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 10月31日
 
選別思考 2569 
 
もし外格の背筋が失くなった時には、挿し点としての働きがなくなり、
内格の背筋は基本の背筋とそのまま接合できる。
外格の背筋は、二重の背筋になって尾筒を補強している。
補強があるから鮒尾の尾柄が薄くても、丈夫になっている。
その丈夫さは、勢いのある横振りやシナリに向いている。
だが、金魚として開き尾になったり、腹が出てきたりすると、
横振りの効率が悪くなり、シナリ難くもなっている。
外格の背筋がないと筋肉によって補強するので尾筒が太くなる。
外格の背筋がないと筋肉の発達する余地が広がる。
同時に親骨が太くなったり、迫り出しが強くなったりする。
尾が小さいと尾の厚さが増し、迫り出しも強調される。
尾が大きいと尾の薄さが増し、迫り出しの頂点も離れて行く。
迫り出しは大きく見えるが、強さが弱まり出す。
蘭鋳の迫り出しには締まりがあり、力感もある。
土佐錦魚の迫り出しには広さ大きさがある。だが力感が弱まる。
 
2017.10.31(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月30日
 
選別思考 2568 
 
だが挿し点は、その六本の下辺りでなく、上にある。
挿し点より下に、全ての支えが重なっている。
挿し点より下に、基本の支えと筒椎からの支えが重なっている。
それは、筒椎の纏まった棘状の上に挿し点があることになる。
それでは、腰椎の下で筒椎の上となってしまう。
挿し点の椎弓は、支えの棘状をやり過ごしていることになる。
その形こそが、中途半端な椎弓の形となっていると見ている。
その椎弓は外格の背筋に届いていないので、中途半端に見える。
これがもし中途半端でなく普通に届いていたら、挿し点は、やり過ごすことなく
次の椎弓にずれていたかも知れない。
中途半端だからやり過ごせて、後ろに接合できたと感じられる。
挿し点からも一番短い支えを発している。
それが基本の支えの一番前となっている。
 
2017.10.30(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月29日
 
選別思考 2567 
 
筒椎からの支えが尾鰭に合流する前から、尾芯には基本の支えが三本あった。
その中の一番前の神経棘が挿しの担当になった時に中途半端に変形してしまったのではと、推測している。
筒椎から支えへ加わった数は、神経棘、血管棘共に五本〜六本。
それ迄に尾骨にあったのは、神経棘三本、血管棘に一〜二本。
合計すると、神経棘が八本〜九本、血管棘が七本〜八本になる。
神経棘の方が多く見える理由は理解できる。
親骨の支えは計八本、尾芯の支えは計九本あっても不思議ない。
この辺りも、神経棘側の棘数が多く見られる元と思われる。
尾芯と親骨は、尾骨(尾椎)から発しているとしている。
鮒尾の時に、尾骨から多少の支えが発していたことになる。
開き尾ではその上に、筒椎から支えを補強している。
筒椎からの棘数は、六本でも良いことになる。
 
2017.10.29(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月28日
 
選別思考 2566 
 
その椎体からは、下葉の基本の支えの一本目がでている。
中途半端な椎弓は、上葉の三本の基本の支えの一本目になる。
尾鰭の基本の支えは、上葉が三本で下葉が一本から二本となる。
その分、下葉の方の鰭条が多くなっている。
また下葉の基本の支えは、多くは二本だが一本の時も見られる。
上葉の棘条は、下葉の棘条より一本多い分、後ろになる。
下葉の基本の支えが一本の時は、腹鰭と共通している。
下葉の棘条が少ない分、やはり鰭条の数が増えている。
中途半端な椎弓に対する血管棘は、開き尾になった時に親骨がさらに前方へ
行ったことと、筒椎からの支えが加わったことで、もっと紛らわしくなったものと推測している。
鮒尾の時には尾芯の基本の支えとして、椎体を挟んで親骨の支えと対になっていたと見ている。
 
2017.10.28(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月27日
 
選別思考 2565 
 
背鰭の棘条の担鰭骨の帯は、椎体に届くように近づいている。
仮に、その担鰭骨が椎体と信号のやり取りをしているとしたら、
背筋の最後の挿し点でも、椎体と信号を交わしていると思える。
担鰭骨繋がりの背筋が、挿し点で接合する役目の椎弓の作動によって、
挿しになったりならなかったりすると推測している。
これも挿し点と椎弓を通しての、椎体との繋がりになる。
それが、尾椎の尾芯の基本の支え三本の一番前に位置する、
中途半端な神経棘の椎弓ではと推察している。
そこに新たな種で筒椎からの支えが加わり、複雑になった。
背鰭があると外格と内格の背筋が接合する時に挿し点が生じる。
背鰭がなく内格の背筋のみでは、その神経棘の働く場がない。
中途半端な椎弓は個体差や年齢差が大きく、形は色々見られる。
その中途半端な椎弓にも椎体がちゃんと一つ確保されている。
 
2017.10.27(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月26日
 
選別思考 2564 
 
詰まるところ鰭の支えは鰭と同じで外格となる。
内格の筒椎からの神経棘の先が纏まって棘状的になった先で節を介すると、
纏まりを解いて外格へと椎弓の本数の支えとなる。
内格からの棘状的な纏まりへは、外格の稜線は干渉していない。
稜線は初めて挿し点で干渉している。
逆に内格から外格へは、担鰭骨や節を介して鰭や支えを造る。
挿しは、支えの節と稜線の節とが接合していることになる。
外格となった支えだから外格の背筋が接合できたと考えられる。
鮒から変化した金魚は、背鰭の有る種が先で無い種が後になる。
背鰭が後つけに感じられるのは後つけの担鰭骨のせいと思える。
内格の背筋から追うと、外格の背筋の方が後付けに感じられる。
金魚のように確立された鰭は進化的な後付けと考えられる。
外格の背筋が後とすれば、椎体から何らかの作用があるはず。
 
2017.10.26(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月25日
 
選別思考 2563 
 
尾柄には、尾骨を外格の尾付と意識させるほどのものはない。
尾椎には、外格の尾付きとなる尾座や金座が鰭を発している。
筒椎は、背鰭のある種にとっては外格と内格のつなぎ役となる。
内格と外格の分かれ目の元は、腰と筒の間ということになる。
体の鰭が無くなるところからとなっている。
腰椎と筒椎とを部位分けする根拠は、ここにあると言える。
尾柄でも本来は、尾柄の鰭のないところになる。
尾茎という言葉も聞いたことがある。
柄のようには平たくなくて、柄よりも少し太身を持っている印象を受ける。
尾座に至っていない尾付を持つ種の、開き尾和金や琉金などは、
尾茎の印象が合う、鮒尾と同じように柄と呼ぶには忍びない。
開き尾和金は長い尾茎の種になり、琉金は短い尾茎の種になる。
内格からの支えが外格へと出るところで、外格の背筋が接合して挿しとなる。
 
2017.10.25(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月24日
 
選別思考 2562 
 
尾骨に組み込まれている基本の支えも、尾椎からになる。
尾芯の神経棘と親骨の血管棘が、尾骨として尾椎と隔している。
そこに基本の支えが付随している。
尾柄から尾筒になると、尾椎から筒椎と呼び名を変えている。
すると、尾骨を尾椎と呼ぶようになってしまった。
筒椎からの棘は全て、尾芯と親骨の支えになってしまった。
神経棘側は、稜線があっても肉付きがあるので尾筒の形だが、
血管棘側は、肉付きもなく、まるで尾柄の名残となっている。
親骨の支えの血管棘は前後に重なっているが、節を介して左右に別れた時には
上下に重なった親骨の支えになっている。
尾芯の支えの神経棘は一束に重なっているが、節を介した時には上下に重なった尾芯の支えになっている。
内格の背筋は腰椎迄で、筒椎からは内格でありながら節を介すると、尾鰭の支えとなって外格として現れている。
 
2017.10.24(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月23日
 
選別思考 2561 
 
土佐錦魚の腰椎からの神経棘の背鰭終いと、血管棘の舵鰭終いまでは双方ともが
鰭条へ干渉している。
腰(腰椎)は、尾鰭とは異なる上下の鰭へ干渉している。
これでは、尾に含めることができないことになる。
尾柄に含めることにも、異義が生じる。
例え鮒尾であっても、腹の後ろ全部を尾とすることは出来ない。
鮒尾では、筒椎の椎弓からの背筋が尾芯の支えになっていない。
支えになっているのは組み込まれている基本の支えのみになる。
つまり尾柄であって、尾筒にはなっていない。
鮒尾は尾柄とするに十分な条件を持っている。
神経棘側の、内格の背筋と外格の稜線とは馴染んでいる。
血管棘側は、内格の腹筋が背筋と同様にある。
さらに、尾柄は尾椎であって、尾骨ではないことになる。
 
2017.10.23(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月22日
 
選別思考 2560 
 
それは、どのように接合しているのだろうか。
尾筒の外格の背筋は、纏まって尾筒の外格の稜線をつくる。
尾筒の内格の背筋は、纏まって尾筒の内格の背筋となっている。
尾筒の内格の背筋は、尾芯の支えを出す時に外格として現れる。
外格に現れる支えは、筒椎の椎弓から直接的で纏まっている。
稜線となる外格の背筋は、背鰭の担鰭骨からの稜線を纏めて引き継ぎ、
内格の筋の上部に並行している。
尾芯の支えは、背鰭終いの後ろから筒椎の椎弓の先が長くなり全部が
纏まり、筒椎からの支えとして一束で届いている。
尾芯の挿しの元は、背鰭終いから背鰭からの背筋を一筋に纏めて受け継ぎ、
筒椎の椎弓とは直接繋がらずに並行的に、尾筒の稜線を受け持ち、内格の
上部を挿し点まで届いている。
内格の背筋と外格の背筋は、挿し点で接合している。
 
2017.10.22(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月21日
 
選別思考 2559 
 
内格からの尾芯とその支えは、背鰭の有無に関わらず基本的にあるいは基礎的に
在り、それは挿していないと言える。
背鰭があり、外格からの背筋があると、尾筒には外格からの背筋が上部に、内格からの背筋が下部にと二重に並んでいる。
下部にある内格から発している尾芯と基本の支えに、
上部にある外角からの背筋が、接合することになる。
尾芯の支えは基本が三本、加えて筒椎からの六本計九本になる。
外格の背筋は背鰭からの引き継ぎで、筒椎からではない。
尾芯の支えは、あくまでも筒椎からとなっている。
基本の支えに外格の背筋が加えられた形が挿しになる。
その接合個所(接合点)が挿し点になる。
ところが八本になることがしばしば見られる。
それは基本の支えの一本目の作用で起こると考えている。
 
2017.10.21(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月20日
 
選別思考 2558 
 
*土佐錦魚の筒椎からの棘は六本なのか
血管棘は六本から四本までが見てとれて、基本の支えは二本。
神経棘は六本見られるものが多く、基本の支えは三本。
これは、神経棘の支えの挿しが関係していると思われる。
「挿しがある」「挿しがない」あるいは「尾芯が挿している」
「尾芯が挿していない」通常はこんな言い方がされている。
「尾芯の支えが挿している」とは言わないが、正確にはこうなる。
通常は、尾芯も支えも一体なものとして、区別していない。
背鰭のない蘭鋳にも尾芯がある。その尾芯は挿していない。
蘭鋳の尾芯にも一体的な支えがある。その支えも挿していない。
蘭鋳の尾芯は内格の背筋から発している。それは挿していない。
蘭鋳の支えも内格の背筋から発している。それも挿していない。
蘭鋳の尾芯は尾椎から発していて、尾芯の支えは筒椎から発しているのに、
見た目には一体的で、しかも挿していない。
 
2017.10.20(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月19日
 
選別思考 2557 
 
開き尾になると、鮒尾の付け根の尾柄から開き尾の尾柄になる。
尾柄の筒椎部が尾筒となったのなら、尾骨部は新たな付き方へと、垂直方向から
水平方向への付き方へと次第になって行く。
蘭鋳では尾座へ、土佐錦魚では、さらに金座へとなっている。
椎体そのものの機能の変化が、棘条や棘状の変化をもたらし、形の変化が、部位の仕分けを促している。
その金座の左右に、血管棘状の広条用二本、峡条用二本、親骨用一本の計五本と、神経棘状の尾芯用が中央に一本ある。
だがここでも、尾芯や親骨の支えの存在が考慮されていない。
鰭棘と支えは、切っても切れない繋がりとなっているのだが。
鮒の筒椎の神経棘は五本基本の支えを入れると八本。
鮒の筒椎の血管棘は五本基本の支えを入れると七本。
鮒尾でも、基本の支えは尾骨に取り込まれている気配がある。
それは、鰭脈に影響を及ぼしている気配がある。
 
2017.10.19(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月18日
 
選別思考 2556 
 
尾が変形すると、それなりの呼び名が次々とついたように、
体が変形すれば、いろいろと呼び名がついても当然と言える。
鮒型から開き尾になり、さらに腹が出たり、体が短くなったり、丸くなったりすると、腰(舵鰭)や筒(親骨と尾芯の支え)や尾座(付き)や金座のように尾柄が仕分けされるようになる。
蘭鋳の尾座には、太い尾筒との繋がりを感じられるが、
土佐錦魚の金座では尾筒よりも尾との繋がりが強く感じられる。
これは、金魚の種のそれぞれの態ができてきたことになり、
それぞれの種の仕分けは、必然的に整えられて行く。
迫り出しと舵鰭が近づくと、その間には柄が存在できなくなる。
その代わりに背側が湾曲したり、太くなったり、柄の態ではではなくなり、尾筒として強調されて行く。
尾鰭を発している鱗の部分は尾骨となっている。
 
2017.10.18(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月17日
 
選別思考 2555 
 
尾全体を言うならば、鮒型では腹の後ろからを尾と分けている。
腹から後ろを尾柄とすると、そこには舵鰭や背鰭の一部が含まれてしまう。
それでも鮒尾は腰の態をなしていないので、尾柄に舵鰭があり、背鰭の一部があっても、違和感が生じない。
腹が丸い種では、舵鰭がまるで腹から生えているように見える。
すると、舵鰭のある部位が尾になってしまうのは釈然としない。
なら腹だろうか。腹は肛門(総排出腔)までと解っている。
腹でないことは確かだが、腹終いになっている。
よく舵鰭始めのことを腹終いと言うことがある。
外見的には、総排出腔の上までと言うことになり、
内部的には、舵帯ということになる。
この内容では、鮒尾も土佐錦魚も変わっていない。
腹が丸い種では、それなりの仕分け方が必要になってくる。
 
2017.10.17(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月16日
 
選別思考 2554 
 
鰭棘の親骨や尾芯は、支えと仕分けしていないことになる。
例えば[鰭は鰭棘と鰭条で構成されている]が定義とされる。
だがこの定義では、支えを無視して、親骨と同一視している。
それは支えを考慮に入れていないか、棘条に含めていると考えられる。
支えを鰭棘とすると、支えを発している椎体のある尾柄(尾筒)を尾鰭としなくてはならない。
どこまでが尾柄なのか、だんだん尾柄に、腰も舵鰭も含まれてしまう。
これによる尾とは、尾柄という部位と鰭の部位を一括している。
尾柄は尾の一部だが、鰭ではない。
尾柄を尾に含めると、尾全体となって、鰭の範囲ではなくなる。
金座は尾の一部だが、鰭ではなくて尾柄の変形となる。
金魚の鰭とは、鰭棘と鰭条で、鱗の部分は含まれない。
[尾とは、尾柄と尾鰭で構成されている]が尾の定義となる。
 
2017.10.16(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月15日
 
選別思考 2553 
 
尾鰭は、尾椎の始めの棘状の上部が尾芯に、下部が親骨になっていると見て取れる。それは、筒椎からが支えとも見て取れる。
だが、上部の尾芯と下部の親骨には、前後のズレがある。
尾筒では稜線としてまとまって挿し点まで進み、かなり後ろか
ら支えとして、その下部に尾芯として重なって出ている。
それに比べて筒椎の血管棘は、下向きで、短くて、押し詰まって、狭いところに
集中して、そこから左右に分かれて出ている。
親骨の棘条はその後ろ、つまり尾椎の一番前からになっている。
その後ろからは、親骨用の棘状一本、前葉の広条の棘状一本、前葉の峡条の棘状
一本、後葉の峡条の棘状一本、後葉の広条の棘状一本の計五本の棘状が、それぞれ左右に出ている。
尾椎の神経棘は、中央に尾芯用の棘状一本だけになっている。
親骨と尾芯の前後差があって当然と思えてくる。
 
2017.10.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月14日
 
選別思考 2552 
 
*尾芯と親骨は尾鰭なのだろうか
胸鰭、腹鰭の棘条を鰭として入れるのは当然としている。
背鰭と舵鰭の鋸目のある棘条も鰭として数えている。
尾鰭の尾芯も親骨も鰭として入れるのは当然と思える。
腹鰭には支えを、一本は見ることができる。
舵鰭には支えを、二本は見ることができる。
尾鰭の尾芯と親骨には、数本を見ることができる。
だが胸鰭には、支えらしきものを見ることができない。
胸鰭に支えがあってはかえって邪魔になる。
その分とその分以上に、鰭条数が増えている。
押し詰められた椎体が、増えた分を作用しているのだろうか。
腹鰭にもそんな作用が働いているのかもしれない。
舵鰭は、椎体数と条数がピッタリあっている。
 
2017.10.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月13日
 
選別思考 2551 
 
遅ればせながら、理想の土佐錦魚の骨格模式絵図と各所模式絵図を描き始め、
形態的には目に浮かぶほどに把握したのだが、内容的には、依然掴めていない
箇所がかなりある。
金魚も人間も同じ脊椎動物として、椎体数では大差ない。
魚類の土佐錦魚として、過去の前身の鮒や、やがて人間へ通じる後身の形態を
踏まえ、椎体をどう仕分けるかにかかっている。
それにつけても疑問は次々に浮かんでくる。
前背が悩みのタネになる。
まずは全体の確認作業をしながら、全ての繋がりの再検討を重ねてみる。
*胸椎と肩椎と頸椎の仕分けは
*腹椎からの肋骨は十二本なのか、十本なのか
*腰椎からの棘は八本なのか
*筒椎からの棘は六本なのか
*尾芯と親骨は尾鰭なのだろうか
 
2017.10.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月12日
 
選別思考 2550 
 
その観点を元に次の個体の標本を見ると、似ている兄弟以外は、
背骨の本数や並び方までが少しずつ異なっていた。
平均値を割り出したり、理想値を探り出さなくてはならない。
それを一年間掛けて基準へと修正したが、限界があった。
基準となり、その基準から現実の魚の標準を見いだせるほどの、
[理想の土佐錦魚の体の骨格側面絵図]でなければ意味がない。
理想への挑戦は、書き直しの連続で三年掛りになってしまった。
「いや〜、この神経を磨り減らす苦労は、とても勉強になった」
何回書き直したか、お陰で形も理屈も頭に這入ってくれた。
骨格を見続けていたせいか、自然と目に浮かんでくる。
自分自身では目に浮かんいるが、文字のみの説明では理解しがたい。
描かれている方が、解り易いに決まっている。
 
2017.10.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月11日
 
選別思考 2549 
 
まずは土佐錦魚の骨格図絵を描こうと思ったが、最大公約数的な絵図にするか、
理想の土佐錦魚の図絵にするかに迷わされた。
公約数的にすると平均値に近づくが、理想からは遠退く。
現実の平均値を描いても仕方がない。ここは現実を踏まえたうえで、
基準的で理想的な土佐錦魚の骨格図絵を描かなくては。
基準からの現実的妥協から標準が生まれる。
標準を目的に据えると、理想の濃さが薄れて行く。
基準値的な骨格図絵を描き、これ迄に登場した名称や分類をまとめると、
[土佐錦魚の体系化]が見えてくる。
取りあえず、骨格標本の写真を撮り、写し書きをしてみたが、
それはその個体の骨格でしかなかった。
良い個体ではあったが、やはり標準的な共通性に乏しく、
個性的で、どこか妥協的で、基準には相応しくないことが解った。
 
2017.10.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月10日
 
選別思考 2548 
 
*これ迄、土佐錦魚のそもそもを現すことに努めてきた。
その過程で色々な分類や呼び名が登場してきている。
現存する土佐錦魚を解剖して幾多の骨格も調べてみた。
魚が昇天してもそれまでは丁寧な扱いでも所詮は生ゴミたった。
 解剖して骨格標本としてからは、身近に活かす使い道ができた。
あまりに触ってはひっくる返して、覗き込んでは数えていたら、
次から次へとボロボロになって行く。魚の昇天はほぼ産まれた順になって行く。
新しい骨格標本が思い出と共に活きて行く。
魚は八歳頃から卵を産む気配が薄れ、十歳程から昇天して行く。
病気で逝った若い魚も、初期には骨格標本になった。
若い魚は、年齢差がとても大きいことに気づかせてくれた。
別種のような系統差に驚き、個体差はその違いを怪奇なほどに複雑にし、
土佐錦魚の成り立ちの発見や確認をさせてくれた。
 
2017.10.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月09日
 
選別思考 2547 
 
蘭鋳でも肉瘤と首の境に白っぽく現れていることがある。
多少の凸みはあっても、背鰭がないので凹みがない。
目立つのは肉瘤と鱗とのハッキリしない境目になる。
蘭鋳の審査のことは全く解らないが、ハッキリ白っぽく凸みがあまりハッキリ
現れていると、背の綾や二段背と同様に嫌われる場合があるのではと、
勝手に思っている。
土佐錦魚では、前背の在り方が難しい問題となっている。
ちょうど椎体が著しく押し詰められた辺りとなっている。
神経棘と血管棘の関わりが複雑で、明確ではなくなっている。
個体差、系統差がやはり大きい、と言うより、甚だしい。
大概は外見的な個体差は見て解るが、系統差には意識が乏しい。
増してほとんどの人は、体系的な骨格に関心を向けていない。
 
2017.10.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月08日
 
選別思考 2546 
 
肋骨と便利に呼んでいるが、人間の肋骨とは当然異なる。
藻を苔と呼んでしまうのも、勘違い的な習慣と言える。
その魚の肋骨をどのように見るかで、呼び名が変わってくる。
肋骨辺りの椎体を腹椎と呼んだり、背側に用いる時には背椎と便利に呼んだり
している。
概して便利に呼ぶには差し支えないが、キチッとしなくてはならない時には、
そのことを理解していなくてはならない。
鰭に関するところは、鰭側から追って行けばなんとかなるが、前背側には鰭がない。しかも入り組んでいて個体差が激しい。
この辺りを理解しないと土佐錦魚を掴むことができない。
例えば、頸(うなじ)から背鰭にかけて稜線の始の、頸の凸みと背鰭の前の凹みが現れている。
この凸と凹が繋がると凸凹が強調されてしまう。
 
2017.10.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月07日
 
選別思考 2545 
 
体内からの発信元を内格とすることができる。
体内からの信号をうける構造は中格的なものとなる。
外格は体表的で、内格へ中格を経て体外から発信をしている。
体表は、感覚組織が張り巡らされている。
外格は保護的で感覚的で運動的で、内格はその対応もする。
中格はその仲介をする。中格という言葉は相応しくないと感じられるが、
成り行き上そう呼んでしまっている。
担鰭骨は鰭の根元だから外格に属しても、違和感は少ない。
そうとなると、背鰭の深い担鰭骨も外格に属することになる。
胸帯系も、太くて大きくて中央でも舵帯は外格となる。
でもその辺りは外格であっても内部的な構造体として、
無理して外格にする必要はない、と考えている。
だいたい内格と外格の分け方さえ、少々漠然としている。
 
2017.10.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月06日
 
選別思考 2544 
 
肋骨のすぐ周りを、外格の皮膚と鱗が保護して覆っている。
頭蓋骨も外格的な内格になっている。肉質が外格にあたる。
肋骨の間には腹全体に幕が張られていて、解剖したての幕には、
神経と血管が交差するように張り巡られていることが見える。
これは、運動器官以外の役目を持っていることが目に見える。
鰓蓋は外格、内格のどちらだろうか。外格になる。
なら、胸帯の擬鎖骨は肋骨が内格なら、擬鎖骨も内格だろうか。
なら、腹帯はどちらだろうか。
なら、担鰭骨はどちらだろうか。
椎体から直接的に出ている神経棘や血管棘は、内格と納得する。
頭骨から出ているのもそうなるのだろうか。
鰓蓋だって頭骨につながっている。だが外格になっている。
内格は骨格で、外格へ体内から発信をしている。
 
2017.10.06(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月05日
 
選別思考 2543 
 
尾鰭は、尾椎の始めの棘状の上部が尾芯に、下部が親骨になっていると見て取れる。それは、筒椎からが支えとも見て取れる。
だが、上部の尾芯と下部の親骨には、前後のズレがある。
尾筒では稜線としてまとまって挿し点まで進み、かなり後ろから支えとして、
その下部に尾芯として重なって出ている。
それに比べて筒椎の血管棘は、下向きで、短くて、押し詰まって、狭いところに
集中して、そこから左右に分かれて出ている。
親骨の棘条はその後ろ、つまり尾椎の一番前からになっている。
その後ろからは、親骨用の棘状一本、前葉の広条の棘状一本、前葉の峡条の棘状
一本、後葉の峡条の棘状一本、後葉の広条の棘状一本の計五本の棘条が、それぞれ左右に出ている。
尾椎の神経棘は、中央に尾芯用の棘状一本だけになっている。
親骨と尾芯の前後差があって当然と思えてくる。
 
2017.10.05(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月04日
 
選別思考 2542 
 
稜線を造れなくなった神経棘は、背鰭の外格を造れない。
血管棘系の複数出ている鰭条も、鰭棘的な支えも、鰭棘も、元は背鰭のように
一対一の対応だったと思えてくる。
胸鰭や腹鰭は、胸帯や腹帯の先の鰭の根元が集約されて、射出骨となり鰭条を発している。
一番前も棘化された鰭条に見える。射出骨は、鰭の根元の複雑な動きを必要とするときや、根元の集約が著しい胸鰭や腹鰭に設けられている。
金魚が開き尾になって尾鰭が複雑化を始めると、土佐錦魚の尾鰭の前葉はその条件の最たるものとなり、節が射出骨的な役目をして、一棘状から複数の鰭条を出している。
尾鰭は、開き尾になって尾椎が一層ギュッと集約されてしまい、尾椎から左右へ
棘状が出て、棘状の先の節が複数の鰭条を発している。
この節は、射出骨と同様の役目と思われる。
 
2017.10.04(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月03日
 
選別思考 2541 
 
胸鰭の鰭条は、射出骨から発射されているようにも見える。
見方をかえれば、一条が射出骨に挿しているようにも見える。
尾鰭の手術で一条(一桁)抜くと、埋まっていた鰭条の根元が、
針先のように尖っている。
まるで刺さっているように見える。
逆に見れば、節からの射出とも感じられ、言い得て妙となる。
挿しと言う表現も、体内から見れば射出となってくる。
だが、挿して見えても、射出に見えても、どちらでもない。
尾芯や支えは、節を介して棘状としっかりと繋がっている。
そうそう引っぱても抜けるものではない。
鰭を出していない神経棘は、稜線を造っている。
稜線と背鰭は外格繋がりになっている。
挿し点は、背鰭からの外格と内格からの支えとを繋いでいる。
 
2017.10.03(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月02日
 
選別思考 2540 
 
胸鰭と腹鰭の帯としている上擬鎖骨や擬鎖骨や下擬鎖骨は、若い魚では、骨の分かれ方が解りやすく、それぞれの名が頷ける。
血管棘系の鰭は、血管棘と担鰭骨や節の間を、棘状や帯状を呈して、鰭の複数の
鰭条や、鰭棘や鰭棘的な支えと対応している。
支えは一対一でも、帯状や重なりや太めの骨状に纏まっている。
もっとも胸鰭と腹鰭は柔らかいので、支えはないと見えやすい。
動きの柔軟な胸鰭は椎体から遠回りしているので、帯はとても大きいが、担鰭骨的な帯は椎体に近いので比較的に小さい。
舵帯は、振りの支柱で動きが少なく担鰭骨的だが、大きく太い。
それは血管棘から直接的に二本出ていて、その上比較的遠い。
親骨とその支えも血管棘から直接的だが、その間は節的で帯状にはなっていない。節は外と内との境目になっている。
帯は節から内部になっている。担鰭骨はその例になる。
舵鰭の棘条の発達した担鰭骨も帯に含めている。
 
2017.10.02(Mon)  土佐錦魚TOP

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