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 10月31日
 
選別思考 2934 
 
新たに捉えた仕分けは、肋骨を前腹と後腹とにしている。
腹に焦点を当てた仕分けになっている。
よく見ると、前肋骨と後肋骨の間には段差がある。
その段差は区切りにも見える。
前腹の肋骨と後腹の肋骨は、其々に僅かな湾曲をもっている。
個体差はあっても前腹肋骨の僅かな湾曲の方が幾らか大きい。
後腹肋骨の方は腰椎へと傾斜的になっている。
前腹肋骨と後腹肋骨を合わせると肋骨全体の湾曲が見えてくる。
その中でも第二肋骨から落差をハッキリ見せ始めている。
第一肋骨も落差を見せているが、前腹肋骨とは異質感があって、
第二肋骨が胸と腹との繋ぎ役と感じられる。
第六肋骨は前腹肋骨と感じられ、第七肋骨は後腹肋骨とわりとハッキリ感じられる。

2018.10.31(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月30日
 
選別思考 2933 
 
横見からの肋骨の上り調子は、上見からの張調子となっている。
横見からの肋骨の下り調子は、上見からの縮調子となっている。
六本目から下がり始める個体もあるが、個体差の範囲と思える。
背頂が第五肋骨の上だったり第六肋骨の上だったりしていることと共通している。そんなことに気がついて見ていると、
前六本がいくらか太いようにも見えてくる。
前六本の菱形の並び方もいくらか大きいようにも見えてくる。
前六本の上部の椎弓も、背帯の関係から混み合っている。
後六本の上部の椎弓は、整然と並んで見えてくる。
神経棘側の椎弓は、前背と後背におおまかに仕分けできるが、
血管棘側の棘は、肩、胸、肋骨(前肋骨、後肋骨)、腰、筒、と仕分けできても、椎弓と同調している。
前肋骨は胸、後肋骨は腹として一括りにしている。
神経棘に同調することで、配置的な仕分けになっている。

2018.10.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月29日
 
選別思考 2932 
 
丸手の土佐錦魚では、顔と後腹の間の二等辺三角形的角度の広がりの直線的な
存在となっている。
肋骨もそうなっているのだろうか。潜り胸棘がそう決めている。
肋骨が角ばったり角度がついていたりしているわけではない。
肋骨の曲線の腹の出となる箇所が、上見では、整然と直線的に並んで見えている。その直線的が曲線的になって腹終いに向かっている辺りが、前腹と後腹との境目と言えてくる。
骨格標本にすると乾燥して縮んでしまい、解りづらい。
そこで、上見からと横見からを総合して生魚を思い浮かべる。
十二本ある肋骨の前肋骨二本を含めた前六本がだいたい上がり調子になっている。その後ろ六本が下がり調子になっている。
これは何かと共通していると勘がつく。
背頂の位置と共通していると勘がつく。

2018.10.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月28日
 
選別思考 2931 
 
後腹はナンキン腹として注目させているが、
前腹はまるで話題にならない。
顔から後腹までの直線的部分の通過箇所程度になっている。
外見的にはそうだが、骨格的にはどうなっているのだろうか。
だいたい前腹とは、どこを言っているのだろうか。
第二肋骨の上部の椎弓から前は、前背になっている。
第三肋骨の上部の椎弓から後ろは、後背になっている。
第二肋骨から前は、胸になっている。
すると、第三肋骨から第六肋骨辺り迄が前腹ということになる。
普通後腹とは言っても前腹とは聞かない。ただの腹になる。
後腹は張っていたり垂れていたりすると良いとか悪いとか聞く。
後腹でない腹は、それほど関心を受ける箇所ではない。
胸と後腹との直線的な繋ぎになり、胸も前腹に見られたりする。
丸手では存在感がなくても、長手では存在を感じられる。

2018.10.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月27日
 
選別思考 2930 
 
続く腹は、顔と一体的で境目がなく見え直線的で、後腹が張るようになっている。顔と一体となる立体感となり、先鋭で涼やかな顔から始まっているのに後腹は華やかな尾に対峙できる程の量感となっている。
これも土佐錦魚の独自性で、その体にも顔に続く品を浮かべる事ができ、
土佐錦魚らしさと言える。
これは現在の土佐錦魚で容易に目にする事ができる。
拘っていない人の目にも写っている。
作りの一つの象徴で、品的な美観を醸し出している。
ナンキン様は、必要に応じて、必要なところに、維持したり、作ったりする対象となっている。
だが、その後背に和金型の土佐錦魚の前身が現れたり、南京が現れたりすると、
腰の見えない筒細や筒伸びになってしまう。
すると一気に土佐錦魚度が下がり始める。

2018.10.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月26日
 
選別思考 2929 
 
上部は神経棘的と感じられ、下部は血管棘的と感じられる。
土佐錦魚でのナンキン系は、上部への関与が少なく、下部への関与が多くなされていると感じられる。
上部への関与が多いいと、ナンキンらしさが出てしまい、
尾までがナンキンらしくなってしまう。
腹で止まっている事が土佐錦魚では適切となる。
それなのにどうして、ナンキン様はここまで重要視されるのか。
土佐錦魚は独自の目先に、拘(こだわ)っている。
素人にとっては尾が大きければいいのだが、土佐錦魚に拘っている人には、
目先は永遠の課題になる。
蘭鋳にとっての頭(あたま)を頭(かしら)として拘るように、
土佐錦魚は、頭(あたま)を、顔(かお)として拘っている。
頭(あたま)に品を浮かべるとはいわないが、
顔(かお)は品を浮かべる対象になっている。

2018.10.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月25日
 
選別思考 2928 
 
ナンキン様が強いと、尾付が小さくなり易い。
ナンキン様が強いと、平付けが甘くなり易い。
ナンキン様が強いと、尾幅が狭くなり易い。
ナンキン様が強いと、尾が小さくなり易い。
ナンキン様が強いと、半側条になり易い。
ナンキン様が強いと、桜尾になり易い可能性が増える。
ナンキン様が強いと、ナンキン顔と言われる口や目幅に、
ナンキン体と言われる後腹にと、好影響をもたらしている。
だが、骨格面になると悪影響が目立ってしまう。
この影響の在り様を、神経棘系と血管棘系とに分けられる。
腹型はその血管棘系と言えるが、顔はどちらの系とも言えない。
上部は固定的で、下部は可動的と分けられる。
上部は骨化的で、下部は軟骨的で分けられる。
上部は一体的で、下部は多様的と分けられる。

2018.10.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月24日
 
選別思考 2927 
 
ナンキン様と、リュウキン様になる。
ナンキン様が強いと、口が小さめに見え易い。
ナンキン様が強いと、目幅が狭めになり易い。
ナンキン様が強いと、鰓幅が狭めになり易い。
ナンキン様が強いと、顔が小さめになり易い。
ナンキン様が強いと、額角が狭めになり易い。
ナンキン様が強いと、背高が低めになり易い。
ナンキン様が強いと、頸(うなじ)が出易い
ナンキン様が強いと、胸が長めになり易い。
ナンキン様が強いと、後腹が良くなり易い。
ナンキン様が強いと、腰が低めになり易い。
ナンキン様が強いと、尾筒が長くなり易い。
ナンキン様が強いと、尾筒が細くなり易い。

2018.10.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月23日
 
選別思考 2926 
 
大阪ランチュウ様は、折れ下りが良い傾向がある。
大阪ランチュウ様は、背幅が広い傾向を持つ。
大阪ランチュウ様は、尾筒までの太身を比較的感じられる。
大阪ランチュウ様は、後背が四半円弧的になり易い。
大阪ランチュウ様は、平付けの基本になっている。
大阪ランチュウ様は、金座の最高位になっている。
土佐錦魚の後背の基本になっている。
土佐錦魚の骨格で土佐錦魚度が最高の大阪ランチュウ様は、
土佐錦魚の目指すところの重要な一つになっている。
大阪ランチュウ様は、顔の鮮鋭感がまろやかになる。
大阪ランチュウ様は、腹の出が少し物足りない。
大阪ランチュウ様は、後腹の張りが物足りない。
大阪ランチュウ様は、付きが強すぎる気合いがある。
大阪ランチュウ様は、浅前になり易い。

2018.10.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月22日
 
選別思考 2925 
 
ナンキン体とは、ナンキン顔とナンキン腹が備わっている体を言う。
ここには脊柱を含めていない。
ナンキン体が出来ていても、良い土佐錦魚とは限らない。
その脊柱の有り様で、ナンキン体の良否が決まってしまう。
理想的にはそこに、大阪ランチュウ様の脊柱を備えることが求められている。
これには、掛けられた順序が絡み合っている。
脊柱の場合、掛けられた順序の土佐錦魚の前身と南京までが消されてしまう。
大阪蘭鋳から始まる。但し、土佐錦魚の前身の椎体数は、大阪ランチュウ系に
活かされたものとしている。
はたして便利に、大阪ランチュウ系の脊柱に出せるのだろうか。
相当困難な事は確かだが、叶えば理想に近づく。
ところが、脊柱が大阪ランチュウ様(よう)だと、骨格全体も大阪ランチュウ様になり易い。

2018.10.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月21日
 
選別思考 2924 
 
それでも二歳まで端瘤が目立たなければ、着き方が遅くなる。
四歳まで目立たなければ、上々となる。
六歳で少し気になっても、許容される。
八歳で端瘤と肉瘤が見えてしまっても、おお目に見てもらえる。
十歳を越えたら、端瘤と肉瘤が目立っても当然となる。
当歳の時に端瘤に気をつけて着きづらくなっていれば、肉瘤も背瘤も着きづらくなる。端瘤と肉瘤は連動し易く、端瘤がつくと肉瘤もつく可能性が高くなる。
背瘤は成長遺伝子と連動しているように感じられ、頸の成長を一度抑えると
成長遺伝子に枠を嵌めるようになり、再び枠が外れる事態にならなければ、
背瘤は着き難くなっている。
端瘤は、背瘤と異なり、生涯つきまとってくる。

2018.10.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月20日
 
選別思考 2923 
 
作る順序の二度目の南京の段階には、ナンキン腹のあとにナンキン顔の仕上げも
続いている。
基礎のナンキン顔ができたあとでも、リュウキン体を作るときに、ナンキン顔を
崩しやすい。
その難関をなんとか切り抜けたにしても、そのあとにも難関は続いている。
ナンキン腹の作りに挑まなければならない。
リュウキン体作りとナンキン腹作りをやっと切り抜けると、それまでになんとか
維持したナンキン顔の仕上げが待っている。
基礎のナンキン顔が維持されていれば、精進のたまものを得て、案外ナンキン顔は仕上げ易い。仕上げは夏がしてくれる。
だが秋になると、せっかく仕上がったナンキン顔を崩してしまう大敵が現れる。
端瘤が付き易くなる。
端瘤は、幼魚時代の縦の生長の時期には着き難いが、当歳の形が見えてくる秋の
横の成長の時期になると、着き易くなる。

2018.10.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月19日
 
選別思考 2922 
 
骨格がナンキンでは、ナンキン尾の付く率が格段に上がる。
ナンキンが基礎的であっては不可ないことになる。
それはリュウキン体でも言えることだが、最終的な土佐錦魚化は、
鰭がリュウキン化してゆくことで終わる。
高齢後は、土佐錦魚に掛けられた種の特徴が徐々に現れて行く。
高齢化によって、土佐錦魚化が次第に解れてゆくことになる。
ナンキン体を基にしたと言うことは、南京を土佐錦魚化したナンキン体になる。
最初から最後までナンキン体になり、リュウキン体で終わる掛けられた順序ではなくなってしまう。
よって掛けられた順序から外れた仕上げの段階に飛んでしまう。
作る順序の南京、大阪蘭鋳、琉金、南京と作る終始が南京となり、南京の腹型を
土佐錦魚化したナンキン腹になってしまい、尾がついてゆかない。
尾が伴わなければ意味がない。
土佐錦魚の腹型で土佐錦魚度が最高のナンキン腹は、土佐錦魚の目指すところの
一つになっている。

2018.10.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月18日
 
選別思考 2921 
 
前背は、育成を進めなくては出来ない。
いつまでも小さくしていたのではイジケに近づいてしまう。
育成が進みづらくなる。
言ってみれば、抑えていた育成を普通に戻すだけとなる。
過度に肥育することではない。
過度に肥育することが普通の基準になっている人は、問題外や場違いとなる。
そもそもナンキン顔の基礎を作ることさえ望むべくもない。
顔と胸に丸手の要素が備わると、必要とされるナンキン系の要素の残りは、
ナンキン腹になる。
土佐錦魚にはナンキン体の後腹の張ったナンキン腹が欠かせない。
ナンキン腹は、リュウキン体を基にしたナンキン化と言える。
基がナンキン体では、骨格(脊柱)が土佐錦魚に向いていない。
それはリュウキン体でも言えることだが、事が尾に関わった時、
体がいくら良くても、付きや尾がナンキンではハネとされる。

2018.10.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月17日
 
選別思考 2920 
 
ナンキン顔が維持されるようにしたあとのリュウキン様の存分な活躍とは、
主に前背のリュウキン化にある。
リュウキン様の胸部の詰まりが加わってこそ、丸手になれる。
リュウキン様の額角の高まりが加わってこそ、丸手になれる。
リュウキン様の胸幅の広がりが加わってこそ、丸手になれる。
宮地式の難しさはここにある。
小さく抑えるだけなら、理性的な人や我慢強い人ならできる。
いわば、ナンキン顔の守りと言える。だが実際は攻めている。
実際はナンキン顔を守っているのではなく、リュウキン顔を攻めて抑えている。
基礎的なナンキン顔ができたと見るや一転して、ナンキン顔への攻めの作りを止める。
すると、リュウキン様の詰まりや高まりや広がりが自動的に加わり始める。
その一転する分岐点の見極めが名人と言われる一つとなり、
一転した次の攻めが、傍目からは極端に見える二つ目となる。

2018.10.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月16日
 
選別思考 2919 
 
 さて、丸手のナンキン体には、胸の詰まったリュウキン系が上手く加わってこそ、土佐錦魚の丸手になれる。
ナンキン系だけが強ければ、良くて中手か長手になってしまう。
リュウキン系だけが強ければ、ナンキン顔やナンキン腹にはなれない。
これには、掛けられた順序が絡み合っている。
始めに現れるのは掛けられた順序からナンキン様とされている。
その時期の成長を抑えて、先ずは現れているナンキン様の顔を維持し易くしてしまい、そのあとでリュウキン様が活躍してもナンキン顔が維持されるようにしている。リュウキン様の活躍を存分にさせてから、今度はナンキン腹ができるように成長させる。
掛けられた順序を成長に合わせて巧みに利用した、名人と言われた宮地翁が考案した、宮地式と言われるまでの極端な制御を施す作り方になっている。

2018.10.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月15日
 
選別思考 2918 
 
異なる系統を掛け合わせると、良くも悪くも偏りが出る。
腹型には片腹等、尾には違い等、また片親の系統に似たりする。
それでも異なる系統で採卵するべきなのか。
大関を獲得したいのなら、良魚同士の掛け合わせが得策になる。
理想の土佐錦魚への挑戦なら得策より、冒険が必要になる。
冒険を選択して、初めから大関狙いで採卵しなくても、理想の土佐錦魚への挑戦の過程でも、基本的な選別をすることにかわりはない。
欠点のないところ以外の理想へと気を回すだけでいい。
理想の副産物のように、大関を獲得する魚も多彩に出来てくる。
大関狙いの副産物に理想の土佐錦魚への魚が出るかも知れない。
当然良魚同士の掛け合わせもする。
計画していなかった掛け合わせも成り行きでする。
どっちにしても、理想への心構えさえ持ち合わせていれば、見逃さないで済む。

2018.10.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月14日
 
選別思考 2917 
 
なら逆に、基を丸手のナンキン型か大阪ランチュウ型にして、リュウキン型が
加わった方が、早道となるのだろうか。
ナンキン型とリュウキン型では、脊柱と金座ができない。
ここでもナンキン型は省かれてしまう。ナンキン型を種として使うのは、相手が
大阪ランチュウ型で最適となる。
この場合は、南京、大阪蘭鋳、琉金で掛けられた順序になる。
南京、大阪蘭鋳、琉金は、南京を最初にした作る順序になる。
基を丸手の大阪ランチュウ型にして、リュウキン型が加わった方が、
掛けられた順序の大阪ランチュウ型がリュウキン型より先になるので、
内格ができ易いことになる。
これなら、作る順序の南京、大阪蘭鋳、琉金、南京、琉金と合致する。
どの道、三系が加わらなければ基準値には達し得ない。
その加わり方に問題を孕(はら)んでいる。

2018.10.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月13日
 
選別思考 2916 
 
リュウキン型を全体の基とするとき、大阪ランチュウ型の内格を秘めて、
ナンキン型の外格を加えることになる。
これの掛けられた順序は、古い方から土佐錦魚の前身、南京、大阪蘭鋳、琉金になっている。
土佐錦魚の前身は形的に問題外としている。
作る順序は、南京、大阪蘭鋳、琉金、そしてまた南京になり、最後にまた琉金に戻る。基はリュウキン型となっている。
それなら脊柱もリュウキン型となるのが成り行きになる。
それを初期段階で、脊柱と付きを大阪ランチュウ型に切り替える、或いは
リュウキン型にならないように努力することが、作りになる。
掛けられた順序からでは、最終の琉金から一つ戻すことをする、或いは
リュウキン型にならないように努力する。
リュウキン型にならないように努力すると、一つ戻る大阪ランチュウ型が
出易い位置になる訳だが、努力が足りないことも多い。

2018.10.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月12日
 
選別思考 2915 
 
金座が大きいとは言えず、平付けが甘く、尾が柔らかめになっていると、
残念なことにリュウキン系と言える。
尾から見るとリュウキン系としか言うほかはない。
また、丸手の大阪ランチュウ系の雄が、貴重ではあるが出る。
そんな雄と丸手のリュウキン型の雌を掛けても、双方の型は出るが、
混合型の良魚が出にくい。
リュウキン型に偏ると、折れ下りや金座は良くならないが、
ナンキン型を作りやすい。
大阪ランチュウ型に偏ると、折れ下りや金座は良くなるが、
ナンキン型を作りづらい。
いつもこれで堂々巡りをする。
種魚の掛け方に問題があるのか。選別に問題があるのか。
その問題は掛けられた順序と作られる順序との綾になっている。

2018.10.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月11日
 
選別思考 2914 
 
基になりやすい大阪ランチュウ型を内格の基にするとき、
内格の基に使えないナンキン型は省かれる。
丸手の大阪ランチュウ型の脊柱と付きは、言い換えると基本の背筋と金座となり、内格の背筋に現れることを望まれる。
外格の背筋と前背と顔と鰭はリュウキン型と言うことになり、
顔と腹はナンキン型と言うことになる。
土佐錦魚では丸手を求めるので、ほとんどの場合丸手は雌になり易く、
雄は良くて丸手、普通で中手になり易い。
よく雌は借り腹と聞くが、土佐錦魚の場合は案外雌似が多い。
それはリュウキン系が出易いことの現れかも知れない。
その中で、リュウキン系の丸手から中手で雄の良魚も出る。
丸尾も多い。体は意外と堅い。
これを大阪ランチュウ様内格と見ることができる。
これにはナンキン様の顔と腹が出にくい。

2018.10.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月10日
 
選別思考 2913 
 
この三系の合体は、ナンキン型と大阪ランチュウ型を基にして、リュウキン型が
加わった方が良いのか。
逆にリュウキン型を基にして、丸手のナンキン型と大阪ランチュウ型が加わった
方が良いのか。
後から掛けられたリュウキン型が全体的な形になりやすい。
先に掛けられたナンキン型と大阪ランチュウ型は基になり易い。
大阪ランチュウ型は、脊柱として内格の基にしなくてはならい。
ナンキン型は、顔と腹の基にしなくてはならい。
リュウキン型は、顔と背と鰭の外格の基にしなくてはならい。
大阪ランチュウ型は、神経棘系と言える。
ナンキン型は。顔を含む血管棘系と言える。
リュウキン型は、神経棘系と血管棘系の全般と言える。
このように仕分けすると、何か実現可能な気がしてくる。

2018.10.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月09日
 
選別思考 2912 
 
このようなことが現実に見られることは、それまでの土佐錦魚へ最後に琉金が
掛けられたことで実現している。
土佐錦魚でナンキン系と分別される魚でも、顔体比は土佐錦魚の範囲に納まり、
顔の大きさは南京よりも大きくなっている。
大阪ランチュウ系でも、顔が大きくなっている方向と推測する。
顔と同じように、前背の型は、リュウキン型が一番土佐錦魚に近くなっている。
次に丸手の大阪ランチュウ型と推測、その次に丸手のナンキン型。
この推測を伴う実測は、掛けられた順序を根拠とするに足りている。
土佐錦魚の丸手のナンキン型と大阪ランチュウ型とリュウキン型は、
土佐錦魚の標準範囲になっている。
基準範囲では、その上にこの三型が合体した型となっている。
体の顔と前背にはリュウキン様、顔と腹にはナンキン様、
後背と付きには大阪ランチュウ様、鰭はリュウキン様となっている。

2018.10.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月08日
 
選別思考 2911 
 
土佐錦魚のナンキン顔は、大きな顔のリュウキン顔を南京の顔の印象にすることで、ナンキン顔に見せかけている。
リュウキン顔の大きな顔を南京の小さな顔にすることは、元から出来ない。
ナンキン体も然り。
土佐錦魚の体が、南京の体になったとしたら長手となってしまい、
土佐錦魚の円に収まらない。
また、土佐錦魚の円そのものが生じなかった可能性が出てくる。
土佐錦魚は胸の存在を感じさせないことで、丸さに通じている。
南京の〝丸手〟の体を、土佐錦魚がリュウキン化したと言える。
土佐錦魚は、リュウキン体の顔体比を採用した上にナンキン体の趣(おもむき)を二重に採用したことになる。
下地にリュウキン体、見た目にナンキン体と言うことになる。

2018.10.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月07日
 
選別思考 2910 
 
種魚用とするにしても、肥育する必要はない。
このまま肥育したとすれば端瘤が生じ、直ぐに背瘤も生じ、
二歳で肉瘤が生じては、種用にしても飼うに忍びない。
ナンキン体の残念なところは、肩、胸、腹のどこか、あるいは全部に長さがあると体が長くなり、腰が現れないと尾筒が細く金座も小さくなることだが、
このリュウキン体では、胸を感じなく、尾筒の細さも感じられない。
金座が丘付きに近いことから、元々は細めであったにしても、飼育による太さの
獲得を感じ取れる。
逆に言うとこの腹型と背や尾筒の太さなのに、目先を魅せるに至っていなくても、見られる程度に保っている。
リュウキン顔をもう少しで、ナンキン顔に見せられる作業中と感じられる。
土佐錦魚の顔は長くていい。
顔は大きくて目先が長い方がいい。

2018.10.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月06日
 
選別思考 2909 
 
仮に、この魚の尾筒を含むこの体に、一回り大きな平付けの金座が着けば、
自動的に殆どの心配が解消され、体の成長に無理を施すことのない良魚となる。
よってこの体を種魚として残したくなり、金座の良い魚との掛け合わせを企みたくなる。
この感想では、体に文句をつけていない。
写真では片腹に見えているが、写真の撮り方が下手なだけで、実際は片腹になっていない。
三角おにぎり型でも、顔にナンキン様が現れていれば、十分な長さが得られて
正三角形ではなく、長辺が得られた二等辺三角形になっている。
体にはナンキン体の融合が図られていて、
琉金の土佐錦魚化が十分になされていることになる。
これより先、過度に肥育しようとしたら、腹が出過ぎて、みっともなくなってしまう。目先を崩さない程度に育てていれば、十分に大きくなる素質を、
この当歳は既に備えている。

2018.10.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月05日
 
選別思考 2908 
 
迫り出しは有ると言えない程で、無いとも言えないが、先行きには迫ってくることが予想される。
当歳なりの尾の出来がこの時点では、丸い体を邪魔としない泳ぎの上手さとなっている。
同時に少し間の空いた尾筒が、詰まってくると感じられる。
現在の筒の太さが将来的には、それ程大きくない金座を更に補うと予想され、
金座の輝きもやがてはそれなりに増してくる。
その時には尾が大きく発達することで、尾と体の均衡がとれ、
精一杯の迫り出しがそれでも腹元を隠すようになり、体と尾の間の抜けたところが埋まり、腹型を心配する必要もなく、体は土佐錦魚の円に収まりを見せ、
当歳時点では十分な渡りと余裕のある抑えが、やがては円の直径までに発達すると見込まれる。
全体的に心配なく、土佐錦魚として成熟して行くことが伺える。

2018.10.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月04日
 
選別思考 2907 
 
比較的尾筒の細めの種の土佐錦魚としては尾筒が太い。
リュウキン系の割には、金座も普通の大きさになっている。
金座の平付けの甘いところが、リュウキン系らしい。
金座の輝きがほとんど見られないことも、リュウキン系らしい。
その割には、尾にリュウキン系の現れが少ない。ナンキン系が少し出ているのか。だが将来的にはリュウキン系が出てきて尾は大きくなると予想されるが、
大成はしそうにない。
誤解のないように念を押すが、リュウキン系らしいと言うことは、土佐錦魚らしさが足りないことを欠点として皮肉っている。
尾芯もちょっと高め、後の平付けが前と連動していないから、付立ではなく、
芯立ち傾向と言える。
それが後の袖元辺りの甘さとなって出ている。
反転はリュウキン系というほどには大きくないが、揃っている。

2018.10.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月03日
 
選別思考 2906 
 
印象は腹の角張った三角おにぎり型でも目先を見せて、体だけ見ているとそれほど窮屈感を感じさせていない。
顔から体側に直線感があり、口先への尖り感も見せている。
もともと背幅の狭い土佐錦魚としては、背幅も保っているので、出っ張り的で
豊満な腹の出を、みっともなく見せないでいる。
背幅、腹の出、筒の太さが、当歳なのに貫禄をもたせている。
口先から尾先迄筋が通っているが、特に体の骨格に頑丈さを感じられる。
それが嫌味な力感になっていないのは、口先を太く見せていないことからきている。もしこの魚にみっともない端瘤が付いていたら、一瞬で評するに当たらない魚に転落する。
当歳なのにいきなり体が標準値になっているのに、尾が当歳なりなのでそれが
幼く感じられ、その隔たりが体と尾との間の隙間として出てしまった。
尾の将来的な発達によって、尾が追いつけば、隙間は埋まって行くものと予想される。

2018.10.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月02日
 
選別思考 2905 
 
琉金にこれ程の後腹の拡張はない。もちろん南京にも。
土佐錦魚独特と言える。だが大関は貰えないだろう。
では、土佐錦魚はどの種から受けとって、土佐錦魚化することで、
三角おにぎり型になったのか。
土佐錦魚に造詣のある人は、誰しもが琉金からと感じるだろう。
それが分類的にリュウキン体の一つとされる故となっている。
ちょうど、ここの土佐錦魚写真館のナンバー一が三角おにぎり型
と言える写真になっていた。
この写真をかりて具体的に探って見よう。忘れるほど昔に載せたので、
久しぶりに今見たら当歳なのに親と書いてあった。
ここで当歳に訂正させていただく。
やっぱり顔がデカイね。
13分の7が顔になっている。
まさしく土佐錦魚の顔だねー。
真上から見れば目幅は標準を保っている。
口先にも細さを感じられる。

2018.10.02(Tue)  土佐錦魚TOP

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