付近では、ほぼ水平で横並びに向いていることになる。

2019.11.09(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月08日
   
選別思考 3307
   
巾着返りの雌型にはリュウキン系が現れ易く、体が大きくなり、反転も大きく柔らかめで、親骨が収まりにくい。
雄型には大阪ランチュウ系が現れ易く、硬めで収まりにくい。
どっちにしても親骨が収まりにくいので、敬遠されてしまう。
巾着返りは、根気よく待ったり、挙げ前気味に作りを施し、標準へと直せる素質を活かしたり、それ迄の作りを楽しんだりする人に向いている。
高知の先達は、わきまえて飼育していた。
深前を上げることは望めなく、挙げ前を下げることも望めない。
よってハネられ、育てられず、種(たね)にされない。
その点、巾着返りは面白い。でも難しい。
挙げ前にしないように、跳ね前にしないように作る。
失敗すると反転の大きめの海老前になりかねない。

2019.11.08(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月07日
   
選別思考 3306
   
例えば、迫り前の巾着返りは、巾着返りの標準に収まる魚は稀になる。
袖元からの逆上がりで、ほとんどが挙げ前気味や衣紋掛けから始まることが多く、成熟と共に抑えが出来てくることで形が整う。
そんな魚の親骨が標準に収まっても、反転は袖口返りから袖元返りの経路となり、挙げている感じを拭えない。
それは、反転の形成が先んじていることから起こる。
それでも筒の折れ下りが多少なりとも良くて、立ちがなければ、均整がとれる。
立ちがあると浮力を受けてしまうのか。
浮力とは、実質的には抑えなのか。抑えとの均衡なのか。
そんな返り方でも、両手で一杯に広がった舞扇(まいおおぎ)を揺らしている感じが独特で、愛らしい土佐錦魚の一型になる。
挙げ前気味でも、先行きを見る人は様子を見てくれる。

2019.11.07(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月06日
   
選別思考 3305
   
平付けや反転には、浮力があるとは何となく感じられる。
だがそれは漂うような柔らかい尾には有効と感じられる。
一番の効力は、魚が均整を保とうとする活力ではないだろうか。
その活力が、先返りでは尾先から働いている。
その活力が、迫り前では尾元から働いている。
迫り前では、反転が鰭棘と鰭条の関係から、尾元に生まれる。
先返りでは、尾元からと、親骨からの尾先とに生まれる。
迫り前では、尾元から尾先へと反転が形成される。
迫り前の桁返りでは、親骨と反転の作用は分離されている。
先返りでは、親骨と反転の作用が一体的になっている。
先返りでは、親骨先が反転の一部のような感じさえ受ける。
例えば、尾芯が元では少し上がり、先では少し下がって弧を形成する、
尾芯の上下の曲がりの[弧芯]では下りが浮力の抑えになっている。

2019.11.06(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月05日
   
選別思考 3304
   
浮力があるとしたら、どれほどの浮力なのか。
現在垂れている尾を上げる程ではない。
その人は、下がった尾には浮きをつけて、上げておけば治ると言っていた。
釣り糸に浮きをつけて尾芯に結ぶと。
東京に帰ってからやってみた。そうそう結べるものではない。
第一、下がりを上げるに見合った浮きなんてない。
一番軽いのを選んで数尾失敗して、何とかやっと結べた。
そんなのをつけられた魚の方は、じっとしている訳がない。
泳ぎを制限されたので余計に泳ぐ。
すると結び目から尾が裂けて、尾先へと外れてしまった。
今度はおとなしい魚を選んで、再度やってみた。
すると、結び目から尾芯が折れたり、傷んだりしてしまった。
仮にうまく浮きを付けられても下がった尾が治るとは思えない。

2019.11.05(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月04日
   
選別思考 3303
   
さて、例えば大阪ランチュウ系の傾向として、標準値の親骨が成熟と共に強くなり、衣紋掛けや挙げ前気味になる傾向がある。
大阪ランチュウ系の傾向は、成熟までは張りが強くなる。
老年期になるとやはり弱り始める。
リュウキン系の傾向は、成熟に連れて張りは弱くなる。
老年期になると更に弱くなる。
ところが、浅前や先返りは、親骨先の下がり加減が少ないせいか、弱まり具合がなだらかになっている。
浅前はシッカリした付きをしているので想像できるが、先返りは大きい尾なのに、薄くて透けそうなのに、しぼみそうで萎まず、たれそうで垂れず、
ふわふわ浮いている感じさえする。
何でだろう。初めから浮こうとしているからではと考えている。
平付けの尾には、浮力があると言っていた人が昔、高知にいた。

2019.11.04(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月03日
   
選別思考 3302
   
衣偏がつく「袖先返り」と「裄先返り」は、弓前となる。
衣偏がついていない前先返りは、衣偏より劣るのか、それとも二者混合の可能性を秘めているのか。
それとも先返りや弓前は、二者択一で切り捨てられるのか。
ひょっとすると、切り捨てられる中に一文字擬きも入るのか。
ひょっとすると、直返りも理屈的には入るのかも知れない。
ひょっとすると、シッカリした桁返りが前としては最高なのか。
すると、直返りの親が捨てられて子が台頭するのかも知れない。
すると、二桁返りが、ハネ扱いから浮上する可能性が出てくる。
そんな事態になれば、軽いツマミも、浮上するかも知れない。
ツマミによる三つ尾も、ハネ扱いから浮上するかも知れない。
木偏の桁返り(けたがえり)とは同じ行きの字がついているので紛らわしい。
裄先返り(ゆきさきがえり)には先がついていて、桁にはついていないので、
注意して読み分けている。

2019.11.03(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月02日
   
選別思考 3301
   
親骨の付け根から裄先が返り始まる迄の間は、弓張りからの弓なりが抑えている。良く抑えられると不思議な感じを抱かせる。
親骨全体が、ごく緩やかなS字を描いている。
反転は、裄先を引き込んでいる分大きくなる。
返りは裄先から出ているので裄先の曲がりは袖口を大きくする。
袖口は大きくなるが、その分戻り反転が大きくなる。
親骨先が下へ向いていない分戻り反転は高くなる。
戻り反転が大きく高くなると、羽衣風になってゆく。
袖口の開き難い前先返りの方が、袋のできる可能性が高くなるはずだが、
今度は袋が小さくなる。
平付けが良くて大きな金座の裄先返りを見たことがない。
だが、尾の型を取るか、尾付きを取るかの二者択一ではない。
二者両立になる。

2019.11.02(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月01日
   
選別思考 3300
   
*[袖先返り(そでさきがえり)]
弓前の親骨先を[袖先]と言い、峡条の位置は[袖元]と言う。
迫り前の親骨先は、[袖先]ということは少なく、[前先]や親骨先と言い、
峡条の位置は弓前と同様に[袖元]と言う。
袖先返りは、親骨の捻れによって、袖先から反転が始まる。
迫り前は、棘条の縦付きからの歪みが付き元へ伝わり、そのうねりが袖元へ伝わり、付き元、袖元から反転が始まる。
弓前も基本的には、付き元のうねりから反転は始まっているが、その上に親骨の
捻れ(ねじれ)からの反転が加わっている。
袖先返りと裄先返りは、その上に親骨先が反転に加わっている。
一文字は、袖先返りが現れやすい。
仮に、迫り前擬きの一文字が現れたとすれば、前先返りになる。
袖先返りの稚魚の最初の選別時では、尾肩や張りを感じるが、じきに、
流れていると感じられるほどに前の張が弱くなり、親骨が長く感じられる。
次第に親骨先を後ろに巻いて泳ぐように見えることもある。
典型的な弓前と迫り前とは最初っから遺伝子が異なっている。
典型的なリュウキン系の始まりは早い。

2019.11.01(Fri)  土佐錦魚TOP

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