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 04月30日
 
選別思考 2750 
 
個体差なのかも知れないが、第八腰弓は太く、第八腰棘が細い。
第七と第八腰棘の間が詰まって、椎体と血管膜が確認できない。
その代わりか第八腰弓と第一筒弓の間の神経膜が骨化している。
第一筒弓には、第三椎弓のような突起までできている。
本来であれば、第一筒弓と第一筒棘は対のはずだがずれている。
まるで椎体が間に入り込んだようになっている。
第二筒弓にも突起がでているが、第二筒棘とは繋がっている。
第三筒棘は、第二筒弓の後ろの神経膜と繋がって見える。
第三筒弓の突起は根元が太くして、第三筒棘と繋がっている。
第四筒弓は細くて尾骨に押されながら筒支棘状と繋がっている。
膜と弓が重なったり交互になったりしている。
その交互が弓を出したり棘を出したりしている。
 
2018.04.30(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月29日
 
選別思考 2749 
 
親骨の支えは計八本が基本数となるが、一尾だけ八本数えたことがある。
芯支よりは、基本数に近く現れやすいことが伺えるが、普通は少ないことが多く、五本も居たが六本〜七本が多い。
親基支の現れ方は二本、筒棘からは三本が多く、四本も居た。
親基支二本、筒棘三本、筒支棘状一本が多い。
親骨の支えは、計六本〜八本を見つけることができる。
この現象をどう見るか。
親基支二本は芯基支と共通して、基本の支えとして当然となる。
筒支は、筒棘三本と筒支棘状一本が現れ易く、筒支棘状の元の現れと近くなっている。
 
2018.04.29(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月28日
 
選別思考 2748 
 
筒支棘状は、芯基支棘状と付属する役目をもっている。
筒支棘状は、挿しを出来易くする役目をもっている。
筒支棘状は、内格の背筋と外格の背筋の結合の役目もしている。
筒支棘状は、芯基支棘状と内格と外格の背筋の繋ぎ役を務める。
筒支棘状は意外と長い。その長さが付きの流れとなって現れる。
筒支棘状の長短が、付きの流れ具合を決めて、尾筒の締まりを容易にし、
四半円の締め括りになると考えている。
挿していない魚は、比較的尾筒の締まりが良い。
挿していないと、土佐錦魚では奇形扱いになる。
挿しは、挿し弓と筒支棘状とのせめぎ合いと考えられる。
筒支棘状が勝ると、挿し棘が消えて凹んでしまう。
挿し弓が勝ると、筒支棘状の流れ具合が増す傾向と考えられる。
 
2018.04.28(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月27日
 
選別思考 2747 
 
筒支弓棘状と筒支棘状を集めた棘数と、再現された棘数とが異なっている。
それはどうして起こっているのか。
集約されて棘状になってから、集約された数を外格へ別の形で再現する役目を果たす間に、棘状には別の役目が新たに発生したのではと考えられる。
棘状自体を太くして、内格としての新たな役目を増やしたのか。
その役目が外格に現れていないのなら、中格に利用されたために、外格に現れていないのか。
それは、隣の棘状との繋がりを強化したり、膜の役目を強化したり、膜を通じて
他の役目をしたりするような。
 
2018.04.27(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月26日
 
選別思考 2746 
 
尾芯の支えは、計九本、多くて十本が基本数になるのだが、実際にはこれより少ない。多くて八本、七本〜六本が多い。
芯基支が現れている方で三本、筒支が現れている方で五本。
芯基支は三本が多く、筒支は四本が多く、加えて挿しが支一本。
尾芯の支えは、計八本〜七本を見つけることができる。
この減り方をどう見るか。
芯基支は、比較的三本が現れ易く、筒支は、筒弓の四本と筒支棘状一本が現れ易く、筒支棘状の元の現れは出難いと見ている。
筒支棘状の役目は、棘状を太くすることなのか。
 
2018.04.26(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月25日
 
選別思考 2745 
 
尾芯は、一本の椎弓から一本の棘状へ。
尾芯の基本の支えは、三本の椎弓から一本の棘状へ。
基本の支えと筒椎からの支えの間に、挿しの椎弓が一本。
尾芯の支えは、筒椎からの四本の椎弓と一本の棘状へ。
尾芯の支えは、計九本、多くて十本が基準数となる。
親骨は、一本の血管棘から一本の棘状へ。
親骨の基本の支えは、二本の血管棘から一本の棘状へ。
親骨の支えは、筒椎からの三本の血管棘と一本の棘状へ。
親骨の支えは計八本が基準数となる。
後葉の広条は六条が一本の棘状へ、峡条は二条が一本の棘状へ。
前葉の広条は七条が一本の棘状へ、峡条は二条が一本の棘状へ。
尾鰭全体では鰭棘と鰭条との差し引きでほぼ同数になっている。
集約は節から展開する時に元の数に戻ることを原則としている。
 
2018.04.25(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月24日
 
選別思考 2744 
 
開き尾となった尾骨は複雑になり、尾芯の単棘性もあって、
鮒尾そのままを左右へ展開することができなくなっていた。
その状態は、進展途上と思える奇形で見ることができる。
やがて尾骨でも集約が起こり、数本を棘状にまとめて横方向に放射状に発し、
広がった尾柄の先で節を介し、鰭棘や鰭条を展開した。
同時に、鮒尾のときにあった基本の支えも棘状にまとめることをし、尾芯の棘状や親骨の棘状と並行するようになり、必要性からか、やがて筒椎も支えに役立てるようになった。
尾芯の基本の支えは三本。
親骨の基本の支えは二本。
筒椎からの支えは共に六本が基本数になっている。
鱗に覆われている部位の、尾骨からの左右への棘状とその先の節までが鮒尾の
尾柄から、開き尾の尾座へと変じて行き、更に水平度と大きさが増して、
土佐錦魚の金座へと進展して行った。
 
2018.04.24(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月23日
 
選別思考 2743 
 
二股の下方は上下が逆転したかたちになり、上部が鰭条の働きになり、
下部が鰭棘の働きになって、尾鰭の下葉となっている。
上下逆転に感じられるが、これは古来の形の引き継ぎで、
上下が背鰭様の時代の名残になっている。
その名残によって、下方の鰭が逆転の背鰭様を呈し、
尾棘と筒棘と舵棘が下方で一連となる古来的な作用が可能となっている。
尾鰭の下方は椎体的な働きが弱まり、血管棘的な働きが勝り、
上方が鰭条となり、下方が鰭棘となっている。
上葉は下葉より鰭棘が多く、下葉は鰭条が多い現象となった。
 
2018.04.23(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月22日
 
選別思考 2742 
 
役目を兼ねている似た例としては、背椎と腹椎が挙げられる。
上下の弓と棘によって、どちらに仕分けするかの違いとなる。
頸弓が背への作用とした時には背肩となるが椎体は頸椎となる。
神経頸板骨は、頸椎と肩椎が一体化したものとしている。
椎体が弓や棘を発しているので、尾骨は尾椎の一体化とし、
開き尾になったときの尾骨の見た目は、塊状態になっていた。
鮒尾の時の尾鰭の尾椎は、上下へ二股に開いた形を残していた。
二股の上方が椎体を引き継いだ作用になり、椎体的な働きが残っていて、
上部は神経棘の働きの強い鰭棘となり、その下部は、血管棘の鰭条になって
尾鰭の上葉となっている。
 
2018.04.22(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月21日
 
選別思考 2741 
 
すると、椎体は三三椎体、一体化は尾骨一体になる。
神経頸板骨の第一椎体と第二椎体を、一体化とすれば、当然、
神経頸板骨の第一椎体と第二椎体は、椎体数に入らない。
すると、椎体は三二椎体、一体化は二体になる。
神経頸板骨の下部を椎体としなければ、頸や肩骨への作用はどこから発していることになるのだろうか。
ここでは尾骨も、尾椎様(よう)を含めた一体と認識している。
神経頸板骨も椎体様を含めた一体と認識すればいいことになる。
神経頸板骨は、あくまでも頸と肩を兼ねていることになる。
そして、頭蓋の内部と外部とを繋ぐ椎体的な頸としての役目と、頭蓋の外部では
胸鰭と腹鰭への肩としての役目を果たした上に、胸棘とも繋がっていて、
何かの役目をしていると思われる。
 
2018.04.21(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月20日
選別思考 2740 
 
さて、2071と2702の一体化の基を数えた椎体の仕分けでは、
三四椎体を
数えている。
2706の見た目の仕分けでは、二八椎体を数えている。
2724の尾筒の拡大図では集約があったにも関わらず、結局見た目でも六椎を
数えている。
見た目の仕分け数二八椎はそのままで、変わらないことになる。
一体化の基の第三四椎体目は尾椎に当たるが、通常は尾骨と言い、
尾骨としたときには、通常、椎体として数えない。
尾骨とした時には、基本の支えが含まれている。
 
2018.04.20(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月19日
 
選別思考 2739 
 
尾だけ良ければ他を気にしなかったり、長手でも何気なく許したりは、
土佐錦魚が本来目指している方向とは逆行している。
円に収まる土佐錦魚の上面図は、東京土佐錦魚保存会発足以来、会報に記され、
以後改良版も載せられてきたが、簡易なためか「円に収まる魚なんかいっこないよ」とか、挿し点が中心点という誤解の広まりを聴くと、横見による体の啓蒙が今必要であり、土佐錦魚の流れを伝統の流れに戻して、本来の土佐錦魚を発展させなくてはならない。
骨格絵図は、そんな使命感が描かせたものと感じています。
[作られた土佐錦魚]と[育てられた土佐錦魚]の違いを認識できたら、
伝統の土佐錦魚に目覚めたことになる。
本来の土佐錦魚を学ぶ入り口に辿り着いたことになる。
改めて学びなおし、佐錦魚の後継者に至ることを願っています。
 
2018.04.19(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月18日
 
選別思考 2738 
 
土佐錦魚では、尾を観るため、体を観るため、土佐錦魚の円を観るために、
当初から上見が基本となっている。
それでも土佐錦魚では尚更のように、横見を察知する能力を審査員として
求められていた。
それは、審査員として土佐錦魚を見極めることの内容に、横見からの見方が必須になっていることを示している。
それは、土佐錦魚が未だ完成への途上となっている認識にある。
土佐錦魚の歴史を認識していないと、飼いやすい長手や見栄えだけの尾の大きさで満足してしまい、体作りへの意識を忘れてしまう。
忘れるならまだ良い方で、知らない審査員までいる。
 
2018.04.18(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月17日
 
選別思考 2737 
 
近頃の蘭鋳は昔の型より長手傾向で、背高が低めの傾向が好まれていると聞いたことがある。
そこからは、昔風の丸手より背高が低めの可能性が生じ、肩弓の長さも短くなる可能性が強まる。
すると背幅も広く鱗並も良くなる可能性が増し、土佐錦魚のように前背という区分がないので、前背を押し詰める必要もなくなり、肩弓に押し詰まりが及ばない可能性も出てきて、上見からの背が更に見栄えする可能性が高まる。
昔見た蘭鋳の審査風景は上見で行われていた。
それなのに会報の写真は横見になっていた。
審査の時には上見からでも、横見もキチンと察知する眼力を審査員として備えていたことになる。
それは今より、横見を重要視していたことが伺える。
現在の会報では、上見の写真がほとんどとなっている。
 
2018.04.17(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月16日
 
選別思考 2736 
 
頸(うなじ)から続く稜線の作用がなくなると、内格の背筋と間膜の作用によって肉付きをもたらすと考えられる。
第一背支の前の稜線に凹みと、挿していない時の尾筒の凹みとは、同様の作用ではないかと度々も言っている。
内格の背筋と外格の背筋とのせめぎ合いと思われる。
言い換えれば、稜線が有るか無いかのせめぎ合いになる。
背支の前の凹みでちょっと現れ、挿していないとまた現れる。
挿しは取り返しがつかないが、背支前の凹みは何とか取り返せそうだが、
焦って大きく育てると、頸が出気味になってしまう。
すると、頸の凸が背支前の凹を強調して、凸凹になってしまう。
 
2018.04.16(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月15日
 
選別思考 2735 
 
土佐錦魚では、背鰭に欠損等の異常が起こることがある。
背鰭のない種が掛かっているので、当然の事態と頷ける。
第一背支の前の稜線に凹みができている魚がいることは、
背鰭の異常事態への暗示と捉えている。だが凹みは第一背支
の前が多くその前方へはなかなか広がらない。
土佐錦魚での背鰭の欠損は、背鰭の範囲に欠損が多く見られ、
前背や尾筒には支棘の前に異常が見られる。
背鰭の欠損の魚を長年育てると、凹みが段々上がってきていた。
背支の前の凹みも、段々上がってきている魚を確認している。
内格の背筋付近まで凹んでも、肉付きで盛り返すと思われる。
当歳と二歳の審査で、凹みを欠点として順位を落としていたが、
四歳では欠点にならないのではと期待したが、出てこなかった。
 
2018.04.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月14日
 
選別思考 2734 
 
それは神経棘としての神経膜のトンネルがないことになる。
そこには、太い神経が通っていないのだろうか。
それでも太い神経は、変形した神経棘の根元を通っていた。
標本を落とした時にポロリと離れて太い神経が露出した。
胸弓までを前背としている。
胸弓までの背が高くなっている。
第三肋骨と対の椎弓からは、背の低い椎弓が並んでいる。
背鰭がなくなれば、背鰭のない種と同様な背形を想像できる。
完全に背鰭のない種と同様になるには、前背と尾筒の稜線が邪魔になってくる。
前背と尾筒の稜線は、外格の背筋になる。
背鰭のない種は背支もいらなくなり、内格の背筋のみと言える。
土佐錦魚のような前背の統合は、必要なくなるのだろうか。
 
2018.04.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月13日
 
選別思考 2733 
 
神経頸弓は、頸弓と神経組織が一体化している。
神経頸板は、頸弓と周りの神経組織が板化している。
神経頸板の後ろは、間膜が神経組織化して背へ繋いでいる。
前背は、頸(うなじ)と肩弓から背筋を受け継ぎ胸弓へと続く。
第一と第二胸弓は、背支と共に稜線を現している。
背支は、第一、第二背支、或いは第三背支が現れる。
第一背支の前の稜線に凹みができている魚がいる。
第一胸弓と第二胸弓の間が広く開いていることが多く見られる。
これが第一背支の前の凹みに影響しているのではと感じられる。
前背の稜線は、椎弓の間膜も役割を受け持っていると感じられ、
前背の間膜には厚みを感じるが、神経膜のように膨らみはない。
 
2018.04.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月12日
 
選別思考 2732 
 
強いて言えば、背鰭の付け根の外格の背筋も加えることもできるのか。
加えるとなれば、各鰭も対象になってしまう。
鰭の根本には節があり、節は骨組織に入り、鰭は外格になる。
節は鱗や皮膚に覆われているが一体のものとして外格になる。
神経膜組織は外格と内格との繋ぎ役で、外格でも内格でもない。
神経は筋肉と共に中継役として、中格を嵌め込んでしまった。
背鰭を備えていない種では背の中央が神経組織になり、
内格からの椎弓の先にあり、外格の鱗に覆われている。
背鰭のある種では外格の背筋になる節と、背鰭とが外格になる。
外格との繋ぎになる骨組織の節(せつ)は鱗と共に外格になる。
内格での繋ぎになる膜組織は中格になり、覆う鱗は外格になる。
 
2018.04.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月11日
 
選別思考 2731 
 
腰棘と、舵鰭の帯や棘(担鰭骨)の間は、直に繋がっていない。
膜で繋がり筋肉で保持されて、異なる動きを可能にしている。
その膜は背鰭の神経膜と間膜や、肋骨の間膜とも共通している。
場所や使途によって、編成が異なる間膜や神経膜となっている。
腰棘の先と舵鰭の棘の先との繋ぎ、筒棘の先と尾棘状の繋ぎ、尾筒での
外格の背筋と内格の背筋の繋ぎも、神経組織と筋肉で繋いでいる。
絵図では、白く塗り潰している箇所になる。
内格の背筋は、神経棘(椎弓)の先がひょろっとした筋状になって連結し、
間膜と伴い連結組織を形成して背筋になっている。
特に筒弓からは筋が束になり、内格の背筋が筒支弓棘状に至り、
尾芯の支えとなって現れ、外格の背筋が挿しとなって現れる。
 
2018.04.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月10日
 
選別思考 2730 
 
2705で追求したいと言っていた課題の一つが判明した。
四作目の骨格絵図を描く破目になってしまった、と気がついた。
四作目には、少し追求が進んだ椎体辺りも描き込もうと、また机にしがみつき、
間に合ったので三作目と差し替えてある。
土佐錦魚の腰椎と筒椎と尾椎の独自の変化は、前背と同様に集約や統合を前提としないと成り立たない。
その前背との相違は、筒椎辺りは中央付近に在り、且つ動きを伴う役目を担っている。腰の腰棘は左右に振られる。
薄い縦並びがしなりを可能にする。
だがその下部の舵鰭は、逆に向いたり動かなかったり、まるで腰に逆らうような
独自の動きをする。
 
2018.04.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月09日
 
選別思考 2729 
 
その左右方向で垂直方向に近い斜めの尾椎からの膜が、
前後方向で垂直の筒棘の膜と繋がっている。
その繋がった膜の下部はいきなり水平方向の膜と繋がっている。
水平方向の膜は、舵鰭の棘と腰棘の繋ぎ目から来ている。
尾椎からと筒椎からと腰椎からの神経作用が、膜で繋がっている。
垂直方向で左右方向の尾椎からの膜と、垂直で前後方向の筒椎からの膜と、
水平方向で腰椎からの膜がここで繋がっている。
この三つの接点が尾皿の前の直角的に折れている鱗の中にある。
この接点を、鱗の中を見ずして土佐錦魚の中心点と定めていた。
親骨(親支)の間と舵鰭終いの接点を中央と定めていた。
その辺りを見るために慎重丁寧に処理した骨格標本のお陰で、
確かな根拠を得ることができた。
中心膜と名付けた。
 
2018.04.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月08日
 
選別思考 2728 
 
筒支が横並びへ変わることで親骨に沿うことを可能にしている。
前後に張っている膜が、いきなり左右に張り変わっている。
しかも斜めだが上下方向になっている。この上下方向が尾皿の直角に折れてい
る迫り出しの鱗で覆われた部分となる。
筒棘支の根元は神経膜と筋肉で繋がり、鱗に覆われている。
そこには既に、尾骨からの親基支が待ち構えている。
尾皿の鱗を丁寧に剥いでゆくと、各棘状は尾椎一点へ吸い込まれるように集中
している。
逆に見ると、奥の尾椎一点から吹き出るように棘状が放射的に発している。
その放射は前方中央付近の両親基支の間で三角に途切れている。
その間は膜になっている。
その膜を加えて360度が繋がる。
 
2018.04.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月07日
 
選別思考 2727 
 
この棘状は筒弓の第四弓と対になっている。
筒椎からの棘状とすることができる。
二棘分と見られる棘状を発している椎体は、例のごとく二椎分と思われる。
そう感じてよく見ると、筒椎も弓も棘もシッカリ押し詰まっている。
棘や弓があっちこっちから出ている個体差は、この辺りが要因なのかも
知れない。
特に挿し弓は、有ったり無かったり、大きかったり小さかったり、細かったり
長かったり、位置が変わったりしている。
四弓目の下にあることが多く、小さいことが多い。
四弓目の下の弓と対になっている棘は、膜棘と言える位置になっている。
筒支棘状と親支棘状の間に位置している。
 
2018.04.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月06日
 
選別思考 2726 
 
減ってしまった棘は、この辺りも押し詰まりによって、恐らく膜に使われたと
推測している。
膜は、棘条の代わりに使うほどの重要な用途と考えている。
肋骨の最後の十二本目は、膜になっていることが多い。
ここも舵鰭との境目になっていて、動きの激しいところになる。
尾筒の弓と棘の元は六本ずつ有ったが、用途が変わるにつれて弓が六本、
棘が五本になり、やがて四弓と一棘状、三棘と一棘状へと纏まっていったと考えられる。
一棘状の形は、弓は前後に、棘は左右に平べったくなっている。
筒棘の最後が集約して棘状となり、必要な形に変化している。
棘は、前後並びの方向性を、一挙に横方向へ変える役割となっている。
開き尾になった故の変化と考えられる。
 
2018.04.06(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月05日
 
選別思考 2725 
 
尾筒と尾骨辺りが一番細かく複雑で、その上に個体差があって解りづらい。
なんとなくは解っていたが、拡大にあたって数々の標本を再び覗き込んでいたら、腑に落ちるのに二ヶ月かかった。
基の筒弓六弓はなんとか数えられるが、筒棘はやっと五棘を見つけ、
平均的には三〜四棘と一棘状となり、一番居たのが三棘と一棘状になる。
基とする根拠の椎体さえ六椎は数え切らない。
ただし、その辺りの椎体は厚みのある変形を見せている。
椎体の変形で、個体差として弓や棘は有ったり無かったりする。
その弓や棘の有無を、いくつかの標本から拾い取り、くまなく数えると、
弓は六弓、棘は五棘あった。
つまり、個体によって有ったり無かったりするほどに、不安定ということになる。
 
2018.04.05(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月04日
 
選別思考 2724 
 
尾筒・尾骨(集約)骨格絵図(部分拡大図) (四作目)
2724尾骨側面_集約図
            (無断使用を固くお断りします)
2018.04.04(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月03日
 
選別思考 2723 
 
体内の大概のところは、膜に覆われているか仕切られている。
間膜は、弓や棘の間に張られて、すべからく神経が通っている。
神経膜は、神経棘の付け根のトンネルを太い神経が通った時、神経棘の間で露出することがないように、膜が両側から覆い、膜のトンネルを作り、椎弓と同じように神経作用を伝えている。
神経棘を通る太い神経を覆っているので、神経膜と呼んでいる。
神経膜は、背帯辺りが高く、筒弓へと徐々に低くなっている。
背帯は高い神経膜に直接届いていて、神経膜の中の太い神経と直接的繋がりと考えられ、後ろからの担鰭骨の鰭条とは異なる作用を感じ取れる。
後ろからの担鰭骨は、椎弓との関連が内格の背筋を通じて連動的な動きを可能に
している。
内格の背筋は、基本の背筋になっていている。
外格の背筋は、担鰭骨同士を通じて鰭条の根元に作られている。
当然背鰭が無い種では、内格の背筋で外格の背筋は存在しない。
当然背鰭が有る種では、肩背までを含めて背筋としている。
稜線は背筋を示している。
上見からの筋とは吻端から尾先までとなり、
横見では筋と言わずに、吻端までを含めて背形と言う。
肩背の稜線は胸弓と肩弓と神経頸弓が作っている。
胸弓は、背鰭の支えと稜線も作っている。
背帯は、外格の背筋との結びつきが強く、内格の背筋との結びつきは弱くなり、
その前の胸弓からは、内格の背筋は見られず、神経膜のトンネルも見られずに、
厚い間膜のようになる。
その膜が神経頸弓へと統合され、板化されたと考えられる。
 
2018.04.03(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月02日
 
選別思考 2722 
 
肩背・外格の背筋・内格の背筋・脊柱(椎体)骨格絵図
2722脊柱側面_背筋図
                 (無断使用を固くお断りします) 
2018.04.02(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月01日
 
選別思考 2721 
 
血管棘は、椎体の中程の左右からの棘が下方へ向かい、血管を通すトンネルをつくって一本の棘にまとまる形が基本的となる。
血管棘の場合は、肩板棘を第一棘として第六筒棘まで通し番号をつけても、あまり意味をなさない。
腰椎と筒椎からは血管棘の形態をしているが、腹椎では肋骨となっている。
解剖を始めた頃は椎体付近をきれいにしなかったので、しばらくは見えなかったが、肋骨の付け根には潰れたような菱形があって、その対角線に押し目があって、そこから上部か神経棘となり、その下部からが肋骨と判断できる。
肩背での血管棘はそれぞれに形が異なるが、無理やり血管棘系として混ぜている。逆に考えると、形で区分し易くなっている。
そうと言っても、第一肋骨と第二肋骨が前背に区分されていて、
第三肋骨からは後背に区分されている。
だがこの区分けは、土佐錦魚ならではの独自性となっている。
第十一、十二肋骨辺りでは、棘が膜になったりする分散的な変形も見られる。
図ではその第十二肋骨の先が陰で見えない。
筒支と尾骨の基支では集約が見られ、肩背では統合や集約はもとより、必要性からの発達的変形や侵略的で乗っ取り的な変形さえ感じられる。
この辺りは拡大図に託したい。
神経棘的には直線的な前背、曲線的な後背、高い背高や稜線と見せ場が多いが、
血管棘系では、見えないところで必要性に応じた四苦八苦の変形をしている。
言わば縁の下の力持ち的な存在になっている。
 
2018.04.01(Sun)  土佐錦魚TOP

  2018.04   03≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫05

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