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 07月31日
 
選別思考 2477 
 
背鰭が付いていることは、土佐錦魚の前身の和金型の長手か、琉金型の詰まり手や短手の丸手に傾き易い傾向にある。
すると勢い、リュウキン型の丸手へ向かい易いことになる。
和金型は問題外として、南京の丸手と琉金と土佐錦魚ではどれ程の違いがあるのか、顔と腹の対比を測ってみた。
対比の測り方は横見で、吻端から鰓蓋先迄の範囲を顔として、鰓蓋先から腹終い迄の範囲を腹として、比率をだしている。
南京の丸手は、凡そ顔が6、腹が8、腹の方が長い。
琉金の成魚は、凡そ顔が6、腹が6、ほぼ一対一に近い。
土佐錦魚の丸手は、顔が6、腹が5、顔の方がいくらか長い。
顔と腹の対比では、土佐錦魚の顔が、一番デカイ。
いつもは大きめの顔を何の気なしに見ていたが、土佐錦魚の顔は[大きい]と改めて認識させられた。
 
2017.07.31(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月30日
 
選別思考 2476 
 
これは、琉金の尾にある垂れる性質を継いだと考えられる。
この尾芯の垂れ下がりは、土佐錦魚では少しでも嫌われる。
そのわりに嫌うべき尾筒の詰まりは、案外受け入れられている。
それは、安易に丸手を得られるからと考えられる。
だが土佐錦魚にとって尾筒の詰まりは、背骨の詰まりに通じる。
背骨の数が少なかったり、押し詰まっていたり、湾曲が少なかったりして、
腰が顕著でなく、筒が短く、折れ下りが少なく、付き高や付き立ちに繋がり、
余裕がなく逆し向き易い。
典型的なリュウキン型の腰や筒や付きは、土佐錦魚属に入る。
土佐錦魚では、琉金の成魚の背骨の形を土佐錦魚属としている。
琉金の成魚型の背骨を選んでいないということは、反面大阪ランチュウの丸手型の背骨を、土佐錦魚として選んだことになる。
だが、土佐錦魚には背鰭がある。
 
2017.07.30(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月29日
 
選別思考 2475 
 
リュウキン型に頼ってはいけない訳ではない。
琉金が掛けられての土佐錦魚となっている。
要は、琉金の特性の用い方となっている。
その特性の用い方の良否は、はっきり分かれている。
土佐錦魚と土佐錦魚属とに、はっきり分かれている。
琉金では、丸手と言っても短手や詰まり手が標準になっている。
丸手を超えて短かったり詰まったりしていても、その分を尾が補完して全体としてバランスを取っていれば、良形と見られる。
琉金のそれをそのまま土佐錦魚へは持ち込めない。
土佐錦魚では、短手や詰まり手は土佐錦魚属とされてしまう。
土佐錦魚には尾芯が弧状に少し垂れ下がる後を見かける。
この手を大阪ランチュウ系の尾では経験していない。
反面、リュウキン系の尾で経験している。
 
2017.07.29(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月28日
 
選別思考 2474 
 
これは、丸手の筒の詰まりや腰折れや背高が影響を増している。
土佐錦魚の前身では体が長いので尾が張り過ぎでも何とかなる。
これは、土佐錦魚に丸手を求めた副作用と理解できる。
副作用の現れた丸手のどこに、その原因があるのだろうか。
筒の長さのあるナンキンや大阪ランチュウの丸手なら、平付けが酷く反りが強くてもなんとかなったのだが、体の短い琉金の丸手を、短絡的に選んでしまったところにある。
だが、これには止むを得ない事情があった。
土佐錦魚には、土佐錦魚の前身という和金系が入っている。
それがいまだに尾を引き、たとえ大阪ランチュウ系でも背鰭があることで、
土佐錦魚の前身が体を長くしたがる。
長くならないためには、勢い背鰭があって体の丸さが安定して得られるリュウキン型を、頼りにする流れが自然にできていた。
 
2017.07.28(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月27日
 
選別思考 2473 
 
これは、金座の内部構造が強さに耐えきれず、支えられない。
尾筒の付きの三角のけじめ辺りから、折れるように挙げている。
金座が水平を保てなく、節から先の鰭条を抑えきれていない。
酷く挙げている魚の尾皿で顕著に見ることができる。
大阪ランチュウの尾は少し大きめになっているが、尾先まで厚めなので、
琉金の尾のようには大きくはならない。
そんな大阪ランチュウ迄の土佐錦魚に琉金が掛けられて、平付けのままで尾が大きくなって張りが挙げるまでに強くなると、金座の尾の根元が持ち堪えられなくなってしまった。
金座と尾の分岐点のように、節から先を元域ごと挙げてしまう。
平付に至っていない尾座では見られなかった現象となっている。
琉金の大きな尾と大阪蘭鋳の強い平付がもたらしているのだが、長手や筒の長い魚では比較的見られず、丸手に多く見られる。
 
2017.07.27(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月26日
 
選別思考 2472 
 
土佐錦魚では、金座の強弱を伝えた元がはっきりしている。
突然変異や同種間の変異でなく、異種交配の変異となっている。
*大阪ランチュウ迄の土佐錦魚に、尾先の柔軟性があったのか。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の尾は、和金型と南京型を少し大きくした程度で、
わりと尾先まで厚めの尾と思える。
現在の土佐錦魚の大阪ランチュウ系の土佐錦魚属から、かつての大阪蘭鋳の中ぶりの尾を想像することができる。
土佐錦魚の大阪ランチュウ系の典型と大坂蘭鋳の尾とは、大きさの違いこそあれ
同様の構造と想像できる。
その同様の構造が、琉金のおかげで大きくなった尾と平付けやそれ以上の揚げ方を、支えきれずに持て余すことになった。
持て余すと、尾が大きくなるに連れて万歳や挙げ前になる。
これは金座の付きが弱いからなのか。
否、むしろ強いからになる。
 
2017.07.26(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月25日
 
選別思考 2471 
 
それは、先域だけをリュウキン系特性に切り替えることなのか。
それは、軟条域はそのままで、親骨を軟条域へ組み入れるのか。
すると親骨先の抑えは、一層弱くなってしまう。
その分、親骨の支えはシッカリしたそのままにすることなのか。
丈夫な親骨の支えのリュウキン系と言えるのではないだろうか。
大阪ランチュウ系の丈夫な金座とリュウキン系の親骨と言える。
リュウキン系が大阪ランチュウ系みたいな丈夫な金座を得れば、根本は丈夫で、
先は柔軟を得られることになる。
それは筒椎迄が支えらしくシッカリして、親骨の先域だけは軟条へ馴染むように
もって行けば、軟らかく大きくなる。
それは内格が大阪ランチュウ系で、外格がリュウキン系に他ならない。
これなら元域と親骨の支えは大阪ランチュウ系のように丈夫で、先域の軟条は
リュウキン系のように豊かになる。
 
2017.07.25(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月24日
 
選別思考 2470 
 
これは、尾先を折るような感じで下ろすことが遺伝化している。
これは、尾座の張り方で尾先を調整していない。
これは、その遺伝子が蘭鋳の尾座の基準や標準になっている。
蘭鋳には蘭鋳の尾座の張り方が有る。
尾座が弱いと尾先を特に下さなくても、用は足りてしまう。
尾座が強いと尾先は下ろせなくなり、下葉に反りが出てしまう。
土佐錦魚にも土佐錦魚の金座の張り方がある。
親骨の先を下げることを現状では金座の強弱で調整をしている。
土佐錦魚の金座はあくまでも大阪ランチュウ系の平付けであって、
蘭鋳の尾座ではなく、まして琉金の尾柄であってはならない。
大阪ランチュウ系に余り見られない尾先の柔軟性は、リュウキン系が提供することになる。
その元域の硬さと先域の柔軟性をもって、土佐錦魚の抑えとしている。
 
2017.07.24(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月23日
 
選別思考 2469 
 
それはまた、反転が硬過ぎず、軟らか過ぎないことを得ている。
またそれは、将来的に、尾が一段大きくなることを示している。
*それが理想型となるなら、現在はどこが不足しているのか。
親骨の元域と先域での調整でなく、金座の付き方でしている。
詰まるところは、平付けを緩和することで、少し親骨を下げたり少し後ろ向きにしたりして、抑えたようにしている。
理想型に届かずに妥協的で標準的なところとなっている。
例えば、蘭鋳で想像してみよう。
蘭鋳では筒や尾肩を張って、尾先を下ろして泳ぐ。
これは、元域が金座に至らずに捲れない尾座の段階に張っているので可能となり、先域を少しでなく、きちっと下ろせる。
これは、尾座を弱くしたり親骨を細くする尾先の調整ではない。
これは、先域を薄くして尾先を下ろす調整でもない。
 
2017.07.23(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月22日
 
選別思考 2468 
 
すると元域がシッカリして、先域に柔らかみを帯びて反転が大きく返り、
帰り反転もできてくる。
先域が典型的なリュウキン系でありながら、反転に吊られない程度が良いことに
なる。
また、典型的な大阪ランチュウ系の金座になると、平付け過ぎて挙げ前になる
傾向がある。
そこにリュウキン系が影響すると、親骨を柔軟に下ろすことをしてくれる。
また、反転にリュウキン系が影響して柔軟性が加わることで、付きを緩和する
ことと同時に、吊り上げる強さが緩和されて相乗効果となり、一層挙げ前になりにくくなる。
柔軟な反転の吊りで挙げ前になることは、まず少ない。
挙げ前は反転の作用よりも、付き方や親骨から起こりやすい。
挙げ前を起こすような付き方になると、逆に反転が発達し難い。
深前も付き方による。反転の吊りは、付き方でないので金座の根元からではなく、親骨の尾先にかけて起こりやすい。
 
2017.07.22(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月21日
 
選別思考 2467 
 
*抑えの造り         大阪ランチュウ リュウキン
その反転を造るには、まず親骨を造らなくてはならない。
直返りの親骨が理想の抑えをすることは稀なことから、減点の対象になるはずの
桁返りが、優遇される破目になっている。
その桁返りは、強い抑えによる返りの代表になる。
半桁ないし一桁を親骨補強に回している。
そ分の反転が小さくなるはずなのに、抑えがシッカリしていると反転の成長を促す作用が生じて、最初は少し小さくても生長するにしたがい、反転が大きく発達して行く。
だがやはり、最初から抑えている直返りには元から敵わない。
直返りが桁返りに敵わない所は抑えだけになる。
大きく返った反転に吊られないだけの、強さと柔軟さの兼ね合いは、
元域が大阪ランチュウ系、先域がリュウキン系になる。
 
2017.07.21(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月20日
 
選別思考 2466 
 
反転の小ささは、土佐錦魚の前身とナンキンがもたらしている。
反転の初期は、ねじれとして土佐錦魚の前身がもたらしている。
反転の中期は、反り返りとして大阪蘭鋳がもたらしている。
反転の広がりは、大阪ランチュウの尾の強さがもたらしている。
反転の大きさは、琉金の尾の大きさがもたらしている。
反転の豊かさは、琉金の尾の弱さがもたしている。
反転の弱さは、自由度を広げている。
反転の弱さは、先域に現れる。
反転の弱さは、先域を大きくする。
反転の弱さは、返り反転を大きくする。
反転の弱さは、先域に返り反転を現す。
反転の弱さは、返り反転の魚を多くする。
反転の強さは、弱さの作用に対している。
 
2017.07.20(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月19日
 
選別思考 2465 
 
大阪蘭鋳では、下葉(前葉)の平付けも上葉(後葉)の平付けも、前葉の反りも
大阪蘭鋳なりに造られていて、遺伝子化がなされていたものと想像できる。
土佐錦魚も前葉と後葉の平付け、前葉の反転も遺伝化している。
土佐錦魚の基本的なことは、大阪蘭鋳から引き継いでから琉金が掛けられて、
現在の遺伝子化がなされて、土佐錦魚として発展させたものになっている。
土佐錦魚の反転は、大阪蘭鋳より大きくて軟らかくなっている。
反転は大阪蘭鋳からで、大きさ柔らかは琉金からになっている。
大阪蘭鋳が土佐錦魚へもたらした反転の強さ、大きさ、硬さでは、片手落ちに
なってしまう。
琉金がもたらした大きさ、軟らかさだけでも、片手落ちになる。
両者の利点を合わせて理想に近づけることが求められている。
 
2017.07.19(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月18日
 
選別思考 2464 
 
*反転の造り         大阪ランチュウ リュウキン
土佐錦魚の反転は、どのようしてできたのだろうか
和金でも、張りがシッカリしていれば、捲れている。
琉金でも、付きが弱めで張りもそれ程強くないのに捲れがいる。
南京でも、平付けが強ければ捲れて来る。
蘭鋳では、平付けが強ければ反りに近く捲れたのを見掛ける。
大阪蘭鋳では、張りが強ければ強く反っていたと想像できる。
大阪蘭鋳では、張りが弱ければ弱く反っていたと想像できる。
大阪蘭鋳では、反りが遺伝化していたと想像できる。
蘭鋳では、下葉が平付けに近い程捲れる率が高くなる。
捲れが遺伝化していない別の種でも、同様なことが言える。
大阪蘭鋳では、平付けも遺伝化されていたと考えられるが、
山付けもハネとして遺伝子に残っていたとも想像できる。
 
2017.07.18(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月17日
 
選別思考 2463 
 
大阪ランチュウ系の硬い尾や厚い尾の返りが成立していった。
リュウキン系の柔らかな尾や薄い尾の返りが成立していった。
その間の硬さ、厚さ、強さ、抑えも様々に成り立っていった。
大阪ランチュウ系の、強過ぎる反り返りやバンザイする前と、リュウキン系の、
弱過ぎて流れて崩れる前を捨てて行った。
前の作りは、差し当たって体型を無視して、前に土佐錦魚の理想型を持つ系統を
造り出す必要が出てくる。
それまでは、作りで前を調節して行くようだろう。
尾の理想型が出来たあかつきに、今居る体の理想型を持つ系統と掛け合わすことになる。ずいぶん辛抱強いことになる。
ま、私の生きている内にはできないだろう。だが、志を持って一歩でも進まない
限り、理想の土佐錦魚に日の目はない。
 
2017.07.17(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月16日
 
選別思考 2462 
 
尾が薄めで、大きめで、張りの弱い傾向のリュウキン系は、戻り反転ができ易く、親骨を前方へ引く反転の吊りが起こり難い。
だが張りの弱さに伴う親骨の弱さが、弱い抑えとして現れる。
張りには、系統的な傾向として強い張りと弱い張りが見られる。
抑えには、系統的な傾向として強い抑えと弱い抑えが見られる。
強い張りは上方や前方へ、弱い張りは後方や下方へ行きたがる
強い張りには強い抑えが必要になるが、弱い張りには弱い抑えというより、
張りそのものの強さを増す必要がある。
増す必要のある張りは、元域であって金座辺りとなっている。
この辺りは、土佐錦魚の基本的な問題として強さが要求される。
その強さは、袖元の峡条にも求められている。
峡条の張りは、後の張りをもたらし、前の張りの補正となり、袖元を深くし、
振袖を大きくして、振袖を立ち上がらせ、親骨を決めやすくして、前の舞を豊かにして、華やかさを増す。
 
2017.07.16(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月15日
 
選別思考 2461 
 
こんな時に、反転の行き過ぎを引っ張り返してくれるところがある。
それは袖元の峡条になる。
後からの袖元の峡条が平付けを尾先までシッカリ押さえてくれていると、
前の峡条の立ち上がりが、体からその分離れる。
反転と体との間が、いくぶん分離れることになる。
すると、峡条に引かれて反転先が鰓に掛かりづらくなる。
強い反転の尾先も、わずかな薄さや柔らかさを持っている。
すると、僅かでも反転の戻りを見せてくれる。
峡条は、その戻りを後方から引っ張ってくれる。
シッカリ尾先まで抑えている親骨は、尾先でも軟域でも、反転を戻そうとせずに張りつめる傾向がある。
そんな時、反転の親骨近くより峡条近くの方が戻ることがある。
シッカリした峡条は、反転先の行き過ぎを後方から抑えている。
 
2017.07.15(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月14日
 
選別思考 2460 
 
親骨の抑えは、やや下方向と後ろ方向に働くと良いとされる。
親骨先の力点の方向とは、抑えの方向を言っている。
すると張りの方向性は、前方へと上方へになる。
前方に強ければ後方へ、上方に強ければ下方へ、が抑えになる。
強い張りであれば、強い抑えでなくては抑えきれなくなる。
張りや返りが強いと、親骨は挙げたり吊られる傾向になる。
だが親骨の抑えが良いと、吊られずに反転だけが前方へ行く。
尾厚が過ぎるとベタ返りや、反先がエラの中に入り込んで痛めたりすることが、
大阪ランチュウ系の反転にに多く見られる。
親骨の張りのみならば強くても抑えていれば良いが、反転の尾先が先頭になってしまうと、返りの型として見栄えが悪くなる。
すると親骨の張り過ぎは、強い張りや反転を強く抑えていても、ロクなことがないような気がしてくる。
 
2017.07.14(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月13日
 
選別思考 2459 
 
尾先へと薄くて、元域と先域が境目の軟域線が反転の折り返しの〔戻り線〕になっていれば、軟域線が前の先頭になる。
尾が厚くて、元域と先域との境目の軟域線が戻り線(戻り点)になっていなければ、反転の先頭は尾先へと移動して行く。
反転の先頭は、大阪ランチュウ系とリュウキン系の兼ね合いによって、
戻り線(戻り点)と反転の尾先との間になっている。
親骨先の下方向と後ろ方向は、張りと抑えとの兼ね合いになる。
大阪ランチュウ系は張りの強い傾向と言え、
リュウキン系は張りの弱い傾向と言える。
では、張りの抑えは、張りの強弱で決まるのだろうか。
前で言う張りは、反転の張りと親骨の張りになる。
反転の張りが強いと、親骨の張りも強い傾向がある。
親骨の張りは、強くても抑えていれば良いとされている。
 
2017.07.13(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月12日
 
選別思考 2458 
 
親骨の張りや抑えは、大阪ランチュウ系の良い強さならそれに越したことは
ない。ならリュウキン系の良い弱さはどうなのか。
前には〔三箇所の力点と〕〔三箇所の方向性〕が存在している。
三箇所の力点とは、迫り出しと、反転の先頭と、親骨先になる。
三箇所の方向性とは、迫り出しと、反転の先頭の前進方向と、
          親骨先の下方向と、後ろ方向になる。
力点の箇所と方向性を持つ箇所は、共通していることになる。
力点の力の方向と度合いが、問題になっている。
迫り出しと、反転の先頭の力方向は、大阪ランチュウ系でも、
リュウキン系でも前方になっている。
だが、大阪ランチュウ系とリュウキン系では、反転の先頭の位置が異なっている。反転の先頭の位置がリュウキン系では、軟域線になっている。
尾厚のある大阪ランチュウ系では、軟域線がハッキリしない。
 
2017.07.12(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月11日
 
選別思考 2457 
 
大阪ランチュウ系の抑えの強い親骨は、反転と分離的で、突っ張り気味で、
硬めの傾向で、反転に吊られることが少なく、捻れも少なくなる。
棘条の強さが、張りや抑えの強さとなる。
大阪ランチュウ系の抑えの弱い親骨は、反対に分離が中途半端で、突っ張りが
足りなく、硬さが弱く、反転に吊られてしまい、捻れやすくなる。
大阪ランチュウ系が中途半端になっている。
これは親骨の強さだけでなく付き方も影響している。
大阪ランチュウ系の強い付き方は、親骨を強く張らしている。
強すぎると抑えがどうであっても、それ以前に挙げたりバンザイをしてしまう。
反転も小さくて、過ぎたるは及ばざるが如し。
典型的なリュウキン系に強すぎるつき方は、出ない。
典型的な大阪ランチュウ系に弱すぎる付き方は、出ない。
これも、大阪ランチュウ系とリュウキン系の兼ね合いになる。
 
2017.07.11(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月10日
 
選別思考 2456 
 
*筒椎の〔迫り出し化した支え〕があっての親骨になる。
迫り出しの前半は少し前方へ向かい、水を切る形になっている。
後半は少し後方へ向かい、水を受け流す形になっている。
迫り出しの形がうまく前後へ働いていれば、支えのあるところまでは抑えられる。親骨先も支えの形の方向になっている。
だが支えの力は、尾先までに及んでいない。
迫り出しの支えは、自らがネジレようとはしていない。
親骨も、自らがネジレようとはしていない。
支えも親骨も、むしろネジレないように働いている。
そのネジレさせない働きは、土佐錦魚以前から働いている。
だが、尾が大きく柔らかくなった土佐錦魚の親骨は、琉金の性質が抜け切らずに、反転に大まかに馴染んでいる。
尾先が成り行き的で、当然に自然的に吊られ気味になる。
 
2017.07.10(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月09日
 
選別思考 2455 
 
開き尾になって、親骨への抵抗が格段に増したために、親骨の強度を増す必要性に起因したと考えられる。
親骨の強度を増すことは、支えを増やしてやることになる。
その支えは、筒椎から更に持ってくることになる。
開き尾になって支えが増えると、親骨は筒椎へより近づいた。
一方の尾芯も、振りが強くなった腰や筒と共に強度を増した。
尾芯も、筒椎から更に持ってくることをした。
ついに筒椎からの椎弓は、全部が支えへとなってしまった。
鮒尾は、尾柄としての独立した長さを持っている。
まだ尾鰭の支えだけとして、尾ひれに組み込まれていない。
尾椎の血管棘の親骨は既に、左右分けられた一本になっている。
親骨は一本分だから、二本分の尾芯より弱くても当然となる。
しかも横に張り出しているのだから、よほど無理をしている。
 
2017.07.09(Sun)  土佐錦魚TOP
 07月08日
 
選別思考 2454 
 
尾芯は一本でも、左右二本分を内胞している。
よって、独立性や強度の高さは当然視されている。
だが、開き尾の尾芯と鮒尾の上葉の棘条は、基本的に共通していて、尾芯が後ろ向きや挿していたりと大して変わっていない。
開き尾の桜尾の元と鮒尾の上葉も、大して変わっていない。
土佐錦魚の尾芯に求められている強度の高い三つ尾は、大阪ランチュウの三つ尾に特化した尾芯からきている。
鮒尾の筒椎の血管棘は一本に纏まり、下葉の支えとなっている。
開き尾の筒椎の血管棘は一旦一本に纏まっているが、親骨の支えになるときには、再び左右へと別れている。
鮒尾の尾鰭の棘条の支えは、鮒尾の時から備わっていた。
でも、土佐錦魚のような開き尾よりも本数が少なかった。
尾鰭の棘条の支えは、開き尾になってから増えたと考えられる。
 
2017.07.08(Sat)  土佐錦魚TOP
 07月07日
 
選別思考 2453 
 
神経棘も血管棘も、椎体から出ている椎弓になっている。
神経棘系は椎体の両脇から上方へ行き一本に纏まる性質を持つ。
基礎的で中央的で保守的になっている。
血管棘系は椎体の両脇から下方へ行き一本に纏まることもするが、
究極的には左右対称の性質を持ち、多様性へ繋がっている。
神経棘系の二本が一本へ纏まろうとする尾芯が三つ尾になる。
血管棘系の左右化が強いと、尾芯が四つ尾方向になる。
神経棘系の保守的な尾芯が、血管棘系の変化に乗っ取られる度合いで、
三つ尾から四つ尾へと尾形が変わって行く。
三つ尾は神経棘系が強く、四つ尾は血管棘系が強い傾向となり、
三つ尾傾向が強い大阪ランチュウ系は、神経棘系が強と言え、
四つ尾傾向が強いリュウキン系は、血管棘系が強いと言える。
だがこれも半側条と並側条や尾の厚みのように入り組んでいる。
 
2017.07.07(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月06日
 
選別思考 2452 
 
*神経棘と血管棘の問題に辿り着いてしまう。
後は、神経棘が強くてもそれなりの良さが可能となっている。
前は、血管棘が強いと軟条も強くなり全体の張りが強くなる。
前は、軟条と棘条(親骨)との一体感ができ易い。
後は、軟条と棘条(尾芯)とのせめぎ合いが常にある。
前は、軟条がより柔らかく、棘条がより強く求められている。
後は、尾芯に伴うような強さを求められている。
後の尾芯は、軟条に屈しない強さを求められている。
この矛盾した求めに応じるとしたら、各々の特徴をもつ土佐錦魚内の魚を掛け合わせて、遺伝子の変異を待って造るしかない。
土佐錦魚内系統の掛け合わせになってくる。
土佐錦魚では最早、他種の金魚の掛け合わせを禁じている。
例え他種を以ってしても、この矛盾に応えうる要素はない。
 
2017.07.06(Thu)  土佐錦魚TOP
 07月05日
 
選別思考 2451 
 
この矛盾や折り合いに応じた土佐錦魚は、今のところいない。
居たとしたら理想の前を持つ土佐錦魚になる。
理想の付きを持つ土佐錦魚は現れたが、理想の付きを持つと、理想の後も理想の
前も、かえって出来辛くなくなってしまう。
理想の付きを獲得した魚から、理想の前が誕生することを願うが、そんな魚は
異質で当歳ではハネられてしまう可能性がある。
理想を追うことを知らないと、選別していても気がつかない。
体の良い腰や良い筒や良い付きであれば、今のところ理想の前に応じられなくても、後が良くなる可能性は高くなっている。
体の良い腰、良い筒、良い付きであれば前も良くなる可能性が高くても、良いはずと単純には思えるのだが。
どうして後と前とは一緒に良くならずに異なるのだろうか。
尾の問題ではいつもここに辿り着いてしまう。
 
2017.07.05(Wed)  土佐錦魚TOP
 07月04日
 
選別思考 2450 
 
ただし、半側条を利用できたのは、大阪ランチュウ系の遺伝子がそこに現れた系統に限られた。
並側条の親骨は、そもそもが弱い形質をもって生まれている。
親骨に側条の半分を提供していないことが、弱さになっている。
提供していないから、尾が大きくなっている。
その親骨だけを丈夫にしてしまおうということになる。
その上に親骨から始まる反転を、ネジレのない折れはじめの並側条にしてしまおうという魂胆的な、理想になっている。
その企みに参加する可能性を持つのは、どの椎体なのだろうか。
筒椎からの親骨の支えか、尾椎からの親骨かそれとも側条か。
だいたい桁返りをこしらえたのは、どの椎体なのか。
桁返りの折りはじめをこしらえたのが、大阪ランチュウ系で、
直返りの並側条をこしらえたのがリュウキン系なら、やはりその辺りに、
折り合いの付けどころがあるのではないだろうか。
 
2017.07.04(Tue)  土佐錦魚TOP
 07月03日
 
選別思考 2449 
 
前では先天的な柔らかさ、後では後天的な柔らかさと言える。
親骨はシッカリとしていることを求めながら、反転は袋になる程の大きさと軟らかさを望むことが多い。
典型的な大阪ランチュウ系のもっている過ぎた硬さの前型と、典型的なリュウキン系の持っている過ぎた軟らかさの前型と、
土佐錦魚として望まれている前型の間には、現に矛盾がある。
半側条は、親骨を補強するために小さな尾の遺伝子を利用した。
並側条は、大きな尾の琉金が掛けられて土佐錦魚の尾の条数が小さな尾だった頃の倍数に発展して誕生した。
開き尾和金や蘭鋳のような小さな尾の種の鰭条は半側条になる。
大きな尾を土佐錦魚へ持ち込んだ琉金でも、幅尾系になる。
その親骨も軟条と共になびくようで、丈夫には出来ていない。
そこで土佐錦魚自身は、小さな尾の性質だった頃の半側条の遺伝子を、
親骨を補強するために利用した。
 
2017.07.03(Mon)  土佐錦魚TOP
 07月02日
 
選別思考 2448 
 
前には反転があるために、親骨は前方や上方に吊られ易い。
反転にも、吊りが強い傾向と弱い傾向がある。
強い傾向が大阪ランチュウ系になり、
弱い傾向がリュウキン系になる。
親骨も反転と同じ傾向にある。
それなのに前の親骨には強めを、反転には弱めを求めている。
これは前と言う範囲に違う特質を同時に求めていることになる。
強さと弱さを言い替えると、親骨には大阪ランチュウ系を、
反転にはリュウキン系を求めていることになる。
しかも金座へは、基本的に大阪ランチュウ系を求めている。
しかもその先域には、リュウキン系を求めている。
前には、リュウキン度の高い先域が後より多く求められる。
前には、リュウキン度の高さが後よりも早めに求められる。
 
2017.07.02(Sun)  土佐錦魚TOP

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