FC2ブログ
天気予報
ブログ内検索
月別アーカイブ
 03月31日
 
選別思考 1691 
 
ナンキンの二枚指向が、大阪蘭鋳の二枚指向と重なって、土佐錦魚をより二枚へ引き寄せたと考えられる。
そんな二枚指向の中でただ一つ、大阪蘭鋳の三つ尾指向だけは、舵鰭を一枚へと戻らせる方向となっている。
そこにしか、一枚の台頭は潜り込めない。
大阪ランチュウがそれ迄の土佐錦魚に掛けられる以前すでに、色模様の陰に一枚が残っていた可能性が高かったと思われる。
いや残っていたのではなく色模様が良ければ残していただろう。
その上により大きな尾を残していたとも考えられる。
舵鰭一枚は、二枚より大きな手や尾になる可能性が高い。
舵鰭二枚を奨励していたがその裏で、色模様と三つ尾が良かったなら、舵鰭一枚に目を瞑ることがあったことも考えられる。
渡りがあり尾芯の長い魚は、手も長い。手の長い魚は奨励されていた。
すると、舵鰭一枚の可能性の方が高くなる。
 
2015.03.31(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月30日
 
選別思考 1690 
 
土佐錦魚の前身も、舵鰭二枚が奨励されていたに違いない。
大阪蘭鋳も、二枚が奨励されていたと聞いている。
ナンキンも、二枚が奨励されていると聞いている。
土佐錦魚の前身とナンキンが掛けられて、二枚が奨励されていたのに、何故二枚だけにならなかったのだろうか。
ナンキンまでの土佐錦魚に、大阪ランチュウが掛けられても、どうして二枚のみにならなかったのか。
土佐錦魚の前身に、一枚が残っていた可能性が一番高いからか。
だが土佐錦魚の前身の絵は、ヂキンを思わせる四つ尾のように描かれていたとも聞いている。
そうとすれば、ヂキンの四つ尾指向で二枚へ向かっていた可能性が高くなる。
ナンキンも四つ尾指向となっている。もっと可能性が高くなる。
 
2015.03.30(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月29日
 
選別思考 1689 
 
土佐錦魚の前身とナンキンと大阪蘭鋳までは、二枚を良しとしていたことが
伝わっている。
開き尾の和金に舵鰭二枚が登場してから先、どの種になっても奨励されていただろう。
奨励されていることの裏腹には、舵鰭一枚が嫌われながらもどの種にでも存在
していたことになる。
どうして、桜尾も舵鰭一枚もなくならないのか。
淘汰されているだけでは抑えきれない遺伝子的な根源、が存在しているのでは
と感じられる。
土佐錦魚として欠かせないところを求めると、舵鰭一枚が付いてきてしまうとか。
金魚である以上は桜尾を廃絶することができない、とか。
鮒離れはできても金魚離れができないのが、金魚の宿命だろう。
舵鰭一枚を捨てようとすると、大きな尾を失ったり、良い土佐錦魚の系統を失ったりしてしまう、とか。
そんな因果が含まれているように、感じられる。
 
2015.03.29(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月28日
 
選別思考 1688 
 
緋鮒からすると、ワキンやマルコは、退化したことになり、
開き尾のワキンやマルコからすると、進化したことになる。
この見方は金魚からすると、自然界で退化したことになり、
この見方は人間からすると、飼育界で進化したことになる。
土佐錦魚からすると、背鰭が有るのは進化したことになり、
ランチュウからすると、背鰭の痕跡は退化したことになる。
現在は紛らわしくて、退化進化とは言わないようになっている。
土佐錦魚と蘭鋳の背鰭の問題は、対立的遺伝子のどちらを選んでいるかの選択とされている。
退化進化とは言わない。
土佐錦魚の系統を遺伝子レベルで選択する時に、大阪ランチュウを選ぶか、琉金を選ぶかの二者選択と似ている。
舵鰭一枚は、桜尾と同様な意味合いで嫌われている。
そして、挿しと同様な傾向をもっている。
 
2015.03.28(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月27日
 
選別思考 1687 
 
さて、唐突に、横道にそれたあたりの分岐点へ戻って始める。
尾芯は、正中線系統になる。
土佐錦魚の尾のシワは、その鬩ぎ合いの結果かも知れない。
舵鰭二枚もまだせめぎ合いの最中と見ることができる。
胸鰭のような完全に脳からの左右の流れを受けていない。
腰の下側の血管棘の作用から離れ切っていない。
腹部の一部になっていない。
よって腹線が、舵鰭の間を通っていない。
それは、舵鰭の元になる腹終いの二俣になった短い血管棘が、肋骨に編入され
ない。
肋骨のように左右に別れ切っていない。
腰椎として、肋骨の一部になり得ないことを示している。
 
2015.03.27(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月26日
 
選別思考 1686 
 
軟棘条で調整すれば尾芯はいつも最短の長さで済むことになる。
尾芯が短くなりたがるのはそんなところにも事情があったのか。
尾芯の長い三つ尾は、途中で軟棘条に任せられない事情があるのだろう。
繋ぎ程度の軟棘条しか造れないのかも知れない。
それも左右が共通していると、綺麗な三つ尾になる。
舵鰭一枚も左右が共通していると、綺麗で大きな一枚になる。
そこで、左右の手(胸鰭)の先型でも確認することにした。
手でも桜の深さほどの差が見られ、左右に違いがあった。
この差は、左右の遺伝子の差となっている。それは明確だった。
その働きの遺伝子が、その働く場所で作用するのだろう。
遺伝子の差の区切りはいろいろ出てくるが、左右の範囲の違いが一番解り易い。左右で全部の鰭に(体にも)差が見られる。
尾芯は一本なので左右の差が解りづらい。軟棘条が表している。
その関りからイカリやフクロやいろいろな桜の形ができてくる。
 
2015.03.26(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月25日
 
選別思考 1685 
 
それは尾芯を中心に、鮒尾が左右に一つずつできるはずだった。
それなのに尾芯は一本だけしか許さなかった。
その一本の尾芯で、左右分の情報を伝えることになった。
それでも、軟条の方に尾形が記憶されていると感じられる。
すぐさま、片方が三つ尾で片方が桜尾の魚を探しに行ったが、どうやら当歳の
早い時期にハネてしまっているようだ。
それでも片方がちょっと深めの桜で、片方が浅い桜の魚がいた。
尾芯の先の鰭条の尾先の深さの違いとなっていた。
尾芯の長さの違いではなかった。軟棘条の差となっていた。
棘条がまだある途中から直ぐに、桜が始まってはいなかった。
実物で確認するまでもなく、理論通りの当然の状態だった。
軟棘条は、そんなところでも調整役になっていた。
 
2015.03.25(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月24日
 
選別思考 1684 
 
それは既に進展した形になっている。決して古い形ではない。
膨れた腹型や開き尾を持つ金魚の種として、血管棘の作用を受けて二枚化の進展経路になっている。
金魚なら舵鰭二枚が良いとの言葉は流れとして受けとれる。
尾芯は、中央にあってどっちになるのだろう。
尾芯は、左右どちらにでも伝わるようになっている。
尾芯は見た目一本だが、神経系は左右分が通っている。
その棘条には、鋸目がついていない。
それでも棘条が普行して二本並ぶことはない。
それは神経棘と直接的に繋がっていることがそうしている。
ヂキンの様に尾芯が左右に分かれて見える尾は、尾芯から分かれた軟棘条がそのように見せている。
 
2015.03.24(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月23日
 
選別思考 1683 
 
桜の手術後に傷ついた尾が元通りにならない変化は、刺激されたことによって、別の遺伝子が働き始めたとも考えられる。
それは、元に行くほど古い遺伝子や神経系と言うことにもなる。
当然、舵鰭一枚の方が、古いことになる。
当然、舵鰭一枚の方が、統一性があることにもなる。
その信号が、腰椎の椎体の両側から下部に下りてくる。
舵鰭を一枚にしようと下りてくる。
新しい遺伝子の有り様を、仮に分化とか多様性とすれば、左右に分かれることも、分化の一つとなる。
脊髄からの神経が、椎体を左右に跨いで下りてくる時すでに、分化や多様性が
始まりを告げていたと言えるだろう。
だが舵鰭二枚は、胸鰭や腹鰭のように対鰭になっていない。
その証拠は、背鰭の様なノコ歯のある棘条を備えている。
 
2015.03.23(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月22日
 
選別思考 1682 
 
舵鰭一枚には、遺伝子の左右違いが少ないのだろうか。
付いたり離れたりしているので、左右は複雑に絡み合っている。
一枚になるか二枚になるかも微妙なところになる。
左右の違いはその先の話になってくる。
だが左右の遺伝子が違えば当然違ってくる。
すると尾鰭でも、左右に別れている親骨の前葉、後葉の鰭条は、別の神経系等
から来ていることになる。
だが、神経系統はそこまで別々なのだろうか。
遺伝子の働きは別でも、信号は同じようなところを通っている。
信号は働く場所場所で選択されるのかも知れない。
そこ迄に届く信号は、単に刺激的な状態なのかも知れない。
それがその場所に届くと、刺激される働きが用意されている。
これなら大本から変えなくて済む。その先端だけの変化で済む。
尾を刺激すると、それまでとは異なる形態になることがある。
 
2015.03.22(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月21日
 
選別思考 1681 
 
ならば、片方の棘条が長くて鰭先が尖り気味となり、片方の棘条が短くて、
鰭先が丸めになるようなことがあるのだろうか。
他の鰭では確認しているが、舵鰭では明確に見たことがない。
もっとも尾鰭には、左右の違いあることが明解となっている。
俗に尾違いと言うが、片方は尾幅が狭く長さがあったり、片方は尾幅が広く長さが短かったりする。
親骨にも共通していることがある。
親骨が尖り気味の前葉なら、繋がる後葉も同じ形体になる。
体も違っていることがある。つまり、左は左の系統、右は右の系統になって
いて、左右はハッキリ別れている。
先天的な片腹は、この原因が最も多い。
舵鰭も大分前から左右別の流れが始まっていると言える。
舵鰭は見づらいので左右の違いが目立たない。
それと左右の血管棘がトンネルで離れて、トンネルの先で付いて、その先でまた離れている。
 
2015.03.21(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月20日
 
選別思考 1680 
 
舵鰭は二枚でも、正中線が腰椎に及ぼす作用が届いている。
その作用は、尾鰭に近付くほど弱くなっている。
それは、尾鰭に近付くほど次第にトンネルがなくなって行く。
舵鰭は、腰椎の下部の血管棘の関連にあって、たとえ二枚に分かれていても、
胸鰭や腹鰭のように、左右に分かれた対鰭と言えないことになる。
舵鰭の元は、離れたり着いたりしている。
対鰭のように、発信元が左右に分離されていない。
形態や生え方は二枚になっていても、発信元は一枚の時と幾ど同じで、発信している信号の違い程度になっている。
だが、二枚になったことは、神経系統や遺伝系統が腹鰭と同じ左右方向へと、
切り替わっていることが考えられる。
左右に別れているから片方だけが奇形になったりもする。
片方だけの異常は、左右連携していても別の存在であることを示している。
神経系は左右別の流れが始まっている。
 
2015.03.20(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月19日
 
選別思考 1679 
 
土佐錦魚の舵鰭一枚も正中線の維持に役立ち、坦鰭骨と血管棘を通して腰椎の
下部と繋がりをもっている。
舵鰭一枚は腰椎の下部だが、正中線の神経作用を受けている。
脊髄の神経が腰椎を両側から跨いで血管棘に届く時には、両側からの二本に
なる。舵鰭一本は、それを再び一本へ纏めている。
舵鰭二本は、それを一本へ纏めないままになっている。
さりとて、血管棘が強く働かないので大きく開くことはない。
それは、腰椎の下部の血管棘も分かれようとしているが、神経棘的な働きがまだ影響しているせいか、血管を通すトンネルを造るように繋がっている。
だがその先は一本にはならずに、二本になっている。
この神経棘的に一本にならず、然りとて、血管棘的にハッキリ分かれることを
していない中途半端さが、舵鰭一枚か二枚かの不安定さになっている。
 
2015.03.19(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月18日
 
選別思考 1678 
 
以前、シワを使ってでも僅かな推進力を得て泳ぐことが、シワをより発達させていると言ったら、そうは思わないと言われてしまった。
そう思わないのはそれでいい。
ならどう思っているのかをとうとう言わなかった。
反論になっていないことになる。
ランチュウの尾立ち部分は、四つ尾であって挿していないために土佐錦魚ほど
強くないが、背鰭の補完的にも、正中線的にも、推進力的にも、いくらか
役立っている。
だがこれらの正中線に関わる役目は、主要視されてはいない。
そもそも正中線自体の現れを嫌っている。
一方土佐錦魚では、正中線の役目が重要視されている。
土佐錦魚の尾芯は挿していることによって、神経的に背骨とも背鰭とも直結した関係を示している。
背筋によって稜線や背鰭が繋がっている。
繋がる背鰭の前の小さな棘状は、背肩の稜線とも繋がっている。
 
2015.03.18(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月17日
 
選別思考 1677 
 
さてランチュウの推進力は、下葉の先を下ろして櫓(ろ)のような役目に使って得ている。
尾芯の尾立ちは振りによる推進力の提供よりも、背鰭の補完的な正中線的役目になっているのか。
立ちによる推進力があるとすれば三つ尾の方が四つ尾よりある。
正中線的役目もやはり、三つ尾の方が四つ尾よりある。
四つ尾のランチュウは、正中線的役目も薄れていることになる。
舵鰭も二枚になり易くなっている。
一方土佐錦魚は尾立ちを非としている。
ちょっとでも尾芯が立ちぎみだったり、尾が柔らかったりすると、尾芯や舵鰭を使って漕いでいることが判断できる。
ちゃんとした平付けで尾芯が使えなければシワでも漕いでいる。
推進力は、振る筒か親骨の尾肩か、弱い泳ぎの時は胸鰭が主となって見える。
土佐錦魚の身としては困っているのだろう。
藁をも掴む気分の泳ぎなのだろう。
 
2015.03.17(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月16日
 
選別思考 1676 
 
これが鮒尾の在り方になる。開き尾は複雑な塊になっている。
上下に棘は、四本ずつあったことになる。
上の神経棘はもう一本あれば足りることになる。
下の血管棘は、四本で足りていることになる。
だが複雑過ぎて、細かく数えることができていない。
だがそれが、扇型内部の鰭条を操っていることは考えられる。
鰭だから、その先には単鰭骨もあることが考えられる。
その体系が左右に二つできて、上部がくっ付いていたのが、開き尾という見方もできる。
その血管棘のエネルギー的変化が、親骨へと移ったと見ている。
すると、親骨も複数のエネルギー的変化を受けていると思える。
尾肩も混ざってしまったと見ることもできる。
 
2015.03.16(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月15日
 
選別思考 1675 
 
親骨になる棘状は、尾椎の遊んでいた血管棘系の他の機能を巻き込んで有用化して、親骨を両横方向へ発達させたと思われる。
他の左右化した胸鰭や腹鰭は、椎体から直接生えていない。
それは、脊髄系から直接の神経系ではないことを示している。
これは、椎体保有の他の機能を巻き込むことができない。
ここに尾鰭の多様性と、胸鰭や腹鰭の多様性との違いがある。
鮒尾の扇が半分開いたような尾骨の両側は、鱗に覆われている。
その扇型の鱗の部分が開き尾に変化して、尾座と呼ばれている。
上側に現れたのが、土佐錦魚では金座と呼ばれている。
下側に現れたのが、土佐錦魚では尾皿と呼ばれている。
鮒尾の鱗の内の尾骨は半分開いた扇のように上下に別れている。
その別れた先が上下に三つずつあるように見える。
総数は、上下を纏めている一つを加え計七つあると見える。
 
2015.03.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月14日
 
選別思考 1674 
 
さて、尾骨の上部の神経棘の尾芯系以外の大部分を、血管棘が活用して、左右に展開しまったことになる。
塊のようになった尾肩からは、親骨や親骨の支えを纏めて棘状化させて、左右に発達させることが容易となっている。
尾肩は、どの血管棘系から発達したのだろうか。
尾芯と対になっている尾骨の根元の血管棘とすることができる。
その血管棘は、上下の機能を巻き込み今迄より太くなっている。
その太さに、棘条(親骨)の支え機能が加わっている。
神経棘では、尾芯や背鰭の補強部が別の棘条になっている。
血管棘では、開き尾へ変化した時に、尾椎(尾骨)の両脇からの血管棘が左右に独立して、神経棘のように一本へ纏まることをせずに、尾椎(尾骨)から直接左右化を果たしている。
神経棘は正中線へ集中することを役目として、他の機能を排しているが、血管棘は左右化することで集中するよりも他の機能の全てを巻き込み、多様化を図っている。
 
2015.03.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月13日
 
選別思考 1673 
 
背鰭の付け根に沿った太い筋は、背鰭の始まりから尾筒を通って尾付きにまで
達し、尾筒をシッカリと補強している。
背鰭の付け根から頭の付け根迄は、細くなっている。
背鰭のある種では下側の基本的な筋も尾筒では太くなっている。
背鰭のある種の尾筒は、二重の筋の強さによって保たれている。
背鰭を有する種の尾筒は、それ程に強化されていることになる。
よって尾筒が細くても平たくても機能を発揮できることになる。
一方背鰭の無い種では、背鰭の付け根の方の背筋を失ってしまったことで、筋肉を発達させる必要性がでてきたことになり、また同時に、筋肉を発達させる余地ができたことにもなる。
蘭鋳の背筋は頭の付け根から椎弓を通る基本的な背筋となる。
土佐錦魚で言う背筋とは目に見える背筋となり、頭の付け根から背鰭の付け根を通る上側の背筋を、総じて呼んでいる。
 
2015.03.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月12日
 
選別思考 1672 
 
それに気付いた時に、すぐ逆の背鰭方向へと背筋を辿ってみた。
すると、神経棘の上を繋ぐ筋が下側に一本と、担鰭骨と背鰭の付け根を繋ぐ筋が上側に一本の二系統が確かめられた。
下側の一筋は、頭の付け根から尾付けまでを通している。
これが背の基本的な背筋になっていると捉えられる。
蘭鋳のように背鰭のない種でも、背全体に稜と呼ばれるような正中線が現れる
のは、この基本的な背筋によるものと思われる。
よって背鰭がなくても当然に、正中線を失わずに済んでいる。
この基本的な背筋は、背鰭の根元を繋ぐ筋と分別できる。
土佐錦魚のように背鰭のある種では、背を通す神経棘の基本的な筋の上に、背鰭の付け根によって造られた、更にシッカリとした背筋が重なって加えられて
いる。
 
2015.03.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月11日
 
選別思考 1671 
 
蘭鋳のように挿していないと、土佐錦魚ではハネになる。
蘭鋳の尾芯もやはり挿している金魚の種と同じように、神経棘が変化した棘状の進展となり、根元は大して変わらない。。
要は、背筋がないので背筋に繋がる棘が発達していないか、
背鰭と同じように無いかの違いと考えられる。
背筋に繋がる棘が無いか、あるいは変化していると言うことは、代替え的に他の機能へ発展しているか、一つ少なくなっているか、それとも多いのか。
蘭鋳を解剖しなくては確かめられない。
尾骨の三本程の神経棘は、太かったり長かったりしているが、神経棘系として
尾芯とその支えに繋がっている。
その上の筒に当たる神経棘は、直接背筋とは繋がっていないが、背筋に作用していると受けとれる。
その筒に当たる背筋がなんと、上下に二本見てとれる。
 
2015.03.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月10日
 
選別思考 1670 
 
土佐錦魚では挿しを無くせないように、
また、土佐錦魚を知る人は挿しを無くそうと思っていないように、
その観念は土佐錦魚が挿していないと、まるで間が抜けたように見せてしまう。
事実挿していないと、エグレた欠損になっている。
土佐錦魚は挿していないと欠損や奇形的存在になってしまう。
尾芯は、椎弓を通じて椎体と繋がっている。
挿しは、背筋を通じて稜線と繋がっている。
挿しは背鰭と同じように椎弓とは、直接的に繋がっていないことになる。
そこには背筋が介在している。
背鰭も背筋もない蘭鋳は、挿していないことが当然となる。
背鰭も背筋もある土佐錦魚は、挿していることが当然となる。
挿していることが背筋や棘状や膜骨(板骨)を通じて、尾芯や背鰭の棘条が背筋や椎体と繋っていることを教えてくれる。
背鰭の前の欠損も挿しと同じで稜線を途切れさせる。
稜線の存在も、挿しとは切っても切れない存在となっている。
 
2015.03.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月09日
 
選別思考 1669 
 
これから先も舵鰭の間を、腹線が通ることはないだろう。
ヂキンの尾鰭の間を通っていないように、舵鰭の間にも通ることはないだろう。腹の一部にもなることはないだろう。
肋骨からの左右の流れは、総排出口までに留まるだろう。
それなのに、尾鰭が開き尾になったことにより、その煽りを舵鰭は受けて
しまった。
それなのに土佐錦魚は、四つ尾指向から三つ尾指向へと一八〇度転換されて
しまい、逆の煽りを受けてしまっている。
その一八〇度転換されている基点が、桜尾となっている。
土佐錦魚の規定にあるように、軽度の桜尾はそれほどに嫌わなくても良いのではないだろうか。
もっとも、何を言われても長手が好きと言う人がいるように、何を言われても
桜尾は嫌いと言われれば、それまでだが。
 
2015.03.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 03月08日
 
選別思考 1668 
 
大阪ランチュウ系の骨格と腰を上手い具合に扱うと、背と腰が丸みをもって太身に変わることが確認できた。
幸か不幸か担鰭骨や背筋のために、土佐錦魚の背や筒はランチュウのような幅は持てなくなったが、無事返すことができたあの魚のような背や腰も悪くない。
あそこまでハッキリしているなら、それはそれで一つの型としていいのではないかと思えてくる。
だがランチュウ系以外に、それを持たせようと無理矢理肥らすと、腰ではなく
琉金のように背鰭の弧の部分が盛り上がる。
背鰭が一層強い弧へと引き上げられてしまう。
すると筒がいっそう詰まって、逆効果になってしまう。
ランチュウ系の土佐錦魚がそれなりに、これを熟(こな)してくれたことに
なる。それをランチュウ系の骨格と言っている。
 
2015.03.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 03月07日
 
選別思考 1667 
 
片側のシワは運良くとれた。知らない人では判らないだろう。
粒餌だし、締めて飼ったので、大きさは大して育たなかったが、後腹は良く出てくれた。目幅も落ち着いてくれた。
口は小さくすることはできないが、普通の大きさの口に見えるようになり、体は三角に見えて、良くはないが悪くなくなった。
腰の折れ下りは相変わらずいい。
もう中手と言える。
太見が少し淋しくなったが、元の飼い主のところで取り戻すだろう。
取り戻す飼い方をしても以前のように生長しないはず。
整った目幅はこのさき多少広がっても酷くならないはず。
秋の太りを迎えると、かえって見栄えするはず。
九月の研究会で、無事返すことができたこの魚は、すでにランチュウ系が現れていたと言える。
その良さを無くさずに、他の良さを出す作りが必要だった。
 
2015.03.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 03月06日
 
選別思考 1666 
 
太身をつける時に失った土佐錦魚らしさとの釣り合いは、まあまあに納まって
いる。まだ間に合う。
尾は張りめで、尾芯横片側にシワがあり、反対側には一度傷めた跡が残っていた。傷めた方に手を付ける気はないが、片側のシワを抜き、まだ間に合う目幅を整えて、腹型をふっくらさせれば、口の大きさは目立たなくなるだろう。
琉金系が基本ならそうすることができるはず。
キチッと中手に見えるようになるはず。
目先もまだ伸びるはず。
そうなれば体側線と腰の良さで必ず見栄えする。
口も普通に見えてくる。
そう魚が訴えかけていた。
また手入れの虫がうずき出して、目処(めど)がつくまで、しばらく預からせてもらうことにした。
 
2015.03.06(Fri)  土佐錦魚TOP
 03月05日
 
選別思考 1665 
 
以前夏の研究会に背から筒に太身をもっている魚が出陳された。
だが、ランチュウのような幅ではなかった。
大阪ランチュウのような背幅でもなかった。
ナンキンのような背肩でもなかった。
だが見事なまでに、肩背から筒まで同じような丸みのある太見となっていた。
これほどになっている魚は初めて観た。
腰はランチュウに遠く及ばないが、彷彿とさせていた。
もう一つ良いことに、腰の折れ下りが良く、平付きも良かった。
だが、残念なことに、口が大きく、目幅が広く、腹はそれほど出ていなく、
長めだった。長めだからこの腰ができたのか。
総合すると琉金系に納まる。琉金系でもこれほどにと思わせた。
大きさは、標準の大きめに留まっていて、無理をしているほどではなかった。
飼育した会員の性格からしたら、これでも我慢して餌を抑えていたのだろう。
 
2015.03.05(Thu)  土佐錦魚TOP
 03月04日
 
選別思考 1664 
 
ナンキンは、顔と胸と腹とを提供することになる。
大阪ランチュウは、背幅と卵のような丸さが提供される。
さらにランチュウ系としては、骨格と腰を提供することになる。
大阪ランチュウは、ナンキンとランチュウ系の間にもなる。
大阪ランチュウ系の体は最も段を感じさせない背となっている。
卵肌を感じさせしかも可愛い。その分目先も可愛い伸びになる。
ナンキン系の目先は長く尖るが、体も長めになり易い。
ナンキン系の段差は大阪ランチュウ系に継ぐが、後腹にとられそのぶん胸幅も
狭く、かえって目先を強調し上品さに長ける。
ランチュウ系は骨格と腰を備えているが、今の段階では腰ができると、その腰を強調するあまりに背の段差もできてしまう。
大阪ランチュウ系の進展として、他を備えることが望まれる。
 
2015.03.04(Wed)  土佐錦魚TOP
 03月03日
 
選別思考 1663 
 
土佐錦魚にとっても、太くグイッとした腰は魅力的と言える。
それを追い過ぎると、背を必要以上に肥らせることになる。
肥らせ過ぎるとリュウキン背になってしまう。
かと言って、背肩が骨張っていると貧相にも見える。
なら、土佐錦魚には、太身を望めないのだろうか。
だが、土佐錦魚には背鰭の無い種が掛けられている。
少なくても、その遺伝子に繋がる可能性がある。
今より少し太くなる可能性があり、現存している。
なら、その胸幅のある系統をもってくれば良いことになる。
ここで胸幅を持っているナンキンと大阪ランチュウが登場する。
ナンキンと大阪ランチュウの胸幅に稜線をつけたのが、土佐錦魚の胸として理想的になる。
現存しているは、どの系統になっているのだろうか。
  
2015.03.03(Tue)  土佐錦魚TOP
 03月02日
  
選別思考 1662 
 
解剖で皮を削ぐと皮に着いてくる。
その辺りが背と腹の境目と感じられる。
土佐錦魚の背は、なだらかな肉付きとはならず、所詮段差をつけてしまう。
琉金の成魚の背に見られるような事態が起こる。
かとと言って、土佐錦魚の背を嘆く必要はない。
もともと背鰭があって、その上に琉金が掛けられている土佐錦魚としては、
大なり小なり当然のこととなるのだろう。
だが土佐錦魚としては、なだらかな背を求められている。
琉金と同じように背鰭がある土佐錦魚でも、尾筒の形や太身を琉金と同じとする必要はない。
尾筒を太くしようとすると、頭部の付け根から尾付きまで通っている傾斜筋と
背側筋ばかりを、肥らせることになる。
  
2015.03.02(Mon)  土佐錦魚TOP

  2015.03   02≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫04

BackTopAdmin