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 09月30日   
 
選別思考 1577   
   
さらに土佐錦魚では幾ど尾芯先に丸みのない三つ尾が出てきた。
これを最良の三つ尾として採り上げた場合、最小値の小桜や朝顔が、
桜尾に分類されてゆく傾向が現れてきた。
その傾向は好みと同じで、さほどの根拠を求めていない。
だが感覚的に受け止めた時には無視できない。
土佐錦魚に幾ど尾芯先に丸みのない三つ尾が現れたことじたい、
それなりの意味があると捉えるべきだろう。
だが今現在は、全面的に受け入れる段階とはなっていない。
未だ根拠のない見方とすることが出来ても、いずれは検討せざるを得ないところとなるだろう。
それは土佐錦魚の規格として、審査規定として現さなくてはならないことへと進む。
それには、その根拠を明確にする必要が出てくる。
その根拠は、桜尾から四つ尾や三つ尾が出てきた時と、同じ線上で説明できるのだろうか。
 
2014.09.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 09月29日   
 
選別思考 1576   
   
小桜が桜型の最小値としての大阪ランチュウ型の三つ尾とされるなら、
朝顔型の最小値も三つ尾となるはずでないだろうか。
実際上は、朝顔型の長点は尖っていて尾芯先より離れている。
桜型の丸みからさらに尾芯先が伸びて尖っているとも言える。
その分、桜に見られがちになる。
それを桜に見るか三つ尾に見るかは、見る方の桜尾、三つ尾の認識次第となる。
最小値の小桜や朝顔が三つ尾なら、現に存在している全く膨らみのない
完全とも言える三つ尾は、どう分類すれば良いのだろうか。
この形は新分野と言えるかも知れない。
鮒からの桜尾がかつては三つ尾だった。
そこから尾先がさらに別れてきて、四つ尾が分野とされた。
逆に桜尾の丸みが小さくなって、三つ尾として分類された。
 
2014.09.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 09月28日   
 
選別思考 1575   
   
並側条で、曲条で、尾芯が長いと尾先へ行くほど大きく幅が左右へ広がり、
長い尾芯先から始まっていても、切れ幅が大きく見えて、三つ尾なのに一見桜尾のように見えたりもする。
尾全体が広がろうとする幅尾型になる傾向がある。
そんな曲条の尾芯がちょっとでも短めだと、幅広く割れているように見えてしまい曲線的に横へ広がる桜尾に見えてしまう。
[割れ幅型]の桜尾とみられたり、呼ばれたりするようになる。
半側条で、直条で、尾芯が長いと尾芯先は最短の丸みとなる。
実際上、あるいは金魚としては、これが三つ尾となっている。
だが土佐錦魚の現場では、その丸みさえも桜尾とされてしまうことが多い。
これを中間的な[小桜]呼んでいる。
[小桜とは、尾芯先に割れ幅も切れ幅もない小さい丸みを言う]
 
2014.09.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 09月27日   
 
選別思考 1574   
   
尾芯の生長が短くても側条は性質のまま尾先まで生長を続ける。
曲条や直条なりに細条が尾芯を途中で引き継ぐと袋尾になり、
軟棘条が引き継ぐと桜尾や四つ尾になる。
そんな直条が直線的な深い桜尾になると、切れ込んでいるように見えるので
[切れ込み型または切れ幅型]の桜尾と呼ぶ。
[桜尾の切れ幅型とは、最長点から尾芯先迄の縦長型を言う]
尾芯の生長が弱く軟棘条が引き継いだ時、細条が曲条型だと、
桜は横へ広がるように発達して[割れ幅型]の桜尾になり易い。
[桜尾の割れ幅型とは、左右の長点の間が広い横長型を言う]
曲条で並側条の場合は、軟条の上に尾芯が乗っかっている感じになっている。
それは、仮に尾芯がないとしても、左右の軟条が袋尾状に繋がって生えていることになる。
その袋状の上に尾芯が乗っている状態と言える。
たまにそのままの魚を見掛けると、尾芯が途中でプッツリと切れた感じになっている。
尾芯の長さが桜尾、三つ尾の要素になっていないことになる。
桜尾、三つ尾は、尾芯が途切れている袋尾でもそうなっている。
軟条の形がその要素になっていることになる。
それは桜尾、三つ尾は、軟条が基になって誘導をしている。
四つ尾は、軟棘条が基になって誘導をしていることになる。
 
2014.09.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 09月26日  
  
選別思考 1573   
   
尾芯が尾先近くまで届いている半側条の直条の細条は、尾芯に伴って直線的に進んで、尾先が大きく広がらない。
半側条で尾芯が短いと、軟棘条が縦へ切れ込みをつくるように発達して、切れ込み型の桜尾になり易い。
尾芯が支えない時には軟棘条が支えることをする。
袋尾になり棘条がなくなると軟条が引き継ぎ、か弱いながら細条が尾芯代わりに支える。
鰭の発達過程がここに現れている。
細条、軟棘条、棘条と鰭の発達の多様性が現れている。
その多様性への変化はまず細条が担っている。
曲条は、細条が誘導して形作っていると推測している。
それは棘条の軟条への関与が弱まったことを現している。
 
2014.09.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 09月25日   
 
選別思考 1572   
   
さて、突然並側条への拘りを述べてしまったところで、
もとの曲条と直条の話に戻って続きを。
後葉の広条の並条は、左右へ広がろうとしていることになる。
すると細条が二俣に倍細条化して行く作用が、強く働く。
だが倍細条化は、片側だけでなく左右に働いている。
括れ部へ引かれるから、片方へ曲がっている。
そこには当然、曲がらないようにする作用も働いている。
細条の発達方向が尾芯側へも向いていることになる。
その作用の均衡がとれないと、並条間に小ジワが出来易い。
その曲がろうとしない引き戻す作用の元は、尾芯になっている。
尾芯に近い程働きが強まる傾向にある。
側条は片側に尾芯があるため、両側に広がることが出来ない。
側条ほど直条になりたがる。
シワ、小ジワは、尾芯に近いほど出来易くなっている。
 
2014.09.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 09月24日   
 
選別思考 1571   
   
並側条に到達したところから半側条を顧みると、鮒尾を継承した半側条から
鮒尾離れまでの、変化の過程としか見えない。
その形は良魚でも、変化の過程の良魚としか見えない。
それを良魚と定めているのは、人間の段階の現状になる。
だがそれを自然界と飼育界との力関係と見れば、停滞と言える。
その形は、自然界が求める泳ぎやすさを残している。
その部位は、鮒の骨骼を留めたり、留めようとしたりしている。
その留まりは、自然的な必要が産んだ過程と言える。
自然界からの必要の要求を抑えて越えるのが飼育界と言える。
鮒離れは飼育界の目標の順路と言える。目標は人間が定める。
人間が目標を定めないと、進路の過程が産まれることはなく、妥協さえも必要
なくなり、飼育界で飼われる意味がなくなる。
 
2014.09.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 09月23日   
 
選別思考 1570   
   
その平付けの特徴は、尾立ちが水平まで寝ているところにある。
尾座が水平を見せて大きくなっているところにある。
鮒尾は横見で尾の全体が見えるが平付けは上見で全体が見える。
横見の鮒尾は上葉下葉に見え上見の平付けは前葉後葉に見える。
平付けになって始めて上見から後葉の面積を見ることができる。
平付けは尾座も広げることになる。厚みも増すことになる。
鮒でこれを見ることが出来ない。鮒尾離れと言えてくる。
大阪ランチュウから平付けの尾をもらった土佐錦魚が、琉金の大きな尾をもらうと必然的に尾座も大きくなる。
鮒から引き継いだ半側条に代わり、更に大きく広がる鮒離れした並側条になると、後葉は鮒尾から金魚の尾へ完全に変様した。
前葉は反転によって変様した。
前葉の桁返りは、親骨の半側条のシワ化の現れとなっている。
前葉も並側条になることが望まれ、したがって桁返りはやがて少なくなることが望まれる。
 
2014.09.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 09月22日  
 
選別思考 1569   
   
土佐錦魚はこの並側条を琉金からもらっている。
だが、その一握りのこだわりの土佐錦魚の並側条に辿り着くには、
ここに大阪ランチュウが登場しなくては繋がらない。
もう一つの尾の鮒離れには平付けがある。
その平付けを、土佐錦魚は大阪ランチュウからもらっている。
和金の開き尾を鮒尾離れの変化の初めとして、鮒尾離れとしていない理由は、
鮒尾の金魚にも長尾や幅尾の変化がある。
開き尾もその鮒尾が左右に二つとなった変化の一歩に留めている。
なのにどうしてヂキンはそうとしていないのだろうか。
ヂキンの尾は、既に鮒尾ではなくヂキンの尾として確立されている。
よってヂキンの尾には、価値が生じている。
大阪ランチュウは、平付けだからより価値が生じたと見ている。
体は、丸手のナンキンと大きくは変わってない。
色模様も平付けがより引き立てたと想像している。
 
2014.09.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 09月21日   
 
選別思考 1568   
   
舵鰭の棘が完全に左右二本に別れたときから、舵鰭二枚が定着した鮒離れと言えるが、まだそこ迄に到達していない過程の形と言える。
だが舵鰭の棘が別れ始めていることは鮒尾とは明らかな違いとなって、鮒離れの始まりを目に見せてくれている。
肋の張り、背の丸まり、付き高、体高の高さは鮒離れと言える。
飼育界が泳ぎに向かない琉金の体型を招き、さらに大きな尾を呼び寄せたと関連づけられる。
大きな長尾や大きな幅尾は、鮒尾型の金魚でも見られる。
開き尾になっても十分にありえる。更なる変化の四つ尾も、ヂキン迄に到達しないと鮒尾離れとは言えない基本的流れとなる。
一般的な鮒尾離れの過程となってしまう。
その尾型で更に大きくそして挿している尾芯に捉われないで、鮒尾離れをしたのが、並側条と言うことになる。
 
2014.09.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 09月20日   
 
選別思考 1567   
   
尾の鮒離れとしては、尾筒の稜線の消失に伴って、尾芯の挿しも消失したことが尾の鮒離れと言える。
それに連動して尾筒に丸みが増して、尾立ちも和金より高くなっている。
だが、半側条であることでは鮒尾と変わりがない。
背鰭型は、開き尾和金型から次第に琉金型へと進展して行った。
最も金魚として普及しているのは、琉金と言えるだろう。
最も金魚らしいのも、琉金と言える。
金魚研究者の中には、開き尾和金型から琉金型になり、そこから全ての金魚の種が始まったとの説を言っている人さえいる。
ここで提唱している説を交えて、諸説こもごもと言える。
背鰭、稜線、挿しを堅持しているところは、鮒離れしていない。
体は背と腹に丸みを持ち、肋骨が張り、舵鰭の血管棘の先は結合せずに二本になっている。
 
2014.09.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 09月19日   
 
選別思考 1566   
   
金魚の発展は、自然界から離れる飼育界の歩みとなっている。
それは部位的な展開であって、全体的にはなっていない。
その部位的な展開が、金魚の多種になって現れている。
一度に全体的では、生存が危ぶまれてしまうのだろう。
その部位的な究極を鮒離れと呼んでいる。
緋鮒の色はその切っ掛けになっている。
切っ掛けになった緋鮒から、飼育界が始まった。
始まった飼育界から、和金の開き尾が変化の初めとなっている。
マルコの背鰭の欠損と腹の出が、体の変化の初めとなっている。
その変化を部位的に見つけて、人間が展開するように進めた。
その変化が部位的に展開するようにそれぞれの金魚が始まった。
背鰭欠損型は、マルコからナンキンを経てランチュウへの変化は、背鰭の欠損、稜線の消失による神経棘系の正中線の弱体化に伴う、血管棘系の左右化が進んだ体の鮒離れとなっている。
 
2014.09.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 09月18日   
 
選別思考 1565   
   
だが琉金でも、未だ究極へ流れ着いてはいない。
安価で普及している琉金に、そこまで手を掛けてはいられない。
一部の作種家での琉金は高級魚扱いになっているが、側条の在り方や桜状も丸みにまで意識を巡らせているのだろうか。
とは言え、土佐錦魚愛好家でそれを理解し意識している人も、これを書いている時点ではまず及んでいないだろう。
結局先行き貴重な並側条も、普及している半側条も、意識されることなく混ぜこぜになっている。
桜尾の三つ尾も、朝顔型の三つ尾も同様に深く意識されることがなく、
割れの如何ぐらいで片付けられている。
並側条で朝顔型の良魚は、なぜ増える流れに乗っていないのか。
それは、人間の意識に乗っていないからと考えられる。
定かな目的なしに繁殖を重ねていると自然界に向かってしまう。
それは飼いやすさ、泳ぎやすさ、丈夫さ、大きさ等の生存への方向に進む。
飼育界での形は、自然界とは別方向になっているはずなのだが。
 
2014.09.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 09月17日   
 
選別思考 1564   
   
尾先は長尾系でも尾の元には幅を持つものも出ている。
長尾の伸張と幅尾の広がりが兼ね備わっていれば最良と言える。
それが並側条であったら理想的になる。
そこに平付けと三つ尾が加われば、土佐錦魚でも理想となる。
琉金の世界では既に幅尾系が最良型とされていると感じられる。
金魚店の看板の絵の琉金は、幅尾系が大概描かれている。
更に、象徴的な良型として幅の広い並側条が描かれていたことがあった。
翌観察していると、足を止めて確認をしてしまった。
実物の金魚で並側条を持っている種を土佐錦魚以外では、琉金とオランダ獅子頭と東錦とかの琉金系で見ている。
土佐錦魚を創る前から、琉金の長尾系や幅尾系の尾型を探ったり、更に側条の型まで意識的に採り上げたりした訳ではなかっただろう。
だが、土佐錦魚を良型へと掛けているうちに、いつの間にか琉金の長尾系から幅尾系へ、半側条から並側条への流れに、土佐錦魚も乗ってしまっていたのが実状となっている。
 
2014.09.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 09月16日   
 
選別思考 1563   
   
それは尾芯をシッカリさせる方向より、軟峡条をシッカリさせる方向となっている。つまり四つ尾方向となっている。
広条が幅尾なら並側条になって行く、とは限らないことになる。
逆に広い尾を支えるためには丈夫な半側条が欠かせない。
並側条のある種は、琉金系と言うことになる。
土佐錦魚も大きな尾と背鰭をと受け入れたときから、琉金系に連なっている。
琉金ではことさら幅の広い側条と言うことなく、並側条と区別することもなく、ただ象徴的に尾幅の広い系統と見られている。
大阪ランチュウからは、平付けと三つ尾を採用した。
琉金からは大きな尾を採用した。だが、どのような大きな尾を採用したかには、余り関心を向けられていない。
琉金の尾型は、大きく分けて長尾系と幅尾系になる。
現在ではその中間系が多く見られる。
 
2014.09.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 09月15日  
 
 
選別思考 1562   
   
遺伝的な段階ではなく、土佐錦魚が選ばれた段階では、半側条の直条、半側条の幅尾の直条、半側条の幅尾の曲条までが尾芯第一主義となり、
尾の大きさをより求めて、並側条の直条、並側条の幅尾の直条までが桜尾型の進展した並びになる。
並側条の幅尾の曲条からは朝顔型にしか、或いは土佐錦魚にしか存在していない。桜尾型から朝顔型への変化となっている。
幅尾の系統でも、半側条と並側条が出てくる。
この状態は、並側条の固定がまだ不安定なことを示している。
この状態は、並側条での尾芯先の固定も不安定になっている。
半側条の直条は、鮒尾、和金、ナンキン、大阪ランチュウ等。
半側条の幅尾の直条と並側条の幅尾の直条は、琉金等。
幅尾の曲条の並側条と半側条は、土佐錦魚になる。
幅尾の種なのに、並側条が現れていない種もある。
 
2014.09.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 09月14日   
 
選別思考 1561   
   
土佐錦魚は、琉金が掛けられてから現在に到っている。
その琉金の幅尾が、土佐錦魚として現れたことによる。
その琉金の幅尾の並側条が、土佐錦魚として現れたことによる。
琉金の骨頂はどこにあるのか。土佐錦魚にとっては幅尾にある。
体の丸さなら、足らずとも琉金以前にナンキンの腹が出ている。
まずは尾の大きさにある。体の丸さを更に増したところにある。
琉金でも幼魚の時には尾が小さい。それは鮒尾から開き尾になった小さい尾の時代の現れとなっている。
段階を踏むなかで、尾が大きくなる変化が加わったことになる。
尾が大きくなってからの次の段階に幅尾が加わったことになる。
その変化の初めは、鮒尾のように半側条を引き継いでいた。
現在の琉金でもそうなっている系統が多いように、他の尾の大きな種でも大概は半側条になっている。
 
2014.09.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 09月13日  
 
 
選別思考 1560   
   
割れ幅は尾先が広い程大きい。
並側条なら尾先がもっと広い。
曲条の並側条ならもっと広い。
大きい割れ幅は、並側条の曲条がつくる。
切れ幅は直条が造る。
並側条なら半側条よりもっと深い。
大きい切れ幅は並側条の直条がつくる。
並側条は割れ幅を強調する。
半側条は切れ幅を強調する。
長い尾芯は切れ幅を緩和する。
長い尾芯は割れ幅を緩和しないが、割れ幅を素晴らしく見せる。
長い尾芯は、重要に変わりない。
朝顔型を土佐錦魚の方向性と捉えることが寛容になってくる。
 
2014.09.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 09月12日   
 
選別思考 1559   
   
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の三角尾は、並条であっても直条で、側条も直条の半細条の半側条になっている。
直条で小さな桜の三つ尾は、大阪ランチュウ迄の土佐錦魚の名残の感がある。
側条が直条の半細条の半側条になり易い。
「三つ尾にこしたことはない」この先達のこの言葉は、土佐錦魚を踏まえた後に、三つ尾であればなお良い、と言っている。
桜型に限って三つ尾と言っている訳ではない。
朝顔型も対象に入っている。だが比較するには基準が異なる。
朝顔型の三つ尾もどういうものかを踏まえることになる。
朝顔型は割れ幅が大きい。また割れ幅が大きい程華やかになる
朝顔型は曲条が多い。曲りが大きい程尾先が広く波形が大きい。
曲条は、花弁のように尾芯から左右へ咲いて行く。
その曲がりは尾芯先に割れ幅を造る。
 
2014.09.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 09月11日   
 
選別思考 1558   
   
軟条の並条が側条へ及ぶと並側条になる。
棘条(尾芯)が広条(並条)へ及ぶと半側条になる。
成り立ちはともかく現在では混ざってしまっている。
中間的に尾芯を挟んで左右異なることも多い。
それは、その違いを意識無くして掛け合わせている。
幅尾系の曲条は尾芯が短い傾向がある。つい掛けたがらない。
だが大会で立派な朝顔の魚を見つけた人は、ことごとく飼い主に種を分けてもらうことを頼んでいる。
尾芯先に完璧な三つ尾を求めることを第一にしている人ですら、惹き付けられていることを隠せない。
その人の持ち魚は半側条で直条に偏りがちなはず。
鮮やかな未知の尾には言い知れぬ憧れを抱く。
堅実な三つ尾は納得を与えるが、華麗な朝顔は羨望を与える。
 
2014.09.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 09月10日   
 
選別思考 1557   
   
すると土佐錦魚の曲条とは、土佐錦魚の自前となってくる。
尾が水平になると琉金のように尾の重さとして、縦方向に垂れ下がることができなくなる。
水平の全体的な垂れ下がりとなる。
そのうえ土佐錦魚は、括れ部が九十度横の位置になっている。
尾は常に、精一杯広がっていないと九十度に間に合わないない。
条間が常に突っ張っているので、調節力がおろそかになる。
すると尾芯から直角に位置する括れ部へ、後葉の広葉は届くように広がらざるを得なくなる。
広がるためには、必然的に尾先を広げて行くことになる。
尾先が広く、曲がりが大きいと、唐傘が自然大きくなる。
唐傘の広がり曲がりが更に発達すれば、大きく深い朝顔となる。
土佐錦魚独自のその並条が側条にまで及ぶと、並側条になる。
側条の並条化は、側条がより軟条化したことになる。
 
2014.09.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 09月09日   
 
選別思考 1556   
     
直条(ちょくじょう)は、尾芯に沿って伸びるように広がる。
曲条(きょくじょう)は、尾芯から逃げるように外側へ曲がりながら広がる。
概して、曲条は幅尾型で、直条は長尾型になる。
土佐錦魚に直条をもたらしたのは和金、南京、大阪ランチュウと琉金と全てが
直条の系統になる。
曲条は存在しない。
なら曲条は、どこから来たのだろうか。
琉金にありそうだが、琉金は平付けになっていないため、幅の広い尾を縦に支えきれず、棘条(尾芯)や軟棘条ごと曲がってはいても、軟条そのものが曲っている性質にはなっていない。
そのうえ琉金の括れ部がほぼ四五度後方にあるため、力を入れて上げたり広げたりしていない時には、弛むように条間膜を縮めて収容するしかない。
それでも垂れてくる時には、畳み込んで下がりを調節している。
琉金の尾の曲がりは直条の垂れ下がりになっている。
 
2014.09.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 09月08日   
 
選別思考 1555   
     
土佐錦魚の平付けの後葉は、尾芯から峡条までの角度が九十度になっている。
普通の金魚は良いとこ四五度程度なので、ほぼ倍の広がりがあることになる。
仮に条数が同じであったなら、倍に広がらなければ九十度には届かない。
左右合わせると一八〇度の広がりになって左右峡葉へ引き渡している。
いくら広条の大きい尾でも狭い直条では、届ききれない。
そこで否が応でも尾芯から外側へ外側へと成行くことになる。
どうしてそんなことが土佐錦魚では可能なのだろうか。
土佐錦魚の後葉は平付けになっている。
平付けを振っても空振りになる。
空振りが当り前になってしまうと、抵抗があっては邪魔になる。
抵抗を無くしてシッカリさせるには、現在の形が効率的になる。
 
2014.09.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 09月07日   
 
選別思考 1554   
      
広条の特徴に、尾芯と反対側(外側)へ広がりながら生長しようとする性質がある。一条の細条が倍化の性質で担っている。
尾芯が基軸になるので、普通側条は尾芯に準じながら尾先へ広がって行く。
各条もとなりに次々と準じて行く。
尾を推進力に使っている種ほど尾の厚みを持ち、尾先への広がり方を抑えている。必然的に各条は直線的になっている。
この性質をもつ鰭の条を[直条]と呼んでいる。
直条の尾は、同じ特徴の長尾形の性質を呈することが多い。
直条の幅尾形もたまに見掛けるが、広がりは然程ではない。
直条の中間形は、案外多いように感じられる。
直条で並側条は、琉金の幅尾型と同様なので、土佐錦魚にも見ることができる。直条とは言っても土佐錦魚の並条は尾先が広く、峡条に引かれているので真っ直ぐとはならずに、少し曲がりを見せている。
ここに既に土佐錦魚の尾の進む方向が見える。
 
2014.09.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 09月06日   
   
選別思考 1553
   
これに、幅尾系と長尾系と尾芯の長短が加わってくる。
これまでに半側条と並側条は度々登場しているので、違いの説明はその都度してきたが、直条と曲条は登場しているものの説明をしていなかった。
ほとんどの金魚の種(しゅ)は直条で半側条になっているので、土佐錦魚の幅尾系の曲条が最も顕著な独自性と言える。
軟条と棘条のせめぎ合いによって、桜尾、三つ尾、四つ尾のように、尾芯にまつわる分け方になっている。
その尾芯には、側条があって、半側条と並側条の分け方がある。
半側条と並側条によって、尾の形は大きな影響を受けている。
その側条の形には、もう一つ、[直条]と[曲条]がある。
それは側条のみならず、軟条の形となっている。
直条より曲条の方がより尾先が広く、尾幅も広くなっている。
 
2014.09.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 09月05日   
 
選別思考 1552
   
朝顔型はどこまで発展しているのだろうか。
その形から桜型と朝顔型の進展を連ねてみよう。
ただし軟条からすれば、それぞれの形からもっと発展しようとしていて
尾芯(棘条)からの影響によって阻止されている。
そのせめぎ合いが度合となって形に現れている。
左段は、桜型と朝顔型の種別になっている。
右段は、変化の順序を推測している。
桜尾型の半側条の直条      桜尾型の半側条の直条
桜尾型の並側条の直条      桜尾型の並側条の直条
桜尾型の半側条の曲条      朝顔型の半側条の直条
桜尾型の並側条の曲条      朝顔型の半側条の曲条
朝顔型の半側条の直条      桜尾型の半側条の曲条
朝顔型の半側条の曲条      桜尾型の並側条の曲条
朝顔型の並側条の直条      朝顔型の並側条の直条
朝顔型の並側条の曲条      朝顔型の並側条の曲条
 
2014.09.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 09月04日   
 
選別思考 1551  
   
朝顔型の三つ尾は、大阪ランチュウから引き継いだ三つ尾の形をそのままに保つことに留まらなかった。
大阪ランチュウからの尾芯の指示通りの尾先を形成していない。
それは当然となる。その後に琉金の大きな尾を重ねている。
大きな尾になる時に、大阪ランチュウ迄の尾との葛藤が変化をもたらしている。
桜尾型はそれ迄の形を素直に現している。
朝顔型は、土佐錦魚としての新たな発展へ踏み出している。
従来の桜の物差しでは計れない形になっている。
土佐錦魚の独自の形を得からには、三つ尾の物差しも朝顔様に合わせて新調しなくては計れない。
それはまず、桜型で計ろうとする尾先の概念を、頭から取り払うことから始まる。そして新しい朝顔型の尾先形を認識して加えることになる。
  
2014.09.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 09月03日   
 
選別思考 1550  
   
だがこれも、鮒尾から引き継いだ桜状の進展となっている。
これは、金魚として普通の成り行き的な進展になっている。
だがこれは、土佐錦魚の独自性を活かした進展になっていない。
あくまでも鮒尾時代からの尾芯が主役で、その支配から抜け切っていない。
そして、尾芯の長さが主眼点になっている。
これは尾全体としての軟条(鰭条)の形や、尾先の形の面白さが主役になっていない。よって土佐錦魚の尾としては変化に乏しく、尾先の形は土佐錦魚の独自性に欠けている。
最良の三つ尾に匹敵するもう一つの方向として、朝顔型がある。
朝顔型の三つ尾とは、軟条(鰭条)の波間の凹みの周囲線に尾芯が届いていれば最長となり、最良の三つ尾と言える。
尾はさら大きくなり、尾先は大きく変化して、面白みと華やかさがある。
まさに土佐錦魚の尾と言える。
 
2014.09.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 09月02日   
 
選別思考 1549   
 
切れ込みは、尾芯が軟条の尾先へ届いているかの問題になる。
鮒尾からの桜尾には切れ込みがない。
桜尾から四つ尾へ進む段階の軟棘条が切れ込みを造っている。
それなら鮒尾から伝わっている段階の桜尾を、土佐錦魚の桜尾として受け入れているのだろうか。
基本の桜尾として受け入れている。当然審査も受けられる。
だが、次に大阪ランチュウから受け継いだ小桜を良しとして、さらに最良の三つ尾へ近付いていることを望まれてしまった。
次に琉金が掛けられても、その流れは変わらなかった。
琉金が四つ尾指向であったにも拘らず、土佐錦魚の三つ尾指向は小桜を求め続けた。最良の三つ尾とは、小桜が更に小さくなって桜が消滅する方向が浮き上がってきた。
 
2014.09.02(Tue)  土佐錦魚TOP
 09月01日   
 
選別思考 1548   
 
朝顔型は桜型からの発展的に変化した形態と言える。
桜状が尾長の条間膜の先へ届く時に、先鋭的に伸びている。
谷間を波形が躍動している。
谷間を更に深く見せている尾先への分が、桜尾より一回り大きくて起伏のある
土佐錦魚独特の尾にしている。
だが、こと尾芯先になると少し厄介になってしまう。
それを桜尾と比較することで朝顔型を欠点としてしまうか。
それとも利点とし、認識を確かなものとして受け入れるか。
もし欠点とした時には、朝顔型そのものが欠点とされたことになり、華やかな尾を切り捨てることになる。
審査員であれば、朝顔型の認識を絶対に欠くことができない。
比較するとすれば、桜状に匹敵する尾芯から始めのこの部分を桜状と同列に扱うようだろう。
 
2014.09.01(Mon)  土佐錦魚TOP

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