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 07月31日
   
選別思考 3207
   
背鰭の鋸目のついた棘条は、白化をしている。
背鰭の鋸目のついた棘条の支えは、白化をしていない。
一度白化した骨が、また戻るのだろうか。可能性は十分にある。
その可能性は、白化をしていない棘条の支えがもたらしている。
それは血管棘の作用とは異なっている。
神経棘の作用、否、神経膜からの作用になっている。
鋸目のついた棘条とその支えは、神経膜から始まっている。
神経膜と神経棘から始まることには、どんな違いがあるのか。
はて、背鰭は神経棘から直接始まってはいない。
神経棘と神経棘の間から始まっている。
背鰭の棘条の背帯(担鰭骨の発展型)は、神経膜に届いている。
背鰭の鰭条の担鰭骨は、神経膜に届いていない。
背鰭の後方になる程担鰭骨は短くなり、神経棘の先に近くなる。

2019.07.31(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月30日
   
選別思考 3206
   
鰭始めは軟棘条の要素を持っている。
そうとするなら、背鰭の鰭始めも軟棘条を持っているのか。
尾筋が軟棘条の要素を持っていないのなら、背鰭も持っていないとできるのか。
この課題には、何度か挑戦している。
その違いは、棘条と鰭条の間に条間膜の有無になっている。
背鰭の鰭始めの棘条と鰭条の間には条間膜がある。
尾芯の棘条と鰭条(側条)の間には条間膜がない。
背鰭の鰭条は、独立的と言える。
骨化の進んだ棘条は、条間膜がないと鰭条と繋がれない。
独立的な棘条には、鰭条との繋がりに軟棘条が必要になる。
それは軟棘条ではなく、背鰭独自の軟棘条もどきかも知れない。
背鰭の棘条は、成熟が進むと軟骨化するのを見ている。
その軟骨化は、背鰭の棘条の支えからの作用と考えている。

2019.07.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月29日
   
選別思考 3205
   
土佐錦魚の後葉は、尾筋に沿って側条が出ている。
側条が、棘条と鰭条の連結を手伝っていることになる。
並条は、棘条と鰭条の連結を手伝っていいないことになるのか。
いや、互いが主張して折り合いをつけている。
側条のように馴染んでいないだけで、繋がりを持っている。
棘条が神経棘を主張しているのが尾筋で、
鰭条が血管棘を主張しているのが尾芯になる。
棘条のないアルビノの奇形を一度見たことがある。
二歳まで生きられなかった。
薄布のマントのようにゆらゆらさせているだけだった。
鰭条の主張は、条によって保たれている。
条によって鰭が形成されて鰭条となり、鰭始めの棘によって保たれ、
鰭終いの峡条によって括られて鰭になる。
尾芯は、鰭棘と鰭条が血管棘で一体的だが、尾筋は神経棘なので鰭条とは
一線を画している。

2019.07.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月28日
   
選別思考 3204
   
血管棘系の胸鰭の鰭終いの尾先には、丸みがある。
血管棘系でも連結した尾鰭の峡条の尾先には、丸みがない。
連結していると鰭終いではないことになる。
一旦連結すると鰭終いだけでなく、鮒尾では機能が広範になり広条より
活躍している。
土佐錦魚では尾筋と峡条が硬くなり間の後葉の自由度を広げた。
硬い峡条が後葉の平付けを可能にして、紅葉を精一杯広げた。
系前葉の峡条は、柔らかく精一杯展開することができた。
土佐錦魚の鰭終いが連結している峡条は、尾の要になっている。
目立たない存在であり、固定的でありながら、躍動している。
峡条に棘条がないことで変化をしやすくなっている。
棘条の連結は専ら鰭条とすることになり、鰭条は棘条との兼ね合いで
多彩に変化してしまう。

2019.07.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月27日
   
選別思考 3203
   
尾筋なのに鰭条と尾筋が馴染んでいることになる。
棘条主導で鰭条の自由度が高くなると幅尾系は並側条傾向だが、
長尾系は半側条と尾筋とが馴染んでいることになる。
その混ざり合いが土佐錦魚には起こっている
では、袋尾はどうなっているのだろうか。
棘条主導とは思えず、鰭条主導としか言えない。
桜の手術をすると、袋尾になってしまうことがままある。
摘んだ先の棘条が伸びずに、鰭条が伸びてしまうことがある。
摘んだ先が例え袋でも桜ではなく三つ尾になれば、鰭条の元々は三つ尾と言える。三つ尾の鰭条が主導権を奪ったことになる。
主導権を奪われた棘条が、置いて行かれたと見ることができる。
半側条は棘条と馴染んでいる分、置いて行かれる可能性が並側条より低いが、
それでも尾先の作用は、いつ変わるか解らない。

2019.07.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月26日
   
選別思考 3202
   
並側条の時に、鰭条の影響が強いと尾筋が影響を受けてしまいV字型の桜に
なり、鰭条の影響が弱いと三つ尾になるのか。
その辺は微妙で、当歳ではシッカリした尾筋と見られた魚が、二歳の夏には桜に
なったことがある。
要するに、尾筋も尾芯も作用的な成り立ちとなっているところから、不安定を
生じさせるのではないだろうか。
今期の三つ尾の三角尾的な尾先に一ミリ程の袋状を二尾見つけた。
花笠的な尾にも袋ができるのかと意表を突かれた。
奇妙な出来事は、それこそDNAの仕業なのかも知れない。
尾筋では神経棘の棘条が、鰭条と割と上手く折り合っている。
特に半側条の尾筋では、棘条と鰭条が良く折り合っている。
逆に言うと、鰭条に上手く乗せてもらっている。
半側条は、基本的に棘条と鰭条が一連的に繋がっている。

2019.07.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月25日
   
選別思考 3201
   
尾筋も尾芯も棘条だから、結局は棘条主導ということが言える。
血管棘系の棘条の尾芯は、全面的に主導している。
尾芯は背鰭が有っても神経棘との連携が弱いので、
体も尾も関連なく変化しやすい。
例えば、蘭鋳のように背鰭が欠損しても、尾は自立している。
逆に背鰭があっても、ヂキンのように孔雀尾になったりする。
背筋と尾筋が神経棘系で一連となっている尾筋では、このような変化が起こり難い。と言ってもV字型の桜が起こっていた。
V字型の桜は、半側条に起こったのか、並側条に起こったのか。
早速屋上へ見に行った。並側条だった。これをどう考えるか。
鰭条の元々は、鮒のような尾先に丸みを持つ桜と考えられる。
それを背筋が三つ尾に誘導しているとすれば、桜の軟条から背筋が影響を受けて
桜状になった時、V字型の桜が発生したのか。

2019.07.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月24日
   
選別思考 3200
   
尾筋の確率は、大阪ランチュウ系の方が高いと推測できる。
鮒尾や摘みや尾芯太が多かったことを、その傾向と捉えられる。
今残っている稚魚は、その傾向の残り1%の良型になる。
もしかすると桜ばかりの年も、裏返せば似たような現象なのか。
大阪ランチュウ系を神経棘系の尾筋方向としたとき、土佐錦魚に掛けられたその
他の種は、血管棘系の桜方向と言える。
概して桜の多いときは、尾の開きが良くて鮒尾が少ない。
自然な成り行きのように、摘みや尾芯太も少なくなる。
鮒尾が一尾も出ない経験もしているが、桜率の高い傾向を見る。
最初の選別の時、開きの悪さを見て多少開いている20%を拾い、
その半分をツマミ等で捨てて、癖でハネたら全体の2%がその時点で残った。
それが尾筋の三つ尾ばかり、半分は素直さを持っていて、半分は個性的で、
その差が激しい。

2019.07.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月23日
   
選別思考 3199
   
Vの字型の深い桜が治ったということは、Vの字型の深い桜を取り除いた後では、Vの字にするDNAの働きが行われずに、元々の三つ尾の尾筋の遺伝子が
働いたと考えれば良いのか。
遺伝子は元々で、その働きはDNA次第ということなのか。
先祖帰りをする遺伝子は元々あったが、DNAの作用がそれを何かの理由で阻んでいたとすれば良いのか。
今期一斉に、ほとんど桜が出なかった出来事は、血が極端に濃かったせいか、
気候の問題か。その重なりか。その他か。
なんらかの要因で、突然三つ尾のDNAが働いたことになる。
どれにしても、長く携わっていればこその面白い経験となる。
三つ尾や三角尾は、大阪蘭鋳由来と考えられる。
昔は三角尾が結構出ていた。しかも極端な形で出ていた。
桜尾は土佐錦魚に掛けられたその他の種、由来と考えられる。
それを土佐錦魚の尾筋にしたのは、土佐錦魚独自となる。

2019.07.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月22日
   
選別思考 3198
   
現存の二歳で尾筋なのに、尾筋様の桜になったのがいた。
実験のために、ハネないで育てている。
これも尾筋の変則的な現れと感じられる。
尾筋様の桜には軟棘条がない。
桜の縁(へり)は細い尾筋のようにハッキリ閉じられている。
尾筋の先三分の一程まで、Vの字型の深い桜になっていた。
試しに手術をしたら、尾筋が伸びてほとんど三つ尾になった。
Vの字型の深い桜に、どうしてなっていたのだろうか。
Vの字型の深い桜が、本来の遺伝子なのか。
それとも手術で復活した三つ尾が、本来の遺伝子なのか。
先日テレビで遺伝子はDNAの20%程しかないと言っていた。
残りの80%は、遺伝子ではないDNAということになる。
なんとなく理解できないのだが、仮に尾筋で三つ尾の遺伝子を、
DNAの働きでVの字型の深い桜にしていたということなのか。

2019.07.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月21日

   
選別思考 3197  
   
半世紀前に養魚業をやっていた矢野さんが送り出した特徴も見ることができた。
半世紀前の系統が我池で続いていた。
このようなことを、先祖帰りと高知の人は言っていた。
たまに魚によって出ることはあっても、全体的に起こることは初めての経験となる。この先何年続けられるかわからない中で、いい経験ができた。
素直な型と粗い型が入り混じっている。
近森系が十二腹残り、典型的な野中系は残念ながら一腹だけ。
野中系は会用に二尾、種用に四尾、近森系は百尾は残る。
幸いなことに、どれも三つ尾や三角尾になり変わっている。
桜ばっかりが出た年は幾年もあったが、三つ尾の尾筋ばかりの年は
初めての経験となる。
その代わり半側条が多いのではと、贅沢な危惧が残る。
我池の血の濃さを払拭して、再出発させてくれるかもしれない。



2019.07.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月20日
   
選別思考 3196
   
その現れの違いは、尾芯先に軟棘条が現れているか否かになる。
軟棘条が現れていると、尾芯方向になり桜や四つ尾方向となる。
軟棘条が現れていないと、尾筋方向になり、三つ尾方向となる。
だが、鰭条は軟条になっている。
どこから、どんな強さで神経棘の影響を血管棘の軟条へ受け渡しているか、
その度合いによって尾形が決まってくると思える。
ところが今季は、採卵が不調で産みが悪かったり、
夜明けには産み終わっていたりすることが多かった。
受精率は変わららなかったので採卵の遅刻か、気候の問題なのか、
判断がつかない。
採卵数が少ない上に鮒尾が多く半分諦め模様だったが、
育つに連れて殆ど桜が出ていないことに気がついた。
その殆どが尾筋で、三角尾の花笠がいたり、その花笠が半世紀を経て、
尾幅を得ていたり、魚体も半世紀前に見覚えがあった。

2019.07.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月19日
   
選別思考 3195
   
背鰭の峡条の鰭終いの鰭先と、背鰭の棘条の鰭始めからの鰭先は一連の神経棘で
繋がっているので、問題が起きづらい。
尾鰭の前葉の峡条と棘条からの尾先は、血管棘同士になる。
だが、後葉の棘条の尾筋は、背鰭と同系の神経棘になっている。
すると、背鰭と同様になる尾鰭の尾筋先の花切れや小さなクビレを、
神経棘同士の現れと捉えることができる。
尾鰭の花切れや小さなクビレを神経棘の影響と捉えて見ると、
神経棘の影響が半側条の時に、尾筋先は花切れの唐傘になる。
神経棘の影響が並側条の時に、小さなクビレの唐傘になる。
神経棘の影響が少し弱い時に、唐傘に朝顔が顔を覗かせる。
神経棘の影響が強い程、影響は尾先から伝わり坊主へ近づく。
神経棘の影響が強くて変則的だと、花笠へ近づく。
神経棘の影響が弱い程、血管棘系になる程に、桜へ近づく。
その度合いによって、半側条も、並側条も、花切れも、唐傘も、朝顔も、
坊主も、花笠も、桜までをも、説明することができる。

2019.07.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月18日
   
選別思考 3194
   
花切れと桜とに異なっていても、鰭終いの峡条が二条で狭くて短いことには
変わりない。
では、尾鰭の峡条はどうなっているのか。
もうなんども触れているが、鮒尾の上葉と下葉が繋がっていて、
峡条はその繋がりになっている。
鮒尾離れの少ない開き尾では、峡条の条間膜の開閉が大きく、
広条の条間膜の開閉は少ない。
動きとしては、峡条と広条が逆になっている。
土佐錦魚では、峡条に硬さが加わる。
広条は開きっぱなし、峡条は閉じっぱなしで、動きが止まる。
峡条と言う呼び名は、土佐錦魚に応じて名付けられている。
土佐錦魚の峡条は繋ぎだけでなく抑えと引き締めになっている。
土佐錦魚の尾の要になっている。
もう一つには、尾の形の基準的な役割にもなっている。

2019.07.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月17日
   
選別思考 3193
   
この場合の鰭は、胸鰭と腹鰭、強いては舵鰭も入る。
では、背鰭の鰭終いはどうなっているのか。
すぐ屋上へ上がれば、何十尾でも見て確かめることができる。
桜尾、三つ尾の区別なく、殆どの魚に大きな丸みはなかった。
三つ尾の先型でいうと花切れの逆状態で僅かな山になっている。
背鰭始めは、多少の曲がりはあっても弧になっていない。
背鰭自体が背形的な孤になり、背鰭終いへ短くなって、
尖っていないだけで自然な背鰭終いの丸みになっている。
胸鰭と腹鰭は、桜的な大きな丸みで、血管棘系になっている。
背鰭は、丸みを感じさせない、神経棘系になっている。
神経棘の作用なら、丸みがないか小さな丸みになる。
血管棘の作用なら、丸みがあり、桜的な丸みになる。
尾鰭ではこれを、尾芯の桜と、尾筋の三つ尾に当てはめられる。
以前にも確かめているが、その度に確信へと近づいて行く。

2019.07.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月16日
   
選別思考 3192
   
鰭終いの峡条は、鰭を完全に閉じている。
太くはないが線が見える。
だが尾筋先には軟棘条がない。軟条が閉じて線になっている。
鰭終いは、程良く丈夫になるように二条になっている。
一条分程度のところに二条入っている。間には条間膜もある。
その細条一条の横の縁が閉じる役目になっている。
鰭終いの細条の先には丸みがある。
その丸みが尾先の閉じを円滑に進め、泳ぎ易くもしている。
だが、尾先は細条の先と膜が閉じただけなので、
キッチリとした線にはなっていない。
線に見えるのは体色がそう見せている。
鰭終いには線があった。では、鰭始めには線があるのか。
鰭始めには軟棘条と続く線がある。
鮒尾型には、鰭終いのように鰭始めの先にも丸みがある。
やはり閉じと泳ぎを円滑にしている。

2019.07.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月15日
   
選別思考 3191
   
血管棘系の桜尾が原型となっている尾芯は、桜尾へ戻りたがる。
尾芯先を丸めたがる。四つ尾へ進みたがる。
それは、尾芯先と尾先とに、馴染みがあると感じられる。
自然な繋がりが桜という、先型になっている。
それを、鮒離れが中途半端と言っている。
神経棘系の尾筋は、尾筋としての先型を持っていない。
よって三つ尾としての尾形の邪魔をしていない。
尾先と自然に繋がっていない。尾先とは馴染みがない。
何気なく、なんとなく尾先と繋がっている。
そこには繋ぎとしての軟棘条がない。
尾先を閉じたところと上手く繋がっていることになる。
並条の尾先を凝視すると、線で閉じたようには見えない。
鰭はどんな風に閉じているのだろうか。

2019.07.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月14日
   
選別思考 3190
   
それによって、隣の並条の発達迄が妨げられているのだろうか。
やはり、土佐錦魚としては、別物の印象がある。
尾筋先は、棘条の尾筋と鰭条の形との結び付き方になる。
もっと端的に言うと、尾筋先の形は鰭条の形になる。
それは、鰭条の形に尾筋が載っている様に見せている。
尾筋と鰭条は、切っても切れない結びつきとなるが、その干渉度合いが少ない程、土佐錦魚の三つ尾を維持発展させていると考えてきた。三つ尾の理想の発展形態と捉えている。
だが花笠には、半側条と棘条との結びつきは切っても切れない系統を、再考させる不思議な強さがある。
鰭棘が主導している尾形からも、理想の発展形態が望めるのか。
神経棘系の尾筋が三つ尾に寄与しているところは、尾先への干渉が少ないところにある。尾形が、長い尾筋を受け入れ易い。

2019.07.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月13日
   
選別思考 3189
   
土佐錦魚はすべからく、成長すると土佐錦魚度が徐々に増す。
尾筋と親骨はシッカリして長く尾厚もあるが、それがかえって災いしてか反転の
発達は遅い。
尾筋が長いので幅尾系でなく長尾系の印象となるが、長さは棘条に偏っていて、
逆に先幅に物足りなさを与えてしまう。
だが、尾筋で苦労している人には、これも貴重な種魚になる。
この型を見ていると、尾筋の棘条と鰭条の側条が分離的とは考えられない。
尾筋と側条が一体的になっているとしか見えない。
花笠と尾筋は血管棘的で尾芯的とも受け取れる。
血管棘系の平付けと、尾厚と、頑丈な尾芯は、大阪蘭鋳が御膳立てしてくれた。
琉金は尾を大きくして弱くしただけとすれば、
尾芯は頑丈なままの血管棘系となる。
それとも、側条までに神経棘の作用が及んでいるのか。

2019.07.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月12日
   
選別思考 3188
   
*花笠       半側条
大阪ランチュウ系の原形的で、尖り尾的で、尾筋先に桜の弧とは違った小さな丸みを持っていて半側条の典型と言える。
尾筋先の小さな丸みは成長するが、直線的な直条の半側条で、半側条以上には広がることを見せない。
尾幅があっても、尾筋の長さばかりが目立ってしまう。
尾長は花笠より長くなることはなく、花笠が尖って見えること
から尾形は尖り尾とか三角尾と呼ばれている。
尾筋先には丸みがあり、花切れに対抗して、花笠と呼ばれる。
土佐錦魚の尾としても風変わりな印象があり、味や品の対象にはならず、変わりもので面白さがある。
花笠があるのに強烈な三つ尾感があり品評会でも三つ尾で通る。
これ以上尾筋がシッカリした型を見たことがなく、良否ではなく、尾筋と尾筋先を語る時には欠かすことができない。

2019.07.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月11日
   
選別思考 3187
   
*坊主  半側条
完全な三つ尾は、坊主型しかない。
それなのに基本的尾筋と、尾筋だけは認められているが、尾形は淋しい。
坊主は尾筋先に割れが無く、尾先全体が丸いので坊主頭に形容される。
条幅が狭いので尾幅が狭く、尾先に波は立たない。
飼っていて詰まらないが、筋はシッカリしていて、尾筋の長さがあり、
尾厚があり、平付けの可能性が高く、全体的に手堅い。
育てば尾幅はそれなりに広くなり、尾筋先にも僅かな割れ生じる時があり、
すると土佐錦魚度が急に上がる。
五歳と八歳で化けたことがあるので、我慢して育てることができる人向きとなる。いきなり化けるので当歳の面影は無くなる。
楽しんで飼うと言うより、種魚には貴重な存在となる。
だが、主たる系統にはならず、誰しもが楽しめる型ではない。
だが、桜尾排他や三つ尾至上の品評会にはもってこいとなる。

2019.07.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月10日
   
選別思考 3186
   
*唐傘(唐傘三つ尾の並側条)基本型
並条の波打ちが唐傘模様を連想させることから唐傘と呼ばれた。
並側条の唐傘三つ尾が花切れ様を保っていることは割と少ない。
側条が並側条になると尾筋先にわずかな切れ込みが生ずる。
その僅かな切れ込みが華やかさを増すことで基本型とされた。
並側条が成熟しても花切れ状態を保てれば、三つ尾を魅せつけるが、
成熟と共に花切れは保てなく、僅かな切れ込みが生ずる。
すると三つ尾なのに、尾筋先に物足りなさを感じさせる。
その違和感を僅かな切れ込みが華やかさに変える。
少し成熟すると、尾先は朝顔に準じて綺麗に波うつ。
成熟すると、朝顔が顔を見せてくる感じを受ける。
土佐錦魚の三つ尾の代表型と言える。
幅尾系で朝顔が発達する代わりに、大振袖、袋や羽衣にもなる。

2019.07.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月09日
   
選別思考 3185
   
*花切れ(唐傘三つ尾の半側条)
半側条の花切れは、唐傘型の隣の並条を狭くしただけで丸みが全くなく、
むしろ唐傘の凹み感を見せている。
咲いた花弁の丸みを切り取った印象なので、花切れと呼ばれた。
一見で三つ尾と見分けることができるが、坊主程ではない。
花切れを三つ尾ではないという人もいるかも知れない。
もし三つ尾ではないとしたら、三つ尾は坊主しかいなくなる。
坊主三つ尾は殺風景で味気がない。
花切れには唐傘の片鱗があるので、半側条でもまだ味気がある。
花切れは、唐傘をもつ尾形の半側条の三つ尾になる。
花切れの半側条は、三つ尾の標準型と言える。
花切れの半側条の三つ尾には、無理のない自然感がある。
逆に言うと、半側条には鮒離れを仕切れていない名残りがある。

2019.07.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月08日
   
選別思考 3184
   
その幅と長さと波打ちが、尾筋を短く感じさせる。
それが坊主三つ尾至上の目には、桜に映る。
何度、この懸念に触れたか思い出せない程折を見て書いている。
朝顔は、出現率が低く、滅多に見られない系統となっている。
朝顔型の並側条を土佐錦魚の理想の尾形と認識していないと、小さい時に桜と
間違えてハネ易く絶えるのではと懸念している。
土佐錦魚の理想実現には欠かせない系統となっている。
朝顔型の並側条の尾筋を少し伸ばせば、誰の目にも異存のない土佐錦魚の理想の
尾型が完成することになる。
尾を大きくするか、尾筋を伸ばすかの選択を、朝顔は尾を大きくする方を選んだ。坊主三つ尾は、尾筋を伸ばす方を選んだ。
中間だったら良いのか。それが並側条の唐傘三つ尾になる。
だがやっぱり、朝顔にはかなわない。

2019.07.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月07日
   
選別思考 3183
   
*朝顔  並側条(朝顔三つ尾)(横S字型)理想型
朝顔型の並側条の広葉は、尾幅を最大限に広げることができ、波うち模様は、
波頭が大きくたって崩れ落ちる浮世絵ほどではないが波頭が被さり加減になり、
土佐錦魚の尾の究極に至る。
土佐錦魚の醍醐味を見せつけ、羨望の的となる。
坊主三つ尾では、到底足下にも及ばない華麗さとなる。
なのに、坊主三つ尾にはない問題を抱えている。
桔梗の花弁を大きく横に広げた様な尾筋先の横S字型になる。
並側条の尾筋先型も朝顔の特徴として尾筋先型も朝顔型になる。
朝顔型は、常に尾先が尾筋より尖って長い。
並側条は、その幅が半側条より倍ほど広い。
並側条は、その長さが半側条より離れて長い。
並側条は、尾幅も尾長も波打ちも尾筋先から広がりを始める。

2019.07.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月06日
   
選別思考 3182
   
*朝顔  半側条(桔梗三つ尾)(縦S字型)
尾先の波模様は、総じて[唐傘]と呼んでいる。
唐傘の波模様がより大きく波うち、波頭がより尖り、谷間はより深く、波幅はより広く、朝顔の波うちながら大きく広がった花模様を連想させ、唐傘とは別格に朝顔と名付けられている。
側条が半分でも並条は同じ条幅なので、並側条と比べても然程ひけをとらないが、土佐錦魚の尾の究極には至らない。
だが、半側条であることがかえって良いこともある。
幅尾系で薄めな尾の場合には張りを与え引き締めをしてくれる。
尾筋先が桔梗の花弁様の尖り方となり、尾筋の先元より尖り先が少しに出ていることで、桜っぽい印象を与える傾向がある。
それでも並側条よりは小さく納まる。半側条でも土佐錦魚ならではの尾形を有して、華麗な舞を披露することができる。

2019.07.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月05日
   
選別思考 3181
   
尾筋の三つ尾の先型を纏めてみた。
*朝顔       半側条と並側条
*唐傘           並側条
*花切れ   唐傘の半側条
*坊主       半側条
*花笠       半側条
並側条が理想的となり、基準となっている。
半側条は、それに準ずる位置付けになっている。
坊主と花笠は、半側条しか存在せず理想や基準にはなり得ない。
朝顔と唐傘は、尾筋の尾型として採り上げている。
坊主と花笠は尾筋のみの存在で、尾芯ではいない。
尾筋でも三つ尾にならない桜は存在するが、桜を全面的に否定せず、
浅いほど可とし、基準に及ばない標準扱いとしている。
手術を要しないものを基準として、手術を施して復帰したものを基準的あるいは
標準的とし、準ずるものとしている。

2019.07.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月04日
   
選別思考 3180
   
ここに来てやっと土佐錦魚本来の尾芯は尾筋と定義つけられる。
土佐錦魚の尾筋と、従来型の尾芯との先型の仕分けが出来た。
[硬棘尾芯が、土佐錦魚の基本の尾筋]
[軟棘尾芯は、土佐錦魚の尾筋とは異なる従来的な尾芯]
[軟棘尾芯は、土佐錦魚の尾芯として従来通り標準扱いとする]
[朝顔の並側条の三つ尾が土佐錦魚の理想の尾型]
[朝顔の半側条の三つ尾が理想に準ずる尾型]
[唐傘の並側条の三つ尾が土佐錦魚の基本的尾型]
[唐傘の半側条の花切れの三つ尾は基本的尾型に準ずる]
[坊主と花笠の半側条の三つ尾の尾筋は基本的尾筋]
[理想及基本及準ずる三つ尾は手術を要しないものとする]
[手術を施して三つ尾に復帰したものは三つ尾に準じる]
[土佐錦魚の標準的尾芯の桜尾は浅桜を良しとする]
[手術を施して標準へ復帰したものは標準に準じる]

2019.07.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月03日
   
選別思考 3179
   
背鰭や舵鰭の鋸目が付いて骨化の進んだ硬棘条の細くなった先でも、硬棘が続いているのだろうか。
魚を網で掬って、網を返して魚を戻そうとすると背鰭の先が網に引っ掛かって、
ぶら下がっていることがある。
これは稚魚に多く、骨の白化が進んでいない先の方で引っ掛かっている。
引っ掛かりは見えないが、手触りで碇状とわかる。
硬骨条の先は白化が進んでいない。
碇状は、軟棘条と硬棘とのせめぎ合いで生ずると考えている。
成熟すると背鰭の棘条は、白骨化した鋸目状態が見えない棘条になったり、
支えと思われる棘条と一体的になったり、二条共に横縞ができ太い背鰭の軟棘条的になる。
歳をとると背鰭が曲がりやすくなる傾向がある。
若い時のようにピンとしていられなくなっている。
尾芯でも碇ができる。碇が出来る尾芯は軟棘条の可能性がある。
土佐錦魚の尾筋は、硬棘尾芯としているので、碇はできない。
尾芯が碇をきたすときには、背鰭と同様の碇と考えられる。

2019.07.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月02日
   
選別思考 3178
   
土佐錦魚の背筋の特徴は、前背の背鰭の付け根(背頂)から急な落ち込み、
口先から見ると急な駆け上がりの筋、背鰭による背高の引き上げ、
続く後背と腰の弧の筋、背から腰へと深く続く背鰭、背鰭に隠れてしまう短く締まった筒筋になる。
背筋と概して言う時には、外格の背筋を総合している。
中央に背鰭を持つ神経棘の外格の背筋が尾鰭の尾筋を誘導するとき、背筋が尾芯に通り、尾芯が改革され尾筋になる。
背筋になるには血管棘系の尾芯を克服しなくてはならない。
土佐錦魚はその難局を克服し、尾筋になるよう求められている。
[血管棘系となった内格からの尾芯を軟尾芯、或いは軟棘尾芯]
[神経棘系となった外格からの尾芯を硬尾芯、或いは硬棘尾芯]
背鰭や舵鰭の鋸目が付いて骨化の進んだ棘条を、硬棘あるいは硬棘条と呼んでいる。尾筋は硬棘尾芯となり、紛らわしいので下に必ず尾芯と入れなくては間違いの元になる。

2019.07.02(Tue)  土佐錦魚TOP

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