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 03月31日
 
選別思考 2024 
 
背鰭がないことで湾曲の少ない背の種の、ナンキンと大阪ランチュウの背伸び感を、土佐錦魚は少なくするように求めている。
ナンキン系とリュウキン系とは結び易いと度々書いている。
またナンキン系は、と土佐錦魚の前身とも結び易い。
それを、雌遺伝としてよく見ることができる。
ナンキン系では狭尾で、小振りで、丘付きで、筒は細く、後腹が張っていて、
口が細い傾向を経験している。
土佐錦魚の前身系とリュウキン系も結び易いと度々書いている。
だがそれは、雌遺伝よりも雄遺伝の方が多く見られる。
角尾系で、尾芯は長めで、丘付き気味で、筒は太くなく、腹は淋しく、顔は普通で泳ぎが上手く、産みや追いが良い。
この場合は、雌雄それぞれの特徴の折り合いを求めることはなく、選別により
その特徴を確認した後に淘汰している。
 
2016.03.31(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月30日
 
選別思考 2023 
 
土佐錦魚は常に、掛け合わされた種の成魚の特徴を嫌っている。
土佐錦魚の前身の背鰭には、湾曲が僅かしかない。
ナンキンが掛けられて腹形を獲得してからでも、丸手以外、背の湾曲の少ない
南京からでは、湾曲した背鰭は得られなかった。
尾筒も伸び気味と想像がつく。
伸び気味の尾筒からは、尾立ちは出にくい。
平付けの大阪ランチュウが掛けられても、尾立ちは出にくい。
すると尾立ちを土佐錦魚に持ってきたのは、土佐錦魚の前身と琉金と言うことになる。それは土佐錦魚からすると、湾曲の少な過ぎる背鰭と、湾曲のし過ぎた
背鰭を伴ってきている。
それは背も尾筒の伸びた背と、尾筒を詰めて、付きを高めて、
その分を極端な背の湾曲へと持って行っている。
土佐錦魚は湾曲した背鰭を持つ琉金の、筒の詰まり感を嫌う。
 
2016.03.30(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月29日
 
選別思考 2022 
 
尾と筒から付きに良さを持っていて、体が雌のように福与かで顔が良ければ最高となる。それが雌型の雄と言うことになる。
もしお目に掛かったら、多くの子を引いてもらいたい。
なら、どの系統にその型が出易いのか。
今迄に多くを見たのは、大阪ランチュウ系と言える。
これはまず、系統を見定めることが出来なくては判らない。
その型の雄の貴重さを意識できなくては、判らない。
ただの丸手の雄程度で終ってしまう。
仮に中間点があるとした時、中間点は中性と言うことになるのだろうか。
中性だから形が良いとは限らない。
おまけに産まない追わないでは情けない。
だが、この中性的な傾向をナンキン系で一番見ている。
 
2016.03.29(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月28日
 
選別思考 2021 
 
雌型の良い傾向は、腹の出が良い、中手から丸手、
雌型の悪い傾向は、腹が垂れ易い、丸過ぎになり易い、上付き、
         折れ下りが甘い、立ち気味になり易い、
         尾(鰭)が小さめ、逆し向きやすい。
雄型の良い傾向は、尾(鰭)が大きめ、筒に余裕が出来易い、
雄型の悪い傾向は、腹の出が甘い、丸手が少ない、長手になり
         易い、筒が伸び易い、
この特徴は系統に共通するところがあっても、雌が何系統で雄は何系統と言うように、雌雄で系統が別れるようなことはない。
あくまでも系統の内の雌雄さと言うことになっている。
この良い傾向、悪い傾向の形の中間に、良さを見つけることが出来るのだろうか。雌は体に福与かさとして良さを持っている。
雄は尾(鰭)と筒から付きに良さを持っている。
 
2016.03.28(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月27日
 
選別思考 2020 
 
リュウキン系には、どんな傾向が見られるのだろうか。
典型的な雌型、雄型が現れやすい。
典型的な雌型は、体が大きめで尾は小さめ。
典型的な雄型は、体が小さめで尾は大きめ。
この典型は、リュウキン系に多く現れる。
リュウキン系は最後に掛けられて誕生した系統なので、リュウキン系が主役的になっているか、さもなくば他の系統の引き立て役になっていながらでも、必ずどこかで働いている。
リュウキン系が主役的であれば、典型的となっている。
ナンキン系は総じて、体は大きめだが尾は小さい傾向にある。
その体を引き締めるのが、大阪ランチュウ系で、
その体を伸ばすのが土佐錦魚の前身で、
その体を丸くするのがリュウキン系となっている。
雌型の良型の雄の一番多くは、大阪ランチュウ系で見られる。
 
2016.03.27(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月26日
 
選別思考 2019 
 
と言うことは、良いナンキン系は雌の方がなり易いことになる。
そうとして思い返すと、ナンキン系の雄の口は細いが後腹がもう一つと感じられ、やや長めの体型が多かった思いが浮かぶ。
するとナンキン系の苺型は、雌系遺伝が圧倒的と言えるのか。
雌の様に雄の後腹が張っていると貴重視していたと思い当たる。
それを、雌型の雄と呼んでいたことが思い返される。
逆に雌程に腹の張っていない雌を雄型と呼んでいたと思い出す。
それは同様に、大阪ランチュウ系でも言えてくる。
大阪ランチュウ系の体は、始めからナンキン系よりやや短めの傾向がある。
比較的雄でも長めが少なく感じられる。
鶏の卵にも丸めもあれば長めもある。その範囲程度の差か。
と言うことは、雌雄の差が比較的少ないと言うことにもなる。
産卵期には、雌の腹がやたらと出てくる感じを受けているが、雄は産卵期でも、
余り変わりが無いことになる。
 
2016.03.26(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月25日
 
選別思考 2018 
 
*雌雄の差では、どうなっているのか。
例えば雌にはリュウキン系やナンキン系が現れ易く、雄には大阪ランチュウ系が現れ易いと言うようなことがあるのだろうか。
事実、同じ親の子でも雌は腹幅があり丸手に見える傾向があり、雄は腹幅が雌より狭かったり中手に見えたりする傾向となる。
雄は尾が大き目で体が小さ目の傾向があり、雌は尾が小さ目で体が大き目の傾向になる。
事実、雌は付き高の傾向で、雄は筒延びの傾向を見せている。
以前夏頃の当歳で、ナンキン系と思える口が細く後腹の張った鉢があった。
餌を食べると腹がよく出て、糞をすると凹んでしまうので手を焼いていた。
秋になるとその中で腹が出ていい感じに落ち着いた魚と、長手に腹が出た感じの魚とに別れた。
腹が出た方は雌となり、腹が出ず仕舞いは雄になっていた。
 
2016.03.25(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月24日
 
選別思考 2017 
 
大阪ランチュウ系の基盤に乗っているリュウキンが現れてくると、尾の生長に伴って尾先へと薄くなりながら次第に大きくなって行く。
それでも元が大阪ランチュウ系なので、平付けが良く、金座がしっかりしている。
リュウキン系が程よく乗っていると、大阪ランチュウ系として土佐錦魚の一つの基本形となる。
大阪ランチュウ系の基盤が弱く、リュウキン系が強くなっていると、尾は一段と大きくなるが、金座に緩みが出てきたり、張りが甘くなったり、尾厚も薄くなったり、全体的にも弱くなって行く。
大阪ランチュウ系が程よく残っていると、リュウキン系として土佐錦魚の一つの基本形となる。
この変化は、力感の変化と比例した折り合いになっている。
 
2016.03.24(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月23日
 
選別思考 2016 
 
逆に言うと、均整が見えないと力が目につくようになる。
武骨さや荒さがあると品が霞んでしまう。
品を身につけるには武骨さや荒さの鎧を身につけては不可ない。
尾の場合は、小さい尾から大きな尾への項目と、厚い尾から薄い尾への項目で採り上げている。
大阪ランチュウ迄では、大阪ランチュウ的な三角尾程度に大きくなったが、まだ小さ目の尾に留まっていたと推測している。
そこにリュウキンからの大きな尾を身につけた。
それからの土佐錦魚は、大阪ランチュウ系が濃い割合の場合でも、琉金のお陰で厚みのある大きな尾になっている。
尾先まで厚さがある土佐錦魚の一つの基本形となっている。
 
2016.03.23(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月22日
 
選別思考 2015 
 
土佐錦魚の力感として、体の折り合いはどのようについたのか。
大阪ランチュウ系の卵型の体が、更に丸くなれば力感は増すか。
ナンキン系の少し長めの体が、更に丸くなれば力感は増すのか。
更に丸くなると凝縮感は増す。
だが隣にやや長めの魚がいるとそっちの方が力強く感じることが良くある。
そんな長めの魚は、もう少し丸ければいい魚になるのだがと思わせる。
土佐錦魚の円に納まるまで、丸かったら思わせる。
それは、体は長いが尾が良いから尾に合わせていることになる。
丸くなると可愛さが増したり、均整がよりとれたり、品が良くなったりして、
粗さも力強さも整える方へもって行く。
力の均衡が整ってくる。
力が全面に出難くなってくる。
力が納まると、魚全体の均整が目に見えるようになる。
 
2016.03.22(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月21日
 
選別思考 2014 
 
うまく行けば、体にも折り合いがつくときがある。
大阪ランチュウ系の体にリュウキン系の丸みが付くと、大阪ランチュウ系のとても良い感じの卵型の丸手になる。
ナンキン系の体にリュウキン系の丸みが付くと、ナンキン系の最高の丸手として賞される。
リュウキン系の体を省いているが、リュウキン系の体は無いのだろうか。
あるのだが土佐錦魚としては受け入れられていない。
琉金の成魚に土佐錦魚の尾が付いたところを想像してみると、逆し向きの要素ばかりが浮かんでくる。
ならば逆に、リュウキン系にナンキン系や大阪ランチュウ系が乗れば良いと思える。だがそれは残念ながら、掛けられた順序から叶わないところとなっている。
 
2016.03.21(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月20日
 
選別思考 2013 
 
リュウキン系に、力感を持った形があるのだろうか。
リュウキン系に、強い力感はないと言える。
リュウキン系内での力比べなら、力感の差があると言えても、大阪ランチュウ系の比ではない。
大阪ランチュウ系に色濃くリュウキン系が乗っている時には、一見リュウキン系に見えるときがある。
だがそれをリュウキン系と言うことはできない。
それこそが一つの中間的な折り合い系と言うことができる。
この場合は基盤が大阪ランチュウ系になっている。
両者の割合がどれほどになっているかに掛かってくる。
力の基盤があり且つ優雅さを備えていることになる。
基盤がリュウキン系のときには、力強さが及ばない。
それはまず金座に現れて目にとまる。
 
2016.03.20(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月19日
 
選別思考 2012 
 
*力の中間的な折り合い
硬軟から強弱が導かれ、強弱から力具合が感じられてくる。
大阪ランチュウ系が、力強さの象徴となり、
リュウキン系が、力弱さの象徴となる。果たしてそうだろうか。
ナンキン系の体は、口の細さと後腹から土佐錦魚感がある。
大阪ランチュウ系の体は、卵型のボリュウム感がある。
リュウキン系の体は、全体的な丸さから量感がある。
それぞれの体には、それぞれの力感があることになる。
体の硬さと軟らかさは、量感的な力具合ではなく、量感的な形や肌合い的な感覚になってくる。
すると、強弱を現すのは、尾と言うことになってくる。
尾の硬軟や厚薄が強弱を現し、力感となってくる。
 
2016.03.19(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月18日
 
選別思考 2011 
 
*強さと弱さの中間的な折り合い
尾の系統は、土佐錦魚の前身系とナンキン系が除外されている。
残りは、大阪ランチュウ系とリュウキン系だけとなっている。
[強さの広がり 安心の存在 堅実な張り 信頼の厚み 男性的な堅さ 意志的な揺らめき 花弁の栄え 着実な風格 華麗]をイメージして、大阪ランチュウ系の強さの象徴としている。
[弱さを補う大きさ 漂う優雅 棚引く張り 透ける薄さ 女性的な柔らかさ 限りない揺らめき 羽衣の優美 可愛 華美]をイメージして、リュウキン系を弱さの象徴としている。
硬さと軟らかさは魚の形の有り様から導かれているが、強さと弱さは、硬軟の印象から導いている。よって感じが似てくる。
ここの中間的な折り合いも、割合の均衡によるのだろうか。
 
2016.03.18(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月17日
 
選別思考 2010 
 
無理矢理、大阪ランチュウ系やリュウキン系にナンキン系の顔や腹を出そうとしたら、ナンキン系よりも背鰭のある土佐錦魚の前身の方が、むしろ出易いのかも知れない。
掛けらる度に、良くも悪くも新しい形が生まれ、過去の形が引き出され、その中から受け入れられたものが残されて行く。
そこに現代の土佐錦魚独特の、らしさが徐々に導かれ始める。
そのためにも、しぶとい土佐錦魚属を育てては不可ない。
琉金の尾の大きさの更なる現代の土佐錦魚らしさが、
琉金の体の丸さの、更なる現代の土佐錦魚らしさを、新たな土佐錦魚にもたらした。
それまでの大阪ランチュウ系の尾に乗り、ナンキン系と大阪ランチュウ系の体に乗ることをして、丁度いいめの中間的な折り合いを見せることになって行った。
 
2016.03.17(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月16日
 
選別思考 2009 
 
現在の土佐錦魚の基盤が、そう簡単に入れ替わるとは思えないのだが、その基盤が系統として現れるからには、大阪ランチュウ系の基盤がまだ安定していない時期ならば、ナンキン系の働きが残っていることが可能と考えられる。
リュウキン系や大阪ランチュウ系の顔を良くしようとして、ナンキン系を出そうとすると、土佐錦魚の前身系まで出てしまうのは、そのためと考えられる。
基盤は残っているが、働きの割合が変化していることになる。
言ってみれば、過去形の基盤に一時的になってしまっただけとなる。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚にリュウキンが掛けられてから、ナンキン系の再登場の機会がむしろ増えたと推測している。
それは、過去のナンキン系に色濃く残っていた土佐錦魚の前身の背鰭と、琉金の背鰭が結び付き易くしたと考えている。
 
2016.03.16(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月15日
 
選別思考 2008 
 
このことは、魚の変化にも当てはまる。
基盤が大阪ランチュウまでとなり、リュウキン系は、大阪ランチュウ系の基盤上で未だ進行形となっている。
掛けられる以前の種が基盤となっているのなら、大阪ランチュウまでの土佐錦魚の基盤は、ナンキン系ということになる。
現在では、大阪ランチュウ系より現れづらいことになってくる。
琉金が掛けられる以前の大阪ランチュウ迄は、ナンキン系の基盤の上に、
大阪ランチュウ系が進行形だったことになる。
大阪蘭鋳は、南京からの変異と言われている。
両者は同系統として、わりと馴染み易かったと考えられる。
そこで、大阪ランチュウがナンキンに入れ替わるようにして、卵型の土佐錦魚が誕生し、定着して行ったのではないだろうか。
だが、大阪蘭鋳の元は、南京になっている。
 
2016.03.15(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月14日
 
選別思考 2007 
 
土佐錦魚は、琉金の軟らかめの大きな尾と、大阪ランチュウの硬めの反転の尾を受け入れて、ナンキンの軟らかめの体と、大阪ランチュウの固めの体と、琉金の丸めの体を受け入れた。
確かに現代でも、ナンキン系、大阪ランチュウ系、リュウキン系が出てきている。それも一つの系統のように言われているが、一つに特定されきれないまま、できないままで概されている。
中間的な折り合いは、特定されない曖昧さにあるのだろうか。
それとも割合として、割り切れるところにあるのだろうか。
よしんば割り切れても、更にナンキン系が加わることになる。
掛けられた順序で、受け入れられた順序で、基盤が複雑になってしまっている。
新しい種が掛けられて受け入れられた時点の土佐錦魚を、新しい種までの土佐錦魚と言っている。
大阪ランチュウまでがそうなる。琉金が掛けられてからはそれからの土佐錦魚となって、現在も進行形となっている。
 
2016.03.14(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月13日
 
選別思考 2006 
 
*硬さと軟らかさ(体と尾)の中間的な折り合い
土佐錦魚の前身の体と尾は、硬いとし
ナンキンの体は軟らかめ、尾は硬めとし
大阪ランチュウの体と尾は、硬めとし
琉金の体は軟らかめと硬め双方とし、尾は軟らかめとしている。
土佐錦魚の前身の体と尾とナンキンの尾は、問題外としている。
土佐錦魚の前身の捲れた尾が最初の特徴だった。
そこにナンキンの体を取り入れて、土佐錦魚の前身の体とナンキンの尾が捨てられた。
そこまでの土佐錦魚は、ナンキンの軟らかめの体と硬めの捲れた尾になる。
そこに大阪蘭鋳の体と尾を取り入れて、土佐錦魚の前身の捲れた尾が大阪蘭鋳の尾へと移り、土佐錦魚の前身の背鰭以外が捨てられてしまった。
それまでの土佐錦魚は、ナンキンの柔らかめの体と、大阪ランチュウの硬めの体と、大阪ランチュウの硬めの反った尾になる。
 
2016.03.13(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月12日
 
選別思考 2005 
 
ランチュウ腰は、大阪ランチュウを元として出てきている。
ランチュウ並に腰があり、筒の締まり感があることになる。
背鰭のある琉金を元とした時には、けっして出て来ない。
琉金のように背鰭の中程に背頂があって、背の弧が盛り上がって、腰が背鰭に乗っ取られていては、決して出て来ない。
だが、琉金のように背高が高くなくては、土佐錦魚の四半円をイメージさせる後背は実現しない。
その中間の折り合いとは、琉金のように背鰭の弧の中央付近の持ち上がり感が少なく、背鰭の始め辺りに背頂があり、背と腰と筒が一体となって後背を形造る折れ下りにある。
これは、土佐錦魚を造り上げてきたどの種にも当てはまらない。
これも土佐錦魚独特のらしさということになる。
 
2016.03.12(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月11日
 
選別思考 2004 
 
あったにしても、それを認識できてなかったと想像できる。
ナンキンと大阪蘭鋳にも、蘭鋳でさえ、土佐錦魚のように背を巻き込んだ折れ下りはなかった。
現在の土佐錦魚の折れ下りには背が含まれている。
琉金の背鰭がもたらした背高が含まれている。
土佐錦魚の折れ下りとは背頂から始まる後背の形となっている。
認識と選別の進んでいない当時では、腰や筒が少々流れていても、逆し向かなくて平付けだったら、受け入れらていただろう。
認識の薄い人達の間では、現在でもその傾向が残っている。
今では背の一文字がハッキリ否定されていても、選別の進んでいない当時はかなりいたことが、現在でも雌型としてたまに出てきていることから想像できる。
 
2016.03.11(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月10日
 
選別思考 2003 
 
*腰の中間的な折り合い
ナンキンの筒の締まりが良いと、尾芯が立ちやすくなる。
ナンキンの筒の締まりが悪いと、尾芯が寝やすくなる。
始めから平付けの大阪ランチュウには、これが当てはならない。
それなら何故、大阪蘭鋳や大阪ランチュウ系に立ちがいるのか。
腰と筒の折れ下りが水平までに届いていないことからきている。
ナンキンは、腰や筒の折れ下り両方が少ない。
大阪蘭鋳は、ナンキンよりは良くなている。
蘭鋳は、筒の下りが平付け迄には足りない。
水平な平付けにするには、腰に角度を持ち、筒が水平になるまで下りていなくてはならない。
土佐錦魚では、その両方を、折れ、下りとして求められている。
現在、土佐錦魚に求められているランチュウ腰と呼ばれる形は、当時にはなかったものと想像できる。
 
2016.03.10(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月09日
 
選別思考 2002 
 
土佐錦魚は上品さを尊ぶため、余分な肉付きを嫌がる。
特に顔の肉瘤は若い時程嫌がる。歳相応に少しは許される。
上品さを尊ぶために、より口の小さいことを望まれる。
小さくなくても、大きさが目立たないことが望まれる。
上品さを尊ぶために、目先の長いことが望まれる。
上品さを尊ぶために、目幅が体側線を遮らないことが望まれる。
狭過ぎもあるが、特に広いことを嫌がる。
この顔や繋がりは、大阪ランチュウ系やリュウキン系にはない。
かといってナンキン系が上手く現れるとは限らない。
顔はナンキン系を上手く作り出さなくてはならない。
これも土佐錦魚を造り上げてきたどの種にも当てはまらない。
これも土佐錦魚独特のらしさということになる。
これも顔や繋がりの中間的な折り合いと言える。
 
2016.03.09(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月08日
 
選別思考 2001 
 
どのみち、どちらかの肉が付き易いことになってしまう。
だがそれは、元気印のようになっている。
盛り上がっていない魚は、貧弱な印象にもなってしまう。
多分、大型になり難い性質がそうさせている。
土佐錦魚でも盛り上がっている方が、大きい傾向になっている。
当歳で盛り上がっているのもいるが、土佐錦魚では評価が低い。
盛り上がりがないと、印象的には各種の幼魚的な段階になる。
顔と体の滑らかな繋がり方は、土佐錦魚を造り上げてきたどの種にもなく、強いて言えば琉金を代表とする幼魚になる。
和金型は問題外、背鰭がなくても問題外となる。
よって土佐錦魚は、琉金の幼魚のような滑らかさを求めるので、肩や頭が盛り上がらないことになる。
作りに油断があると直ぐに盛り上がってしまうので、我慢して抑えなくては叶わない。
 
2016.03.08(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月07日
 
選別思考 2000 
 
*顔の中間的な折り合い
ナンキンの顔は、土佐錦魚でもナンキン顔と呼ばれる程に、土佐錦魚の最も良い顔の一つとなっている。
大阪ランチュウの顔は、土佐錦魚でも大阪ランチュウ顔(略してランチュウ顔)と呼ばれる程に、悪い顔の一つとなっている。
琉金の顔は、琉金顔と呼ばれる対称になっていないが、特徴的な体との結び付き方が体と一緒に悪い対象の一つになっている。
ナンキンでも顔と体の境目の肩が盛り上がる傾向がある。
ところが、琉金もナンキンも和金も成魚になると盛り上がるが、幼魚や肉付きが良くなければ、成魚になっても目立たない。
肩の盛り上がりがある種では、顔がそれほど盛り上がらない。
顔に肉流が付く種では、肩の盛り上がりがそれほど目立たない。
 
2016.03.07(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月06日
 
選別思考 1999 
 
だがその平付けに良過ぎる気配を、当歳として感じる。
親骨が強過ぎて、先の下ろしが少ない。少しあげ気味もいる。
迫り出しは余りなく一文字の気配がある。
小さい時から張っていて、夏になってもビクとも動かない。
尾は厚めで、尾芯は長めで、三つ尾になっている。
直条的で唐傘は小さいく、いまのところ無いも同然。
ハッキリとした大阪ランチュウ系で、反転が小さい。
普通なら泳ぎが悪くなったり、キリモミしたりするのだが、
腰の折れと下りが良いため平然と時にはスーと泳いでいる。
尾にもう少し琉金の影響が出ていたらと望まれる。
これも中間的な折り合いの求めと言えるだろう。
それもこの腹から発展出来そうな希望が涌いてくる。
大会で優勝するより遥かに大きなトキメキを感じる。
 
2016.03.06(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月05日
 
選別思考 1998 
 
前期(2014年)の夏に一腹大当たりが出た。
だがこれは、大関並がたくさん出た訳ではない。
[絵に描いたような理想の体]の魚が出たことを言っている。
後背の弧は綺麗な四半円をイメージしている。
背鰭が全く邪魔をしていない。
初めて背鰭と背と腰と筒が理想状態に一体化している。
前背は背頂から直線的に顔へ口先へと下っている。
よって横見からは素晴らしく文句の言いようがない。
土佐錦魚参考の理想の土佐錦魚の絵にはまっている。
上見からの腹の出は良く丸手になっている。中には中手もいる。
体側線は直線的。ナンキン型の苺型。背は腰まで太い。
金座は大きく輝いている。付きは平付けそのもの。
やはりここまでは、ケチのつけようがない。
 
2016.03.05(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月04日
 
選別思考 1997 
 
折れ下ることが出来るには、長さに余裕がなくては叶わない。
詰まっていては叶わない。余裕以上に長くては叶わない。
折れ下りは、大阪ランチュウ系が進展した形となっている。
この形は、大阪ランチュウ系のみにしか現れないことになる。
しかも、大阪ランチュウ系の内部的な進化と見られている、ランチュウ的な腰を
望まれている。この形も稀と待っている。。
その上に背鰭があるリュウキン系の影響なしには済まされない。
ランチュウ的な腰への進化は、背鰭が邪魔をしている。
背鰭があっても邪魔していない魚を探して、選別して行くことになる。
いま迄に近い魚には何度かお目に掛かっている。
だが体の他の部分に不満があるものばかりだった。
絵に描いたように土佐錦魚の円に当てはまる魚には、届かない。
 
2016.03.04(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月03日
 
選別思考 1996 
 
*筒の長さの中間的な折り合い
筒伸びの大本は土佐錦魚の前身になる。
筒伸びは、ナンキン系に多く見られ、尾肩が腹に食い込む感じがせず、尾始めと体終いと腹終いとの間に隙間が空いてしまう。
この特徴は和金とナンキンと、大阪蘭鋳の一部に見られる。
この筒伸びは、円の中心点と体とを引き離してしまい、尾と体の一対一の比較が出来なくなってしまう。
また中心点付近に空間が出来て、締まりもなくなってしまう。
体型が良くても、円に納まらない状態になる。
筒伸びは、体の長さとは別物とされている。
この場合の体長は、腹終い迄となる。
腹終いが中心点から離れると間延びを感じさせる。
筒が流れては不可なく、折れ下ることが求められている。
 
2016.03.03(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月02日
 
選別思考 1995 
 
ナンキン顔やナンキン体の丸手や中手から出てくる雄遺伝と見られる長手は、
遺伝子の内には丸手を持っている。
と言ってもこの長手を用いると、長手遺伝が強まる恐れがある。
例えナンキン顔やナンキン体を用いても、骨格に大阪ランチュウ系以前の種を用いると、土佐錦魚らしくなくなる。
土佐錦魚は他種が掛けられている妙として、他種と繋がったり、飛び越したり、
乗っ取ったり、乗っ取られたり、消えたり、現れたりする刹那の形が、折り合い点になる可能性を持っている。
それは金魚と言う種の内にあることで可能となっている。
その金魚としての折り合い点は、土佐錦魚の内には無数にある。
折り合い点は、必ずしも魚の意志で決まっている訳ではない。
人間に受け入れられた土佐錦魚と言う折り合い点になっている。
選別をしている人間が、都合の良い折り合いを定めている。
 
2016.03.02(Wed)  土佐錦魚TOP

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