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 10月31日   
 
選別思考 1608   
   
その究極の先祖の遺伝子が、未だに働いていると推測できる。
特に尾芯に、その働きが残っている可能性が高い。
尾が変化していても体が和金型なら、尾筒からの伝わりから、鮒尾が出てくる
可能性が高くなることも推測できる。
その可能性の現れだけのような鮒尾型が、未だに多く出ている可能性が高いと
推測できる。
鮒尾そのものの出る確立、そして、開き尾になってもその余波が尾翼型として
でてきていると思われる。
他の種より土佐錦魚は、尾翼型が出る確率が高い。
結果的に鮒尾の上部が生えてくるのだから、その元は、尾芯と尾骨に絞り込む
ことができる。
尾芯の異常、或は先祖帰りを起因とすることが出来る。
尾芯に尾翼を備えてしまった魚は鮒尾時代の遺伝子が、神経棘の働きを乗っ取る選択をしてしまったことになる。
 
2014.10.31(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月30日   
 
選別思考 1607   
   
さて、ここで大分戻って、いつもの通り繰り返しになっているかも知れないが、視点を変えて尾芯の根元方向を探ってみよう。
外見上の言い現しでは、尾芯の根元が、尾筒に挿し込んでいるようになっている。実際は、尾骨を含む脊椎からの神経棘が、棘節を介して、尾芯となって外へ向かって出ている。
鮒や緋鮒はみんな挿しになっている。開き尾和金も挿している。
同じく琉金や出目金も挿している。琉金系は挿している。
挿していない系統は、マルコ型の発展型が浮かんでくる。
大阪ランチュウは尾を大きくして、三つ尾にしたのだから、挿しが結構出ていたかも知れない。
強いて言うと、開き尾和金から出ているのだから全ての金魚から挿しが出ても
不思議でないことになる。
そのことが、鮒尾の上部を招き易くして、ツマミになり易くしていると推える。そして土佐錦魚の挿しの究極は、土佐錦魚の前身の和金型が、最も受け継ぐ可能性を高めている。
 
2014.10.30(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月29日   
 
選別思考 1606   
   
『三つ尾にこしたことはない。 桜尾を捨てたら、いい土佐錦魚が居なくなる。』
『舵鰭は二枚が良いに決まっている。
 一枚を捨ててしまったら、いい魚が居なくなる。』
「近森さん」、この教えをいつも念頭に置いて、ほぼ半世紀、意味を探りながら
土佐錦魚と接して来ました。
私の役目は、教えの真意を表すこと。
ただこうだと伝えるだけでなく、何故そうなのかを表すこと。
土佐錦魚の歴史と伝統をシッカリと伝えること。
伝統を踏まえて、土佐錦魚の進む道を表すこと。
近森さんの教えの趣旨を、更に深く表すことが出来ていると、きっと、きっと、あの時のようにまた褒めて下さっていると、思いつつ精進しています。
 
2014.10.29(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月28日   
 
選別思考 1605   
   
土佐錦魚は、一般の金魚のように四つ尾へ向かっていない。
土佐錦魚は、桜尾から三つ尾へ向かっている。
将来的には土佐錦魚独特の朝顔型の三つ尾へ向かっている。
尾芯が尾先まで長い三つ尾の軟条が、それぞれ別々に土佐錦魚の三つ尾へと近付こうとしている。
一般的な流れにはなっていない。
ただ尾芯が長ければいい良い、尾芯先が出ていなければ良いことには留まらずに、複雑に入り組んでいる。
その実現を捉えるには、尾先の型の認識が欠かせない。
土佐錦魚を学ばなくして、個人嗜好や、個人の思い込みによる権威的決めつけは、とり除かなくてはならない。
排他的な三つ尾化指向や、ツマミ化へ進める闇雲な三つ尾化至上主義は、土佐錦魚の独自性を失わせることになる。
 
2014.10.28(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月27日    
 
選別思考 1604   
   
土佐錦魚の場合は逆で、もし棘条の関与が弱かったら実現しなかっただろう。
それなのに並側条の例はかなり出現している。
これは軟条の強さが必ずしも棘条を左右していないことになる。
これは棘条の強さが必ずしも軟条を左右していないことになる。
このあやふやな両者の調整が成されているものと伺える。
これは、選別の歴史の長さが導き出したと考えられる。
桜尾、三つ尾、四つ尾の流れからすると棘条が強くなると三つ尾方向になり、
軟条が強くなると四つ尾方向になると思いがちだが、あながちそうでもないことになる。
軟条が三つ尾方向になり、棘条も三つ尾方向になることが必要になってくる。
この軟条と棘条の独立性と軟棘条の弱まりとの兼ね合いが、土佐錦魚の尾には備わってきていることになる。
土佐錦魚は、軟条が尾芯脇まで力をつけていることになる。
 
2014.10.27(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月26日   
 
選別思考 1603   
   
四つ尾のヂキンは極端に尾芯が短い四つ尾に分類される。
もっとも四つ尾と言うからには、尾芯が見えないことが究極となるのだろう。
完全な四つ尾と言えるのかも知れない。
尾芯が見えるようでは、極端に深い桜尾が本来かも知れない。
そうとした時には、ずいぶん四つ尾に近い尾芯になっていると、表現するようかも知れない。
蝶尾の成り立ちは四つ尾からだが、独特なものがあり、蝶尾と名を冠しても、
クジャク尾と言う名の例のように頷ける。
短い尾芯からの軟棘条は尾先まで伸びて、尾先は丸みを帯びていた。尾が蝶の
ような形では、側条が半側条の方がしっかりしている。だが並側条が現れると、より華麗になる。
蝶尾の形は棘条の関与が強いから、現実的には少ないのだろう。
 
2014.10.26(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月25日   
 
選別思考 1602   
   
さて、尾芯が短いだけなら、ただの四つ尾と言うことになる。
尾芯が短いと、軟棘条が発達する。
軟棘条が発達すると、棘条の関与が弱くなる。
棘条の関与が少ないと、軟条の自由度が増す。
軟条の自由度が増すと、軟条の変化がし易くなる。
軟条の変化がし易くなると、様々な尾型が現れてくる。
ヂキンのクジャク尾の尾鰭の棘条は、どうだろうか。
有るか無いかの尾芯から引き継いでいる随分長い棘条は、軟棘条が尾芯を引き継いで発達したと見ることができる。
棘条の元々は、軟条が便宜的に太くなったものだった。
そこに新機能の棘条がのちに加わったと考えている。
軟棘条であることは、既にそこが軟条であることを示している。
棘条からの軟棘条の引き継ぎが、発達して四つ尾をもたらし、さらにクジャク尾や蝶尾を実現している。
 
2014.10.25(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月24日   
 
選別思考 1601   
   
開き尾で半側条しか出ない系統には、琉金の関与が今のところ伺えない。
蘭鋳には並側条が出ない。琉金系が入っていないことになる。
系統樹の根元の早い時期に、和金からマルコと琉金が別れて、
別系統が成り立ったことを伺わせる。
和金から琉金へ琉金からマルコが出たとする説は考えづらいことになる。
その両系統が土佐錦魚に掛けられている。且つ結び付いている。
大きな尾で並側条が出ることはリュウキン系が勝っている。
体に関して背形では和金形や琉金形は敬遠され、蘭鋳形が求められ、且つ出てきてもいる。
背鰭という和金系琉金系を持ちあわせながら、腰や尾筒には蘭鋳形の折れ下りを求められている。
ナンキンと大阪ランチュウが掛けられて、蘭鋳は掛けられていないが、マルコ型の発展形としての可能性を求められている。
 
2014.10.24(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月23日   
 
選別思考 1600   
   
棘条の作用は、軟棘条によって引き継がれている。
三型への実際上の関与は、軟棘条が鍵を握っていることになる。
先日、画面で見た蝶尾の個体の尾芯は、根元に一センチ程が確認でき、
その先は二俣に別れた随分長い軟棘条が尾先まで届いていた。
その側条は並側条だった。
蝶尾はほとんどが半側条だが、並側条もいることになる。
半側条は、棘条関与の象徴的な形になっている。
並側条は、軟条関与の象徴的な形になっている。
その蝶尾は、軟条関与が棘条関与を上回っていることになる。
この形には、琉金が関与していることが伺える。
琉金には半側条も並側条もいる。どちらが出ても不思議はない。
琉金が元か琉金系が入っていると、並側条が出ても不思議ない。
 
2014.10.23(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月22日   
 
選別思考 1599   
   
尾芯先での、棘条から軟条への受け渡しはそこからだが、実はその手前で、
棘条を包んでいながら、軟条の活動範囲となる、
[軟域線](広葉の柔らかさの境界線)が始まっている。
境界線から根元の方は尾全体としての繋がりが強くなっている。
棘条の作用は、軟域線の根元の方では、広葉全体を司っている。
棘条の作用は、軟域線の先の方では、軟条に譲っている。
棘条の作用は、軟棘条と繋がる尾先では、尾先の納まりとして、尾全体を把握している。
四つ尾の境界の目安はこの辺りとなる。
尾先の方の作用と根元の方の作用が一致すれば、根元からの型が尾全体の形となり、その系統の形が素直に現れる。
軟域線の先が勝ればその枠の中で、軟条の広葉化がより見られるようになる。
広葉化の度合が幅尾と長尾の違いとなっている。
  
2014.10.22(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月21日   
 
選別思考 1598   
   
さて尾芯は、尾骨からの棘状が棘条節を介して、鰭棘の棘条となり、尾芯先で
軟棘条と繋がって、軟条の尾先となって行く。
棘条の先は軟条膜に包まれているので尾芯先と見てとれる。
尾芯先の二、三ミリ手前が、実際は棘条先となっている。
棘条を軟条から裂いて離してみると、先の方がひょろっとだらしなくなる。
軟条膜の変形の証拠のように柔らかい。
側条の尾芯先は既に、そこから棘条を受け継いでいる。
側条の尾芯先は、既に、そこから始まっている。
側条の尾芯先は、既に、そこから尾先を作ろうとしている。
側条の尾芯先は、そこからを軟棘条とすることが出来る。
この軟棘条の三様の有り様から三つ尾、桜尾、四つ尾の[三型]が、実際の成り立ち方となっている。
 
2014.10.21(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月20日   
 
選別思考 1597   
   
尾芯も棘条の一つにかわりはない。
すると尾芯は、主に機能を伝える役目とすることができる。
その機能を軟条へスムーズに伝えることを側条がしている。
尾先では軟棘条がしている。
丸刈り型の三つ尾は、その側条をなくして軟棘条もなくしてしまうと、
どんな機能を損なってしまうのだろうか。
袋尾がその状態なので当てはめてみよう。
尾の形は既に、軟条が把握していれば大丈夫。
尾芯の支えをなくしてふらつくが途中まで尾芯があれば大丈夫。
側条が無くなっても、それは尾芯があって、平付けなら大丈夫。
側条と軟棘条をなくしても、土佐錦魚の尾なら大丈夫と言える。
決定的な支障が見当たらない。
後は軟条の形の記憶が朝顔型ならさらに土佐錦魚独自と言える。
さらに尾が大きく華麗になる。
 
2014.10.20(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月19日   
 
選別思考 1596   
   
だが尾芯が強いと、必ず軟条はそれに従うのだろうか。
例えば四つ尾の系統は、尾芯が弱めと言われている。
なら必ず尾は短めで幅広になるのだろうか。
そうとは限らない。四つ尾のランチュウは、ランチュウの標準の幅と長さを備えている。
四つ尾のナンキンは、ナンキンとしての標準を備えている。
これは桜尾になっても然程変わりない。
桜尾でも四つ尾でもさほど変わりないことは、尾芯の長さで尾型が決まっていないことになる。
四つ尾でも長尾型がいる。
その種としての標準が、軟条の尾型で決まっていることになる。
すると尾芯は軟条へ、どのような作用をしているのだろうか。
棘条(尾芯)のない時代が鰭にはあった。
その頃でも鰭としての形はあった。
あとから新しい機能が加わった。
その時に新しい神経系と棘条の発達が見られた。
 
2014.10.19(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月18日   
 
選別思考 1595   
   
*鮒尾の場合は、尾先が丸身を帯びている。
これは軟条が、鮒尾の丸尾として幅を造ろうとする働きと、棘条からの長さを造ろうとする働きが、中間的となる桜尾化の現れとなっている。
*丸みを帯びていない尖り尾は、棘条の作用が強く、半側条に留まらずに、
半側条の隣に並ぶ軟条全体へと、半側条化が進んでいることになる。
棘条による長尾化となっている。
*丸みをもっと帯びている丸尾は、棘条の作用が桜尾の時より弱く、半側条も幾らか広がり気味になり、軟条全体も幅を広げることが出来ている。
半側条にも軟条の作用が及んでいることになる。
軟条からの半側条への並条化が幅尾化となっている。
この[三様]が、根元からの繋がりの強さとなっている。
この三様は長尾、桜尾、四つ尾の基本型を造る基になっている。
 
2014.10.18(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月17日   
 
選別思考 1594   
   
解りづらいその辺りの元を、もう少し探ってみよう。
棘条と軟棘条(軟条)の兼ね合いの形が、三つ尾、桜尾、四つ尾の成り立ちになる。
尾型の兼ね合いには長尾(尖り尾)と幅尾(丸尾)がある。
軟条(鰭条)は、生長して幅を造り、先条を倍化したがる。
棘条(鰭棘)は、生長し長さを造り、先条を桜化したがる。
棘条はそのために側条を伴い、棘条の信号を軟条へ伝える。
それは、側条の形に現れている。
側条の半細条化は、棘条と強く一体化した半側条化になる。
この有り様が鮒尾の鰭棘となっている。
その棘条と半側条と根元からの繋がりの強さと、棘条先と側条先との繋がり方で、尾型を形作っている。
 
2014.10.17(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月16日   
 
選別思考 1593   
   
先日の桜の手入れをした時に、尾先より一センチ程手前で尾先が別れて、
五ミリ程の軟棘条が出来てしまい、その先五ミリ程が尾先としての桜様になった魚がいた。
解り易く切れ幅が一センチで割れ幅も一センチと言うことで、
この例では尾芯から一センチ程でも、四つ尾と言うことになり、
仮に、軟棘条のところが、尾先化されていたら、一センチ程の桜尾と言うことになり、軟棘条のところが、尾芯化されていたとしたら、五ミリ程の三つ尾と言うことになる。
見た目には、ちょっと深めの完全な桜尾と言うことになる割れ方が、成り立ちによる定義付けをすると、見た目とはかなりの隔たりをもつことになる。
これを他の種の金魚に用いることが出来なくても、土佐錦魚の桜型に限れば、
尾先の微妙な判定には使えると感じている。
「これは桜だ」「桜じゃない」の判定がハッキリと言い切れる。
 
2014.10.16(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月15日   
 
選別思考 1592   
   
尖り尾からの変化と決めつけることが出来ないとすれば、
四つ尾からの変化とも、決めつけることは出来ないだろう。
流れを一つに特定するのであれば、中間の桜からが無難になる。
三要素をどちらにも進めることが出来る。
その三要素とは、三つ尾、桜尾、四つ尾だが、これは何が形成しているのだろうか。
尾芯と尾芯先になる。
尾芯は棘条であり、尾芯先は軟棘条になる。
[棘条が短くて、軟棘条が長い形が、四つ尾]になり、
[棘条が長めで、軟棘条が短い形が、桜尾]になり、
[棘条が長くて、軟棘条が幾ど尾先の形が三つ尾]になり、
[棘条が長くて、軟棘条が無い尾先の形が完全な三つ尾]になる。
これを、尾芯の先型の定義とすることが出来る。
 
2014.10.15(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月14日   
 
選別思考 1591   
   
鮒尾型の尖り尾や丸尾や中間の種は、何から出来たのだろうか。
当然、緋鮒からと言うことになる。そうとしたなら、開き尾の、尖り尾や丸尾や中間の種は、何処から出来たのか。
当然大本の、緋鮒からと言うことになる。何か釈然としない。
鮒尾型と開き尾型の変化が、同時進行していることになる。
鮒尾型の緋鮒が誕生してから間もなく、尾が開いて、そっちでも鮒尾型と同じ変化が起こって、同時進行していることになる。
仮に、鮒尾での尖り尾や丸尾や中間の変化が起こる前に、開き尾になってから、尖り尾や丸尾や中間の変化が起こったとしたときには、鮒尾型の変化に矛盾が生じる。
三つ尾からしか、鮒尾の尖り尾が出来なくなり、
四つ尾からしか、鮒尾の丸尾が出来なくなり、
桜尾からしか、鮒尾の中間が出来なくなる。
鮒尾型の独自の変化が成り立たなくなる。
 
2014.10.14(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月13日   
 
選別思考 1590   
   
そこで、現在の鮒の種の尾型のように、丸尾気味も、尖り尾気味も、中間も居たとすることから始まった。
錦魚の元と特定された鮒にも、その要素が過去として在ったとした時、現在の金魚の尾型の道筋が見えてくる。
尖り尾気味から、三つ尾の出ることが流れの一つとなり、
丸尾気味から、四つ尾の出ることが流れとなり、
中間から、桜尾の出ることがその流れとなっている。
元の鮒が三様なら、神経棘と血管棘の兼ね合いで、どちらの方向へも変化が進み易くなる。
鮒尾の尖り尾だけを元としてしまうと、尖り尾から中間がでて、中間から四つ尾がでたとする流れしか、成り立たなくなる。
鮒尾の尖り尾から開き尾の三つ尾が出来たことになり、そこから桜尾になり、四つ尾になったことになる。
すると、逆を辿れなくなる。
  
2014.10.13(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月12日   
  
選別思考 1589   
   
さて、大阪ランチュウまでの土佐錦魚に琉金が掛けられてから、朝顔型が誕生したことは土佐錦魚独特の尾の出現と言える。
側条が並側条になったことも、土佐錦魚独特と言える。
半側条が無くなって完全な三つ尾になったことも言える。
土佐錦魚独特の尾は、鮒尾から遠ざかっていることになる。
いかに鮒に近いか遠いかが、鮒尾離れの度合となっている。
元が鮒だから金魚と言える。鮒からの金魚であっても、その鮒から脱却することが金魚独自の種の始まりとなる。
ここでもう一度、緋鮒の鮒尾の成り立ちを思い返してみる。
金魚は鮒の一種から派生したと、そそ種が特定できたという話は聞いている。
だがその鮒の種が、どのように誕生したかには行き届いていない。
 
2014.10.12(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月11日  
 
 
選別思考 1588   
   
完全な三つ尾の丸刈り型は、一度摘んだ尾芯へ変化してから、軟条を変化させずに、再び摘んでいない尾芯へ変化している。
軟条と棘条の連動を無くし、半側条を吸収したままで成り立つ尾芯と、吸収されたままで成り立つ軟条の棘条主導の変化説になっている。
前述の軟条主導の変化説では、まず完全な三つ尾の袋尾状ができていて、そこに尾芯が乗って成り立っている。
軟条の活発な変異性と尾芯の愚直性とが結び付いている。
丸刈型への変化は軟条までも尾芯に沿った直条的になっている。
ここにはツマミの幾度かの変化のような、奇形や突然変異的な変化が重ならなくても、それまでに備わっている性質の延長や、ちょっとした変化で可能になっている。
もし両者から同じ完全な三つ尾の丸刈り型が出来るとしたら、奇形や大きな性質の変化を伴わない軟条主導の変化や、棘条主導の変化が望ましいと言えてくる。
三つ尾を求めるあまりにツマミ尾を用いることは、様々な危険を土佐錦魚に招いてしまう可能性を秘めている。
 
2014.10.11(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月10日   
 
選別思考 1587   
   
その形は、半側条が並側条に変化した時と似ている。
だが、半側条の分の桁数が少なくなっている。
その尾芯に半側条があったときよりも、軟条との結びつきが弱いことになる。
尾芯の軟条への干渉が少ないことになる。
だが尾芯と軟条との間に条間膜が出来ていないので、尾芯と軟条には、一つの条としての結びつきが残されていることになる。
これは土佐錦魚特有と言える。
土佐錦魚の後葉が幅広くなっているから可能となっている。
土佐錦魚の後葉が平付けなっているから可能となっている。
ツマミが土佐錦魚型のツマミになっているから可能となる。
小さな尾では適さず、大きな尾でも四つ尾には適さず、尾立ちがあると適さず、ランチュウ様では全く適さないことになる。
すると大きな尾で、三つ尾で、平付けの土佐錦魚だったから可能になったと言えてくる。
 
2014.10.10(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月09日   
 
選別思考 1586   
   
尾先が丸刈り型になって、尾芯が尾先まで届く要素は、変則的だがもう一つある。ツマミがそれに当てはまる。
ツマミの時の丸刈り状態は、頻繁に目にすることが出来る。
この丸刈り状態を取り入れたくて、軽いツマミを承認したり、種魚にしたりする傾向が見られるほど、近頃では丸刈り型三つ尾への執着を強く感じられる時がある。
ツマミから丸刈り型三つ尾が出来たとするなら、第一の条件として、ツマミが見た目でも正常な状態になることが必要になる。
もう一つ後葉との連動を断ち切らなくてはならない。
その形には、側条の立ち上がり分が尾芯に吸収されて無くなり、尾芯だけになっていることになる。
その形には、軟条にも尾芯にも半側条が無いことになる。
その形には、見た目に半側条が消失していることになる。
 
2014.10.09(Thu)  土佐錦魚TOP
 10月08日   
 
選別思考 1585   
   
舵鰭が二枚になることはあっても、開き尾になることはない。
舵鰭が二枚になる変化は、血管棘系に付属しているために起こるが、同じ鋸目の付いた棘条になっていても、神経棘系の背鰭では決して起こることはない。
尾鰭は、この血管棘系の融通性と、神経棘系の愚直性の、兼ね合いの形となっている。
尾鰭の愚直性は、既に尾筒から伝わっている。
尾筒からの作用は尾芯、側条を通して軟条に影響しているが、
その作用は機能が主で、形への作用は二次的になっている。
軟条からの作用は形が主で機能への作用は二次的になっている。
形の変化は軟条から、機能の変化は尾芯からとなっている。
そうとしたとき、軟条がまず完全な三つ尾になることによって、
そして、尾芯と側条との一体化が薄れることによって、
そして、たまたま尾芯が尾先まで届く性質だったことによって、
尾芯が尾先まで達することが出来たのが、軟条主導になる。
  
2014.10.08(Wed)  土佐錦魚TOP
 10月07日   
 
選別思考 1584   
   
だが、組織的な成り立ちは軟条が丈夫になってできている。
軟棘条的な出来方になる。
元から棘条としての信号がくれば、軟条は軟棘条的な棘条を造ることをする。
成り立ち的な棘条は、軟条から変化している。
背鰭や舵鰭の棘条は、その後に加わっている。
尾鰭の棘条(尾芯)は、背鰭のように鋸目の付いた棘条になっていない。
これはのちに加わった変化ではなく、次第に変化して行ったことを示している。
尾芯と側条との間に条間膜が無いことが、かつては一体であった故を物語っている。
完全な三つ尾でも、尾芯と側条の間に条間膜が無い限り、変化の可能性はある。
だがその可能性は、神経棘系からの変化とすることができる。
まず血管棘系の変化が起きたことによって、神経棘系の尾芯がそれに対応した変化とすることができる。
  
2014.10.07(Tue)  土佐錦魚TOP
 10月06日   
 
選別思考 1583   
   
それは軟条と棘条の一体化からの分離化と言えるかも知れない。
それ迄の四つ尾にはその分離化が現れているのだろうか。
四つ尾は、形に於いては鮒尾離れしている。
だが尾立ちのある尾では、組織的な鮒尾化をしていない。
それは尾芯の延長としての軟棘条が棘条の役目を果たしている。
それはむしろ、棘条が側条に役目を受け継がせている。
それは軟条の側条が棘条的な発達をしていることによる。
軟棘条と側条が発達していなければ、尾の強度が保たれない。
尾の強度が保たれていれば、鮒尾の有り様から離れていない。
尾鰭以外の血管棘系の役目が強い鰭には、その傾向が見られる。
血管棘系の左右に別れて在る鰭の棘条は、本来棘条と呼べるのだろうか。
役目的や信号的には棘条と呼べる。
 
2014.10.06(Mon)  土佐錦魚TOP
 10月05日   
 
選別思考 1582   
   
尾芯は元々側条の情報を持っている。丸刈
鮒尾の時の情報は、左右を一枚にする信号を持っている。
開き尾になった時の信号は、左右へ二枚に開いている。
その情報のどこを抑えるかで、形が変化している。
だが完全な三つ尾は変異的になっている。めったに出て来ない。
観察していないと判らない。だから丸刈りに含まれてしまう。
棘条と側条の一体化が進んでいれば丸刈りは棘条優位と言える。
すると棘条と側条の一体化が弱まれば、軟条優位と言えてくる。
それは棘条と側条の一体化の強弱が、鮒尾離れの強弱と言える。
鮒尾の情報を伝えなくなった棘条も、鮒尾離れの一つと言える。
棘条と側条の一体化の弱まりは、側条の並条化に繋がる。
それは側条が軟条としての働きを、より取り戻すことになる。
 
2014.10.05(Sun)  土佐錦魚TOP
 10月04日   
 
選別思考 1581   
   
完全な三つ尾は、ツマミから生じてもツマミになっていない。
それは、尾芯と側条が連動していないことになる。
そこには尾芯と軟条の一体度の弱体化が感じられる。
これも鮒尾過ぎて飛び越した、鮒尾離れの一つかも知れない。
この現象は、尾鰭だけに生じている。
他の鰭は、神経棘系か血管棘系かがハッキリしている。
尾鰭には尾芯と軟条のせめぎ合いの場がある。
親骨と軟条との間にはない。それは双方が血管棘系による。
その尾芯とのせめぎ合いは、明らかに軟条優位になっている。
よって桜尾から四つ尾へと進んでいる。
すると桜尾から三つ尾へ進むことは、棘条優位なのだろうか。
尾芯が側条を吸収しても、見た目に尾芯が摘んでいないのは、
尾芯がツマミの情報を内蔵してしまったと想像できる。
 
2014.10.04(Sat)  土佐錦魚TOP
 10月03日   
 
選別思考 1580   
   
完全な三つ尾とは、軟棘条がなくて尾先と尾芯がどう言う訳か繋がっている
状態になる。
直条の袋尾の三つ尾に、尾芯が尾先迄乗っていることになる。
そう言えば、曲条の丸刈型を見たことがない。
と言うことは尾芯と軟条との一体化が薄れた状態にはならない。
尾芯と軟条との一体化が強まり過ぎて直条化を進めたのか。
尾芯先に僅かな軟棘条があると、一体化が計られていることになり、桜尾から変化した普通の三つ尾と言うことになる。
尾先に桜型が見られない完全な三つ尾は、頻繁に見覚えがある。
完全な三つ尾は早々居ないはず。だが毎年の様に見覚えがある。
それは、ツマミの三つ尾がそのように見えていた。
ツマミの三つ尾は、桜型の部分が尾芯に吸い上げられている。
よって尾芯先に桜型が存在していない。丸刈り以上になる。
どちらも由来を探らずに印象で一緒にされていたと感じられる。
[丸刈り型]と言うちょっと違和感のある呼び名は、共通する印象から生じてきたと感じられる。その由来を認識していれば、成り行きの共通の呼び名でも良いと思われる。
 
2014.10.03(Fri)  土佐錦魚TOP
 10月02日   
  
選別思考 1579   
   
我池に居る丸刈り型は、かといってまるっきりの大阪ランチュウ系とも言えないところがある。
尾筒はよく下がっているので挙げ前気味でも安定が良く、普通なら逆し向いているだろうに、比較的安定良く泳いでいる。
それなのに尾筒に琉金型の名残か、流れ感のある魚が結構いる。
いずれは尾が大きくなるだろうと、そこから推測できる。
当歳で尾に厚みがあることが、その時に役立つであろうと、
その時に唐傘も大きくなってくれるだろうと推理は進む。
丸刈り型は土佐錦魚の尾先が幾ど尾芯の長さとなり、丸くなったと言える。
軟条の尾先が尾芯の長さに変形したものと感じる。
そこに尾芯が乗っかったとするのが、軟条変形の見方となる。
逆に尾芯から尾先の変形が導かれたとする時にはまず尾芯が、尾先の尖端迄に達していることになる。
三つ尾、桜尾、四つ尾の尾形は、尾芯が決めているとすれば、丸刈り型も可能となる。
 
2014.10.02(Thu)  土佐錦魚TOP

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