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 08月31日
 
選別思考 2177 
 
高知と同様の陽射しや水温は、目幅を整えてくれる。
目幅を広げてしまう迄の日除けは、無用になる。
陽射しは、目先も作ってくれる。邪魔な日除けは、不要になる。
陽射しは、目幅を整えることで腹形も整えてくれる。
高知の夏の陽射しは、土佐錦魚の基礎を作ってくれる。
当歳魚には有効だが、親魚には酷なところがある。
丸鉢は、東京の陽射しでも高知並みに活用してくれる。
過度の日除けは、成長を良くしても土佐錦魚を作らない。
良く作るのは、シワぐらいになるだろう。
暑くなる頃には、ランチュウ泳ぎを通過して前が形を見せる。
暑い頃に、体の基礎の殆どが作られる
涼しくなる頃には、尾が出来てくる。
我池では「体は作る。尾は出来る」と、言っている。
 
2016.08.31(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月30日
 
選別思考 2176 
 

三回も目先作りだけに専念していると、他に何も出来なくなる。
顔作りは、他の作りと同時進行することが多い。
前回は、骨格造りと、今回は、腹作りと同時進行になる。
以前に、目先作りの基は一番始めから作って置く。
腹作りの基は、目先の基作りの次に作って置く。
両方の基礎を順次に作って置いてから、骨骼作りに専念する、と書いている。
前もって基礎さえ作って置けば、その後に腹作りや目先作りを、落ち着いてすることができる。
今回はその中間段階になる。
ここで始める腹作りは、始めに作って置いた基礎を発展させて行く目先と同じように、秋に仕上げ易くするための段階になる。
目先作りの発展も、同時進行が可能になってくる。
目幅を取り返すことは、夏の暑さ(陽射し)がしてくれる。
取り返すことは、基礎の状態に戻すということになる。
戻せる基礎のできていることが、肝心になる。
 
2016.08.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月29日
 
選別思考 2175 
 
骨骼の下地が出来た頃には、背骨の形もそれらしくなって、折れ下りも現れ、
同時に目幅の骨骼の基礎も出来てくる。
腰の骨骼の折れ下りが見えて、目幅の骨骼の幅が見えたら、顔作りへの時期が
整ったことになる。
骨格造りは目幅が広がり易い。
それを修正することにもなる。
この時期の目幅作り以前の目先作りの基は、口を大きくしない口作りになる。
だがそれは、目先作りの究極につながる。
*目幅作りと口先作りは同次元に感じられるが別時期になる。
顔作りを普段は、何気なく目先作りと安易に表現している。
認識を踏まえて通じていればそれで良いことになる。
だが認識が至っていないと、変に誤解されることがある。
ここにきて始める目先作りは、基礎からの発展段階になる。
仕上げは秋になるので、目先は当歳時で三段階に渡っている。
要は気を抜ける時がなくて、気を入れるときが三回になる。
 
2016.08.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月28日
 
選別思考 2174 
 
さて土佐錦魚は、リュウキン化によって大きな尾になり、尾芯や親骨が伸び、
泳ぎやすさから親骨が更に伸長して行った。
春が過ぎると、リュウキン化以前の張りが尾肩に訪れてきた。
大阪ランチュウ系の台頭として、目にすることができる。
以前、稚魚の時に口を小さくして置くことは、大阪ランチュウ系の台頭が始まる
以前の稚魚へ処置して置き、大阪ランチュウ系の台頭が始まったら、骨骼作りへ
切り替える、と書いている。
骨骼が出来てきた夏前期頃には、蘭鋳泳ぎをするようになる。
親骨の先をまるで蘭鋳のように下ろして泳ぐことから、そう呼んでいる。
ランチュウ泳ぎの度合が強い程、大阪ランチュウ系の現れの目安にしている。
ランチュウ泳ぎの度合が弱い程、リュウキン系が強く現れている目安になる。
 
2016.08.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月27日
 
選別思考 2173 
 
部分的な理想箇所はたまにあり、部分的な標準個所はよくある。
良いところは沢山あるに越したことはない。
反対に、欠点は少なく、無いに越したことはない。
欠点が有っては不可ない、と言えないのが問題点になる。
土佐錦魚属を欠点と見たときには、多少有っても仕方ないと、言えてしまう。
始末に悪いほどに紛らわしい。
土佐錦魚属の遺伝子的な問題は、有ってはならない。
それを、育てたり種にしたりしては、不可ない。
作れない土佐錦魚属は遺伝子に問題があり、
作られていない土佐錦魚は、飼い主に問題がある。
土佐錦魚属は一重に、選ぶ人、作る人の問題と言える。
飼主の意識に、土佐錦魚と土佐錦魚属の分別が強く望まれる。
土佐錦魚属は、桜や舵鰭一枚とは異なり排他されることになる。
 
2016.08.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月26日
 
選別思考 2172 
 
土佐錦魚にも欠点はある。欠点のない土佐錦魚なんかいない。
なら、その欠点がなければ理想の土佐錦魚なのか。
それは欠点がないだけで、理想の土佐錦魚にはならない。
欠点がないだけでも大会で優勝はできる。
理想の土佐錦魚は、欠点がないことが当然となる。
欠点とは、標準を満たすことで終る。
欠点とは、大会に用いるものとなる。
理想とは、基準以上に掲げる形や印象となる。
理想とは、もはや欠点を超越している。
理想とは、基準を満たすことが最低条件になる。
標準とは、大会に用いるものとなる。
会や審査は、多少の欠点を容認する。
だが会や審査は、土佐錦魚属を容認してはならない。
 
2016.08.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月25日
 
選別思考 2171 
 
だが、そんな魚でも会には出せる。
種魚と会魚の相違となる。
勿論土佐錦魚属でも恥をかいても良いのであれば、会に出せる。
つまらない魚や土佐錦魚属を会へ出すのは、個人の判断であり、
個人の水準と言うことになる。
逆を言えば、その人は土佐錦魚属を好んでいることになる。
矢野城楼氏が憂いた事態を、目の当たりにしたことになる。
少なくてもこの会では、伝統を堅持しなくてはならない。
だが伝統の基準が、口伝えであって明らかになっていない。
この会では、基準の円の土佐錦魚を明らかにしたように、
伝統の基準を明らかにする責務がある。
だが会によっては、私感を掲げるのも、会の水準になる。
詰まらない魚や土佐錦魚属を種親にするのも、出陳するのも、
個人の判断であり、これも個人の水準と言うことになる。
だがあまりの水準の低さを声高にされては、迷惑この上ない。
 
2016.08.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月24日
 
選別思考 2170 
 
ならば、作られもしていないが土佐錦魚属とまでになっていない、そんなどっち付かずの魚はどう扱われるのだろうか。
[ただの土佐錦魚][もったいない土佐錦魚]と呼んでいる。
東京で会が始まって初期のこと、毎年高知から審査員を招いて教えを乞うていた。
その年はベテランの審査員の都合がつかず、若手の登場となった。
その人は土佐錦魚の伝統に則らず私見で審査をしたので、問題が沸騰した。
当歳で大関になった魚の飼い主から大関辞退の申し入れがあった。
その理由は、ガラス水槽で、フィルターを使って、室内で、冬でも暖かく、
繁殖活動をしたことがなく、好き放題餌を与えて大きく育った木偶の坊なので、
優勝なんて納得できないとのことだった。
仮に、高知で審査が行われたのなら、このような事態にはならなかっただろう。
それは伝統が私感を許さないからだ。
 
2016.08.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月23日
 
選別思考 2169 
 
丸鉢飼育によって作られた土佐錦魚が出来るまでは、これまでに土佐錦魚へ掛けられてきた種から、土佐錦魚へ取り入れなかったところが、そのまま出ていることを土佐錦魚属としていた。
丸鉢飼育によって作られた土佐錦魚が出来てからは、作られていない土佐錦魚が、度合いによっては土佐錦魚属へ加えられた。
丸鉢によって作られた土佐錦魚の概念が狭まって行くと、土佐錦魚属の概念も、
同時に加えられて広がっていった。
土佐錦魚の遺伝子的な条件は、種が掛けられた都度に加えられたが、作りによってさらなる条件が増えて行ったことは、土佐錦魚の範囲が狭められて行ったことになる。
丸鉢の登場で、土佐錦魚は更に制約されて行った。
一方土佐錦魚属は、その都度に増え続けて行った。
 
2016.08.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月22日
 
選別思考 2168 
 
だが琉金の尾柄では、精一杯張っても成魚ほどにしかならない。
土佐錦魚が琉金のように流れ傾向では、ただの尾の捲れた琉金のハネと大して変わらない。
一方、大阪ランチュウまでの土佐錦魚は元々張りが強い。
生長と共に張れば、万歳してしまうことも当然ありうる。
大阪ランチュウまでの土佐錦魚の張りへ、琉金の流れ傾向が兼ね合って、親骨の
抑えがリュウキン化の成果として現れて来た。
以前に、稚魚の時に過大にすると大阪ランチュウ系の骨格が現れる時間を与えないことになり、大阪ランチュウ系を通り越して、リュウキン系が生長してしまったことを書いている。
これをその時[リュウキン系の稚魚お化け]と呼んでいた。
逆に、大阪ランチュウ系にリュウキン系の現れる暇なく過大にすると
[大阪ランチュウ系の稚魚お化け]になってしまう。
土佐錦魚属へは一歩間違うと、簡単に近付いてしまう。
 
2016.08.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月21日
 
選別思考 2167 
 
*土佐錦魚と土佐錦魚属との分離
土佐錦魚の遺伝子を持っているだけで土佐錦魚と呼べるのか。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の稚魚は、浮出してから尾が広がり出すと
もうパンと張っていた。
泳ぎ出してからも張っている。
リュウキン化された稚魚は、パンとは張っていなかった。
尾が少し伸びて泳ぎ出すと、うしろへ流すようになった。
稚魚の後ろへの流れは、琉金がもたらしたことになる。
すると張りは、大阪ランチュウがもたらしていたことになる。
琉金の成魚の付きは、開き尾和金と大して変わらない。
すると琉金の成魚は、尾が大きくて長いから流れているのか。
開き尾和金から琉金になって、体は丸く、尾は大きくなった。
すると、土佐錦魚の稚魚の時に開きが少ないのは、
琉金の幼魚形が出ている可能性も含まれてくる。
その可能性には生長と共に張りの強弱が出てくることも含まれている。
 
2016.08.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月20日
 
選別思考 2166 
 
土佐錦魚を丸鉢で育てることには意味がある。
[土佐錦魚を丸鉢で作る]という目的がある。
丸鉢は、土佐錦魚に必要な環境を最大限受容することができる。
丸鉢は、土佐錦魚に必要な環境を最大限活用することができる。
蘭鋳を丸鉢で育てようとする物好きは、まず居ないだろう。
蘭鋳を丸鉢で育てる意味がないからだ。
[目指していない魚]を、土佐錦魚と呼べるのだろうか。
[作る努力をしていない魚]を、土佐錦魚と呼べるのだろうか。
[育てる意味を持たない魚]を、土佐錦魚と呼べるのだろうか。
土佐錦魚と呼べる魚と土佐錦魚と呼べない魚があることになる。
土佐錦魚と呼べる魚と土佐錦魚と呼べない土佐錦魚属が、土佐錦魚にはあることになる。
 
2016.08.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月19日
 
選別思考 2165 
 
土佐錦魚作りの名人と言われる人も現れるようになってきた。
その人の土佐錦魚が、素晴らしいと認とめられたことになる。
[土佐錦魚は丸鉢によって作ることができる]が定着した。
[土佐錦魚は丸鉢によって作られる]と言う概念も定着した。
それは丸鉢で飼育さえすれば、名人のような土佐錦魚になるとは限らない、
名人だからこそ作ることができた、とも聞こえる。
名人のように、作ることが必要、とも言っている。
以前、高知で丸鉢にエアーを入れて大きく育てている人が居た。
丸鉢で、一日に何回も水替えして大きく育てている人が居た。
とても大きな丸鉢を造って、大きく育てている人が居た。
そんな育て方をされた魚を、養殖トサキンと呼んだ。
夜に電灯を点けて餌を与えて大きく育てている人が居た。
そんな育て方をされた魚を、電照トサキンと呼んだ。
ヒーターを入れて一年中餌を与えて大きく育てている人が居た。
そんな育て方をされた魚を、熱帯トサキンと呼んだ。
そんな魚の育て方をするなら、丸鉢でない方が効率的と書いた。
 
2016.08.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月18日
 
選別思考 2164 
 
土佐錦魚に丸鉢が向いている、と解ってから普及が始まった。
普及したもう一つの原動力に、セメントの一般化があった。
高価な焼き物の擂り鉢から、安価な自作の擂り鉢ができるようになった。
自作丸鉢は、色々な自作型を試作することもできた。
利点となったのは、厚みを付けられることだった。
焼き物より、温度変化を緩和できた。
さらに利点となったのは、苔が付き易くなったことだった。
形と材質が更なる土佐錦魚を作りあげた。
色々な自作型が造られ、及ぼす影響も知られるようになった。
その中で、良い魚を作出する人の鉢型が、定評を得て行った。
結局最後は元の擂り鉢型へ戻り、材質はモルタル、少し粗め、厚めと言うことに
落ち着いている。
だがそうすると重い。
そこに一工夫する余地がまだある。
 
2016.08.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月17日
 
選別思考 2163 
 
「土佐錦魚を作れなくなる」は、どうしてか。
作ろうという意識があっても、環境がそれに達していない。
もう少し日差しがあったならと歯がゆい思いをする。
餌やりや水替えや鉢の形と異なり、天候はどうにもならない。
その環境で最大限の努力を尽くすしかない。
意識下の努力が、土佐錦魚を作っていることになる。
作られていない土佐錦魚とは、土佐錦魚属へ向かうのだろうか。
意識が土佐錦魚へ向いていれば、土佐錦魚属へは向かない。
それでも宮崎の会員達は、詰まらなかったのだろう。
入賞しなければ、世話をした甲斐がなかったのだろう。
当時の高知の会では、ただデカいだけではかなり落されていた。
口が大きかったり、品がなかったりしただけでも落されていた。
土佐錦魚に相応しい良魚がいないと、優勝魚無しとされていた。
 
2016.08.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月16日
 
選別思考 2162 
 
東京では、「もっと陽射しを」と叫ぶべきところとなる。
近年では温暖化の波及で、東京でも高知並みの暑さがよくある。
それを意識せず、有効に使わないで日除けばかりでは能がない。
東京でも丸鉢は、その陽射しを最大限に受け止めてくれる。
東京でこそ、意識のもとに最大限に有効活用すべきとなる。
日差しが弱いと「土佐錦魚が出来なくなる」は、どうしてか。
高知の日差しが基準となって、土佐錦魚は出来ている。
基準以下のところでは、それを意識した努力が必要になる。
数少ない例外を除いて、日本のいたるところが該当する。
顔の作りが甘くなりやすい。顔への集中力が甘くなり易い。
例え高知でも日除けを多用していると、案外そうなり易い。
なんのための日除けかを、意識していないでするとそうなる。
すると、土佐錦魚ができなくなる。無意識の為せる技となる。
 
2016.08.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月15日
 
選別思考 2161 
 
だがやがて、宮崎の全会員が飼うのを止めてしまった。
その原因は、桜島の火山灰だった。隣の鹿児島県なのに噴火が活発になると、
南西風に乗って宮崎県をも襲っているという。
灰避けで屋根をすると、陽射しを遮ることになり魚が出来ない。
蓋をしないと丸鉢に火山灰が入って、魚が危険になる。
結局、魚が全く出来なくなり、魚も徐々に減ってしまい、飼育意欲を削がれてしまい、次第に会員がいなくなってしまった。
宮崎でも、室内や屋根の下や蓋や火山灰や曇りや雨などの陽射しの遮りがあると、丸鉢でも土佐錦魚は出来ないことになる。
陽射しが高知より強いと更に良くなり弱いと段々と駄目になる。
出来の良い時の宮崎では、高知と同様な日除けをしていた。
すると高知では、日除けのし過ぎになるのでないだろうか。
すると東京でも、高知と同様な日除けをしたら、し過ぎになる。
その頃の東京は、陽射しを遮るなんて勿体ない。
 
2016.08.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月14日
 
選別思考 2160 
 
使いようや造りようによって、丸鉢の本領を発揮できなくなる。
その丸鉢は、高知の環境の全てを受容しなくてはならない。
その丸鉢は、高知の環境が満ち溢れていなくてはならない。
その丸鉢は、高知の過酷な環境が土佐錦魚へ作用している。
土佐錦魚以外の種の金魚は、温帯に分布している。
土佐錦魚は温帯と亜熱帯との境界域へ踏み込んでいる。
昔、宮崎県の会員達が良い魚を育てていたことがある。
高知の会へ持ってきては高成績をとっていた。
そのとき高知の人が「宮崎の方が、雨が少ないし暑いからな」と言っていた。
確かに宮崎の方が南にあって、方向的にも山で雨が塞がれているので、高知より
雨が少なく晴れが多く暑い。
高知では『日差しの強さが限界』と言う声を聞くのに、もっと暑い宮崎が、なんで高知より良くなるのだろう、と、感じた。
 
2016.08.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月13日
 
選別思考 2159 
 
丸鉢を上手く使うと、流す時期と張る時期を熟すことができる。
丸鉢を上手く使うと、泳がす時期と停まる時期を熟せる。
丸鉢を上手く使うと、前を作ることができる。
丸鉢を上手く使うと、目先作りができる。
丸鉢を上手く使うと、腹作りができる。
丸鉢を上手く使うと、目幅作りができる。
その目幅作りが、タタキでは難しいと言える。
その目幅作りが顔作りの基本になっている。
タタキでも出来ないことはない。だが、品や味の作りが難しい。
丸鉢では、顔作りの基本の目幅を作り易いことになる。
タタキ池と丸鉢では、目指す土佐錦魚が異なることになる。
目指す土佐錦魚の方向として、丸鉢を選んでいることになる。
だが、丸鉢に入れさえすれば事足りる訳でもない。
 
2016.08.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月12日
 
選別思考 2158 
 
さてさて、忘れた頃に舞い戻って、コツコツ始めよう。
*五度目の固定化は丸鉢による作り
土佐錦魚がリュウキン化されてから新たな土佐錦魚が始まった。
新たな土佐錦魚は丸鉢によって、更なる土佐錦魚化を始めた。
丸鉢による更なる土佐錦魚化を[土佐錦魚の丸鉢化]と言い替えても過言ではない程の変貌を遂げた。
今迄は、それ迄の土佐錦魚へ新たな品種を掛け合わせて来た。
過言となるが、今度はそれ迄の土佐錦魚へ器を掛け合わせた。
その器には、高知の環境が満ち溢れていた。
タタキ池なら、暑くても寒くてもどこでも飼えた。
タタキ池なら、どこの環境でも賄(まかな)えた。
丸鉢は、土佐ならではの錦魚を作る基となった。
タタキ池では、作られた土佐錦魚へ至らなかったと言い切れる。
 
2016.08.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月11日
 
選別思考 2157 
 
尾立ちの安定性は、和金型、ナンキン型、琉金型に見られ、
平付けや付き下げの安定性は、大阪ランチュウ型に見られる。
土佐錦魚の前身系とナンキン系は大阪ランチュウ系以前として、
稚魚の初期で経過的に現れてくる。
そのときの尾芯は立ちぎみになっている。
おそらく大阪蘭鋳も、稚魚の初期には立ちぎみと思われる。
稚魚に大阪ランチュウ系が現れると、尾が開いてくる。
そこにリュウキン系が現れてくるのが、掛けられた順序になる。
その順序通りにキチッとなっていないのが、悩みの種でもある。
順序通りの繋がりや強さがままならないのが、土佐錦魚になる。
おまけにどの付き方になるか、どの腰になるかままならない。
どの過去と結び付くか、どの先と結び付くか、ままならない。
 
2016.08.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月10日
 
選別思考 2156 
 
親骨が下がり傾向では、反転は大きい傾向になる。
親骨が上がり傾向では、反転は小さい傾向になる。
尾芯が下がり傾向では、後の尾先は上がる傾向になる。
尾芯が上がり傾向では、後の尾先は下がる傾向になる。
棘条が下がれば、鰭条が上がることになる。
すると棘条と鰭条の上下関係は、反比例していることになる。
だが尾芯を上げていても後の鰭条を下げない魚もいる。
後の張りがよほど強いか、前の引きが強いかの何れかになる。
だがそんな魚は安定性を欠いている。
尾下がりはどちらかというと、安定性を良くする方向にある。
*なら、尾立ちの安定性はどうなのだろうか。
平付けの土佐錦魚で尾立ちは、安定性を悪くする方向にある。
平付けでない種の尾立ちは、安定性を良くする方向になる。
平付けでない尾立ちの安定性は、土佐錦魚の安定性と言えない。
 
2016.08.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月09日
 
選別思考 2155 
 
付き高なら、尾芯を下げての調整が自然的成り行きと言える。
付き位置が水平線まで下がっていないことから起こる不安定を、尾芯を下げることで補っている。
尾芯を下げている時に尾芯を途中から上げて掬う調整とは、逆の形になっている。
掬いには尾芯が掬っている[尾芯掬い]と、
尾芯は真っ直ぐだが尾先を掬っている[尾先掬い]がある。
掬いは、尾立ちには見られない。
尾芯が下がっていることによって起こる二次的な癖となる。
掬いは、平付けの弊害と言える。
だが尾芯を下げていても救わない魚もいる。
尾芯が強いか、後の張りがよほど強いか、よほど尾が厚いか、前の引きが弱いか、袖元によほど余裕があるか、の何れかになる。
 
2016.08.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月08日
 
選別思考 2154 
 
*[付き下げ、下げ付き]は、尾芯と共に下げ角度の付き。
[流れ下げ]とは異なり、張りに強い系統に出易い。
[付き立ち]は、付きそのものが上げ角度の付きになる。
[芯下げ]は、付きは平付けでも尾芯だけを下げている。
[芯立ち]は、付きは平付けでも尾芯だけを上げている。
[流れ下げ]は、腰や筒の流れと共に尾芯も流している。
        和金風に流れて長い筒に多く見られる。
[流れ立ち]は、腰や筒は流れているのに尾芯は立っている。
        和金風に流れて長い筒に多く見られる。
[詰まり下げ]は腰や筒は詰まっているのに尾芯は下げている。
[詰まり立ち]は腰や筒は詰まって付き角や尾芯は立っている。
 
2016.08.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月07日
 
選別思考 2153 
 
そのとき腰の高さが低いと、流れてしまい綺麗な弧にならない。
そのとき腰折れが良くないと流れてしまい綺麗な弧にならない。
そのとき筒が締まらないと、流れてしまい綺麗な弧にならない。
そのとき筒の下りが短いと、付きが高くて綺麗な弧にならない。
このとき背の高さが低いと、背や体が長くなり易い。
このとき腰が流れていると、腰が長くなり易い。
このとき挿し筒が流れていると、金座の締まりが悪くなる。
このとき付き筒が流れていると、付きの締まりが悪くなる。
このとき腰が筒を乗っ取ると、筒が詰まり易い。
このとき背が腰を乗っ取ると、後背が詰まり易い。
このとき背高のある背が腰を乗っ取り、その腰が筒を乗っ取ると、
四半円的な弧の後背になる。
 
2016.08.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月06日
 
選別思考 2152 
 
さて、琉金は強くて高い背鰭の背筋と、腰の詰まりと、付き高と、付き立ちと、弱い付きと、高い背高とを土佐錦魚へ加えている。
その持ち込まれた特性から、毒と薬を分ける必要がある。
琉金そのままは毒とされる。毒は、土佐錦魚属とされる。
薬は、土佐錦魚の独自性に役立ち土佐錦魚の琉金化をしている。
背高、腰高、腰折れ、筒詰まりと聞いて、良い印象は受けない。
これはどれも、琉金が土佐錦魚へ持ち込んでいる。
これはどれも、背の高い背鰭があることから起こっている。
これがどれも、大阪蘭鋳までの筒の下りや骨格と都合良く結び付くことで、
理想の土佐錦魚の後背ができる。
背鰭の鰭棘の付け根が精一杯の背高を決める。
背鰭の鰭条の一、二番目辺りが背頂になっている。
そこからゆっくりと、背鰭は後背を降り始める。
 
2016.08.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月05日
 
選別思考 2151 
 
尾の垂れと言えば、余談になるが、小さい時からや或る時突然的に尾芯が山形に
下りを見せる時がある。
ピンと真っ直ぐを良しとする尾芯が、少し垂れを見せてしまう。
他は良いのになんでここにきてと、嘆くことがある。
これは、リュウキン系の垂れの遺伝子が出てきとことで始まる。
早くに出ていれば、小さい時から垂れ始める。
中途半端に出てくると、嘆きが大きくなる。
今期、同日産まれの数腹に共通する袋状がやたらに出てきた。
いずれの親にも、袋尾はいない。
考えが辿り着いたのは、産卵日の共通していた温度帯だった。
今度はそれを業としてみて、袋尾が出るかを試すつもりでいる。
また、その時の尾芯以外に癖のない数尾を育てている。
種にして、その袋が遺伝するかも確かめるつもりでいる。
 
2016.08.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月04日
 
選別思考 2150 
 
それぞれの種として、その遺伝子を選んだことになる。
土佐錦魚は、大阪蘭鋳方向の遺伝子を選択したことになる。
選んではいるものの、まだ固定されていないと言われる時があるほどに、
土佐錦魚の尾芯のあり方はさまざまになっている。
その様々を更に複雑にしたのが、最後にかけられた琉金となる。
琉金は背鰭の作用を、再び土佐錦魚へ持ち込んでしまった。
背鰭の作用は、土佐錦魚の前身を呼び起こしてしまった。
琉金自身は丸手方向なのに、背鰭が目覚めさせた土佐錦魚の前身は、長手の極みとなっている。
琉金の背鰭は、それまでの土佐錦魚にはなかった背の盛り上がりもたらした。
背鰭の盛り上がりは筒を詰まらせ、筒の細さを呼び起こし、付きにも形や高さや傾きを持ち込み、薄くて大きな尾は、尾に垂れを持ち込んだ。
 
2016.08.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月03日
 
選別思考 2149 
 
*この差は何処から来ているのだろうか。
基本的には、腰の出来方の弧の違いからと考えられる。
ナンキンでも、腰の弧がついている方が丸手傾向となっている。
大阪蘭鋳にも蘭鋳にも、その傾向を当てはめることができる。
だが大阪蘭鋳は平付けへ向かい、蘭鋳は立付けへ向かっている。
ここに別れ目があるのではと、思われてならない。
双方とも背鰭がないのだから、背鰭の作用は除外できる。
双方に働いているのは、基本の背筋と考えられる。
鮒尾の尾骨の立ち上がりの角度を基本とした時に、
蘭鋳では、基本から立ち方向を良しとして、
大阪蘭鋳では、極端に平付けを良しとした。
蘭鋳では、入射角と反射角の中央線を垂直とし、
大阪蘭鋳では、水平方向へ、中央線を45度倒した。
 
2016.08.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月02日
 
選別思考 2148 
 
だが動きは、機能であって型ではない。
立ちや下げは型であって、筋や筋肉の操作ではない。
型としての遺伝的な形態と捉えられる。
それも開き尾になってからできた形質と考えられる。
開き尾の型が定まった時に、その種が定められている。
鮒尾の尾骨の上尾骨の角度が開き尾になる時に変化して、
開き尾の尾芯や付きの角度になっている。
ナンキンは、開き尾和金より少し下がり傾向とすることができ、
蘭鋳は、開き尾和金より少し上がり傾向とすることができる。
だが双方ともに、丸手では尾芯が上がり傾向となっている。
開き尾和金では、鮒尾和金より下がり傾向になっている。
背骨の出来方では上がり傾向で、尾柄方向は鮒尾に近づくが、
この傾向は基本的と捉えられ、変種では変化を見せている。
 
2016.08.02(Tue)  土佐錦魚TOP

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