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 11月30日
 
選別思考 2964 
 
これを基本の支えに加えられる、筒椎の支えを必要とする過程と推理したとき、
丈夫さを必要としている過程と捉えられる。
開き尾になった時、椎体の他の機能を利用して尾芯や親骨を補強するために、
筒椎の棘を支えへと利用したものと推理できる。
この出来事からしても、神経棘側の変化は保守的で、血管棘側の変化は目覚ましいものと見受けられる。
尾柄の健在な開き尾から鮒尾へ至る過程の奇形が出たとすれば、筒椎からの支えはまだ無いか少ないと想像つく。
その水平尾翼の親骨には、基支のみで筒支は加わっていないと想像つく。
土佐錦魚から鮒尾までの過程の奇形でも、基支のみの水平尾翼が出る可能性を
否定できない。
第三尾椎からの太くて長い棒状の尾弓が、尾芯と繋がっていることが、明らかになったとき、塊だった第三尾弓が第三基支になったと考えることができる。

2018.11.30(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月29日
 
選別思考 2963 
 
上葉は、基本の支えに振り向けた分の鰭条が少なくなっている。
下葉は、基本の支えが少ない分鰭条数が多くなっている。
上葉と下葉の鰭条数の差は、この辺りが元と考えている。
基支だけの時には、親骨の筒支えは今ほどシッカリ重なっていなかったことになり、鰭棘は今程シッカリしていなかった。
開き尾になる過程の奇形的な中途半端な時には、水平尾翼も垂直尾翼もシッカリしている。それが成長するに連れて軟条が柔らかくなってくる。
将来的に軟条が柔らかくなってきて、尾が大きくなるのが土佐錦魚の最後の
リュウキン化になっている。
水平尾翼も垂直尾翼のハネでも土佐錦魚のハネならば、最後のリュウキン化が現れて尾が大きくなり柔らかくなる。
すると尾芯もピンと立っていられなくなり、親骨も同様に頑丈さが薄れて行く。

2018.11.29(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月28日
 
選別思考 2962 
 
一方、開き尾になっても左右化しなかった尾芯は中央に残った。
それでも筒弓六本の作用が支え化していなく、尾柄の稜線の背筋化のみならば、
挿し弓の働きは必要とはならない。
開き尾になったことで尾芯となってその働きが明らかになった。
鯉にあった第三尾椎からの太くて長い棒状の尾弓が、尾芯と繋がっていることが、明らかになった。
鮒では、第三尾椎からの第四尾弓と言える太くて長い棒状の棘状が、一番太くて
長い鰭棘と繋がっていることが、明らかに見えている。
しかも、第三尾椎からの第四尾弓と言える太くて長い棒状の棘状が、脊柱と繋がりを持っていることも見える。
これは、鮒尾和金でも同様に見えている。
鮒も鮒尾和金でも、その支えとしての基支も二本見えている。
その支えの上に、挿し棘が働いている可能性は十分にある。

2018.11.28(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月27日
 
選別思考 2961 
 
やがて、筒椎からの筒棘が、親骨の支えの作用となっても、
親骨や支えの根元が鱗に覆われているのは、変わらなかった。
その鱗の中とは、鰭と棘状との接続部になっている。
接続部には節がある。節は境だが鱗に覆われている。
では、迫り出し部の中央にも節があるのだろうか。
迫り出し部の中央は膜化しているので、節も膜になっている。
膜になっているので、左右前後に繋がりやすくなっている。
親骨の中央が膜になって前後とつながっている膜を[中心膜]と言っている。
それは、開き尾になって血管棘系が中心から左右化したことで起き、土佐錦魚が丸くなって前後左右の膜が中央化したことで、[中心膜]となった。

2018.11.27(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月26日
 
選別思考 2960 
 
では何故それが開き尾になると親骨が挿していなくなったのか。
親骨の位置が尾芯より少し前方に移動したことによる。
親骨の位置が下方向から横方向へ移動したことによる。
そこは、鱗の中だった。
開き尾になって、親骨が尾芯より少し前方に位置し、横方向になると、
鮒尾による柔軟な煽り効果が失せて行き、尾柄による振り効果へと変わって行った。尾柄は太身を増し力強くなった。
振りが力強くなると、迫り出しが現れ出した。
迫り出しが有ることは筒椎からの親骨の支えがあることになる。
迫り出しがあり親骨の支えがあっても親骨には、挿し棘がない。
血管棘の収束方向が増して行ったと巡らせている。
筒椎辺りの扇化が始まった。
椎骨から下が収束方向となり、
椎骨から上が拡散方向となり始めた。

2018.11.26(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月25日
 
選別思考 2959 
 
対応して用意されている第一椎弓が、無意味な訳がない。
対応している第一椎棘は開き尾和金の親骨の支えとなっている。
開き尾和金になっても、鰭棘が鱗に覆われている奥と思われるところから鰭棘を
発している。
もし、親骨に挿しがあるなら鱗の付け根から発していて、鱗には覆われてはいないはず。
開き尾和金の親骨とその支えが左右に発している位置は、尾芯の発している位置より少し前にずれている。
これは、筒椎からの干渉を、親基支の支えとして受けている。
その支えも、鱗に覆われたところから、同じように発している。
ジェット機の水平尾翼型のような、鮒尾から開き尾へ至る過程的な奇形も、初期は尾骨からの親基支のみと思われる。
そこには迫り出しがない。鮒尾の下葉にも迫り出しがない。
親骨に至る以前の鮒尾時代に、挿し棘がなくても挿しは有る。

2018.11.25(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月24日
 
選別思考 2958 
 
そしてまた、親骨には挿し棘になる棘が発生していないか、有ったにしても働いていないことになる。
挿し棘になる因子が発生していないと言うことは、鮒尾時代に因子が無かったことになる。
有ったにしても働いていないということは、新たにできたか、鮒尾時代には既に
因子が有ったことになる。どっちなのか。
尾鰭の下葉の血管棘側には、挿しの因子は初めからなかった。
長い尾柄を介していることで、下葉へ干渉する要素が、下部側の背鰭的存在の
舵鰭には少ない。舵鰭の前には総排出腔がある。
下部側には背鰭がないので、筋を強くする要素が弱い。
鰭棘が上葉より下葉の方が一本少ない。
この一本少ないことが、挿し棘を欠く決め手なのかも知れない。
だが、第一尾椎の第一椎弓と第一椎棘とは上下で対応している。

2018.11.24(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月23日
 
選別思考 2957 
 
要は背筋に届いていない弓の働き方となる。
そうとした時、挿し棘が第一基支に当たるのか。
そうではない。相変わらず得体の知れない空白を埋める存在になっている。
では、のちに加わる筒椎からの第一支弓が挿し弓に当たるのか。
それとも挿し棘は、挿し弓の働きいかんで鰭棘とは別物となり、
それでいて何故か不思議なように第一支棘の位置にあるのか。
開き尾和金の血管棘側の棘条の根元は、鱗に覆われている。
神経棘側の棘条の根元は鱗に覆われていない。詰り挿している。
鮒尾和金の血管棘側の棘条の根元は、鱗に覆われていない。
神経棘側の棘条の根元も、鱗に覆われていない。
この違いは、鮒尾和金の血管棘側が鱗に覆われている形に変化して左右化し、
開き尾和金になったことを示している。
これはまた、第一基支の隣が挿し棘でないことも示している。

2018.11.23(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月22日
 
選別思考 2956 
 
鮒でも、やはり尾柄があるので、まだ支えにはなっていない。
鮒でも、筒椎の六弓の後ろに短い弓が稜線に届かない形で存在していて、
鯉と同じ位置にあたる。
鮒では、第三尾椎からの太くて長い棒状の棘状が、長い鰭棘と繋がっているようにも見える。
背鰭からの筋と、筒弓からの重なる筋が、確認できる。
鯉では、使い道のわからなかった短くて曲がった棘状が、
鮒では、やがて挿し弓として使われるような気を持たせている。
もし挿し弓になるなら、鯉にも鮒にも挿し弓の元があり、当然、鮒尾和金にも
挿しの元があることになる。
これまでは、第一尾椎の第一椎弓の先が空白的になっていた。
鯉では見えなかったから空白で、鮒では見えてきたから挿し弓の可能性が出て、
鮒尾和金では挿し弓的とみてもいいと思える。
挿し弓の元は何れにしても存在している。

2018.11.22(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月21日
 
選別思考 2955 
 
鯉では、三つの尾椎と判明できる尾骨になっている。
鮒では、尾椎の神経棘側のより発達と血管棘側の発達も見える。
鮒尾和金では、神経棘側と血管棘側の発達、強化がさらに進み、
尾椎の複雑化が進んでいる。
開き尾和金では、尾椎の一体化と尾骨化が進でいる。
鯉の第三尾椎の塊のような小さい棒状は、激しい変化の中で尾芯化、
あるいは尾芯の強化に役立ったのか、が、ハッキリ見えない。
第三尾椎の血管棘側は、尾鰭の上葉と下葉の鰭条になっている。
上葉の長い鰭棘とも一体的に繋がっている。
尾柄の筒椎の六椎弓は、外格を伴う稜線の筋になっている。
尾柄の筒椎の六椎棘は、外格を伴う尾柄の腹側の筋になっていて、
いまだ支えにはなっていない。

2018.11.21(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月20日
 
選別思考 2954 
 
第二尾椎の後ろ側の椎体からが第三尾弓で、前側が椎骨で第二尾弓に見える。
椎骨と椎体の前後の位置は、尾に近い辺りと頭に近い辺りが似ていて椎骨が前に見え、肋骨の中程と前部辺りが似ていて椎骨が後ろに見える。
椎骨と椎体との関係は、割と自在なのかも知れない。
第二尾弓と第三尾弓が芯基支としたとき、尾芯は第三椎体からの上尾骨としか
考えられない。
その上尾骨は、血管棘の下尾骨と繋がりをもっている。
尾芯は元々血管棘的なのかもしれない。
第三尾椎からの神経棘側の椎骨は、塊的な小さい棒状となっているが、その塊状が尾芯を出しているのかは判明がつかない。
それが鯉、鮒、鮒尾和金、開き尾和金へと、どう変化するのか。

2018.11.20(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月19日
 
選別思考 2953 
 
鯉には、上葉に三本、下葉に二本、鰭棘用の棘状がある。
鯉の尾骨には椎体と見ることができる骨が三個ある。
それをここでは前方から第一尾椎、第二尾椎、第三尾椎と呼ぶ。
尾椎から出ている椎弓は神経状の棒状なので、棘状としている。
第一尾椎の血管棘の第一棘条は下葉の短い鰭棘と繋がっている。
第二尾椎の血管棘の第二棘条は下葉の長い鰭棘と繋がっている。
仮に、下葉の長い鰭棘が親骨になるとすれば、短い鰭棘は親基支となって、
親基支は一本となる。
鯉の親基支は一本なのだろうか。
第一尾椎の神経棘の第一尾弓は、短くて曲がった棘状になっていて、鰭棘と繋がっていない。
何の役目をしているのか。
これが挿し弓ではないだろうか。
第二尾椎の神経棘の第二尾弓は、第三尾弓とくっついている。
第二尾弓と第三尾弓は、共に第二尾椎から生えている。

2018.11.19(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月18日
 
選別思考 2952 
 
下葉の方が少ない。その分鰭条が多くなっている。
その上葉の鰭棘が一本多い分が刺し棘なのだろうか。
これは勘としか言いようがないが挿し棘ではないように感じる。
鮒尾の尾柄の椎弓は、尾芯へは向かっていなく、まだ尾芯へと纏まっていなく、
尾芯の追加の支えにはなっていない。
神経棘側の尾柄の稜線になっている。
血管棘側も腹側の稜線と言えるような、尾柄の上下の稜線をつくっている。
尾柄の神経棘も血管棘も規則正しく並んでいる。
上部に挿し弓が有るとは見つけられない。
言わば棘条は、鰭棘も基本の支えも全部が指している。
同じ挿しなのに、挿し棘とはどう差別しているのだろうか。

2018.11.18(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月17日
 
選別思考 2951 
 
では、挿しの概念に鮒尾和金は含まれていたのだろうか、いなかったのだろうか。当然含まれていると思われるのだが、それを、挿しと言えるのか、
それとも挿し以前なのか。
なら何故、開き尾和金は、挿していると思えるのか。
鰭棘の付け根を見れば、挿していると判る。確かに。
だがそれは挿し棘が関係している挿しなのか。
なら、開き尾和金は挿し棘がある挿しなのか。
開き尾和金の挿しと、鮒尾和金とではどう違うのだろうか。
その相違の鍵は尾骨と尾筒(尾柄)にある。
鮒尾和金と開き尾和金の双方に、基本の支えはある。
もう一箇所基本の支え以外の支えを問題にする箇所がある。
下葉の鰭棘になる。下葉の鰭棘にも、基本の支えはある。
鮒尾和金の上葉下葉の基本の支えの本数には差がある。

2018.11.17(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月16日
 
選別思考 2950 
 
昔、土佐錦魚を学びに高知へ行った折、
「土佐錦魚は挿しばっかりで、挿していないとハネなんですね」と、
なにげなく呟いたことがある。
その時かたわらにいらした高知の会長を務めている方が、
「挿しってなんだい」と質問された。
その方は、蘭鋳を見たことはあったが、その時には挿しという概念に捉われていなかった。
その方は、むかし南京を見たことはあるが、飼ったことはなかった。
その時の南京が挿していたかいなかったかは、当然記憶にないものと思われる。
土佐錦魚一道の方だった。
土佐錦魚にも挿していない魚が出る。
その方は挿していないからとの意識を持たずに、奇形としてハネていたと思われる。挿しとは、上葉の挿し棘の有無で良否が判別されている概念が成立するまでは、単に奇形の一つで、蘭鋳と土佐錦魚とでは良否が正反対になることを、
幻の土佐錦魚が普及するまでは知らなかったことが想像できる。

2018.11.16(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月15日
 
選別思考 2949 
 
(2886にて記載 土佐錦魚は、掛けられた順序の初めの方が隠れ易く、
後の方が現れ易い。
基本的に大阪蘭鋳迄の土佐錦魚へ最後に掛けられた琉金が一番現れ易く、
土佐錦魚の前身が現れ難くなっている。
だがそう一筋縄にはいかない。
土佐錦魚の前身は、椎体数として残っている。
都合よく隠れた椎体数として納まっているだけでなく、憎らしいほどに長手や筒の長さや折れの無さとして出てきてしまう。
同時に、鮒尾の尾柄と尾との角度がいつ迄たってもつきまとう。
開き尾になると、上葉の棘条は尾芯となって、幾らか寝始まる。
同時に立ちも出てきている。
何故こんな変化が起きたのだろうか。
開き尾になることで挿しということの認識が生まれ出した。
この認識は、尾芯の変化に、尾芯の根元の変化に意識を向けないと、
いつまでたっても認識は生まれない。

2018.11.15(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月14日
 
選別思考 2948 
 
その後背の先には、大阪ランチュウ様の平付けが着く可能性が高くなる。
実際の確率も確かに高くなっている。
だが、理想的な平付けが着く可能性は、いまのところ低い。
つまり、付き(着き)方に問題があることになる。
その問題は尾筒から始まっている。
尾筒は尾芯の支えになっている。
支えの問題は、挿しにある。
つまり、付きの問題は挿しにあることになる。
挿しは稜線と関係している。
稜線は背鰭と関係している。
つまり、挿しの問題解決には無理があることになる。
それには、遺伝子変異を積極的にする?待つ?事を行う?

2018.11.14(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月13日
 
選別思考 2947 
 
後背の内格の脊柱には、丸手の大阪ランチュウ様が求められて、
後背の外格には、リュウキン様の背高と背鰭が役立つことで、
はじめて後背は土佐錦魚度が高まり、土佐錦魚らしくなる。
大阪ランチュウ系の基礎の上にリュウキン系が載ることで、腰が円弧的な折れ
となり、それを土佐錦魚として精一杯の椎体数を円弧的に下りて行くことで、
四半円孤的な後背になって行く。
これは、椎体数が揃って丸手の大阪ランチュウ化された脊柱の上に、
リュウキンの外格が載ることで折れ下りが叶っている。
その外格のリュウキン様が四半円孤的に折れ下るには、後背の外格の
リュウキン様が再び大阪ランチュウ化がされなければ叶わない。
理想の土佐錦魚の後背は四半円弧的となっている。
そして再び、リュウキン化が全体に働いて成魚化されて行く。

2018.11.13(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月12日
 
選別思考 2946 
 
その贈り物のリュウキン様が、ナンキン様と結びつくことで、顔側線と体側線が
直線的に繋がって行く。
和金系も南京も大阪蘭鋳も成魚は、顔と体との境目に区切り的な段差がある。
琉金の幼魚にはその段差がない。
段差はないにしても、直線感もない。
直線感を与えるのがナンキン様となる。
直線的に繋がると顔と体に一体感が生じる。
土佐錦魚の体と言えば、顔も含む体の一体感を表現している。
内格的な顔と胸はリュウキン様なのに、外格的にはナンキン様の顔と腹が求められて、一体感を表現して土佐錦魚らしくなる。
これは、骨格的にはリュウキン化されているが、その先の作りによってナンキン化が起こされている。
そしてその先再びリュウキン化が全体に働いて成魚化されて行く。

2018.11.12(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月11日
 
選別思考 2945 
 
潜り胸棘により膜も入り組み、肩と胸が一膜的になっている。
この一連の膜で、跳ね上げ肩棘と肩骨下とが繋がっている。
跳ね上げ肩棘と肩骨下との繋がりの関係が強く、その間はどの種でもそれほど
離れていない。
位置的な変化は少ないが、形的な変化は案外ある。
その形は、個体差でかなりの違いを見せている。
個体差を数多く詳しく見てゆけば、きっと系統差も出てくると思えるが、
残念だがそこまでする余裕がない。
骨格絵図に用いたお婆ちゃんは、大きくてシッカリしていて、
下り方も跳ね上がり方も大きく、神経頸板骨と近接している。
これは胸鰭の発達と肩の下りや詰まりの発展形態を示している。
前背の骨格には、押し詰まりの象徴が二つあることになる。
その二つともがリュウキンの土佐錦魚化と言える。

2018.11.11(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月10日
 
選別思考 2944 
 
それでも跳ね上げ肩棘の位置は大して変わらなかった。
肩への作用の仕組みが変わらなかったと考えられる。
前隣の神経頸板骨との繋がりが強く神経頸板と離れたがらない。
跳ね上げ肩棘の上部になる第一肩弓も、神経頸板との繋がりを強く持っている。
神経頸板と第一肩弓の間の膜は、神経頸板の板状と繋がっている膜になっている。神経頸板骨の膜は下へ降りると、跳ね上げ肩棘、潜り胸棘、第一肋骨へと
繋がり、その間を大きく覆っている。
前背となる胸と肩のほとんどが、その膜の範囲に入っている。
潜り胸棘と第二肋骨までが胸的になり、
跳ね上げ肩棘と神経頸板骨が肩的になり、
神経頸板骨が頸的になる。(この仕分けは単純化してある)
神経頸板骨と第一肋骨の間は、一膜繋がりとも見える。

2018.11.10(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月09日
 
選別思考 2943 
 
前背の骨格で土佐錦魚の象徴と言えるところがもう一つある。
跳ね上げ肩棘になる。それは、鯉にも、鮒にも、金魚にもある。
その形は、鯉から金魚へと順を追って変化しているかと思いきや、
そう大して変わっていない、と見える。
血管棘の跳ね上げ肩棘の位置は大差ないように見えるが、
その上部の神経棘側はかなり違っている。
鯉には、上後頭骨が肩弓と神経板の間にある。
鮒では上後頭骨が、肩弓か神経板かに統合したかに見える。
鯉の肩弓は短いが、上後頭骨の弓は長い。
鮒や金魚の肩弓は長いので、弓は肩弓と統合して、神経的な方は神経板に統合したと、考えられる。
統合した神経板を切掛にして頭部方向が鮒様に発展したと考え、統合した上後頭骨を切掛にして前背の押し詰まりが、鮒として始まったと考えられる。

2018.11.09(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月08日
 
選別思考 2942 
 
リュウキン様が強過ぎずに、大阪ランチュウ様の後背の椎体数を変化させずに、
押し詰まりで好影響をもたらす箇所は、リュウキン様が発展した土佐錦魚の象徴の一つの潜り胸棘にある。
潜り胸棘の潜り方が良くなる程リュウキン様が影響していると考えられ、潜り方が琉金以上に深く成る程、今度は土佐錦魚度が高くなって行き、土佐錦魚らしさが増して行く。
ナンキン様程度でも胸があると、体(胸)はその分長くなる。
体の長さはこうした僅かな詰まりの重なりで丸くなって行く。
土佐錦魚度が高くなると、背高や後背へも好影響の可能性が高くなり、
その上で椎体数が減っていなければ、大阪ランチュウ系が現れる可能性も高まり、折れ下りや太身へと繋がる。
骨格的に土佐錦魚の目指すところの一つは、土佐錦魚の前背としての土佐錦魚度が最高の、潜り胸棘になる。
潜り胸棘は胸の推し詰まりの象徴になる。

2018.11.08(Thu)  土佐錦魚TOP
 11月07日
 
選別思考 2941 
 
その四半円孤的な後背は大阪ランチュウ様の内格が基礎になる。
その基礎の上にリュウキン様の外格が四半円弧的をなしている。
リュウキン様の外格が四半円孤的な後背を実現している。
リュウキン様が強いと、後背の椎体数が少なくなる。
リュウキン様が強いと、体長が縮む。
リュウキン様が強いと、背高が上がるか、極端に低くなる。
リュウキン様が強いと、背瘤が付き易い。
リュウキン様が強いと、上げ付きが出易い。
リュウキン様が強いと、筒詰まりが出易い。
リュウキン様が強いと、付き高が出易い。
リュウキン様が強いと、尾座気味になり易い。
リュウキン様が強いと、孤芯が出易い。
リュウキン様が強いと、深前が出易い。

2018.11.07(Wed)  土佐錦魚TOP
 11月06日
 
選別思考 2940 
 
後腹の上に乗ったかたちの後背に関心を向ける人は少ない。
後背に美観を感じる人は、もっと少ない。
もっとも現実は、美観を感じさせる魚が希少となっている。
美観を備える後背を見る機会に恵まれてもいない。
本当の後背を教わる機会も少ない。
横見からの四半円弧の背鰭の付け根には金鱗の鎖ができている。
それを目にした人も、魚と共に希少となっている。
上見からでは、意識しなければ後背を捉える事はできない。
意識している人も、また少ない。
後背を捉えられないと、中心点を見据え(みすえ)られない。
中心点を見据えられないと土佐錦魚全体を観ることができない。
作れる事が解っている顔や腹と違って、作り方が解らない。
見たことも教わったこともないので、目標への見当がつかない。
土佐錦魚の骨格の極めは、四半円孤的な後背となっている。
後背への意識とは、四半円弧を求めて探すことにある。
四半円弧を造ろうとする前段階にある。

2018.11.06(Tue)  土佐錦魚TOP
 11月05日
 
選別思考 2939 
 
見分け的には腹幅を含めた張り部を後腹としているために、
後腹が張るという形容になる。
仮に中腹があるならば、中腹が後腹より張っていないことが前提になる。
後腹の張りとは、後腹がみっともなく垂れていることではない。
見分け的と骨格的とでは、いくらか異なることになる。
実質的な骨格と、印象的な見分け方の相違と思える。
どっちが正しいかと問われれば、骨格的と言うしかない。
どっちを使うかと問われれば、印象的な見分け方と言う。
理想的には骨格で、実質的には印象的見分け方となるのだろう。
この相違を骨格絵図で説明しようとするには、無理がある。
また骨格絵図の描き直しの要所が数カ所できてしまった。
この微妙な違いを描くことは大変だが、集中力や視力が消え失せる前に
描いておかなくてはと涸れ掛かった泉から湧いてくる。

2018.11.05(Mon)  土佐錦魚TOP
 11月04日
 
選別思考 2938 
 
骨格標本を比べて見ると、湾曲との間が僅かに広くなっている。
前腹と後腹の仕分けは、骨格的にも成立することになる。
骨格的に成立していれば、見分け的にも使えることになる。
体の胴の部位分けは、胸、前腹、後腹ということになる。
顔から体の直線的な体の部位は、胸と前腹が直線的をなしていることになり、
実質的には前腹の最後部が腹の出の最高部となり、第六肋骨辺りが腹幅の可能性となってくる。
骨格標本では、第六肋骨が一番張っていて腹幅と言える個体が半数ほど居た。
後腹の張った魚をより残していたことになる。
そんな後腹の張った魚でも、腹幅からの後部が角張って収束している訳ではない。上見からの第五肋骨辺りが腹幅となる可能性があり、第七肋骨辺りまで腹幅を保ち、その後部から急な収束を見てとれる。

2018.11.04(Sun)  土佐錦魚TOP
 11月03日
 
選別思考 2937 
 
前腹肋骨と後腹肋骨との仕分けが見えるようになったことで、背弓もまた、
今までとは異なった見え方が出来るのではないだろうか。
いや、肋骨にあるのだから当然あると考えられる。
そんな思いに駆られて椎弓側を見ることをした。
後背の括りの中には、背と腰と筒とがある。
ここに、新たな背割を見ることができるのだろうか。
前腹肋骨と後腹肋骨との間には、ごく僅かな段差があった。
前腹肋骨と後腹肋骨との間には、ごく僅かな湾曲の差があった。
その湾曲の差が、椎弓の並びの差として現れているに違いない。
僅かな扇型をしているに違いない。
扇どうしの間は狭いはず。
ところが椎弓は真上に伸びていない。
後ろ方向へなびいている。
湾曲の間には段差がある。
すると、扇どうしの間は広いのか。
他の湾曲の境は、僅かに広くなっている。

2018.11.03(Sat)  土佐錦魚TOP
 11月02日
 
選別思考 2936 
 
第一肋骨から直線的に拡がりながら並び、前腹肋骨の第六肋骨が精一杯広がっていて、第七肋骨からわりと急に細くなり短くなって収束しているのが苺型になっている。
第一肋骨から比較的ゆるい曲線で拡がりながら並び、前腹肋骨の第六肋骨辺りが精一杯広がっていて、第七肋骨辺りからゆっくりと細くなり短くなって収束しているのが卵型になっている。
苺型は、リュウキン型でナンキン腹と言える。
卵型は、大坂ランチュウ型と言える。
理想的には、脊柱が大坂ランチュウ型で、脊柱の外格がリュウキン型で、
腹がナンキン腹となる。
後背がシッカリして、背高があって、折れ下りが良く、金座が大きく平付けで、
ナンキン腹で、ナンキン顔で、尾が大きい。
こんな土佐錦魚を創りたいし、お目に掛かりたい。

2018.11.02(Fri)  土佐錦魚TOP
 11月01日
 
選別思考 2935 
 
肋骨の付け根の菱形も堺を感じさせているが、個体によってハッキリしない魚もある。やはりこの辺りが繋ぎと感じさせる。
第七肋骨からの後腹は張っているとか出ているというより、
張りから腰棘へと次第に収まっている。
その次第がわりと急に細くなり短くなり、第十二肋骨は膜化している。
この収まり方が第六や第七肋骨辺りの張りを強調して、後腹を印象づけしていると考えられる。
第七肋骨から後ろは急な収まりの形なので、後腹の出を見せていたり保っていたりするのは、実質第六肋骨辺り迄ではないかと見えてくる。
第一肋骨から直線的に拡がりながら並ぶ前腹肋骨の第六肋骨が、精一杯広がっている。そこが腹の出となり、腹幅となり、見た目は後腹の張りと印象付けていた。

2018.11.01(Thu)  土佐錦魚TOP

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