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 05月31日
 
選別思考 2416 
 
*琉金が掛けられてから、捲れや反りから反転として遺伝子化されたが、
大阪ランチュウ迄では全く遺伝子化されていなかったのだろうか。
少なくとも、記録や言い伝えでは定かでない。
だが反転に近い捲れや反りが遺伝子化されていたと考えられる。
それを[直帰り]と[桁返り]から逐(お)ってみよう。
直返りでは、親骨の捻れが直接軟条を捻っていることが解る。
ところが桁返りでは、捻れているはずの親骨と直結している桁の軟条は、
親骨から水平方向に出ていて親骨を捻っていない。
それなのに次の桁から、立ち上がるように反転が始まっている。
親骨が捻れたから、反転ができ始まったのではなかったのか。
そこに直返りと桁返りの相違が、単に間に一桁入っているだけでないことを
物語っている。
他の鰭では、棘条と軟条が連動しているのに、
土佐錦魚の前葉では、棘条と軟条が連動していないことになる。
 
2017.05.31(Wed)  土佐錦魚TOP
 05月30日
 
選別思考 2415 
 
琉金の腹は土佐錦魚の縦付きの垂直傾向を強めたが、腰や筒までも詰めてしまい、付き位置や付き角を高くしてしまった。
それは〔琉金付き〕として、土佐錦魚へ受け入れられなかった。
土佐錦魚はやはり大阪ランチュウ系の骨格や付きが基とされた。
大阪ランチュウ系の付きは、後葉が横付きの平付けとしている。
琉金からは、丸い腹や体に伴う舵鰭の縦付き、背鰭に伴う背高や大きな尾を受け入れたが、腰や筒や付きの甘さは嫌らわれた。
南京の中途な付きや琉金の半端な付きでは土佐錦魚らしくない。
それでも、ナンキンや琉金の部位が重要な土佐錦魚らしさになっているのは、
それぞれの部位が役目を担っているからとなる。
だがその役目は、大阪ランチュウの基礎があってこそ、始めて活かされている。
前背は主に琉金から後背は大阪ランチュウから、それぞれの部位や役目が土佐錦魚として、変化している。
 
2017.05.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 05月29日
 
選別思考 2414 
 
土佐錦魚の血管棘へ取り入れられたのは琉金ということになる。
土佐錦魚の丸手は、南京の丸手や大阪ランチュウの丸手より、少々詰まって
いる。
ことにナンキンの丸手より土佐錦魚の方が頭部(顔)の範囲が圧倒的に広い。
口の尖りの雰囲気が似ているのでナンキン顏と言われているが、体と顔との比率が異なる。
ナンキン顏でも体との比率は、琉金に近い。
顔の骨格は琉金でも外格的な表現は、ナンキン顏になる。
土佐錦魚の琉金系は、ナンキンを引き入れやすいと言える。
琉金系であればこそ、ナンキン顔やナンキン腹を導き易い。
後腹の張ったナンキン腹にも、縦付けの舵鰭が付きやすい。
だが、腰の伸びやかさや下りや四半円弧的な後背は出来難い。
腰の神経棘の伸びやかさは、南京と大阪ランチュウ由来になる。
腰の血管棘の詰まりは、琉金由来になる。
 
2017.05.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 05月28日
 
選別思考 2413 
 
*その縦付きは、何処から土佐錦魚へやって来たのだろうか。
琉金の詰まった丸手なのだろうか。
ナンキンあるいは大阪ランチュウなのだろうか。
琉金の丸い後腹には縦付けの舵鰭がちゃんと付いている。
琉金から縦付けの舵鰭が受け継がれたと想像がつく。
ナンキンでも丸手は、比較的縦付けになっている。
おそらく、大阪ランチュウではナンキン以上と想像できる。
余裕があって伸びやかで丸い腰は、ナンキンや大阪ランチュウの丸手から引き継がれていると想像がつく。
土佐錦魚の基準や標準の背や腰や筒や付きは、大阪ランチュウから受け入れられている。
土佐錦魚の基準の丸手や標準の腹型には、琉金が寄与している。
土佐錦魚の舵鰭の縦付けには、琉金が一番寄与していると判る。
 
2017.05.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 05月27日
 
選別思考 2412 
 
土佐錦魚の尾の要は、明らかに金座になっている。
土佐錦魚の尾は、大阪ランチュウ系とリュウキン系の間にある。
元域の金座は大阪ランチュウ系で、先域がリュウキン系にある。
その金座の横付きは筒椎の神経棘と尾椎の血管棘にある。
土佐錦魚の後葉は尾椎の血管棘系であっても、神経棘系の尾椎の尾芯と筒椎の尾芯の支えから、明らかな影響を受けている。
金座の締まりや強さは、筒椎の神経棘から既に始まっている。
金座の縦付きは筒椎の血管棘からになっている。
尾付き(金座)は、既に尾筒から始まっている。
土佐錦魚の丸手の筒椎からの血管棘は、縦付きになっている。
その縱付きは腰椎の血管棘からの舵鰭の縦付けに導かれている。
 
2017.05.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 05月26日
 
選別思考 2411 
 
*今度は、反転に親骨が吊られる度合が生じた。
すると今度は正反対に、反転に親骨が吊られないように如何に抑えるかの役目が、迫り出しに与えられた。
その抑えの方向性は、琉金がもたらしている。
と、同時に、親骨の流れの方向も生じさせてしまった。
親骨の流れの方向性は、張りの方向性を伴って、金座から尾座へ、尾座から尾柄への、琉金へ戻る方向になっている。
筒椎からの縦付け角の鈍化の方向になっている。
同時に尾椎からの金座の弱まりになっている。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚と、リュウキンからの土佐錦魚では、迫り出しの方向性が正反対になってしまった。
だが、その間に土佐錦魚の尾の在り方が明らかになった。
土佐錦魚の尾の要を、見つけることができたことになる。
 
2017.05.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 05月25日
 
選別思考 2410 
 
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の尾には、[反転が生じる]だったが、
土佐錦魚の尾には、遺伝子的に[反転がある]になった。
反転の性質は、前葉の軟条に備わっている。
親骨の支えには反転が及んでいない、以前のままとなる。
そこには、新たな反転と、以前のままの支えに系統差が生じた。
リュウキン系では、親骨にも捻れが及ぶ直返りが生じた。
リュウキン系では、親骨と軟条の反転に一体感が生じた。
リュウキン系では、並側条が生じた。
大阪ランチュウ系では、親骨に軟条が一桁伴う桁返りが生じた。
大阪ランチュウ系では、親骨が迫り出しに組み込まれている。
大阪ランチュウ系では、棘条と軟条の性質が分離されている。
大阪ランチュウ系では、半側条の傾向がある。
大阪ランチュウ系の桁返りは、反転に吊られることが少ない。
 
2017.05.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 05月24日
 
選別思考 2409 
 
舵鰭は縦付きで腹型が良いからといって、腰型や筒型が良いとは限らない。
この辺りに神経棘と血管棘との異質さが見える。
*縦付きを垂直へ近付けたのは、大阪蘭鋳の卵型の骨格になる。
すると、平付けはより強くなり、捲れも反り程に強くなった。
その平付けも反りも、迫り出しが強めていることになる。
すると今度は、迫り出しの方向性の前方へが強まり出した。
親骨が更に吊られて万歳するようになって来た。
この流れが大阪ランチュウまでの土佐錦魚と言うことになる。
この流れが、大阪ランチュウまでの海老前と言うことになる。
体の性質が伴う、反転の性質となっている。
*大阪ランチュウ迄の土佐錦魚に琉金が掛けられて劇的に変わったのは、
尾の大きさだけではない。
尾の性質そのものも劇的に変わっている。
その変化が、土佐錦魚独自の尾を形成している。
土佐錦魚の前葉の軟条の反転する性質が、遺伝子化されている。
 
2017.05.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 05月23日
 
選別思考 2408 
 
反転のできる要素が、遺伝子に組み込まれていると考えられる。
親骨が独自的で抑えが容易になり、反転も独自的に進展できる。
土佐錦魚は、例え体が長かろうと短かろうと反転ができる。
これは、体の性質とは異なり、尾の性質独自になる。
長手でも腹が丸ければ、縦付きへ近付いている。
その形は、舵鰭も縦付きで垂直へ向かっていることになる。
尾芯が平付けになったことで、さらに捻れは強まっている。
さらに腹が丸くなったことで、縦付きが垂直に近付いている。
ナンキン系の後腹が張っている型は、舵鰭が縦付き方向になりやすく、
最大限に張っている可能性が高い。
だが、土佐錦魚の前身も現れているナンキン系の筒は、丸い腹でも筒が長くて細いことが度々ある。
その形は、舵鰭の縦付きが甘いことになるのだろうか。
 
2017.05.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 05月22日
 
選別思考 2407 
 
そのキツい平付けは、尾骨の前葉が起こしている。
親骨だけが作用しているものではなく、前葉全体になっている。
そんな親骨は支えがなければ、前葉を維持できない。
尾全体を小さく固くするのが前葉の対処方になっている。
迫り出しを強くして抑えを増すか、縦付け度を緩くして、
下向き後ろ向きで捻れを起こりづらくするかが支えの対処法になる。
迫り出しの縦付け度がキツいと、捻れが起こり易いことになる。
親骨の捻れが起こると、前葉の鰭条が捲れてくる。
捲れが発達すると、迫り出しより捲れが前方へ出ることになる。
前方への意志が、迫り出しから反転の前方へ移り始める。
だが、捻れていない親骨もある。それは、棘条の親骨と軟条の反転が、折り紙を
折るように向きを変えた返り方になっている。
これは、土佐錦魚独特の発展形態と思われる。
 
2017.05.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 05月21日
 
選別思考 2406 
 
鮒の鰭ほどに強さを得るとなれば、支えがいる。
強さを得るために他の鰭の部分を費やして支えに変形している。
支えは、隣(となり)の椎体の変形作用がつくっている。
強さが必要な鰭は、方向性や在り方を支えが決めている。
支えは前方から後方へ抑えている。
支えの意思は、前方へ向いている。
背鰭の支えの意思は、棘条を前方へ立てることにある。
舵鰭の支えの意思は、棘条を下方へ立てることにある。
土佐錦魚の親骨のネジレは、開き尾になったからと言える。
開き尾になって下葉が平付けになったから出来たと言える。
その平付けが、さらにキツくなったから捲れ始めた。
更にキツい平付けの親骨でも、支えが抑えていたからと言える。
後葉が平付けにならなくても、尾立ちがあっても、前葉の平付けがキツかったから捲れは起こっている。
 
2017.05.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 05月20日
 
選別思考 2405 
 
そういえば背と腹も、腰と舵も上下の棘は別物になっている。
縦付き角が垂直であれば、横の付き角が水平より下がるに従い、
尾皿は鋭角付きになって行く。
鋭角付きになって行くと捻れはきつくなるが、反転は大きくなれなくなる。
*土佐錦魚の尾芯は、付き角に準じていることが望まれる。
水平な付き角と尾芯の角度が異なると、尾芯だけが上下して、〔芯上がり〕や
〔芯下がり〕になり、酷いと蘭鋳立ちになる。
尾芯が付き角に準じていても、付き角そのものが上下すると、〔上がり付き〕や
〔下がり付き〕となり酷いと琉金付きになる。
*尾芯の上下は尾椎が決めているのか、筒椎が決めているのか。
尾芯や親骨だけだと、どうなんるのだろうか。
胸鰭や腹鰭には柔軟性や自由はあっても、強さが得られない。
ウナギのように体が柔軟であれば、支えは無用になる。
 
2017.05.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 05月19日
 
選別思考 2404 
 
縦付き角が垂直的になると、親骨がネジレ傾向になる。
蘭鋳は、親骨が下向きになる程の縦付き角ということになる。
支えの迫り出しが縦傾向で、親骨の先は少し後ろ向きになる。
親骨先が少し後ろ向きで下向きになる縦付き角が、蘭鋳になる。
土佐錦魚の縦付き角は、親骨にネジレを生じさせる程となる。
土佐錦魚は、垂直的な縦付き角になっている。
土佐錦魚の垂直的な縦付き角は、迫り出しを強調している。
土佐錦魚の迫り出しは、迫り出した分以上の戻しが抑えとなる。
土佐錦魚の迫り出しの役目の一つは[迫り戻し]の抑えにある。
縦付き角が強い迫り出しを造り、同時に強い抑えを造っている。
尾芯の横付き角をつくるのは、筒椎の神経棘になる。
親骨の縦付き角をつくるのは、筒椎の血管棘になる。
同じ筒椎なのに、上下の棘は連動していないことになる。
 
2017.05.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 05月18日
 
選別思考 2403 
 
蘭鋳は、シッカリした尾座と迫り出しを求められている。
腹の出も舵鰭の縦付具合も良いので、平付に近い下葉の尾皿と縦付に近い迫り出しをもっている。
土佐錦魚と蘭鋳の迫り出しを比べたら、蘭鋳の方が良く目立つ。
蘭鋳の縦付けは、土佐錦魚の縦付のようにきつくない。
きつくないと迫り出しは、少し起き上がるように前方へ向く。
尾肩が目立ち、尾先がやや後方へ自然に向いている。
土佐錦魚のように、尾肩が反転に隠されることがない。
土佐錦魚も蘭鋳ほどの縦付けであれば、抑えが良いことになるのだが、
そうなると返りができないし、金座も甘くなってしまう。
蘭鋳は、尾立ちがあるため尾皿が三角にならず、付きは横への張りが専らになっている。
鰭も元域が厚い。
先域は泳ぐ時に下ろせるように、むしろ支えの干渉をなくしている。
 
2017.05.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 05月17日
 
選別思考 2402 
 
*縦付き角と迫り出しとの関係
開き尾和金より蘭鋳の方が、迫り出しがシッカリしている。
尾座と呼ばれる程に、下葉は平付に近くより縦付になっている。
蘭鋳より土佐錦魚の方が、抑えた迫り出しは強調されている。
この傾向は、迫り出しの縦付具合と比例している。
迫り出しの縦付傾向は、舵鰭の縦付傾向と比例している。
舵鰭の縦付傾向は、舵鰭を縦付に向ける腹の出と関係している。
腹が丸いと最早舵鰭は、腹の一部のような感じになってくる。
開き尾和金は、外見からでも直角にはなっていない。
蘭鋳は、直角になっていては強すぎてしまう。
土佐錦魚は、直角が基準になっている。
開き尾和金は、尾柄が長く、腹が遠く、安定性が良く、迫り出しの強さに左右されず、縦付き角は無理のない程になっている。
 
2017.05.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 05月16日
 
選別思考 2401 
 
だが、土佐錦魚の前身の下葉には捲れが生じていた。
たまたま筒椎の縦の付き角が生じていたのではないだろうか。
土佐錦魚の前身は、ヂキンに似ていたとも聞いている。
土佐錦魚の前身とヂキンは、腹の膨れ方が似ていたと思える。
そうとした時には、土佐錦魚の前身の舵鰭が、ヂキン程に縦方向に近かったと
言えてくる。
土佐錦魚の前身とヂキンでは、同じ和金型でも尾皿が水平方向か垂直方向かで、
尾型が異なっている。
水平方向の時には、尾皿へ近づく方向になる。
尾柄から尾筒へと近づく方向にもなる。
尾皿が水平方向の時に、前葉が捲れる可能性は高まってくる。
それは、舵鰭が垂直方向になっている可能性も高まってくる。
 
2017.05.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 05月15日
 
選別思考 2400 
 
では、なんで開き尾和金の下葉には捲れが出づらいのだろうか。
開き尾和金の舵鰭は、鮒尾和金とあまり変わりなく、
まだまだ縦付きとはほど遠い、斜め付きになっている。
すると、尾皿の縦の付き角も斜めを向いている可能性が高い。
まだまだ尾皿と呼べるほどには、なっていないとも言える。
舵鰭の付き角と尾皿の角度は、関係があるようにも思えてくる。
そうなら、同じような開き尾和金型の土佐錦魚の前身の下葉には、
どうしてメクレがあったのだろうか。
舵鰭の付き角が少しは縦方向だったのか。
準じて、尾皿の付き角も少しは縦方向だったかも知れない、と、
想像するしかない。
土佐錦魚の前身は、それほど平付だったとは聞いていない。
土佐錦魚の前身とされる絵でも、平付にはなっていない。
 
2017.05.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 05月14日
 
選別思考 2399 
 
横の付きの上下は、尾筒からの影響が大きいことが見て取れる。
その付きの角度を決めているのは、筒椎からの支えがしている。
開き尾和金では、尾筒の角度と尾芯の角度が同様になっている。
尾筒が流れている分、尾芯の立ち具合も大概は準じている。
なかには尾芯が水平に近く、寝ているのも見かける。
そうなれば、下葉にネジレが生じているのだろうか。
尾芯が水平近くに寝ていても、下葉にネジレは生じていない。
それは尾芯が水平近くでも、山付になっているからなのか。
上葉が平付なら下葉にネジレが生じるのか。生じていない。
すると、上葉とネジレとは直接的に関係ないことになる。
それは、上葉の横の付き角が水平方向でも垂直方向でも、
親骨の支えの縦の付き角は、垂直とは限らないことになる。
 
2017.05.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 05月13日
 
選別思考 2398 
 
水平を基準にした〔横の付き角〕と、
垂直を基準にした〔縦の付き角〕とになる。
通常付き角と言えば、横付き角の[水平度]のことを言う。
尾芯を上げる方向を上がる、尾芯を下げる方向を下がると言う。
付き角の上下は頻繁に見ることはできるが、縦の付きを観察すると、
必ずしも横付きと連動して直角ではないように見える。
すると、縦の付きは、常に垂直を維持しようとしているのか。
横の付きは、筒との関係で角度を変えることをしているのか。
付き角が広がれば、直角は鈍角傾向になる。
付き角が狭くなれば、直角は鋭角傾向になる。
土佐錦魚の前葉の親骨の支えを造る筒椎の血管棘は、常に垂直を保とうとしているのか。水平の付き角に準じていないのか。
 
2017.05.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 05月12日
 
選別思考 2397 
 
*平付けと親骨のネジレの関係
ツマミやシワやタルミは、縦付けからの歓迎できない置き土産だが、
前葉のネジレは、歓迎できる置き土産となっている。
一般的な平付けになっていても、下葉は大きく捻れてはいない。
なら上葉が平付けになれば、下葉が大きく捻れるのだろうか。
これにも決定的な相関関係を感じられない。
尾立ちのある蘭鋳でも、金座ほどの強い平付けでは捻れている。
だが、付きの角度が水平より下がると、捻れは強い傾向になる。
その付きの角度のことを〔付き角〕と言っている。
土佐錦魚での基準の〔付き角〕は、水平となっている。
このときに、もう一つ別の〔付き角〕があることに思い当たる。
縦付けになっている前葉の親骨の支えの〔付き角〕になる。
これは尾皿において双方のつながりを見ることができる。
 
2017.05.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 05月11日
 
選別思考 2396 
 
縦の動きや調整も出来なくなった尾芯を、僅かに左右へ動かす動作は、
振らない方が良いとされている。
尾芯を横に振ると、曲がりやシワやタルミが出来易くなる。
尾芯の横振りは、少し尾下りの時に多く見受ける。
カチッとした平付の時には、目立たないことになる。
カチッとした水平では、尾芯の動きより筒の動きに伴っている。
平付けになった時に、縦の尾だった時の調整能力がシワとなり、
その歪みに重力が掛かってタルミになったと考えられる。
尾が立ち気味では、尾芯を振る前に鰭条が揺れて調節できる。
よって小ジワが出やすくなる。小ジワは複数出やすくなる。
よって小ジワは、リュウキン系に多く出やすい。。
尾芯脇のシワと尾芯から遠いシワでは、その成り立ちが異なる。
大きかったり強かったりするシワと小ジワでは成り立ちが違う。
尾芯脇のシワは平付になった土佐錦魚から始まり、小ジワや尾芯から遠いシワや
タルミは、琉金が掛けられてからと思われる。
 
2017.05.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 05月10日
 
選別思考 2395 
 
タマサバの舵鰭の上部と尾鰭の下部は鰭が重なっている。
大概は舵鰭の上部が、遠慮したかのように曲がっている。
下葉に調整能力があれば、重なりの多少は解消されているはず。
下葉も舵鰭も、調整能力が乏しいと考えられる。
鮒尾の上葉の棘条には、上下の調整能力があったが、
開き尾になってからは、尾芯の上下動が制限されてしまった。
平付けになった土佐錦魚は、上下に動けなくなっていた。
平付けの尾芯でも僅かな左右の動きが見られる。
尾筒の動きに伴わないで左右させる独自な動きになっている。
面白いことにその僅かな動きは、舵鰭的な動きになっている。
上見からでは見えない舵鰭の状態を掴む一つの方法になるのか。
舵鰭一枚か二枚を90%の確率で当たってしまった。
張りが強めや芯下げも、傾向を高めているようにも感じられた。
 
2017.05.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 05月09日
 
選別思考 2394 
 
鮒尾でも、尾を縦に伸縮させるときには、縦のシワができる。
縮めると出来て、伸ばせば無くなる。
その動きは、上葉の方が下葉より範囲が広くなっている。
尾の大きさは、上葉より下葉の方が大きい。
伸縮性の自在は、範囲の大きな下葉の方のが大きいはずだが、
下葉は、動く範囲が狭くなっていて、
上葉は、棘状の動きで動く範囲が広くなっている。
下葉は、広がりを良くするための一体的で幅広い下支えがある。
下葉の一体的で幅広い下支えは、初期では板骨になっている。
上葉は、上下動のために板骨より狭い骨になっている。
上葉が平付けになり横付けになったときに、縮み作用が下支えの無いところへ、
シワやタルミとして出易くなってしまった。
皺や弛みは、縦付けからの置き土産となっている。
 
2017.05.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 05月08日
 
選別思考 2393 
 
平付けの土佐錦魚の前葉の棘条(親骨)の根元の支えは、縦方向に重なっている。基本的には鮒尾の重なり方と変わらない。
鮒尾でも開き尾でも、前葉の棘条の縦付けは変わっていない。
鮒尾でも開き尾でも、後葉の棘条の縦付けも変わっていない。
だが開き尾になって、前葉の軟条は横付けになってしまった。
土佐錦魚に至っては、後葉の軟条迄横付けになってしまった。
土佐錦魚では、鮒尾の時から縦付けのままの棘条と横付けになった後葉と前葉の軟条の在り方は、九十度も異なってしまった。
この違いが前葉の捻れや後葉のシワを生んでいる。
前葉のネジレは受け入れられ、後葉のシワやツマミは嫌われた。
欠点となる縦付けからの[ツマミや尾芯側のシワ]については以前に書いているが、尾芯から遠い後葉の中程のシワがどうしてできるのかに、触れてみよう。
 
2017.05.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 05月07日
 
選別思考 2392 
 
前葉の軟条は、揺らめきで土佐錦魚の特徴を発揮させている。
後葉の軟条は、金座の根元から僅かに上下に揺することも嫌う。
だが根元からの揺らぎは嫌っても、尾先の揺らぎは好んでいる。
その揺らし方が、舞いの揺らぎになっている。
舞の揺らぎは、揺るぎない安定があればこその先の遊びになる。
尾の元域は、根元からカチッと固まっている印象になる。
軟条であっても棘条の集まり的な印象になる。
尾の先域は、元域から放たれたように軟条らしくなり、薄さや広がりや揺らぎを
持っている。
根元は揺れないのに、先だけ揺らすことができるのだろうか。
実際は根元も、気にならない程だが微かに揺れている。
尾先だけが揺らいでいるように魅せるのが舞いになっている。
後葉の舞は、先域の特に尾先の連動的な揺らぎになっている。
 
2017.05.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 05月06日
 
選別思考 2391 
 
土佐錦魚では、上葉は水平に、下葉は上方へとなっている。
上下が逆転に近く、金魚の常識を逸脱している。
だが全く逆転してしまうと、行き過ぎになるところが面白い。
尾芯が下方へ下がることは、不可ないとされる。
親骨が上方へ上がることは、不可ないとされている。
尾芯や親骨の棘状は、水平までが目安になっている。
すると上がっているのは、軟条と言うことになる。
棘条は、自由の範囲を狭く制約されている。
軟条は、制約の範囲を広く自由にされている。
だが、水平を基準にしている後葉の軟条はそれ程自由ではない。
特に後葉の軟条は動かないことが安定性を感じさせている。
棘条は、特に尾芯は、動かないことが安定性を感じさせる。
尾芯を水平(左右)に振ることでさえ、不安定を感じさせる。
 
2017.05.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 05月05日
 
選別思考 2390 
 
反転の先の方までが返って、返りが大きく感じられて華やかさを増すが、
増し過ぎると鰓に掛かったりベタに返ったりして、美観や反転の立体感が
薄れてしまう。
反転は、大きいだけでなく、ただ前方へ返るだけでなく、戻り反転があることによって、立体感や美観を表現できる。
これは大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の反転には、戻り反転と共に美観が少なかったことを想像させている。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の尾は、今よりも厚くて硬く、幅が狭くて、現在より小さかったことも想像できる。
金魚で、前葉(下葉)が上方へ立体感を観せている種は、土佐錦魚だけではないだろうか。
しかも後葉(上葉)では逆に、立体感を持たせては不可ないとされている。
一般的に上葉は上方へ、下葉は下方へが常識になっている。
 
2017.05.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 05月04日
 
選別思考 2389 
 
軟域線の起点と終点の目安は、峡条にもう一つある。
峡条の先か、峡条の先のすぐ下の細条の別れ目になっている。
ここの方が軟域線の糸口としては見つけ易い。
ここから薄い方と厚い方の境を探して、前葉なら親骨の支え方向へ、後葉なら
尾芯の支え方向へ軟域線を辿って行けばいい。
袋返りであれば、軟域線が返りの境目になっていて、さらにその先の細条の
別れ目から〔戻り反転〕が始まる。
リュウキン系の袋返りの前進の泳ぎであれば、軟域線が反転の戻り線となって
前葉の先頭になり、袋の中程が前進の意志を強く現して反転の先頭にもなって
いる。
尾先まで厚みのある大阪ランチュウ系では、戻り反転が発達しづらく、前方への
意志が尾先に近くなり、反転が強調される。
反転による前方への意志表現は、系統によって異なっている。
これは、尾の硬さによる軟域線の現れの違いからきている。
 
2017.05.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 05月03日
 
選別思考 2388 
 
土佐錦魚の大阪ランチュウ系も硬さによって分かりづらくなる。
リュウキン系は、柔らかさによって分かりづらくなっている。
蘭鋳の尾座ほどに尾柄が進展していると、親骨も尾芯も支えも鰭条すらも太くなる。四つ尾になっても先域を支持できる。
すると、軟域線は何処から始まっているのだろうか。
尾芯や支えから導くことができない。
それは、支え先と同調している細条の別れ目を探すことになる。
支えの数が少なくなると、別れ目の数も少なくなる。
それは、尾が小さい、或いは、尾の幅が狭いことになる。
尾が小さいと、支えが根元付近に留まることになる。
すると細条は、広がりへの別れ目とならずに、厚みとなり尾元を丈夫にする。
細条の別れ目は尾の広がりの目安になっている。
尾座程の開き尾になり尾が小さく、四つ尾だともっと判り辛い。
 
2017.05.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 05月02日
 
選別思考 2387 
 
元域の面積も案外広い。そのシッカリと凝縮した厚さを、大阪蘭鋳が土佐錦魚へ
もたらしたことが良く解る。
軟域線は、土佐錦魚の尾の変化の境目にもなっている。
元域は硬く、元の形から変化しようとはしていない。
先域は軟らかく、軟条らしく変化し易くなっている。
鮒尾の元域は、わりと柔軟さを持っている。
その柔軟さは、尾柄の柔軟さから来ている。
開き尾になってから、その柔軟さを失いだした。
琉金は尾柄と呼ばれる尾座に留まって、柔軟さを維持している。
土佐錦魚は金座になって、その柔軟さを失った。
尾柄から尾座、尾座から金座へ張り詰めると、硬くなって行く。
蘭鋳のように尾が小さくて先域の発達が小さいと、尾座として元域がその分発達し、硬めの尾になり、境が分かりづらくなる。
 
2017.05.02(Tue)  土佐錦魚TOP

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