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 01月31日
 
温度管理 三−30 
  
*そうなら、温度掛けの影響を少なくするには
温度かけの近辺では、成熟速度を出来るだけ抑えるように餌を少なくしてみようと言う発想です。
 そして、産卵予定日近くで温度掛けをして、その後餌を増やして一気に成熟をもたらし、温度掛けによる影響の少ない卵を産むようにすることが、有効ではないかと考えました。
 産む直前での[無闇な温度掛け]は、成熟を迎えた卵や精子の最終的な遺伝子発現部位の選定に、大きく関わってしまうことは試行済みです。予防的で自然的な温度掛けを心掛けます。
 産んだ直後の温度掛けなら、体力回復による未成熟卵や精子の成熟速度への影響は当然としても、発現部位選定までには至らないのではないだろうと、かってに都合よく考えました。
 
2017.01.31(Tue)  土佐錦魚TOP
 01月30日
 
温度管理 三−29  
  
 一方雌は、産卵翌日に少し餌を与えると、そんなものでは足りないと盛んに催促する程です。
催促されてもそこは抑えて二日程は少なくしていますが、たとえ普段通りに与えたとしても、健康面への影響は少ないと感じます。ですが、与えたい誘惑に負けないように堪えています。
 二日程、それ以上つぎの産卵近くまで餌を抑えるには、健康効果を狙う他、卵の成熟を遅らせることを考え合わせています。
 餌の量で、成熟の遅れがあるということは経験値です。
卵数多く、また早く成熟させるには、バランスがとれた栄養価の高い生き餌を与えると効果的なことも、経験値です。
 また、産み切っていなかったり、卵数が少なくて産みきっていた場合、餌が少なくても早く産むことがあるのも経験値です。
ほとんど餌を与えないでいると産卵間隔は伸びて、卵数が減ることも経験しています。
 
2017.01.30(Mon)  土佐錦魚TOP
 01月29日
 
温度管理 三−28 
  
体力の方はその時点で見て判りますが、精子への影響は選別を重ねなくては判明しません。二日追わせてから温度掛けをした方が良いのだろうかと思い、してみると案外元気でいる。
体調を崩した魚が出ないので、二日目を済ませてから温度掛けをすることにしました。これなら温度掛けによる副作用の心配はなくなります。
 一日目あるいは二日目に温度掛けをせずに三日目を追わせると、三日目は精子の出が少なくなることが多く、体力的にも不安が増し、内臓の負担も多大となるので、それからは結果を踏まえて、二日以後は使わずに休足させることにしました。
その時の三日目の試行に参加した雄は、夏場になっても秋になっても、腹の膨れが元に戻り難く痩せ気味が多く出ました。
人工授精の場合、精子の有りったけを搾ったり、連日活躍させるのはやはり無理があり、その後に尾を引いてしまうようです。
 
2017.01.29(Sun)  土佐錦魚TOP
 01月28日
 
温度管理 三−27 
  
 雄は温度管理によって採卵後体調を良くしていれば、餌を与えた方が連日活躍しても平気で追っている。だが三日目になるといささか疲れ気味、調子に乗り過ぎると元も子もなくす。
 もう一つの懸念は、産卵前日に三〇℃以上を経験すると精子への影響が心配になってくることです。
*これも、やってみなくては解らない。
 一番子の場合、二日目の方が精子の出が良かったり、多く出たりする雄がいた程で、採卵にはかえって良い結果となることもありました。
 二番子の場合は一日目二日目の精子の出方は大して変わらず、量は二日目のが少なかったり多くなったりして、傾向は掴めませんでしたが、十分な成果が出ています。
 
2017.01.28(Sat)  土佐錦魚TOP
 01月27日
 
温度管理 三−26 
  
 ところがその後失敗をして水温を下げてしまいました。その途端にどんどん産んでしまいメゲました。それなら採卵すれば良いじゃないかと思われますが、危険鮒尾率が俄然増していると予想され、育てる労力が無駄になる可能性が高くなります。。
 この巡る考えは、挫折と危険をはらんだ試行となりました。
結局、梅雨明けまで産んでいる雌がいる始末でした。
それならいっそのこと、親の体力の消耗をできるだけ抑え、かつ回復を図ることに専念したらどうなるだろうか。いっそのこと、採卵を早くに終わった雄に餌を与えてみてはどうだろうか。
 巡る思考はより危険方向へと回っているように感じられます。
温度掛けによって採卵後スッキリしている魚は、猛烈に餌を欲しがります。試しに与えても体調を崩す気配はなく、それどころか追いが良くなる感じさえ受けました。
 
2017.01.27(Fri)  土佐錦魚TOP
 01月26日
 
温度管理 三−25 
  
 夏になって二五℃〜三五℃が続いて産む気配が無くなっても、二四〜十八℃に下がった途端産み出してしまうこともあります。
これはまだ腹に持っていた卵を吸収していなかったからで、残った卵の吸収が始まると生長へ回って、産卵が収拾されます。
すると、一八〜二五℃に下がっても産むことは無くなります。
 この例を用いて、雌雄を分けている雌の鉢を試しました。
もう産ませたくない雌は、最低水温二五℃以上、最高水温三十℃以上にして、終息感を強く持続すれば、体力の回復をもたらし、生長へと持って行くことができるはずです。
 でも、六月から始めたとすれば、梅雨明けの七月半ば過ぎまでの一ヶ月半以上の持続を求められます。とにかく始めてから続けている一週間程の間は産みませんでした。
 
2017.01.26(Thu)  土佐錦魚TOP
 01月25日
 
温度管理 三−24 
  
最高水温は
三一℃前後が、誘発になります。
三五℃前後が、抑制になります。
三六℃からは、年寄りには生命的な危険温度となります。
三三℃前後は、条件次第でどちらともなりえます。
最低水温は
一六℃以上が、誘発になります。
二〇度前後が、高潮になります。
二五℃以上が、抑制になります。
最低が一六℃で最高が三十三℃なら産卵範囲になります。
最低が二〇℃前で最高が二〇℃後が高潮範囲になります。
最低が二五℃で最高が三十三℃なら成長範囲になります。
この場合は最低水温がホルモンを左右していることになります。
 
2017.01.25(Wed)  土佐錦魚TOP
 01月24日
 
温度管理 三−23 
  
*最高水温と最低水温の関係
 ここでちょっとまた悪戯的な、ちょっと危険をはらんだ試行を思いつきました。三〇℃以上は産卵抑制温度としていますが、矛盾するように産卵誘発温度でもあります。最高水温三〇℃以上は抑制と誘発の両者を有しています。その矛盾のどちらを選び分けるかの要素も、やはり温度にあります。最高水温が安定すると、入れ替わるように最低水温の影響力が増します。
 最低水温も複雑に同じような働きをしています。
その両者の組み合わせによって、抑制に向かったり誘発に向かったりすることになります。
 
2017.01.24(Tue)  土佐錦魚TOP
 01月23日
 
温度管理 三−22 
  
*この感じは何だろう
産卵後の三〇℃以上が、今度は産卵終息温度としての働きを速やかに発揮するためと考えられます。産卵後の温度掛けは、産卵行動へスッキリとした終了感を与えていると感じられます。
 三〇℃以上が産卵態勢から通常態勢の採餌へと、すみやかな切り替えを行っているのではないでしょうか。
この切り替えは、生殖ホルモンの分泌抑制を、三〇℃以上が左右しているものと考えられます。
 これで産卵後だらだらと尾を引く、雄の無駄な体力の消耗を抑えることができ、雌の体力回復を早めることが出来ます。
中には翌日も大活躍する雄もいます。考えれば当然のことですが、思わぬおまけとなっていました。一挙両得で、ウィルス抑制態勢へもって行くことができています。
 
2017.01.23(Mon)  土佐錦魚TOP
 01月22日
 
温度管理 三−21
  
*それでもやはり、試してみなくては。
とにかく、産卵後直ちに自然的な温度管理を試みました。
 産卵は早朝か遅くても午前中で終わることが多いので、産卵後当日に温度をかけてみると、思惑通り魚の調子は元気なままで、産卵疲れを全く見せなくなりました。
食欲を見せ、さっき産んだ魚だろうかと首を傾げる程です。
世話が落ち着いてから産卵記録をとる時に、どれが産んだ魚だったか探してしまうほどです。餌をぱちゃぱちゃ欲しがるし、通常より元気? 通常と見分けがつかない魚もいるぐらいです。
 
2017.01.22(Sun)  土佐錦魚TOP
 01月21日
 
温度管理 三−20
  
 でも、疲れを出さずに最初から菌やウィルスを抑えておけば、期間途中には自然で三〇℃以上の日がけっこうあるものです。
 もし、暖かい日が来ないのなら、予防的で自然的な温度かけを数日隔てて行えばいいはず、案外心配する程のこともないと考えました。むしろ、一番危険な産卵直後に処置をして置く方が、健康維持には必ず良いはずです。また卵の成熟と言う観点から見る場合でも直後の早い方が理に叶っています。
 それに加えて、ダラダラ続く雄の追いを止めさせる効果があると考えられ、雌雄を素早く休ませることができるはずです。
 
2017.01.21(Sat)  土佐錦魚TOP
 01月20日
 
温度管理 三−19
  
 この課題は、過去の治療や不安要因から既に解き放たれているので、前向きとなっています。焦りが少なくなったせいか、新たな発想が浮かぶようになっています。
 産後の疲れが引き金になると菌やウィルスが動き出し、親の調子を崩してしまうのがほとんどのなり行きでした。
菌やウィルスに動き出す機会を全く与えないことが、予防として最も求められているところです。
 産卵前に最好調へ達していて、産卵が済んでもまだ活力が失せていない直後に、菌やウィルスを抑えてしまえば、すみやかな体力回復へ繋げることが出来るのでは、と考えました。
 でも直後にすると、次に卵を産むまでの長い期間を健康に保つことが当然難しくなる。もしかすると、その期間に危うさを招いてしまう可能性は高くなります。
 
2017.01.20(Fri)  土佐錦魚TOP
 01月19日
 
温度管理 三−18 
  
*適切な温度掛けは産卵期にこそ有効
卵の問題は、自然のように最高水温三一〜三二℃を数日隔て行えば、予防的であって憂なく有効な見通しがついたと言えます。
これは卵の産みが良く、通常と変わりない卵が得られ、かつ親魚の健康を保つことができ、薬物等を使用せずに済んでいます。
 今度は健康面で最大の効果を得ることを兼ねるには、この辺りをどう使いこなせば良いかを探りだすことをしました。
 今までは、健康と産卵を目的にしていたので、産み易いように、産みそうな日の数日前に温度掛けをしていました。
その産前の温度掛けに加えて、産後間もなく掛けたらどうなるだろうか。影響が少なく有効な予防的な温度掛けを数日隔てるのであれば、一層良好な状態を保てるのではないだろうか。
 
2017.01.19(Thu)  土佐錦魚TOP
 01月18日
 
温度管理 三−17 
  
すると、鮒尾率は自然と変わりない率と言うか、初期の選別ではほとんど通常と感じられる程です。
しかも、健康効果にも不満はありません。
 それでも選別を重ねて行くと、何もしない時とは違う雰囲気が受け取れる腹が現れ、良い癖、悪い癖が特徴的に同居した特徴的な範囲と、通常的な範囲に収まる腹が、ばらつきとして見られるようになりました。
 でも、これぐらいならこの試行段階に限られたことでなく、普段にも見られる程度と感じられます。
 これなら「温度掛けは産卵期に向かないかも知れない」という[不安要素]を解消するに至っています。
親を危機におとしめることなく、健康を保ち、且つそれなりに子を採ることが出来ています。
 
2017.01.18(Wed)  土佐錦魚TOP
 01月17日
 
温度管理 三−16 
  
どの腹も正常に近づいていることが感じられ、秋になってほとんどハネなんてこともなくなり、率は良くなくても種用も会用も出て来て、魚を育てる甲斐も出て来ました。
 そうなら自然のように、産卵期にしばしば見られるような暖かい日のように、最高水温三一℃前後にして、隣の温度掛けをしていない鉢のように、自然に下げてみたらどうなるか。
自然に沿うようにすれば、自然と同じ状況の卵として産まれてくるのではと考え、試してみましたました。
自然のように日の高いとき最高水温三一〜三二℃へもって行き、
自然のように日が寝て来たら下げ始めて、
自然のように日を隔ててしてみました。
これは予防的な温度掛けと同様なので、少ない悪影響は当然となり、良好な影響が見込めるはずです。
 
2017.01.17(Tue)  土佐錦魚TOP
 01月16日
 
温度管理 三−15 
  
 三〇℃以上二四時間を一日にしてみると、ばらつきはありましたが異常鮒尾率は更に減り、異常尾率が増えて来たので、この方向性はハッキリと受け取れました。
 そこで二四時間を止めて、日中だけ三〇℃以上の自然的な温度掛けにしてみたらどうなるだろうか。
心配な健康効果を補うために、まずは数日続けて自然的な温度掛け近くを試してみました。
 朝の給餌後早々に昇温、夕方暗くなり出したら降温を三日続けると、健康効果は十分に得られ、異常鮒尾率はさらに減り、異常尾率と、まともな土佐錦魚も増えてきました。
 そこで、朝給事後落ち着いてから昇温、夕方早めに降温をして、三〇℃以上の時間をより短縮し、一日だけにして、自然的な温度にほぼ近い状態を試してみました。
 
2017.01.16(Mon)  土佐錦魚TOP
 01月15日
 
温度管理 三−14
  
 孵化して、育てて、選別してみると、もの凄い鮒尾率で、鮒尾への過程を示す奇形的魚も多く、それを入れると一〇〇%と言いたくなる程で、どの腹も同じ程度の率でした。
 この極端と言える鮒尾率は、採卵前の共通した温度掛けによる結果とする以外に、原因を求めることが出来ません。
 それでも重ねて同じような温度掛けを何度か繰り返してみると、多少のムラはあるものの似たような高鮒尾率を示す範囲内の結果です。(ここでの鮒尾率とは、鮒尾と鮒尾へ至る形を含めています)
 治療温度での結果が出たところで、温度掛けを下方へ変化させ緩和してみたらどうなるかを、試してみることにしました。
 まず三〇℃以上二四時間の日数を減らしてみることに。
すると、鮒尾率が下がり始めました。
(この鮒尾率は正常な鮒尾率ではないので、これからは異常鮒尾率として区別します。また、初期の選別では一見正常な土佐錦の尾のように開いていても、後の選別に耐えない率を、異常尾率として区別します)
 
2017.01.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 01月14日
 
温度管理 三−13 
  
*実験的採卵
 それに焦点を合わせた意識的温度掛けによる、実験的採卵、飼育選別をしてみることにしました。
 以前に意識していなかった時の温度管理による治療時の卵は、「鮒尾ばかり」そんな印象でしたが治療後には良く産みました。
 ならば意識して、同じ治療温度で産ましてみればいい。
 治療温度は三〇℃以上を二四時間三日続けました。魚はすこぶる元気になり、温度を二〇℃前後に下げると二、三日で産む程効果があり、相変わらず採卵、健康面では申し分ありません。
数組の雌雄をしてあり、三日以内で全組産卵しました。
 採卵後、卵の温度は一八℃から二二℃を保っていました。
採卵後は更水を使用して古水飼育水等による影響を避けました。
産卵後にもその他の影響は、極力避けるようにしています。
 
2017.01.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 01月13日
 
温度管理 三−12 
  
*状態を変えるのは、受精後だけだろうか
 受精後の状態のみの影響であれば、温度等条件が一定なら遺伝子の結びつきが似ているので、その範囲内で収まるはずです。
雌雄の状態の良し悪しが、子の出来にまで影響しているならば、受精以前既に、親の体内で何らかの影響を受けているはずです。体内で遺伝子が影響されて、相違が出来ていることになります。
 産まれた後の環境の影響以前、そして受精以前、産卵以前の環境の影響が、親の状態を左右している。
親が受けた影響が卵や精子へ作用を及ぼしている。
 もしそのようならば、そして意識的な温度掛けによってその違いが出てくれば、納得できるはずです。
 
2017.01.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 01月12日
 
温度管理 三−11 
  
 それならば、受精後、産卵時の温度を同様なものとしたなら、各番子間の差は一定範囲に納まるものとなるはずです。
でも、しばしばその差に歴然とした違いが出てくることは、経験値として偽りのないところとなっています。
そうなると、雌雄の産卵前、産卵時の状態の良し悪しが取りざたされてきます。雌雄双方かいずれかの調子が悪かったか。
 その場合、死活卵率、受精率、孵化率等への影響なら卵や精子の健康状態として素直に頷けます。でも、子の出来の良し悪しとなると産卵状態の違いより、遺伝子状態と考えられます。
 雌雄の産卵前、産卵時の状態の良し悪しとは、単に親魚の元気度ではなく、腹内に抱えている卵と精子の遺伝子の状態を意味します。それをなんとなく意識せずに、親の状態と表現していたのではないでしょうか。同じ両親の子でも、その時の親の調子で、子が違うと言う風に。
 
2017.01.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 01月11日
 
温度管理 三−10 
  
 むしろ人間としての飼い主が、その神秘へ触れる機会を得たことに、喜びと畏敬を感じざるを得ません。
*別の例
 同じ雌雄で何度か採卵した場合でも、一番子、二番子、三番子でかなりの差が出る時があります。
 この差は、受精時雌雄の遺伝子の出会いの差だけでしょうか。
一般的には、成熟度、産まれた時の環境、産まれた後の環境、一番子の早期の温度と二番子の中期の温度、さらに三番子の後期の温度と成熟度が相違していると言われています。
 だがその温度差は、放卵日や、受精時、孵化前後の温度の影響がとり沙汰されています。そのためムラが起こることを防ぐため、受精後の水温を平均二〇℃前後にして孵化までの安定化を図ったりもしています。だがこれらは全て放卵後の対処です。
 
2017.01.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 01月10日
 
温度管理 三−9 
  
三〇℃に保つと鮒尾率の上昇は明確となっています。
また、低温でも深まるほどに鮒尾は出やすくなっています。
受精後のメチル化による変化、あるいはメチル化による対応と受け止めても、良いのではと感じています。
 このメチル化は受精後のみに限られるものだろうか。
大きく見れば受精後孵化までに限らず、親の体内の卵や精子の形成時や浮出後の成長過程等、魚の一生のあらゆる事態に置いても起きている、と考えています。イジケやオバケもその内ではないでしょうか。その場に適応した遺伝子を選択するということは、メチル化に他ならないと見ています。
 そのメチル化が体内での卵や精子の成熟過程で実行されても、生命の神秘を否定することにはなりません。それ程魚類のような環境に左右される生物は、強かに命を繋いで来ています。
 
2017.01.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 01月09日
 
温度管理 三−8 
  
 こんなことが本当に体内で行われているのだろうか。
うかつだった経験と、その後の試行から、行われているとしか考えられません。
環境の変化によってわりと起こりやすいのは、遺伝子のメチル化と聞いたことがあります。
*遺伝子(DNA)のメチル化
この働きはもしかするとメチル化の一つではないだろうか。
受精前メチル化、或いは卵形成時メチル化とでも言うようか。
温度帯で異なった働きをする種々の酵素の内で、環境が与えた温度の要因によって、メチル化を行う酵素が選択されいるとしても不思議はない。
その働きは受精後にも起こるが、受精以前の生殖細胞の方が、より行われ易いのではと考えています。
 別の角度から孵化時の水温を見ると、孵化前後の水温を二五℃以上に保った
場合、変形や鮒尾率の高いことは経験済みです。
 
2017.01.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 01月08日
 
温度管理 三−7 
  
 温度掛けを経験して改めて認識を重ねたのですが、遺伝子の発現や形成の出発は、放卵して受精して分裂を始めてから決まるのではなく[親の腹の内の卵や
精子で早くも始まっている]が当然であったと言うことです。
 これかと気が付くのに、うかつな時間を要してしまいました。
理科的教育では受精してから遺伝子の結びつきによって決まり、またそれからの環境によって分裂は影響されると教わりました。
卵や精子は、親の腹内の成熟過程で既に影響を受けている。
受精する以前の体内の卵や精子の成熟過程は、環境から影響を受けながら遺伝子を選択し形成している。
受精以前に環境から影響された遺伝子は、影響した環境に応ずる遺伝子を善かれ悪しかれ選択している。
 
2017.01.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 01月07日
 
温度管理 三−6 
  
*温度掛けが卵に影響するの?
温度掛けが産後の養生に良いことはわかったのですが、治療的な温度掛けは、
稚魚の形に副作用的な影響が出ている。
それは産卵前の親への温度かけが環境として影響している。
卵にとって治療的な温度掛けは、親魚の健康を保つ事には有効でも、産卵期には適度に抑えることが必要になる。
 採卵した日に、遅くても明くる日に温度を掛けるのは、菌やウィルスを抑えるて健康を保つことが第一ですが、魚のお腹にある次の卵への惡影響を、極力避けるためでもあります。
魚の腹内では次の卵が直ぐさま成熟へと向かっているからです。
菌やウィルスを抑えるだけなら高めの温度の方が良いのですが、どうやらそれが卵には強く影響しているらしい。
 
2017.01.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 01月06日
 
温度管理 三−5 
  
 温度掛けが功を奏していると、餌を与えても平気なほど元気ですが、温度掛けをしている間や、卵が成熟へ向かっている間は、出来るだけ控えるようにしています。次の産卵日との間隔を出来れば二週間は空けたいこともあり、餌は控えぎみです。
病原菌やウィルスは親魚の疲れを待ち構えています。
産卵は命がけのこともあり、極めて体力を消耗します。
極限の衰弱を招かないように抑えることが温度掛けでできます。
温度掛けをすれば、余力を保つことが可能です。
温度掛けを怠ると、産後の疲れがウィルスの働きを目覚めさせ、そして
一日遅れるごとに働きを活発にさせ悪循環が始まります。
親の体力が十分にあればなにげなく回復することもありますが、どことなく調子が良くなかったり、次の産卵が遅れたり、産卵が止まったりしてしまうことを引き起こします。
 
2017.01.06(Fri)  土佐錦魚TOP
 01月05日
 
温度管理 三−4 
  
*温度掛け中でも餌を与えられるの?
 産後の温度掛けはその日が望ましいのですが、遅くても明くる日にはしてください。
日を経ると効果が薄れてゆくどころか、病気の発生率が高くなってゆきます。
疲れをより酷くして、悪循環が始まる可能性を高めます。
軽くても次の産卵が遅れたり、止まってしまうことが始まります。
産卵日に温度掛けをしていれば、あくる日から餌を与えます。
産卵日のあくる日に温度掛けをした場合でも、与えられます。
でも、与える餌の量を少なくしています。
快調で活発な産卵活動の後の食欲は旺盛です。
食べるだけ与えると、疲れた内臓の負担を増します。
 
2017.01.05(Thu)  土佐錦魚TOP
 01月04日
 
温度管理 三−3 
  
 いよいよ雌の腹はふにゃふにゃに、雄はいっそう追うようになってきます。
安心して余裕の内に採卵を待つことが出来ます。
その鉢では雌雄が同時に、当たり前のように産卵してくれます。
 遅くとも午前中に採卵が終ると、卵を移動しただけで親魚がそのままの鉢や、親魚を集めた鉢にヒーターを入れて、なるべくその日の午後には温度掛けをします。産卵が午後になるような変則的な時には、あくる日に温度掛けをします。
これも予防措置と変わらない自然に沿った三〇℃以上への自然的な温度管理です。産卵疲れが出ないうちの素早い措置です。
疲れを感じさせない積極的な措置です。
産卵日は餌を控えます。
 
2017.01.04(Wed)  土佐錦魚TOP
 01月03日
 
温度管理 三−2 
  
 ウィルス抑制温度三〇℃以上は産卵誘発温度三〇℃を兼ねています。
隔日に二、三回経験させることは、温度管理で冬ごもり態勢や産卵受け入れ態勢を整えることになります。
 我池では、春の一〜二回で産卵を迎える例が多く見られます。
秋の養生や温度管理が功を奏すると、冬籠りが順調で、春の予防措置が必要ないと思えるほどの健康体となり、春の温度管理の措置がそのまま産卵誘発へと働くからです。
 措置を施す頃には産卵することを踏まえて雌雄を選び、会わせて、
平均水温一八℃、最低水温限界一六℃を保ち、失敗しても一五℃より下がらないよう努めます。
 実感としてはウィルス対策をしていると言うより、産卵の安定化を図っている、そんな感じでいます。
秋のウィルス対策の温度掛けが成功していると、元気な普段の春と変わりないからです。
 
2017.01.03(Tue)  土佐錦魚TOP
 01月02日
 
温度管理 三−1 
 
*春でも秋でも
 夏が終わって秋の冷えが来ると、一日に角鉢七〜八鉢の温度かけを始めます。
五列なのでほぼ五日で一巡します。
冷えでヒーターの加温が三〇℃迄に上がらなくなるか、冬籠りもこれで大丈夫と思えるまで、このペースが続きます。
 三〇℃以上を経験させることは、鉢や水や苔を消毒する意味もあります。
コケの勢いを保つためにも、冬籠り前には是非済ませておきたいことです。
 温度消毒は、それまでに魚が入っていたその鉢で卵を孵す時にも、必ずして置きたい処置です。
鉢の水に、苔に、エアーストン等器具にと、鉢に存在する菌やウィルス全体も抑える効果があるからです。
卵を移す鉢を清潔にして、水道水を入れて、ヒーターで一日、目一杯温度を上げておき、卵を入れる二〇度ほどに冷ましてから、そっと卵を移します。
または、清潔にした鉢を水蒸気消毒してから、水道水を入れ、あくる日に温度合わせをして、卵をそっと移します。
 
2017.01.02(Mon)  土佐錦魚TOP

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