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 04月30日
 
選別思考 2385 
 
金座の根元付近は、大阪ランチュウ系が受け持っていることが解るが、
リュウキン系は、何処辺りから受け持つのだろうか。
徐々に成長する尾先方向や薄さからリュウキン系と想像がつく。
するとその境目は、どこら辺りなのだろうか。
親骨や尾芯の棘条の支えの重なり毎に、段々薄くなって行く。
親骨の支えの重なりは、筒椎の血管棘の本数毎になる。
尾芯の支えの重なりは、筒椎の神経棘の本数毎になる。
典型的な大阪ランチュウ系では、一番長い支え迄に及んでいる。
一番長い支えの先から尾先までが、リュウキン系の分担になる。
典型的なリュウキン系では、一番短い支えから始まっている。
これでは系統や個体差によって、境目が異なってしまう。
境目を見つけることが難しいのが、土佐錦魚になる。
境目の目安は、先域と元域を分ける軟域線になっている。
先域、元域、軟域線は、鮒尾和金の方がハッキリと見分け易い。
 
2017.04.30(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月29日
 
選別思考 2384 
 
すると、大阪ランチュウ系の金座が少しリュウキン系掛かって、少し余裕ができた程が、良い決まりと言うことになる。
大阪ランチュウ系の付きが土佐錦魚本来の付き型となっている。
「土佐錦魚の付き」「土佐錦魚付け」と言えるだろう。
土佐錦魚に求められている付き型は、この二型しかない。
この二型であれば、尾鰭の根元は肉厚骨太になっている。
土佐錦魚の平付けか、平付けに準じる形になっている。
金座に大阪ランチュウ系を上手く取り入れると、根元が厚く、
尾先へと次第に薄くなって行く。
薄くなりながら幅が広がって行く。
その薄くなり方と広がり方は、細条の本数の増え方に同調し、
細条の本数の分技は、親骨や尾芯の支えの重なりと同調している。
細条の分岐点の横の連なりを[細条脈]と言っている。
 
2017.04.29(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月28日
 
選別思考 2383 
 
体の造りばかりでなく尾の造りでも、骨格を大阪ランチュウ系にすることから、
既に始まっている。
それは、骨格の最後の尾骨が尾の基盤となっている金座に現れている。
その金座は、大阪ランチュウ系が構築している。
大阪ランチュウ系の金座が、平付けになっている。
〔ランチュウ付き〕と呼んでいる金座は、少し甘さがある。
その甘さが余裕となって、安定性や泳ぎを良くしている。
どことなく貫禄を見せてゆったりと泳ぐ。
良いことずくめのようだが、金座の極めと輝きに欠ける。
すると大阪ランチュウ系は、不器用だが輝いていることになる。
土佐錦魚は、不器用なものとなっている。
ランチュウ付きの金座は、リュウキン系の金座が大阪ランチュウ系の金座へ
最高に近付いた型となっている。
 
2017.04.28(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月27日
 
選別思考 2382 
 
案外変わるは、意外性と、人間の思惑に沿っていたりする。
「以外と変わってしまう」は人間の思惑から外れた順路の変化になる。
それは「魚の順路」ということにもなる。
作りはその分岐点ごとの選択肢で人間の思惑方向を選んでいることになり、
作りをしないことは魚の順路のままになっている。
だが、魚の順路は環境条件によって決まったり変わったりする。
土佐錦魚にとっての環境条件は、飼育界の飼い主による環境となる。
結局魚の順路は、飼い主の水準と意志と作業で決まる。
土佐錦魚を造ることは、魚の順路での選択肢を、人間の思惑の方向へ向けたり
固定したりすることになる。
間違いを犯さなければ、作りの作業をしなくても、魚の順路として自動的に
進み易くすることになる。
「人間の思惑」を作りによって「魚の順路化」をしたと言える。
 
2017.04.27(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月26日
 
選別思考 2381 
 
土佐錦魚の遺伝子的な左右の違いは、頻繁に見てとれる。
だが遺伝子的に、内側と外側で違うことがあるのだろうか。
数十年の飼育経験から導くと、内外で異なることも案外多く見てとれる。
左右で異なるような遺伝子の違いは、個体の持って生まれたものとして変えることはできないが、内外の違いは飼育によって、案外変えることができることも
経験している。
だが内外の違いも、系統や個体によって生まれ持っている。
それなのに、案外変えることができてしまう、と言うよりも、案外変わってしまうことを経験している。
「案外変わる」「以外と変わってしまう」「案外と変わらない」の間には
「魚の順路」と「人間の思惑」が交錯している。
案外と変わらないは、系統によって持って生まれた順路となる。
そこに個体が持っている順路も加わっている。
 
2017.04.26(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月25日
 
選別思考 2380 
 
土佐錦魚の骨格の系統を辿れば、全四種に及ぶ。
その中でも、やはり、土佐錦魚の前身は切り捨てられている。
リュウキン系の内格への影響は丸みだけとなる。
ナンキンの外観は腹型、内格は頭骨が受け入れられているが、
骨格の背骨には受け入れられていない。
背骨では大阪ランチュウ系が基本となって、内格からの力強い背と腰と尾への
金座が受け入れられている。
南京と大阪蘭鋳は、背鰭がないので外格的には表現しづらい。
琉金の成魚の骨格は、詰まり過ぎで受け入れられていない。
内格と外格の部位による役割分担が示されていることは、その混在が可能と言うことになってくる。
その順路が適所になって現れてくる遺伝子を望まれているが、
人間が望むようにそう容易くはなってくれない。
そこで人間は随所の岐路に当たって、選択を行うことになる。
 
2017.04.25(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月24日
 
選別思考 2379 
 
土佐錦魚の背鰭の系統を辿れば、土佐錦魚の前身か琉金になる。
土佐錦魚の前身の背鰭は、長手に現れ易く、また高さが低い。
背鰭のないナンキンと大阪蘭鋳には、ありえない。
すると大きな背鰭の系統の元は、琉金と言うことになる。
それは大きな尾鰭の系統の元も、琉金と言うことになる。
結局、土佐錦魚の大きな鰭の系統の元は琉金と言うことになる。
大きな背鰭の根元の担鰭骨はリュウキン系の可能性が高くなる。
背鰭がなければ、担鰭骨もなくなる。
そのリュウキン系の担鰭骨が背高を高めている。
担鰭骨は外格だろうか内格だろうか。外格としている。
すると背高を造る担鰭骨も、リュウキン系の可能性が高くなる。
するとここ迄は、リュウキン系の外格への関与ばかりになる。
実際にも、外格はリュウキン系の方が多いことが感じられる。
 
2017.04.24(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月23日
 
選別思考 2378 
 
その余地の広さが土佐錦魚作りの幅になっていると感じられる。
琉金の成魚の体型からは、可愛さを求められない。
可愛さを得られる体型は、幼形からとなる。
琉金から、美しさ、優しさ、華麗さを得られるのは尾からとなっている。
それも成魚の尾からとなっている。
大阪ランチュウ系の体で、琉金の幼形風が叶うのだろうか。
大阪ランチュウ系の尾で、琉金の成魚風が叶うのだろうか。
リュウキン系の体で、大阪ランチュウ系の骨格が叶うのか。
リュウキン系の尾で、大阪ランチュウ系の骨格が叶うのか。
ここに、互いの分担が見えてきている。
尾の金座は外格だが、内格の現れを見ることができる。
内格の現れは大阪ランチュウ系で、外格の尾はリュウキン系となる。
そして外格にリュウキン系が出るとナンキン系が出易い。
 
2017.04.23(Sun)  土佐錦魚TOP
04月22日

選別思考 2377 
 
その遺伝子の経路には、選択余地があると感じている。
例えば、川に残ったヤマメと海へ下った鱒が同じ親から産まれている。
育つ過程の川で大きく育つと海へ下って鱒と呼び名が変わり、
育ちが小さいと川に残ってヤマメになる。
映像では、大きくなった鱒の雌雄が川に帰ってきて産卵して、
ヤマメは雄として参加していた。
仮に、海で異変があって鱒が帰って来ないときには、ヤマメのオスと鱒のメスとで産卵することが可能と推測できる。
川のヤマメに異変があれば、鱒が川で産卵すれば種は絶えない。
この例から成長段階での遺伝子に、選択余地があると伺える。
その成長段階での遺伝子の選択余地が土佐錦魚にも伺える。
突然変異によって出来た金魚の種にも、多少の選択余地を感じるが、
数種の掛け合わせの土佐錦魚では、かなりの余地がある。

会員から卵の要望を受けて今日まで採卵。
もう終わり。 
2017.04.22(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月21日
 
選別思考 2376 
 
骨格は内格、内骨格の頭蓋も内格となり、
鰭と鱗と肉質に被われた箇所は、外格となり、
頭骨は内格、頭部の外縁は外格なる。
大阪ランチュウ系は、基礎的な内格を担当し、
リュウキン系は、内格から発する外格を担当することになる。
だが体の基本形は、リュウキン系の幼形としている。
それなのに、内格は大阪ランチュウ系を基本型としている。
そこには、大阪ランチュウ系の骨格がある。
そこには、骨格の確執がある。
幼魚のときにその違いは、ハッキリと現れていない。
と言うより、混在していると感じている。
その混在の中から、個体の持っている系統的な遺伝子の順路が、
生長に沿って順次選ばれて行く。
 
2017.04.21(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月20日
 
選別思考 2375 
 
尾の基礎が、大阪ランチュウ系に近付いてこそ理想に近つける。
尾の発展が、リュウキン系に近付いてこそ理想に近つける。
互いの近づき、互いの分担が必要になっている。
大阪ランチュウ系は、基礎的な内骨格〔内格〕の担当をして、
リュウキン系は、内骨格から発する〔外格〕を担当すれば叶う。
〔内格〕と〔外格〕を担当する系統が違うことになる。
内骨格は主に脊椎動物の骨格を言うが、対義語の外骨格は甲殻類のような外側を
覆っている骨格を言っている。
金魚の骨格を内骨格としたときに、外縁の鱗や鰭を外骨格とは言えない。
ならば、外側を覆っている組織を外郭や外廓や外殻と言えば良いのだろうか。
どうも上手く当てはならない。
金魚の外縁は鱗や鰭に被われている。
そこで、内骨格の骨格を〔内格〕と呼び、外縁を〔外格〕と呼び分けることをしている。
 
2017.04.20(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月19日
 
選別思考 2374 
 
金座以前とは、金座から尾座までの張り不足の範囲になり、
金座以後とは、金座から皿付けへの張り過ぎの範囲になる。
リュウキン系は、尾座から金座へどれほど近付くかにかかる。
大阪ランチュウ系は、如何に尾座に近付くかになる、と、早合点しそうだが、
金座を維持して、如何に揺るがないかになる。
だが、理想的な金座を維持していれば良いが、実際には張り過ぎに傾き易い。
そこで少し尾座に近付くと、蘭鋳的な安心感や落ち着きが出てくる。
泳ぎも上手くなる。尾も大きくなる。
だがそれは標準に近づくことで、基準の鮮烈さはなくなる。
人の目を魅いて止まないリュウキン系に憧れてもいいが、理想にはなれない。
また、それを理想にしては不可ない。
リュウキン系が先立っていたり、基本になっていたりすると、魅惑の土佐錦魚にはなれるが、理想や基準にはなれない。
 
 今日で採卵を終了のつもり。
40鉢を限界にしていたのに、会員の分を連絡が取れず抱え込む羽目に。
45鉢分になってしまい、おしくらまんじゅう状態。
それでも会員に送り終わって、ホッとしています。
それなのにあっちこっちで産んでいて、捨てるしかなく、勿体無い状態。
とにかく、産んでいるのを見つけては処理しないと、親が傷んでしまう。
みんな良い親なのに。
 
2017.04.19(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月18日
 
選別思考 2373 
 
*尾の造り          大阪ランチュウ リュウキン
大阪ランチュウの基本的な尾は、三角尾だったと聞いている。
基本的な尾座の鱗の並びからも、三角尾だったと想像できる。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚も、三角尾だったと想像できる。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚に琉金が掛けられて、尾は大きく
なって円みを得て、尾座も金座と呼ばれる迄に大きく輝いた。
金座は多少の円みをおびたが、基本的には三角形に変わりない。
根元の金座はそれ程変わりなくても、尾型は色々になっている。
それは、根元から尾先へと形が色々に変化していることになる。
根元の金座が変わっていれば、系統が変わっていることになる。
金座の変わり様は、尾座から始まるか金座から始まるかになる。
リュウキン系は、尾座から始まり金座へ至る範囲になり、
大阪ランチュウ系は、金座から始まり過ぎた金座の範囲になる。
 
2017.04.18(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月17日
 
選別思考 2372 
 
鯉の尾鰭の時すでに、尾芯になる棘状と親骨になる棘状との間には、
僅かな前後差がついていた。鮒でも同様と察すると金魚の開き尾の親骨が、
前方へ行く布石がここにあったことになる。
血管棘系の軟条の元が板状になる感じも、この図で見てとれる。
軟条の広条の軟域線の棘状との関わりも、この図で見てとれる。
やがて金座になると想像できる範囲も、この図から見てとれる。
やがて尾筒になると想像できる範囲も、この図から見てとれる。
その他も描写してあり、解り易い図になっていて、鮒や緋鮒図でないのが非常に
残念でならないが、参考にさせてもらいました。
 【魚の骨格(コイの骨格)池田嘉平 1941】にて
上葉より下葉が幾分でも大きいことや、鰭条の上葉までが血管棘系であったことが、やがて土佐錦魚になったときに、体長に匹敵する渡りや、大きな反転を実現できた元と感じられる。
 
2017.04.17(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月16日
 
選別思考 2371 
 
鮒尾の上葉と下葉の印象では、上下が同じ大きさと先入観的に思っていたが、
幾分下葉の方が大きいと感じるときがある。
そこで確かめるために鮒の画像を探したが、はっきりしたものが見当たらない。
図鑑でもハッキリとその辺りを描いていない。
やっとハッキリ描いてあるのが、鯉の図でみつかった。
それによれば、下葉が上葉より確かに大きくなっていた。
すると、なぜ、下葉は上葉より幾らかでも大きいのだろうか。
その図によると、尾芯への棘状は[上尾骨]となっている。
その下からは、全部が[下尾骨]になっている。
神経棘系の上尾骨一本が、開き尾和金の尾芯に当たると察せる。
その上尾骨の下部からは、血管棘系が連なっている。
その下尾骨は、幅を持っていて板状になる感じで並んでいる。
残念なのは、やがて親骨になる下尾骨の棘状に名の記入がない。
 
2017.04.16(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月15日
 
選別思考 2370 
 
それは、棘条である尾芯や親骨も、後から鰭に組織されたと言うことでは、
支えと変わらないことになる。
骨骼絵図を描いているとそのことが構造的に感じられてくる。
見た目の分類では、尾鰭は鰭棘と鰭条で構成されているのが一般的になっている。だが骨骼の分類では違和感を抑えきれない。
それは、共に生涯をかけて過ごしてきたから感じるのだろう。
尾芯と親骨の棘条用は、棘状一本から鰭棘一本になっているが、
軟条の後葉の広条用は、棘状一本から鰭条六条を発している。
後葉の峡条用は、棘状一本から鰭条二条を発している。
前葉の峡条用も、棘状一本から鰭条二条を発している。
前葉の広条用も、棘状一本から鰭条六条を発している。
(広条の条数には固体差があるので標準条数としている)
 
2017.04.15(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月14日
 
選別思考 2369 
 
成魚の尾鰭の棘状では、中央に神経棘系の棘条の尾芯用が一本。
次からは血管棘系が左右対になって出ている。
後葉の軟条の広条用が一本
後葉の軟条の峡条用が一本
前葉の軟条の峡条用が一本
前葉の軟条の広条用が一本
前葉の棘条の親骨用が一本になっている。
ここではあえて筒椎からの尾芯や親骨の支えには触れていない。
これも原始では、尾芯や親骨の棘条も後から設置されたもので、
元々は尾にはなかった。尾は鰭棘と鰭条で出来ていると言っているが、
それは現在的な一般で、過去的な一般では鰭条だけとなっている。
元来的には、尾は鰭条で出来ていると言える。
 
2017.04.14(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月13日
 
選別思考 2368 
 
蘭鋳になると、尾の付け根が要点の一つになり、呼び名が尾座となって、
尾柄の段階は欠点扱いになる。
蘭鋳は横見から背を観るが、尾座は上見からでないと観づらい。
土佐錦魚の金座では更に、上見でしか観賞できなくなっている。
その平付けの金座の内部がどのようになっているかは、以前書いたように
尾骨からは椎弓ではなく、直接的に鰭の組織を作る骨のような神経のような
太い筋状や骨が出ている。
これを「棘状」と呼んでいる。
若い時の棘状はまだ軟らかく神経的で板骨が有効に働いている。
棘状は、成魚になるにつれて骨化が進んで行く。
すると板骨が見えなくなっている。
板骨(膜骨)は組織が成熟するまでの過渡的、あるいは、過去的な役目なのかも
知れない。前背でもその傾向が見える。
 
2017.04.13(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月12日
 
選別思考 2367 
 
土佐錦魚での鮒尾はハネ以外の何ものでもないが、琉金ではハネと思っていた
鮒尾が、玉サバと言う分野になっている。
丸い体の大きな存在と、存在感の少ない尾の対比が面白いのか。
琉金と比較してしまうと、どうしても違和感が生じる。
その違和感が何処から感じられるのかを探ってみた。
どのみち尾座はないので、成魚では特別短い尾柄となっている。
鮒尾でもワキンではないので、上下幅はあるように見える。
玉リュウでは、さらに上下幅があると見受ける。
体は琉金様に丸いので、成魚の舵鰭は縦方向になっている。
成魚の太りの良い魚では、下葉の棘条と舵鰭の上部が押し合いへし合いしている。開き尾では尾皿で受け止めるがそれがない。
そこから発している鰭は、成魚になると当然重なってしまう。
尾鰭と舵鰭の縦重なりが、無理を感じさせたと思える。
 
2017.04.12(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月11日
 
選別思考 2366 
 
尾柄の柄とは、握り持つところ。すると尾筒にも当てはまる。
鮒尾のときには、尾の付け根も含めて呼んでいる。
分類の中には、肋骨の後ろからを尾柄としているのもあった。
琉金でも尾の付け根を尾座と言わずに、尾柄と聴いている。
だがこれは、開き尾になっても下葉と言うのと同様で、尾座と呼ぶようにならなければ、尾柄のままと言うことになる。
やがて尾柄を、腰と筒と尾座に分けるようになった。
その中でも、尾座と金座と呼ばれる差はどこにあるのだろうか。
横見で観賞するようになったか、上見で観賞するようになったかの、
観賞の価値観で異なってくるように感じられる。
開き尾になって上見から尾柄を見ることができるようになった。
それでも琉金では筒や座よりも大きな尾鰭が観賞の的になった。
 
2017.04.11(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月10日
 
選別思考 2365 
 
金座の呼ばれ方にまた触れてみよう。
どうして金座と呼ばれたのか。座が金色に輝いているから。
黄金に象徴されるように素晴らしいから。
赤色の座では赤みがかった金色になり易く、白色の座では銀色になり易い。
そこで、金座と銀座の呼び分けが成されたりする。
だがこれは、二次的な呼び分けになっている。
土佐錦魚は褪色以前から輝いているので、金座と呼ばれている。
保護色で見つからない稚魚でも金座が点に光ることで見つかる。
幼魚になってくると金座の様子を見せて、より輝いてくる。
高知での褪色以前は、茶色っぽい黒(高茶色)が多く見られる。
この高茶色の金座が反射すると黄金色になる。
山吹かかった方が、反射や背景との兼ね合いで黄金色になる。
真っ黒や青っぽい黒では、それほどの黄金色にはならない。
昔の土佐錦魚は褪色が遅く、褪色以前から金座とされていた。
 
2017.04.10(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月09日
 
選別思考 2364 
 
それは、挿している尾芯へ尾筒が収束している所が頂点になる。
親骨が開いているので、その間が底辺になる。
挿していない蘭鋳は、三角っぽくなっていない。
尾立ちのある蘭鋳は、三角っぽくなっていない。
蘭鋳は、三角より台形っぽくなっている。
挿しているから尾芯の際にも鱗ができて三角っぽくなっている。
立ちがないから尾芯の際にも鱗ができて三角っぽくなっている。
すると、金座の鱗が一列多くかがやくようになった。
その一列の鱗が透明状で、輝かないことがある。
これは鮒尾の尾柄に見られ、引き継いでいると考えられる。
尾柄から鰭へと、境目が馴染むようになっている。
金魚としては、透明状の方が普通なのだろう。
その外周が輝くと、普通でなくなり格別素晴らしく感じられる
 
2017.04.09(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月08日
 
選別思考 2363 
 
迫り出しは金座より先方へ出て、別の機能を得ている。
だが根元は、鱗に被われて金座の最前部になっている。
段々に直角程に下りて裏では尾皿始めになっている。
鱗も、昔の尾柄時代の様に繋がっている。
ただし、上見からでは余り目立っていない。
迫り出しの鱗は、親骨の鱗より少し手前からになっている。
しかも、尾皿始めへと下向きに付いている。
上見からでは、金座としての反射が目立たない。
それは、金座の親骨の鱗から輝きが始まる印象になる。
親骨と、尾肩の迫り出しは、機能的に別物となっている。
だが、迫り出しの根元は、昔通りの支えの役目を果たしている。
尾椎からの親骨の根元からが、金座の輝きの役目になっている。
金座の鱗の並びの基本は、両側から尾芯へ三角形になっている。
 
2017.04.08(Sat)  土佐錦魚TOP
 04月07日
 
選別思考 2362 
 
むしろ迫り出しは吊られまいと、精一杯抑えている。
迫り出しは反転につられる親骨を更に迫り抑えることになった。
だが土佐錦魚の迫り出しは、尾座のように明らかな前方でない。
金座の迫り出しは、むしろ下方へ向いている。
平付けの尾皿とは、直角的な根元になっている。
それがかえって根元を見づらくして、迫り出しを強調している。
反転が発達すると迫り出しより前に出た返りの陰になってしまい、
余計に目立たない。
迫り出しは尾であっても尾鰭ではない。
鰭棘とは尾鰭の親骨であって、厳密には親骨の支えではない。
鰭条と鰭棘の親骨までが尾鰭であって、その要が金座になる。
すると迫り出しは、金座に加わっていないのだろうか。
 
2017.04.07(Fri)  土佐錦魚TOP
 04月06日
 
選別思考 2361 
 
鮒尾の尾の役目は、後ろ向きにしかなかった。
開き尾和金から迫り出しが、前向きの役目となった。
さらに土佐錦魚になると、反転に前向きの役目が加わった。
反転は迫り出しよりも前方へ出て、その意思を強く表現した。
迫り出しは土佐錦魚になると、迫り出すばかりでなく迫り出しの後半で、
反転に負けない抑えの役目が加わった。
迫り出しの後半の役目を[迫り抑え、迫り出し抑え]と言う。
親骨は、自体が迫り出しているわけではない。
船尾の頃から既に、支えが形を決めている。
開き尾になってからも迫り出しに吊られて前方へしなっている。
親骨の役目は、もともと後方へ向かっていた。
土佐錦魚の親骨は後方へしなりきれず、反転にも吊られている。
だが迫り出しは、反転につられていない。
 
2017.04.06(Thu)  土佐錦魚TOP
 04月05日
 
選別思考 2360 
 
開き尾になると筒椎と尾椎の血管棘系の鰭が左右に別れている。
だが腰椎はどっちつかず、筒椎の血管棘は一本に纏まっている。
血管棘の先から鰭の棘に伝わると、別れる別れないが現れる。
腰椎と筒椎の血管棘は尾柄的に押し詰められて広がれなかった。
それでも広がる機能は、鰭に伝わった。
広がっても広がらなくても昔の役目そのままに、舵鰭や親骨の支えとして
加わった。
ところが開き尾になった下葉は、左右に振られても抵抗が少なくナビクことができず、鮒尾のように役に立たなくなっていた。
体が丸くなり出し、腰ができ、尾柄が筒状になると、下葉は振られるだけでなく
前向きにならざるを得なかった。
支えとしての丈夫さだけでなく、尾肩となる必要が出てきた。
尾肩は、前向きに迫り出すようになって行った。
ただの支えでなく、前向きな役目を授かって行った。
 
2017.04.05(Wed)  土佐錦魚TOP
 04月04日
 
選別思考 2359 
 
尾皿始めは、尾筒にも腹にも尾にも、直接的に繋がっている。
土佐錦魚の中心点として、相応しいところとなっている。
尾皿始めは、とうぜん血管棘系になっている。
左右に別れる中心点は、血管棘の間になっている。
ここから、渡りを造る親骨が始まっている。
ここを中心とする土佐錦魚の円の全幅線が左右に始まる。
全幅線は渡り線であり、円の横直径であり、全幅水準線となる。
ここを中心とする土佐錦魚の円の全長線が始まる。
全長線は正中線であり、円の縦直径であり、全長水準線となる。
上見-全長線 正中線 縦直径 横見-全長水準線 縦中央線
上見-全幅線 渡り線 横直径 横見-全幅水準線 横中央線
上見-正中線 稜線  背筋  横見-背形 体上線 体下線
 
2017.04.04(Tue)  土佐錦魚TOP
 04月03日
 
選別思考 2358 
 
舵鰭二枚の方が舵鰭一枚より小さく、少し間を開けている。
その分だけ、締まりが良くなる可能性がある。
その微妙な差が、雰囲気の差になって現れることがある。
尾皿始めは鱗に被われている。棘条がむき出しになってない。
それは、尾であっても鰭でなく、尾柄の機能になっている。
尾柄の機能が外に現れるときは、棘条の支えとなっている。
それが迫り出しと呼ばれている。尾柄とはもはや別機能になる。
舵鰭の間を鱗が通ったことによって、舵鰭を通さずに体が尾と
直接的に繋がった部分が出来たことになる。
これも一つの鮒離れと言える。
尾柄の機能には、前方向がない。常に後方へなびかせている。
それが開き尾になって親骨になると、前方への機能を与えた。
迫り出しは、前進と言う意志を与えている。
 
2017.04.03(Mon)  土佐錦魚TOP
 04月02日
 
選別思考 2357 
 
舵鰭二枚の間にも鱗が通っていて、尾皿の鱗とも繋がっている。
舵鰭二枚の間を通っている鱗は、直ぐに尾皿始めに繋がる。
すると、舵鰭の付き角がより縦方向になり易い。
すると、腹終いと舵鰭始めと舵鰭終いと体終いと尾始めは、
垂直線的な弧の上に並びやすくなる。
垂直線的な弧の上から、舵鰭始めと舵鰭終いとを外して、腹終いと体終いが
直接的に繋がり、垂直線的な弧が出来易くなる。
一方舵鰭一枚は、鱗が舵鰭の外側を廻って尾皿始めに繋がる。
舵鰭の根元を覆う分、若干の伸びを必要とする。
その鱗の分、若干の伸び的な角度の甘さが生じる。
その鱗の分、若干の平らなところが舵鰭の根元に生じる。
舵鰭一枚の方が、二枚より鰭が大きくシッカリしている。
大きい分、若干の平らなところが舵鰭の根元に生じる。
その鱗の分、筒の下の腹の膨れの上に、若干薄い所が生じる。
 
2017.04.02(Sun)  土佐錦魚TOP
 04月01日
 
選別思考 2356 
 
鮒尾では、下葉の棘条の支えと舵鰭終いは尾柄を間にしている。
開き尾では筒椎の位置まで親骨が進み下部の尾柄が短くなった。
下葉の棘条の支えの筒椎と、舵鰭の腰椎は元々隣り合っていた。
血管棘の舵鰭終いと親骨の支えも、一緒に隣接していった。
その時でも、上葉の棘条の支えは以前のままだった。
以前のままでも、下葉に引かれて少し下り気味になった。
開き尾が平付け方向になると、腰や尾筒は一層下がり出した。
鮒尾のときは、上葉と下葉の棘条は上下で似た位置だったが、
開き尾の時は、尾芯と親骨間の上下差が減って前後差が増えた。
そこに三角ぽい表裏ができて、表は尾座、裏は尾皿と呼ばれた。
開き尾になっことで、尾柄も三角っぽい尾筒に向かって行った。
次第に体が丸くなると、尾筒の下部と体は一体的になって、
舵鰭が一枚でも二枚でも尾始めと舵鰭終いは近接した。
 
2017.04.01(Sat)  土佐錦魚TOP

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