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 08月31日   
 
選別思考 1547   
 
さて、鮒尾由来の桜は、本来半側条に存在している。
そのままの比率の四半円で並側条になれば、大桜に見える。
半側条の時の深さで並側条になっている時は、半側条の時より二等辺三角形の
底辺が広がった分、より良くなっている。
広がった底辺の正三角形では、大桜、深桜になってしまう。
同じ桜状であれば、並側条でも半側条でも比較対象になる。
朝顔型の横S字と縦S字としての形の違いは深さの差となる。
当然、縦S字の方が谷間感をより強調している。
横S字と縦S字は、普通並側条か半側条の違いとなっている。
その谷間からさらに切れ込めば、そこからが桜の深さとなる。
だが、谷間そのものが桜の空間と写ってしまい、素人目に桜の割れの印象を与えることは、目の錯覚的で仕方ないだろう。
 
2014.08.31(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月30日   
 
選別思考 1546   
 
同じ尺度で朝顔型を淘汰してしまうと、土佐錦魚の未来を切り捨てることになる。ではどこに目安を設ければ良いのだろうか。
S字状の括れの中間部分が、小桜の頂点に値する。
そこ迄が四半円になっていれば、小桜相当と認識することは妥当と思える。
中間部から突端までのその先は、華やぎと捉えることができる。
小桜相当の部分どうしなら、桜としての比較見当が可能となる。
正三角形より底辺が狭い二等辺三角形では、桜の醜さが現れてしまい、ハネられても致し方ないだろう。手入れ次第となる。
S字のクビレまでが正三角形の桜であれば、好き嫌いではなく、美的に公平な目で見て、否かを決められるべき範囲だろう。
この二等辺三角形での比較は原則的とはいえ、桜状と朝顔状の尾芯先の客観的な判断基準となっている。
 
2014.08.30(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月29日   
 
選別思考 1545   
 
並側条の場合に、四半円を当てはめることはできない。
並側条の朝顔型は、側条の条間膜の尾先の突端の左右を結ぶ幅広い底辺(割れ幅)と、側条の条間膜の突端の左右から尾芯先の頂点を結ぶ二辺が造る、底辺の広い二等辺三角形をしている。
二等辺三角形が出てきたところで、桜と小桜と三つ尾の標準となる目安を、この三角形で示すことができるのだろうか。
三つ尾を最良とするからには、二等辺三角形の底辺の中央から尾芯先までの垂直線の短い方が良となり、長い方が非となる。
垂直線が長いと、切れ込みが深いことになる。
垂直線が短いと、切れ込みが浅いか、尾芯が長いことになる。
並側条では二等辺三角形が正三角形以上なら見苦しい桜となる。
だが、桜状と朝顔状を同じ尺度で計るのは不公平となる。
どう考えても朝顔状の方が不利になっている。
 
2014.08.29(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月28日   
 
選別思考 1544   
 
尾芯先が唐傘の凹み位置を繋ぐ円周的な線上に届いていれば、完璧に三つ尾と
言える。
だが切れが少しあった方が愛嬌となる。
切れ込みが大阪ランチュウの三つ尾ほどにあれば、標準的な三つ尾となるが、
小桜としてその華やかさを愛でてもいいだろう。
小桜以上に軟棘条が切れ込みを造りだすと、桜と言われだす。
小桜とは、S字状ではなく円弧状となっている。
円弧状のどの程度が許される桜で、どの程度が許されなくなるのだろうか。
半側条の場合、四半円迄は許されても良いのではないだろうか。
尾芯先の左右の突端を結ぶ線を底辺とした正三角形になる。
見た目に三つ尾より劣ることは確かとしても下位にすれば良い。
桜以外が素晴らしければ、上位にすれば良い。
それを「土佐錦魚でない」として審査外とするには、忍びない。
もしかして隣の三つ尾だけの堕魚より素晴らしいかも知れない。
 
2014.08.28(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月27日  
  
選別思考 1543   
 
この感じを土佐錦魚の尾先の形容に用いている。
唐傘の骨と骨との間がより広く、凹み感がより深く、華やかさを朝顔の花に例えて、唐傘以上を褒め言葉として形容している。
今のところ正常な魚では、開き過ぎたり凹み過ぎたりを見掛けていないので、
朝顔は華やかなほど羨望の形とされている。
朝顔型は、洋傘の骨先の尖っている感じにもよく似ている。
骨先間の谷間の深さの位置と、尾芯の先が届いている位置とが円周的な線上にあれば、切れ込みがないと見て良いことになる。
だがそれでは形として詰まらないものになってしまう。
凹み位置にただ尾芯が届いているだけになる。
そこへ、大阪ランチュウの尖り尾の尾芯先の小桜を重ねると、
見事にS(横S字)の形になる。
朝顔型の三つ尾の尾芯先は尖り尾の詰まらなさと、朝顔の谷間に変化を与える効果がある。
 
2014.08.27(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月26日   
 
選別思考 1542   
 
朝顔型は、標準的な形でも割れとして案外目立つことがある。
朝顔型は、割れとして案外目立つことで敬遠されがちになる。
朝顔型は、桜として扱われても「仕方ない」になっている。
割れが浅くても朝顔型は桜尾と言われても仕方ないのだろうか。
桜の標準は結果的に、見た目だけで判断されていることになる。
そうなると、審査員ごとに食い違っても致し方ないことになる。
朝顔型を認識していない審査員が判断すると、朝顔型は変な桜で終る可能性が高い。
S(横S字)の形容の如く朝顔型は、尾芯先を出発点として、S字状にくねりながら尾芯から側条の間膜の突端に届いている。
和傘は骨の数が多く、よって骨と骨との間が狭く、よって骨との間に凹み感や谷間感が見られない。
唐傘(洋傘)は比較的骨の数が少なく、よって骨と骨との間が広く、骨との間に凹み感や谷間感を見ることができる。
 
2014.08.26(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月25日   
 
選別思考 1541   
 
見た目の尾芯の長さだけを求めると、桜嫌いと同時に逆のツマミ容認へと
安易に向かってしまう。
ここに腕の見せ所はない。
ツマミは、軟条自体の形の力を吸い上げることで弱めている。
ツマミは、神経棘系(鮒尾)の形の力を強めている。
ツマミは、開き尾の形と鮒尾の形との葛藤の現れとなっている。
さくらは、鮒尾の形が開き尾の形へと伝わっている。
さくらは、開き尾の基の形だが種によって受け入れ方は異なる。
その流れは、桜尾から四つ尾までを容認する流れと、桜尾から三つ尾を容認する正反対の流れに別れている。
その何れもが桜尾を容認しているが、大概は四つ尾か三つ尾を最良としている。桜尾から始まった流れはここからも受け取ることができる。
土佐錦魚も三つ尾が最良となっているが、桜尾はどうだろうか。
桜尾は審査の対象となっているが桜尾でも可程度になっている。
では、土佐錦魚独特の朝顔型はどうだろう。
 
2014.08.25(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月24日   
 
選別思考 1540   
 
三つ尾になるには、軟条の自由度ができるだけ高い方が良い。
それには棘条からの軟棘条ができるだけ少ない方が良い。
三つ尾として望ましい軟棘条は、基本の桜状より丸みが少なく、違和感のない繋がりをつくる程度と言うことになる。
軟棘条が全くない三つ尾は不自然に見える。
必要最小限度の軟棘条が、理想状態となる。
必要最小限度の軟棘条の小桜が、理想状態と言えることになる。
理想からみて許容される範囲の桜尾が、標準の土佐錦魚となる。
軟棘条が長いと標準から外れた桜尾となり、さらに軟棘条が太く発達すると四つ尾へとなって行く。
琉金が掛けられて大きな尾になってから、この葛藤が現れた。
琉金によってもたらされた大きな尾へ、大阪ランチュウの尾芯をどう上手く乗せるかが、腕の見せ所となる。
 
2014.08.24(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月23日   
 
選別思考 1539   
 
その上に、支えとしてだけの尾芯が乗っていれば良い訳だが、そんなことはありえない。神経棘が許さない。
例え軟棘条に形を変えても、軟条を差配しようとしている。
軟条からすると、棘条から得ることのできる最高の自由度とは、
棘条がなくなることだろうか。そうではないと思える。
棘条がなくなって軟条だけの奇形的な魚を一度だけ見たことがある。
真っ白で、二歳迄生きられなかった。
尾は途方もなく大きく、しかしふにゃふにゃで、布が棚引くようで泳げなかった。
土佐錦魚としてケジメのある形は、やはり棘条が関与している。
泳げる程度の鰭の必要性も、棘条が関与している。
ただその形が、人間の規制にそぐうものかが問題になってくる。
土佐錦魚としてケジメのある三つ尾ならば良いことになる。
土佐錦魚として泳げる程度の三つ尾ならば良いことになる。
 
2014.08.23(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月22日   
 
選別思考 1538   
 
軟棘条の役目の一つは、軟条と違和感なく繋がることにある。
すると軟条といかに繋がるかは、棘条の役目と言うことになる。
軟条そのものは、軟条自体の形で待機していることになる。
棘条が軟条との順調な繋がりに失敗すると、袋尾になったり、碇尾になったりして、軟条自体の形が顔を見せている。
その時に、棘条が軟条へ尾の形を事前に伝えていないから、軟条自体の形の袋尾になったり、碇尾になったりする。
その時に、軟条の各一条の根元から尾の形を伝えているので、指示された軟条自体の形が形成されている。
軟条自体の形とはどういうものなのだろうか。
尾芯からの形の指示がないのなら、側条にも指示が行かないと考えられる。
側条が解放され、軟棘条もなく、左右に分かれる必要もなく、違和感無く
綺麗に繋がった袋尾になるだろう。
 
2014.08.22(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月21日   
 
選別思考 1537   
 
それとも、軟条にその気で継がせて元で操っているのだろうか。
ともかく軟棘条がないと尾芯が突然途切れたようになり、尾芯と軟条との尾先の繋がりに違和感を生じさせる。
ツマミと同様の尾先の違和感になる。
ツマミでも尾芯の先の上は少し先細りになっていて、そこから軟棘条に繋がらせていると感じる。
それを軟条の立ち上りが、平付けへ繋げないように邪魔をしている。
イカリは、一番長い繋ぎの棘条が途中で碇状に捲れて、軟条と上手く繋がることができない状態となっている。
棘条が繋げなくなった先は、軟条自体の形となっている。
ツマミは、一番上の繋ぎ担当とその下も尾芯状に立ち上がってしまい、
平付けの軟条との繋がりに違和感を持たせている。
だが棘条が立ち上がっても軟条が形成できることを見せている。
 
2014.08.21(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月20日   
 
選別思考 1536   
 
大阪ランチュウが絶滅しないで、そのまま三つ尾化を進めたとしても、それほどの展開を見せたとは思えない。
それは形より色合いを重要視していたことがそう思わせている。
その上に尾芯の力が強過ぎて軟条が棘条に着いて行けなかった。
大阪ランチュウの絶滅は、三つ尾の進展を止めてしまった。
しかし、ナンキン迄の土佐錦魚へ大阪ランチュウが掛けられたことで、土佐錦魚に三つ尾化の流れが託された。
大阪ランチュウ迄の土佐錦魚に琉金が掛けられたことで、三つ尾化の流れが新たな展開を成したことは、大きな成果と言える。
だがその三つ尾化の流れは、順調とは言えなかった。
そこには既に、二枚化の流れが相変わらず強く働いていた。
後葉の軟条の二枚化は側条が軟棘条を形成して、途中から尾芯を継いしまっていることから始まっている。
 
2014.08.20(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月19日   
 
選別思考 1535   
 
開き尾になったことで、下葉は文句なしに左右化したが、上葉は尾芯を挟んで鮒尾が両側へ展開した桜尾だった。
二枚化の流れは、基本の桜尾から四つ尾方向へ進んだ。
そこに大阪ランチュウが登場して四つ尾化の流れを逆行した。
それは三つ尾化方向へ進む流れとなっていた。
大阪ランチュウの一枚化は当然の如く尾芯から始まった。
その尾芯は、当然の如く半側条を従えていた。
尾芯は限界まで長く伸びて、尾先は基本型の桜尾の丸みより小さくなっていた。
半側条の直条が顕著になっていたことで、丸みが小さな小桜の始まりと言えるだろう。
大阪ランチュウでは、棘条優位の初期的な形であったために、尾芯と側条のみが斗出した三角尾になっていた。
 
2014.08.19(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月18日   
 
選別思考 1534   
 
棘条が強い影響力を軟条へ与えるために、側条の細条半分を分捕った半側条から、軟条を取り戻して並側条になって、尾芯からの余計な影響力を減らしている。尾芯は軟棘条にならずに尾先迄素直に伸びることができる。
軟条は自体の形を精一杯繰り広げることができる。
これが土佐錦魚の理想の三つ尾の形になる。
軟条からすると棘条からの影響で、精一杯広がりきれない形から、軟条自体の形を大分取り戻せる。
棘条からすると軟条からの二枚化の影響で、尾芯が最後まで伸び切れないでいるところを、棘条自体の形を大分取り戻せる。
土佐錦魚の三つ尾の方向を邪魔しているものは、上葉(後葉)の四つ尾的な二枚化の流れになっている。
二枚化の流れのなかで棘条と軟条双方からの影響力の一進一退の現れが様々な形となっている。
その中でも、鮒尾の桜状の尾芯の長さ迄は基本的に、伸びる素質を秘めている。
 
2014.08.18(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月17日   
 
選別思考 1533   
 
その方向が、半側条から並側条への変化となっている。
その方向が、直条から曲条への変化となっている。
並側条の袋尾の上に、支えとして長い尾芯を載せた形になる。
その尾芯の先には、軟棘条らしくない尾先が付いている。
尾芯が途切れた感じにならない程度の繋ぎの尾先になっている。
それでも尾芯からの信号は受け取っている。
尾芯際と側条の間に条間膜が発生しない限り、棘条と軟条は切っても切れない
間柄になっている。
だが、棘条主導から軟条主導への切り替えが行われている。
この方向が、土佐錦魚の三つ尾の方向と言える。
土佐錦魚的には進化と言え、現在はその完成への過渡期にある。
飼育家はその認識の過程にある。決して退化の過程ではない。
 
2014.08.17(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月16日   
  
選別思考 1532   
 
だが、神経棘系の尾芯が分離化を計っている訳ではない。
二枚化したがっているのは、血管棘系の軟条の方になる。
棘条の方が尾芯を乗っ取らせた形が、軟棘条と言うことになる。
軟条の方が尾芯を乗っ取った形が、金魚の進化型とされている。
桜尾から四つ尾、孔雀尾、蝶尾と、変化が進んでいる。
三つ尾は、軟棘条が目指す方向とは逆となっている。
軟棘条からすれば土佐錦魚の尾芯は、退化型といえる。
だが、逆行はしていても退化しているとは考えていない。
軟条の企ては、尾芯を乗っ取って左右分離化を進めて、鰭から棘条の影響を段々少なくして行く方向と、もう一つは、鰭全部を軟条にしてしまい棘条をその支えとして利用する方向になる。
それはできるだけ軟棘条を少なくする方向となっている。
それはできるだけ軟条を多くする方向となっている。
 
2014.08.16(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月15日   
 
選別思考 1531   
 
切れ込みが浅いと、長い尾芯から直接のように短かくて細い軟棘条の尾先が出ていることになり、その最小限が三つ尾になる。
僅かな丸みが見られるだけとなる。  (半側条風)
もう少し丸みがあると小桜になる。  (半側条風)
そこから横に広がれば割れ幅が広がる。(並側条風)
ここまでが三つ尾の分野となっている。
そこから縦に切れ込めば並側条ても半側条でも桜となって行く。
切れ込みは、どうして出来るのか。
開き尾になっても上葉は、下葉のように左右が分離していない。
切れ込みは上葉の左右分離化の始まりと考えている。
上葉の尾芯は、正中線を維持するために左右へ分離することができない。
その代わりに軟条を棘条化した軟棘条で代用した棘条を発して、分離化を行っている。
 
2014.08.15(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月14日   
 
選別思考 1530   
 
波形に例えると割れ幅が波長にあたり、切れ幅が波高にあたる。
多くの場合、尾長先が最長点の波頂にあたる。
桜状では朝顔状のように中程にエグレ間がないため、割れ幅は目立たないが、
切れ幅を強調する傾向にある。
桜状では、四つ尾ほどに切れ込んでいても、割れ幅が目立たないと、割れとして一瞬気がつかないことがある。
朝顔状では、僅かな切れ込みでも、割れとして目立ってしまう。
朝顔状でも半側条であれば必要以上に目立つことはなくなるが、並側条の時には、朝顔状(S字状)を呈しているだけで、朝顔型を学んでいないと桜尾とされてしまうことさえある。
するとS字状は、切れ込みがなるべく少ないことが必要になる。
切れ込みが無いことは本来、切れ幅が浅い三つ尾と言うことになるのだが、切れ幅が浅い桜尾と見られることは、学んでいる人が少ない現状では、仕方のないところかも知れない。
 
2014.08.14(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月13日   
 
選別思考 1529   
 
さて、金魚の最後尾の尾長は、尾芯の長さに留まっていない。
多かれ少なかれ軟条は、尾芯よりも先に丸みを持っている。
時には直線的もいるが、丸みからの変形との位置付けができる。
尾芯が尾長の長さとなっている完全な三つ尾の方が、金魚の尾としては変異的で違和感を持っている。だが、往々にして変異的な違和感を持っている魚が、金魚の変種や新種になっている。
初歩的な変異から好まれる進展を辿れば、どうなるか判らない。
朝顔状も尾先の変異の一つだったのかも知れない。
唐傘に華麗さを持っている朝顔は好まれたが、尾芯先に関しては、尾芯の長さに翻弄されている。
未だ一般的には認知度が低い段階なのかも知れない。
朝顔型でも、尾芯との接合部は丸みを持っている。
その丸みが左右双方のS字のつながりの丸みになっている。
朝顔状では切れ幅を見づらく、割れ幅を強調する傾向にある。
 
2014.08.13(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月12日   
 
選別思考 1528   
 
土佐錦魚は尾芯からの干渉が最も長い三つ尾を選んでしまった。
これは尾芯からの干渉を最も受け易い方向性となってしまった。
尾芯如何によっては尾芯際のシワやツマミの様々な問題を生む。
三つ尾選択によって土佐錦魚は、その宿命を背負ってしまった。
その宿命を補う方向は、あるのだろうか。
半側条を並側条化することがその方向と見ている。
その並側条を曲条化することがもう一つの方向と見ている。
並側条化は棘条からの干渉を減らして且つ軟条の自主性を増す。
尾芯と側条との一体化を弱めていることになる。
軟条本来の形の上に、上手に尾芯が乗っている雰囲気がある。
曲条化は、更なる軟条の自由な形の発展になっている。
尾芯の鑑賞が最も少ない形になっている。
よって、シワやツマミも少なくなっている。
 
2014.08.12(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月11日   
 
選別思考 1527   
 
親骨はシッカリしていることが必要なので、幾重にも太くなって発達していて、その重なりは尾肩となって現れている。
親骨や尾芯には、側条が直接付いている。
それは、棘条と軟条とが独立したものとならずに一体化して、且つ、強固になっている。
尾肩は、ジキンの下葉の親骨にもある。
これは、シッカリとした力強さが必要だったからと考えられる。
これに比べて尾芯は、親骨程の力強さは必要とされていない。
挿しと、棘条の重なりでなんとかなっている。
これは、左右の情報を一本が共有していることと関係している。
開き尾になった以上は、左右別々の情報の方が紛らわしくない。
紛らわしくない状態が左右に分かれた親骨の形になっている。
するとツマミにもならなければ、シワもできづらい。
せいぜい桁返りになるのが、過去の名残となっている。
 
2014.08.11(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月10日   
 
選別思考 1526   
 
鋸歯のついた棘条は、舵の柱のようにシッカリする必要がある。
下方の舵は舵鰭で、上方の舵は背鰭に当たる。
尾鰭は、舵と言うより動力としての役目になっている。
よって、鋸歯のついた棘条を設けなかった。
鋸歯がついている棘条は中央的で、その鰭全体を掌握している。
掌握されている軟条の自由度は少なくなっている。
動きにも形にも掌握は及んでいる。
鋸歯のついた棘条と軟条の間には、条間膜がある。
棘条と軟条との間が一体的ではないことになる。
これは棘条と軟条が別の役目を持っていながら、棘条に従っていることに
なる。
開き尾の尾鰭の下葉(前葉)の親骨は、左右に別れている。
左右が同調したり、別の役目をしたりしている。
かなりの強さと同時に、柔軟性を備えている。
 
2014.08.10(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月09日   
 
選別思考 1525   
 
神経棘の背鰭は一枚だから、当然シッカリした鋸歯のついた棘条になっている。血管棘でも一枚の舵鰭がそうなっている。
ところが、二枚の舵鰭もシッカリした鋸歯のついた棘条になっている。
一枚でなく二枚なのだから矛盾している。
これは椎体から出た血管棘が一旦離れたかに見えても、並行に近いままの形で途中繋がり、幅広いトンネルを造っている。
その先は一本に纏まらず、少し離れた短い二本になっている。
先は離れているのに、途中はトンネルを造って繋がっている。
途中が繋がっていることで、一本の性質も持っている。
途中で繋がっているのに、先は短く別れて二本の棘が出ている。
その複雑さが、舵鰭を一本にしたり、二本にしたりする。
なら、尾鰭の上葉(後葉)の尾芯の棘条も一本なのだから、背鰭のように
鋸歯のついた棘条になるはずではないだろうか。
 
2014.08.09(Sat)  土佐錦魚TOP
 08月08日  
 
 
選別思考 1524   
 
朝顔状では、尾芯からの直接的な割れがS(横S字)の片方の曲がりになるので、それほど切れ込みの深さと言われる[切れ込み][切れ幅]は感じられない。
だがS(横S字)の中間には波間のような僅かなエグレ感があり、そこから逆に
曲がって伸びて行く先が条間膜の尖端になり、朝顔模様の始まりとなる。
視覚上は、尾芯を挟んで左右尾長先の尖端から尖端が[割れ幅]となり、
側条の幅があるほど割れ幅を広く見せることになる。
皮肉なことに割れ幅が広い程一条の幅が広く尾は大きくなる。
割れ幅はあっても良い、あった方が良いことになる。
側条間の[切れ込み]が少な(浅)ければ良く、
そして、棘状の尾芯が長ければ最も良いことになる。
袋尾には四つ尾が稀で大桜が少ない。
それは棘状の干渉が尾先にまで届いていないからと言える。
軟条には四つ尾の性質が少ないことを示している。
 
2014.08.08(Fri)  土佐錦魚TOP
 08月07日   
 
選別思考 1523   
 
桜の切れ込みが少し残ってしまった魚は、朝顔状も桜状もいた。
形によって治りづらい性質があるが、諦められる程だった。
以前は当然に、幅尾の方が治りづらいと感じていた。
これは手法を工夫したことで、大分克服できたと思っている。
仮に、尾芯が精一杯に伸びてから桜の割れが始まったならば、棘状から軟条へ順調に受け継がれた形と言うことになる。
それが四つ尾にしても棘状からの遺伝子的な働きと考えられる。
それが朝顔型だったら尾芯から引き継がれたものと言えるのか。
朝顔型は軟条の尾先の唐傘の発展型と言える。
朝顔が尾芯と繋がるために、S字状を呈している。
朝顔型は軟条の性質の一つであって、棘状から朝顔型を指定されているものではないと考えられる。
この根本的な展開が鮒離れと感じさせる。
 
2014.08.07(Thu)  土佐錦魚TOP
 08月06日   
 
選別思考 1522   
 
また起こるように手入れしないと効果が薄くなる。
棘条が軟条へ作用しないようにするか、なるべく遅れるようにする。
棘条が足踏みするように手入れするかを見定める。
それは軟条が作用し易いようにもってゆくことになる。
軟条が本来の形へ自由に働ける時間を稼ぐように持ってゆくには、
軟条をどのように手入れするかを見定める。
軟条と棘条の生長を熟知する必要がある。
それを見るためにも、深めの桜も育てている。
来期、四歳で再度の手入れを、何故という疑問の解決に向かって、
もっと突っ込んでやってみるつもりでいる。
 
2014.08.06(Wed)  土佐錦魚TOP
 08月05日   
 
選別思考 1521   
 
棘状の生長を軟棘条が早めに引き継ぐと、深めの桜になる。
軟棘条が引き継がないで直接側条の軟条が引き継ぐと袋になる。
すると、軟棘条の発達によって桜が出来ることになる。
すると、軟棘条の発達によっては四つ尾が出来ることになる。
軟棘条の発達は、尾芯が司っているのか、それとも軟条なのか。
袋状の軟条はまともなことが多い。
と言うことは、まともでないことは棘条の作用の異常と言ってしまえるのか。
手入れ前はもっと深かったので手入れ後を良しとはしているが。
伸び始めていた尾芯が何故途中で止ってしまうのか。
止るものなのか。まだ伸びるものなのか。
棘条にある情報は一方向のみなのか。働きは一方向と言える。
だがその働きは途中からでも変わることがある。
主に環境が要因となっているが、手入れ(手術)によっても頻繁に起こる。
 
2014.08.05(Tue)  土佐錦魚TOP
 08月04日   
 
選別思考 1520   
 
治ったのは、会に使える程になっている。
切れ込みがまだ深めや広めに残ったものでも、軽くなっている。
手入れ当初は、全部の魚の尾芯が成長していた。
桜が残った魚は、あとちょっと伸びてくれればと言うところで、尾芯の生長が止まると、軟棘条を伴う尾先だけが伸び出した。
繋がり切った魚達は、尾芯が伸びきって小桜の近くなっている。
結局は、尾芯がどこ迄伸びてくれるかに掛かっている。
これは、棘条が自身の生長を止めて、側条との一体化を計って、軟棘条へ生長を移してしまったことによる。
側条の生長の方が棘条より早い。
側条が尾芯より先に伸びてしまうと、側条の尾先が棘条の生長を待ちきれずに、側条が乗っ取ってしまい、棘状を軟棘条化しているように見える。
 
2014.08.04(Mon)  土佐錦魚TOP
 08月03日   
  
選別思考 1519   
 
いつから尾先が丸刈り状態の三つ尾が、登場したのだろうか。
実は昔の高知でも登場している。当歳では丸刈状態もいた。
だが、喝采を浴びることも無く、祭り上げることも無かった。
華やかさが無く、地味扱いだった。
二歳当たりから尾が大きくなり出すと小桜と唐傘が現れてきた。
親では尾も大きくなり、唐傘も見られるようになっていた。
 今期は三歳の手入れ不足の桜がかなり残っていた。
久しぶりに気が向いて、数十尾を一斉に手入れをした。
意外なことに幅尾の深い桜も尾芯が大分生え出した。
大方治るか軽くなっている。桜は手入れ次第と言える。
棘条と軟条の繋がりを意識して、棘条を刺激するようにすれば、
棘条は目を覚ますことが、手応えとして受け取れた。
 
2014.08.03(Sun)  土佐錦魚TOP
 08月02日   
 
選別思考 1518   
 
風潮では、三つ尾より一寸でも割れていれば桜とされてしまう。
三つ尾とは、全く割れがないようなものとされてしまっている。
その三つ尾と比較して許される程度を桜として許容している。
なんで妥協して許容しなくてはならなかったのか。
「桜尾を捨てると良い土佐錦魚がいなくなる」は先達の言葉。
三つ尾崇拝者はこの言葉に気付くことなしに、遠回りをしながら、
いつの間にか、仕方なくか賛同してしまったことになる。
本来の土佐錦魚では、小桜は三つ尾とされていて、あえて小桜として登場する必要性はなかった。
大阪ランチュウの三つ尾は小桜だった。
ツマミのようにぴたっと尾芯先で途切れているより、小桜の方が愛嬌もあり、
自然体にも感じられる。
 
2014.08.02(Sat)  土佐錦魚TOP

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