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 06月30日
 
選別思考 2115 
 
その四半円弧を描いているイメージは、蘭鋳では腰と筒になる。
背は含まれていない。土佐錦魚では背鰭のある背から腰までに達する担鰭骨と、
筒の少しの稜線の範囲になる。
その四半円弧を描けるまでの背高は琉金がもたらしている。
それも、土佐錦魚内でのリュウキン系の進展がもたらしている。
その進展は、琉金の幼形がもたらしている。
琉金の成魚形の背鰭が湾曲して盛り上がった形でなく、幼魚形のままに成熟した形になっている。
それは、土佐錦魚内での琉金の幼形成熟的な進展となっている。
その四半円弧、の後半は大阪ランチュウがもたらしている。
それは、土佐錦魚内で大阪ランチュウ系が進展したとされる、ランチュウ腰となっている。土佐錦魚の体形の全ては、大阪ランチュウ系の骨格と琉金の幼体との結び付きから始まっている。
 
2016.06.30(Thu)  土佐錦魚TOP
 06月29日
 
選別思考 2114 
 
*土佐錦魚は、琉金の成魚の盛り上がった背形になっていない。
琉金の幼魚のような、段差のない結びつきになっている。
頭と背の境目に盛り上がりがなく、口先から背鰭の付け根までが直線的になっている。これも土佐錦魚なりの変調と言える。
だがこれも無闇に餌を与えれば背肩は盛り上がり、琉金の成魚的になってしまう。この盛り上げを造らないことが作りの一つになっている。
土佐錦魚属へ貶(おとし)めないことになる。
*口先から背鰭の付け根迄は直線的だが、背鰭の付け根に達すると、今度は
一気に四半円を描きながら尾付けまで下りて行く。
この下り方は、大阪ランチュウ系が進展してもたらしている。
大阪蘭鋳からの骨格は、土佐錦魚によって変調されている。
 
2016.06.29(Wed)  土佐錦魚TOP
 06月28日
 
選別思考 2113 
 
土佐錦魚の丸まり方は、前背の詰まり感と、後背の神経棘側の伸び感と血管棘側の詰まり感で、成り立っている。
丸まるために、椎体の数を減らしてはいないと考えられる。
土佐錦魚でも和金のように椎体が十五個有れば余裕となって、腰の折れ下りしやすく丸まりになりやすい。
*土佐錦魚の丸手は、背鰭の前のノコ歯のある棘条が更に背高を引き上げて、
背鰭が四半円状の弧を成すことが出来る。
土佐錦魚の背鰭のあり方は琉金が基本となり、骨格のあり方は大阪ランチュウが基本になって土佐錦魚独特の背を成している。
これは、土佐錦魚なりに後背を変調したことになる。
*土佐錦魚は琉金から得た鰭も、土佐錦魚なりに変調している。
琉金が土佐錦魚にもたらした大きな鰭が背を引き上げ、背形も前背の詰まりも
もたらしている。
 
2016.06.28(Tue)  土佐錦魚TOP
 06月27日
 
選別思考 2112 
 
すると一二条は、土佐錦魚として受け入れられないことになる。
一三条も褒められたものではないと思える。
腰に余裕がなくて折れ下りが甘いと思われたが、今のところ長めと言えても、
土佐錦魚属やハネとまでは言えなかった。
*一方の直線的な前背の椎体は、どうなっているのだろうか。
椎体の数は、後背に首の分を持って行かれたかのように少ない。
しかも丸手は見るからに詰まっている。
後背でも詰まっていると湾曲が少ない。
詰まり過ぎていると湾曲ができない程で、奇形感迄漂ってくる。
これは、詰まりが長さの短縮をもたらしていると考えられる。
湾曲感の方は、折れ下りをもたらしていると感じられる。
丸手は、先ず前背が詰まり、腹椎の僅かの詰まりと湾曲がり、腰椎と筒椎は、
血管棘の詰まりと神経棘の湾曲が伴っている。
 
2016.06.27(Mon)  土佐錦魚TOP
 06月26日
 
選別思考 2111 
 
これは背高を上げなくても、尾筒を下げることで叶えている。
土佐錦魚は、背高を琉金様に上げ、尾筒をナンキンや大阪ランチュウ様に下げて、後背を四半円のイメージまでにしている。
*背鰭の条数の一二〜一五条と言う三条もの違いは、どこからきているのだろうか。和金を調べてみたら大体一五条あった。
琉金でも同様だった。
すると土佐錦魚でも十五条を基本とする方向になってくる。
一四条までを標準とする方向となってくる。
そうなら一二条は、背形が一文字的な丘状で、腰がほとんど感じられず折れ下りがないも同然、おまけに尾筒が詰まって短く、付きが高い、上見からは丸手の雌がほとんどだった。
一見丸手なのでハネられずに種に使われて現在でも出ている。
これは土佐錦魚属に入れなくてはならず、ハネと言える。
 
2016.06.26(Sun)  土佐錦魚TOP
 06月25日
 
選別思考 2110 
 
むしろ丸手で腰の折れ下りが良い魚に、十五条が多く見られた。
一二条は、腰の折れ下りが少なくて詰まった魚に多く見られた。
上見からでは、椎体の数が、体長を決めていなかった。
上見からでは、背鰭の付け根から付き迄の後背より、背鰭の付け根付近から吻端迄の前背の方が、むしろ長く感じる。
だが実際は、後背の曲線を直線に直せば、後背の方が長い。
後背の曲線の度合が、上見からの丸手感を実感させている。
琉金のもたらした背鰭始めの長い棘条が、より長い担鰭骨をもたらし、より高い
背高を可能にしている。
背鰭の無い種では担鰭骨がない分、背高の低い丸さとなる。
よって琉金のように、極端な丸さとはならない。
だが実際は、ナンキンも蘭鋳も丸手は案外丸い腰をしている。
 
2016.06.25(Sat)  土佐錦魚TOP
 06月24日
 
選別思考 2109 
 
押し詰まった腹椎は、押し詰まった肋骨を斜め後方へ向けた。
後腹の上に、舵鰭の血管棘を乗せている感じになっている。
豊満な腹部は、腹椎と境目の腰椎を少し盛り上げて、その先の腰椎を下方へと
一層向かわせて行った。
上見からの体長は最短になり、腹は張り、もっとも丸くなった。
骨格的な元の数は違わなくても、詰まりと湾曲と背鰭の引き上げが体長を短く
見せることで、丸手、中手、長手ができている。
*だが実際の魚では、椎体数の増減が見られている。
解剖しなくても、背鰭の条数で椎体数の見当をつけられる。
個体差による違いは、一二〜一五と三条もあった。
短絡的には、丸手が少なくて長手が多いと思える。
確かに長手に十二条はいなかったが、一三条はいた。
 
2016.06.24(Fri)  土佐錦魚TOP
 06月23日
 
選別思考 2108 
 
*この形はナンキンと言うよりマルコからとなるだろう。
マルコの体調は腹が張った分短く感じるが、和金と大して変わっていないと想像できる。腹椎と腰椎の境目も目立っている。
ナンキンの丸手になると、腹椎や腰椎の詰まり方が変化して後腹が張るようになり、張ったことで後腹に腰を乗せるようになり、乗った腰は曲がりを見せるようになり、腹椎と腰椎の境目に段差を感じられるようになっている。
*琉金は背鰭の引き上げ効果が大きく、腹椎の弧の付き方も一番大きく、詰まり方も押し詰まるように一番詰まっている。
背高も一番高くなり、背鰭の占める率が高くなっている。
押し詰まり少し上がった腹椎は体長を短くし体高を持ち上げた。
弧の湾曲と同時に腹椎からの肋骨は、広がりながら下方へ長く伸びて腹部を豊満にして、且つ体高を下方向へ広げている。
 
2016.06.23(Thu)  土佐錦魚TOP
 06月22日
 
選別思考 2107 
 
*胸椎は頭蓋がもたらした変化を腹椎へ渡す役目になっている。
更に丸手への変化をもたらしているのは、腹椎になる。
腹椎の詰まり具合と、弧の付き方と言うことになる。
和金の腹椎の弧の付き方が以外とあるのは、背鰭による引き上げ効果と考えられ、頭蓋から背鰭への角度も同様と考えられる。
ナンキンの頭蓋から背への角度は、和金型でありながら背鰭の引き上げ効果がないために、背は和金より低くなっている。
だが頭蓋の角度は和金型のために、和金と大して変わらない。
その名残が後頭頂骨の僅かな出っ張りに現れている。
土佐錦魚は背鰭があるので、比較的出っ張りが目立たないが、ナンキンの名残だろうか、ときに出っ張りたがる魚がいる。
ナンキンの腹椎の弧の付き方は少ないが、腹の膨れが和金より出ていることから、多少詰まっていると推測できる。
 
2016.06.22(Wed)  土佐錦魚TOP
 06月21日
 
選別思考 2106 
 
*椎体の数が同じとしたなら、丸手、中手、長手の違いは、何処から生じてくるのだろうか。
椎体の詰まり方によると思える。
頭蓋と胸椎は、同調性があると考えている。
ナンキンの和金型の頭蓋と幅が広くなった胸椎の外格は、頭蓋の延長として滑らかに繋がっている。
大阪蘭鋳のナンキンより少し幅の広くなった頭蓋とやはり広くなった胸椎の外格は、頭蓋の延長として滑らかに繋がっている。
蘭鋳のさらに幅の広くなった頭蓋とやはり広くなった胸椎の外格は、これも頭蓋の延長として滑らかに繋がっている。
琉金の和金型の頭蓋と琉金型に幅が広くなった胸椎の外格は、頭蓋の延長としてやはり滑らかに繋がっている。
ナンキン型や大阪ランチュウ型の口先が細くなった頭蓋は、さらに琉金の影響を受けた胸椎と繋がっている。
 
2016.06.21(Tue)  土佐錦魚TOP
 06月20日
 
選別思考 2105 
 
詰まりや繋がりや段差や盛り上がりを僅かに見せる背骨の弧の上に、椎弓の描く
弧が乗っている。
土佐錦魚では、神経棘の先がひょろっとしてくる。
そのひょろっとした先が前背では主に前方へ、後背では後ろへなびいて繋がり、
基本の背筋となって正中線をなしている。。
蘭鋳では、正中線になっても背筋になり難いことは、そのひょろっとした先に
担鰭骨も背鰭もないことによる。
ともかく神経棘の弧は、背骨の僅かな凸凹を綺麗に整えている。
神経棘は凸凹を整える程度でそれほど上方へ長くなっていない。
ナンキンの丸手や大阪ランチュウの背のように、わりと綺麗な弧になっている。
背骨の基本的な弧は、卵型の方向と言える。
蘭鋳の初期も綺麗な卵型になっていたと聞いている。
小判型の蘭鋳の方向は、その後の型と聞いている。
 
2016.06.20(Mon)  土佐錦魚TOP
 06月19日
 
選別思考 2104 
 
土佐錦魚の背骨には、腹椎と腰椎との境目に僅かな段差がある。
丸手には、ここから僅かな盛り上がりを見ることができる。
長手では、ここからの僅かな盛り上がりは更に少ない。
ここにも、丸手と長手の詰まり感と伸び感の差があると掴める。
緋鮒には、境目が見られても段差は見られない。
境目からの腰椎に僅かでも段差になる盛り上がりがあると、腰の折れができ易いと考えられる。
極端までに腹椎が詰まり、腰椎が背鰭に吊られているような琉金は、体に詰まり感が生じる構造とうかがい知れる。
すると土佐錦魚は、琉金とナンキンとの間と言うことになる。
おそらく、腰部から筒部にかけても系統的な湾曲なのだろう。
その腹部と腰部の詰まり感は、琉金がもたらしている。
その腹部と腰部の湾曲は、大阪ランチュウがもたらしている。
それを上手く土佐錦魚化しているのが、琉金の背鰭になる。
 
2016.06.19(Sun)  土佐錦魚TOP
 06月18日
 
選別思考 2103 
 
その背骨を横から見ると、背骨の背中の湾曲は、大阪蘭鋳でも、琉金でも、
土佐錦魚でもそんなに大きく変わらない。
背骨の湾曲は、背筋ほどの弧を描いていない。
肋骨部の少しの湾曲は、むしろ和金の方があるように見える。
土佐錦魚の肋骨部(腹椎)の湾曲は、ほとんど見られない。
土佐錦魚には、肋骨部の詰まり感としての湾曲が少し見られる。
だが長手を見ると、肋骨部の詰まり感の湾曲はさらに少ない。
ここに、丸手と長手の詰まり感と伸び感の差があると掴める。
緋鮒には、この肋骨部(腹椎)の詰まり感が感じられない。
この肋骨部(腹椎)の詰まり感の差が、腹部の長短や太り幅に作用している
と考えられる。
肋骨部(腹椎)の詰まりがある方が、腹部は短く太っている。
よって琉金が一番詰まっている。
 
2016.06.18(Sat)  土佐錦魚TOP
 06月17日
 
選別思考 2102 
 
大阪ランチュウ系の骨骼と言っても、大阪ランチュウとソックリではない。
大阪ランチュウのようにシッカリしていることを言っている。
土佐錦魚の骨骼として、背骨の神経棘(椎弓)が大阪ランチュウよりいくらか高く伸びているのかも知れないが、椎弓の背高は大して変わらないように感じる。
背鰭始めの担鰭骨の長さは、椎弓の長さよりも長い。
土佐錦魚の背頂の背鰭始めの鋸目のある棘条付近の高さは、大阪蘭鋳の倍以上の
高さなのかも知れない。
その高さは前背を、吻端から背頂まで直線的に駆け上がらせる。
背鰭始めの鋸目の棘条から前背には、細めの背筋が伸びている。
背鰭始めの鋸目の棘条から後背には、太めの背筋が伸びている。
背鰭始めの鋸目のある棘条が、前背と後背の別れ目と感がつく。
背頂は、そこから担鰭骨一、二本目程にある。
 
2016.06.17(Fri)  土佐錦魚TOP
 06月16日
 
選別思考 2101 
 
腹作りは、幼魚時代にのみ形作る必要性も薄くなってくる。
幼魚時代には腹形がナンキン腹方向へ向いていさえすればいい。
幼魚時代にその片鱗を見ることができる。
急ぐ必要はない。
その前に、そろそろ骨骼作りが必要になってくる。
骨骼の基が出来てくる頃には、目幅の骨骼も決まってくる。
その後に、目先の長さを作り込めばいい。
目先も基礎ができて、その見通しがついてさえいれば、顔作りに続いて、
骨骼作りへと思い切った方向転換が可能となってくる。
その骨骼の基本は、大阪ランチュウ系が望ましい。
太くて丈夫な骨骼が望ましい。
顔作りとは反対方向の作業が始まる。
力強さも増して、生長も目立ってくる。
そして骨骼作りの後に、腹作りをもってくることができる。
腹作りの際には、顔を崩さないことが肝要になっている。
 
2016.06.16(Thu)  土佐錦魚TOP
 06月15日
 
選別思考 2100 
 
目幅の骨骼は基礎を固めていれば、広くなることは少ない。
だが、上見からの見た目の目幅は、広くなることがある。
だが、その目幅は、広くなっても戻すことが出来る。
広くなっても戻せるのは、当該が狭めの時に限られる。
例えば温度掛けの時に広がっても、直に元に戻すことが出来る。
これは目の出入りと、目の回りの肉付きによるところが大きい。
目先作りの先の課題の腹作りは、同じナンキン体の部位として繋がっている。
ナンキン顔の作りの作業によって、ナンキン体そのものも出易くなって来る。
するとナンキン腹の作りを、一時期に無理しなくても出来易くなってくる。
その兆候は目先作りの際に、徐々に現れてくる。
その信号を感じとれれば、腹作りは先へ回すことができる。
 
2016.06.15(Wed)  土佐錦魚TOP
 06月14日
 
選別思考 2099 
 
昔の人は、この選択や時期や順序を体験的に会得していた。
その会得した体験はもはや、顔作りをしていないことが、顔を崩すと表現されるまでに定着していた。
だが、いつ目先が崩れるか知れないと言う不安感も抱いていた。
顔作りをしたあとでも崩れることがあることを、体験していた。
現代では、目幅が目先の基礎になっていることが解っている。
目幅が決まれば、目先を伸ばすことは少し後からでも出来ることが、少し気持ちを楽にさせている。
だが気の抜けないところは、付きの小ささになる。
こればかりは、素質と小さい時の作りに掛かっている。
ここに拘るか、こだわらないかで、土佐錦魚の品や味わいへの進路が左右されてしまう。だが、口の大きさはその後でも変化してしまう。そして一度大きくなると元に戻らない。
口の小さいことは作りの象徴になるが、強迫観念の元にもなる。
 
2016.06.14(Tue)  土佐錦魚TOP
 06月13日
 
選別思考 2098 
 
このことは、琉金の幼体とナンキン系を合わせ易い時期を掴んだことによって、
昔より作りが円滑に進むようになっている。
その作業の積み重ねによって、遺伝子の働きも合いやすくなってきていると感じられる。
昔の高知でも、先ずは目先作りに気を配っていた。
それは、先ず目先を作って置かないで顔を崩してしまうと、そのごに取り返しがつかなくなる経験を踏まえている。
これは今でも変わっていない。
それは、ナンキン系が結び付く前に、大阪ランチュウ系を顔に結びつけてしまうと、のちにナンキン系の顔と入れ替えることができないところからている。
このことは、一度その遺伝子を選んでその働きが形作ってしまうと、取り消しや入れ替えが出来ないことを示している。
 
2016.06.13(Mon)  土佐錦魚TOP
 06月12日
 
選別思考 2097 
 
なら土佐錦魚は、琉金の幼魚の形に留められないのか。
例え土佐錦魚は、琉金の成魚の形になる魚であっても、その成長過程では、幼魚の時期を経てきていると推測できる。
それなら、土佐錦魚の全系統に影響している琉金の幼魚形が、一時的にも大なり小なり現れていると考えることができる。
それが他の系統と結び付いて、ハッキリしないリュウキン系になっているものと、考えている。
土佐錦魚も幼体の時に、どっちの系統に進もうかと魚自体が選択している時期があると、感じとれる。
その時に人為的な働きによって遺伝子の進行方向を、選ばせてしまおうとする作業が作りの一つとなっている。
今や琉金の幼体とナンキン系は合い易くなっている。
この頃は、ナンキン体を作り易い頃となってきている。
 
2016.06.12(Sun)  土佐錦魚TOP
 06月11日
 
選別思考 2096 
 
ナンキン系、大阪ランチュウ系、ハッキリとしたリュウキン系、そしてどの系統かハッキリしない魚は、大なり小なりリュウキン系に属するものとできる程に、影響を及ぼしている。
それなのに、リュウキン体は受け入れられていない。
我池では、典型的な琉金体をハネてしまう。
同じように典型的な琉金背もハネてしまう。
その琉金体も琉金背も琉金の成魚の形になっている。
だが面白いことに、理想の土佐錦魚は琉金の幼魚の形には至極似ている。
もしかすると琉金の良魚は、飼育方法で肉好きの良い形に作られているのかも
知れない。
琉金でも餌を少なくしたりすると、幼魚のような形を保つのかも知れない。
土佐錦魚には、琉金の成魚の形がちょくちょく現れてくる。
それは、琉金の遺伝子がどこかで選択されているからと思える。
 
2016.06.11(Sat)  土佐錦魚TOP
 06月10日
 
選別思考 2095 
 
*リュウキン系の進展(現在のリュウキン系)
リュウキン系の目立つ活躍の場は、もっぱら尾になっている。
体では目立たないが、なくてはならない存在になっている。
背鰭の存在が、一目で物語っている。
同じ背鰭が存在しても、土佐錦魚の前身は切り捨てられている。
琉金の背鰭は、何故切り捨てられなかったのだろうか。
琉金の背鰭は、土佐錦魚に背高をもたらしている。
琉金の背鰭は、土佐錦魚に一層の体の丸みをもたらしている。
琉金以上に土佐錦魚へ背高をもたらした種は、ほかにいない。
だがその背高は、琉金と同じには受け入れられていない。
その丸みのある体型も、琉金と同じには受け入れられていない。
だが、素人目には、琉金の変種に見える程、似た感じを受ける。
それは素人目には、体型が琉金に似ていることからきている。
土佐錦魚の全系統に多少なり現れていることからもきている。
 
2016.06.10(Fri)  土佐錦魚TOP
 06月09日
 
選別思考 2094 
 
土佐錦魚の円を描く時に聞かせて頂いた説明では、実存していなかったと察せられ、想像的で現実に描かれるまでの確信性も定まっていなかったと受けとれた。
だが、それを目指していると思える近い形の魚は、その頃にも示されている。
土佐錦魚の円に描かれた理想の土佐錦魚そのものが「あったらいいな」の集結になっているのだから、当然のことと言える。
理想型の一部のランチュウ腰が実現を見ても、他の部位が実現しなくては何にもならない。
ランチュウ腰は、尾付きから背鰭の付け根へと、四半円のイメージを描いている。
四半円のイメージは、背高が蘭鋳並に低いと描けない。
琉金並に背高が高くならないと描けない。
だが、琉金形になったのでは土佐錦魚ではなくなってしまう。
背鰭が四半円のイメージの円弧上に乗っていなくてはならない。
 
2016.06.09(Thu)  土佐錦魚TOP
 06月08日
 
選別思考 2093 
 
*大阪ランチュウ系の進展(現在のランチュウ系(ランチュウ腰))
ここではランチュウ系と表現しているが、土佐錦魚へ蘭鋳が掛け合わされた訳ではない。たまたま土佐錦魚の腰の特徴がランチュウ的だったので、ランチュウ腰と使っている。
また、大阪ランチュウ単独から蘭鋳が生じた説や、大阪ランチュウに掛け合わされて蘭鋳が生じた説等を聞くと、土佐錦魚内の大阪ランチュウ系の選別を以て、土佐錦魚に求められている。
蘭鋳のような腰型へと、進展させることが可能と思えてくる。
稀でも現に土佐錦魚の腰の理想型が見られるようになっている。
そのランチュウ腰は、土佐錦魚の理想型の腰として描かれているが、昔に実存していたから描かれたのだろうか。
それとも「あったらいいな」と言う、願望なのだろうか。
もし実存していたとすれば、現在の形は再現と言うことになる。
願望であったなら、創出ということになる。
 
2016.06.08(Wed)  土佐錦魚TOP
 06月07日
 
選別思考 2092 
 
卵型は苺型に比べると、顔つきが少し穏やかになる。
卵型は苺型に比べると、後腹の張りが少ない。
卵型は苺型に比べると、体側線の直線感が穏やかになる。
体側線の口先への集結感も、少し穏やかになる。
可愛さや愛嬌は、この辺りが感じさせるのだろう。
精悍さや先鋭さは、この辺りが感じさせないのだろう。
卵型は苺型に比べると、ちょっとコロッとした感じになる。
腰は、土佐錦魚の標準と言える。
付きも土佐錦魚の標準と言える。
大阪ランチュウ系の体も、土佐錦魚の標準となっている。
上手くリュウキン系が乗っていると、幅尾がでる。
リュウキンが乗り過ぎると、桜尾の幅尾がでる。
もっと上手く乗っていると、三つ尾の幅尾が出る。
そこにはシッカリとした尾に、朝顔や曲条を望むことが出来る。
リュウキンの乗りが及ばないと、硬い尾になり過ぎる。
 
2016.06.07(Tue)  土佐錦魚TOP
 06月06日
 
選別思考 2091 
 
大阪ランチュウ系の卵型は、遺伝子の現れでしか伝わらない。
作りで象ることは出来ない。
卵型のこの手には、ナンキン系の要素が見られない。
強いてあげるなら、口の小ささぐらいになる。
だが口の小ささは、土佐錦魚に掛けられているどの系統にも存在していない。
土佐錦魚が求めて止まない独自のものと言える。
卵型は苺型に比べると、どことなく目先が短い。
卵型は苺型に比べると、土佐錦魚の円に納まりやすい。
卵型は苺型に比べると、ほんの僅か目幅が広い。
卵型は苺型に比べると、少し背幅を感じさせる。
広さを感じさせる背幅は、稜線の傾斜をなだらかに見せる。
こんもりとした量感は増しても、精悍さは穏やかになる。
前背の稜線が精悍でないと、正中線の通りも少し穏やかになる。
 
2016.06.06(Mon)  土佐錦魚TOP
 06月05日
 
選別思考 2090 
 
*大阪ランチュウ系(現在の大阪ランチュウ系)
体側線の[直線的]とは、直線に近いが幾らかの含みがある。
それは、卵型の大阪ランチュウ体を示している。
近年その大阪ランチュウ体でも、顔の線は大分直線へ近づいている。
リュウキン系の乗りも良く、卵型も丸みを増している。
土佐錦魚の系統の中でも唯一、背幅感がある。
土佐錦魚には背鰭が有るので、担鰭骨回りに筋肉がついている。
背の盛り上がりとして正中線を支えている。
その筋肉の下からはもう、腹が始まっている感じを受ける。
ナンキン系やリュウキン系はその段差がハッキリしている。
ナンキン系はリュウキン系と少なからず結びついている。
大阪ランチュウ体は、その境目が少しなだらかになっている。
その肌合いや腹形の丸みがツルッとした卵の感じを与えている。
腹形も卵型を保つと、後腹の張りがナンキン系より少ない。
 
2016.06.05(Sun)  土佐錦魚TOP
 06月04日
 
選別思考 2089 
 
*土佐錦魚のナンキン体にはもう一つ特徴がある。
口先へ三本の線が最も集中しているところにある。
両脇の体側線と中心の正中線とになる。
ナンキンの体と土佐錦魚のナンキン体との最も異なる点は、胸幅にある。
ナンキンの体は胸幅から体の福与かさが始まる。
顔と胸、顔と背付け、顔と鳩胸の段差がここから始まる。
土佐錦魚は、両脇の体側線に段差が無いことが求められている。
横見からは、口先から背鰭に段差が無いことが求められている。
上見からは見えないが、さらに口先から胸へも求められている。
体の総ての線は、体終いで収束している。
*体の正中線は、稜線によって尾芯へと引き継がれている。
土佐錦魚には、ナンキンに無い稜線が有る。
稜線は背付け迄しかないが、印象は口先迄に届いている。
そのイメージが尾芯先から口先迄の正中線となっている。
両脇からの二本の体側線と中心の正中線の集中が、尖った口先のイメージを
つくっている。
上下左右の首回りに段差があったり曲線的になったりしては、
体側線に乱れを生じさせることになる。
 
2016.06.04(Sat)  土佐錦魚TOP
 06月03日
 
選別思考 2088 
 
*これを飼い方で作り上げることをする。
それには、昔の高知に近い程の環境と丸鉢が必要になる。
温暖化の波は、東京にもその環境を及ぼしている。
丸鉢は、その環境を余すところなく活かすことが出来る。
ナンキンをその環境下の丸鉢で作り上げたら、おそらく目の回りの肉が落ちて、
土佐錦魚のような直線的な顔になるのではと予側できる。
そして、腹のふくよかな線も直接的になるだろう。
その成り行きは、その飼い方によって、体の肉付きが変わって行くと予測できる。顔と体との段差が少なくなって行く。
すると、まるでナンキンのような土佐錦魚の体形には、土佐錦魚らしくする作りが行き届いていないことにもなる。
まるでナンキンのような体形では、土佐錦魚らしさが肉付きによって埋もれてしまったことにもなる。
 
2016.06.03(Fri)  土佐錦魚TOP
 07月02日
 
選別思考 2117 
 
尾は、それぞれの系統の幼形時にそれぞれの系統と結び付いて、結び付いた系統の形がそれぞれの成形へと順序立てられては、その時期に現れて、それぞれに土佐錦魚の形になって行く。
その働きの現れには、それぞれの順序とそれぞれの時期がある。
その順序と時期に合わせて、働きを誘導したり、活かしたりするような、準備的な作りの作業をすることになる。
唯一積極的な作業となるのは、手術的な手入れになる。
シワ抜きは、遺伝子の作用を取り除くことをする。
サクラ取りは、控えている遺伝子を活用させることをする。
手術的な手入れ以外は、遺伝子の働きを誘導する作業になる。
それは、遺伝子の如何に左右されることになる。
作りで誘導し易い体よりも、尾は遺伝子の形が系統として現れることになる。
尾の形は誘導よりも失敗の結果として現れ易い。
 
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 06月02日
 
選別思考 2087 
 
*目幅は骨骼を伴う作りによって極められる。
眼球の出入りとは、別問題となっている。
ナンキンの体との違いは、先ずここから始まる。
たまに「まるでナンキンの体だな」と言う感想を聞く時がある。
そのまるでナンキンの体を連想させる体形と、土佐錦魚のナンキン体とは、微妙に異なっている。
まるでナンキンのような体形には、体側線に幾らか丸さがある。
そのいくらかの丸さの分、目幅が僅かに広くなっている。
その分の肋骨も幾分広くなって、和金と似ている。
土佐錦魚では頭骨の広がりが目の上で体側線に沿うようになる。
眼下骨の上部が目の後ろの体側線に沿うようになる。
鰓蓋骨の上部がその後ろの体側線に沿うようになる。
眼下骨の先が目の前部で端先の骨に繋がって体側線に沿うと、頭部の体側線が決まる。すると腹の体側線がその角度に従う。
 
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