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 06月26日
 
選別思考 2807 
 
「なら太らせればいいじゃないか」土佐錦魚を考えない人はそう思う。
そして実行している。
と言うか痩せを知らずに、太った魚しか知らないのかもしれない。
土佐錦魚でも、それなりに背に筋肉が盛りっとつく。
それ以上では、頸が出っ張ったり、背肩が盛り上がったり、前背に段差ができたりする。
背肩が琉金や南京の成魚の様になる。
稜線の存在は薄くなる。育てようで骨格も中格も外格も変わってしまう。
それを外観から見て取れるか、見て取ろうとするか。
土佐錦魚は直線的な前背を求められている。
この求めに応じないと、土佐錦らしさを失う。
土佐錦魚化を失い、琉金化や南京化になってしまう。
土佐錦魚化は、紙一重のところがある。
その紙一重を辿ることが作りの綱渡りとなる。
土佐錦魚は、作らないと土佐錦魚には成れない。
 
2018.06.26(Tue)  土佐錦魚TOP

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