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 8月31日   
  
選別思考 1182   
 
さて、この魚は、桜が小桜へと均等に治ったのだから、尾芯から側条への情報は、均等になっていたとすることができる。
もし、左右が違っていたら、それなりに再生していただろう。
そんな魚は良く見掛ける。すると後葉全体としても、左右同じ遺伝子の範囲に
なっていた、と見るようか。
ところが、直反りの方だった左葉の尾芯脇に弛みが出てきた。
長尾になって柔らかめの尾になると、どこかに歪みが出易い。
それが尾芯際に出てしまったと思える。
桁反りを抜いた方には、出ていない。
抜いたことで、弛みを引っ張ったことも影響しているだろう。
琉金系は、尾の余裕からシワよりも弛みが出やすい傾向にある。
この魚には、元々その気配があったと言える。
タルミに関しての後葉は、左右の区切りで違う遺伝子になっていたが、
切っ掛けは尾の変化で現れだしたと見るようだろう。
 
2013.08.31(Sat)  土佐錦魚TOP
 8月30日   
  
選別思考 1181   
 
なら、棘条際の半細条は、どっちになっているのだろうか。
棘条の方からか、軟条の方からか。
ハッキリしないことは予想していたが、ここまでとは。
かといって、棘条側にピッタリ付いている訳でもない。
拳状から出ていても、棘条との間に段差がちょっとある程度。
やはり、軟条であって棘条ではない。でも棘条側に付いている。
そんな感じが、棘条の影響力を受けている証かも知れない。
際の条の情報は、左右別々に棘条から来ていることになる。
棘の情報も条の情報も、その半細条を仲立ちにして交わしているのだろう。
軟条としては精一杯丈夫な側条になって、棘条にピッタリ寄り添っている感じを受ける。
棘状と側条の元での形態的な繋がりは余り見られないが、機能的な繋がりは、
かなり一体的と感じられる。
 
2013.08.30(Fri)  土佐錦魚TOP
 8月29日   
  
選別思考 1180   
 
「え、広葉も一本の棘状だけから」初めて見つけた時には、驚きを感じた。
棘状用の隣の広葉部にも一本の棘状が通っている。
途中別れているようでもあるが、込み入っていて掴めない。
その先を追って行くと、少し三角になって、掌(てのひら)のように、小さく広がっているところがある。
その掌状から指が出ているように、軟条が始まっている。
その時に「鮒尾の上葉下葉もこんな感じでは」と感じた。
後葉も似ているはず、今更と思っても、確認しないよりはいい。果たして```そのようになっていた。
なら、別の棘状が二本出ている中葉(クビレ部)は、広葉とは独立した別の区域と言うことが、ハッキリ確認できた。
前葉と後葉は六、七本、中葉は二本二本で四本が標準的になる。
親骨と尾芯では、各六本の棘条が標準的となっている。
 
2013.08.29(Thu)  土佐錦魚TOP
 8月28日   
  
選別思考 1179   
 
挿していて、三つ尾で尾芯が長くて、両側の後葉が発達している土佐錦魚では、ネジレの微妙な失敗が出やすいと踏んでいる。
挿していなくて、四つ尾で、尾芯の短い蘭鋳では、土佐錦魚より出にくいと踏んでいる。
挿しは、挿していないものより、余計に捻れをもたらす。
おそらくランチュウには、土佐錦魚程の尾芯の捻れが出ない、と踏んでいる。
挿していても、尾芯が短く極端な四つ尾のヂキンでは、土佐錦魚よりネジレが出難いと踏んでいる。
が、段差的や多少の捻れ的なものが蘭鋳よりは出易いだろうと、踏んでいる。
もし、ヂキンの方がランチュウより出難いようだったら、ヂキンは和金系と言う利点を生かしていることになる。
ヂキンとランチュウを知っている人、如何なものだろうか。
 
2013.08.28(Wed)  土佐錦魚TOP
 8月27日   
  
選別思考 1178   
 
尾芯への棘状特有のネジレがどう言う訳か、尾芯両側の後葉への特性を保有していることと、関係があると書いている。
それが尾芯のネジレとなって、しばしば現れることをしている。
このネジレは、鮒雄から開き尾になって機能が倍に増して、指示が両側へと増えても、一本のままの尾芯が関係している。
尾芯のネジレや曲がりは、開き尾への過程が関係している。
尾翼型は上葉が一枚なので、尾芯が二俣になることも、捻れることも起きない。
開き尾は上葉が左右へ二枚になったことで、正中線に一本として残った尾芯が、左右両側へ作用しなくてはならなくなった。
ネジレなら、上下にでも左右にでも作用することが出来る。
数本の棘条を上下に形成することも、左右の軟条に作用することも可能になる。
 
2013.08.27(Tue)  土佐錦魚TOP
 8月26日   
  
選別思考 1177   
 
尾鰭は、丈夫さと柔軟さを兼ね備えた仕組みになっている。
次第に増えると言うことは、かつては一本だったことが伺える。
次の一本は、一本目の太い棘条を支える二本目の棘条になる。
必要によっての有無か大小はあっても、この棘条の一本目と二本目も、もしくは三本目以後も全ての鰭に共通している。
棘条と軟条の違いがあっても、利用法としては纏まることで共通している。
複雑に発展するには纏まる必要があったのだろう。
背骨や尾骨を増やさないで、機能を高めるために纏まった。
そこで一本の棘状の元に変形した担鰭骨として纏めたり、一本の棘状から枝分かれさせたりしたと思える。
(変形した担鰭骨を[担鰭節]と呼ぶことにする。)
 
2013.08.26(Mon)  土佐錦魚TOP
 8月25日   
  
選別思考 1176   
 
重なる数本の棘条の元も一本の棘状に纏められていて、それが生長と共に段々に枝分かれして、数を増して行くと受け取れる。
生長にて親骨が強くなることと、増えることとは比例している。
背鰭と舵鰭の棘条用の担鰭骨は、前後になって二本ある。
一本は、ギザギザのある太い棘条用に、
もう一本は、それを支える数本の棘条用に、なっている。
胸鰭と腹鰭には、背鰭を支えるような棘条も担鰭骨もない。
柔軟性を必要としている鰭には、強く支えることが邪魔になる。
なら、背鰭と舵鰭の太くて固い棘条なら、わざわざ隣から支えなくてもよさそうなものと思える。
動かないのなら、根元の担鰭骨でガッチリ支えればいいと思えるのだが、以外と背鰭と舵鰭は動いている。
 
2013.08.25(Sun)  土佐錦魚TOP
 8月24日   
  
選別思考 1175   
 
親骨の長い一本目の棘条は、やはり根元から先まで一本通っている。
重なる数本の棘条も、根元からハッキリと確認できる。
節を介して内部側になる親骨の一番長く先まである棘条の棘状は、やはり一本通っている。
あとに続く重なりの数本の棘状は、尾骨の根元から一本通っているようには見えない。
だが、その棘状の根元はやけに太く、その一本一本を追うと、重なる棘条の棘状が一本の棘状から順次枝分かれして生えていることが判る。
それにも節は、一本一本についている。
親骨の方は、尾芯と違って捻れてはいない。
何か逆の作用ではないかと感じてしまった。
少なからず自分がネジレている親骨の基が捻れていなくて、真っ直ぐでありたい尾芯の基がネジレているとは皮肉な作用だ。
どっちにしても、その根元は一本に纏まっているように見える。
捻れても捻れていなくても順次枝分かれしているように見える。
  
2013.08.24(Sat)  土佐錦魚TOP
 8月23日   
  
選別思考 1174   
 
外部側の親骨と尾芯ともに、一番長く先まである棘条には、根元から尾先までハッキリと、一本の棘条が見える。
あとに続く重なりの数本も、一本ずつに見える。
節を介して内部側になる尾芯の一番長く先まである棘条の棘状は、やはり一本通っている。
あとに続く重なりの数本の棘状は、尾骨の根元から一本通っているようには見えない。
尾芯の棘状らしく太いが、数本の長めの棘(とげ)状が捻れながら進んでいる。
この捻れ(ねじ)が曲者と感じている。
尾芯の両側を指示するにしても、尾芯を横に二本並べることは神経棘の性質上出来ない。
そこで一本を捻っておけば左右へ指示することが出来る。
その捻れが尾芯まで捻らすことがある。
ただ尾芯が軽くネジレているだけならまだいいが、捻れがきついと、片方の側条を下に巻き込み、片方の側条を上に巻き込む、捻れシワを造ってしまう。
これはツマミ系のシワとは、成り立ちが異なっている。
 
2013.08.23(Fri)  土佐錦魚TOP
 8月22日   
  
選別思考 1173   
 
尾芯の場合は、親骨と同様に側条の棘条側には条間膜がなく、並条側には条間膜がある条件を、両側に備えていることになる。
たまには片方の側条が半細条で片方が並細条のことはあるが。
一本の棘条が両側の軟条への作用を、別々に振り分けている。
その指示は、棘条から尾先に伝わり、先域へ行き渡る経路と、
根元の担鰭節が受けとって各条を通して、元域へ行き渡る経路となっている。
側条は纏まった担鰭節の一部になっている。
重なりになっている棘条でも、一本一本の棘状と一本一本の棘条の間には節があり、直接的な繋がりとなっている。
棘条ならば、間に節を介して直接的な繋がりとなっている。
軟条ならば、間に担鰭節を介して関節的な繋がりとなっている。
親骨では前方に迫り出しとしての重なりをつくり、尾芯では上方に標準六本程の棘条の重なりを確認できる。
 
2013.08.22(Thu)  土佐錦魚TOP
 8月21日   
  
選別思考 1172   
 
並条と側条の違いの一つは、条間膜で隔てられているところにある。
尾先付近で棘条と並条が接合する時に、一時的に幅が見えたり、シワになったりしたときは、この条間膜が作用していたと思える。
並条どうしは条間膜で隔てているが、血管や神経は通ることが出来る。
再生してきた親骨の軟棘条と、尾先として一体となって繋がったとき、
最終的に直反りの様相となった。
接合した尾先には、条間膜の隔てが生じていなかった。
並条が棘条と接した時、理由の如何を問わず、条間膜を失うことになる。
そうでないと棘条の作用が直接的に隣の軟条へ、また軟条の尾先全体へ、
伝わらなくなってしまう。
条間膜が間にある同士、つまり、両側に条間膜がある条なら、その一条を抜いた場合、比較的接合し易いことになる。
或いは、軟条の奇形や変化が起こり易いことになる。
それは、互いの主張するところの葛藤が少ないからと思える。
 
2013.08.21(Wed)  土佐錦魚TOP
 8月20日   
  
選別思考 1171   
 
どうしてこんなことが、起こったのだろうか。
親骨(棘条)より先(尾先)は、軟条と繋がっている。
親骨は棘条と軟棘条で形成されている。
棘条の先にある軟棘条は、軟条として側条と繋がっている。
金魚であれば、尾先は軟条になっている。
尾鰭の軟条は、板骨上の変形した担鰭骨の担当になっている。
親骨際の側条は、本来棘条と一体化されている。
その変形した担鰭骨の隣の棘条が、一体的要素を備えている。
また、変形した担鰭骨から始まる軟条の途中までは、元域として、
棘条との関連を強く持っていることになる。
また、変形した担鰭骨から始まる軟条の途中からは、先域として、
棘条との関連が弱くなっていることになる。
その側条の神経が抜かれてしまった時、周囲からは棘条からと、
変形した担鰭骨からと、隣の軟条から来ていることになる。
側条でない隣の軟条の並条は、側条が抜かれたとき初めて、
並条として台頭することができたことになる。
 
2013.08.20(Tue)  土佐錦魚TOP
 8月19日   
  
選別思考 11670   
 
並条間のシワを抜いた時に上手く行くと、尾先が先に着いて、尾先からと根元からの両方から再生膜が始まって、短期間で繋がってしまうことがある。
この時でも、元域には細条が見られるが、先域には細条が見られずに間膜のみの再生が起こっている。
その交差が軟域線と言うことになり、先域の作用が強い時には、元域の細条の模様が薄らいでしまうこともあり、更に進むと全域が間膜の接着になってしまうこともある。
尾先は、とうとう直反りの様相になってしまった。
一幅だけ残った元域は、もう一つの役目となっている親骨の迫り出しを、手伝うことをしていた。
土佐錦魚は、変わるから面白い。変わるから難しい。
幅尾から長尾に、桜から小桜へ、桁反りから直反りへ、手入れをすると不思議なことが巻き起こる。
 
2013.08.19(Mon)  土佐錦魚TOP
 8月18日   
  
選別思考 1169   
 
当初、尾先近くは狭いながらも、いたって平な桁になっていた。
その尾先へと取り掛かり出すと、シワになるように縮み出して、一筋的になり、とうとう隣の並み条へ、軟棘条先を引き渡してしまった。軟域線の辺りから細条は見られなくなっていた。
軟域線から先は、細条再生の記憶が届かなかったと見られる。
軟域線から根元への元域には、届いていたことになる。
元域には掌状の担鰭節からの指示が届くが、先域には届き難い。
すると先域には、どこから届いているのだろうか。
棘条からとなる。棘状先から尾先へと届いている。
その指示は尾先の形を決めてはいるが、側条の再生には携わっていない。
尾先を纏める作用が強く働いたのか、側条の記憶がないために、膜の接着だけの作用になったのかも知れない。
 
2013.08.18(Sun)  土佐錦魚TOP
 8月17日   
  
選別思考 1168   
 
このとき桁返りであって桁が健全であったら、棘条は一体化されていた側条に誘導されて、もとの様に再生されることもある。
その作業の本来は、軟条膜のみで繋げるだけとなる。
裂けたところを再び繋げるだけとなる。
桁返りが抜かれてしまったことは、桁返りの記憶が軟条から無くなることは考えられるが、一体化されていた棘条からの記憶は無くなることがない。
その記憶が元になって再生されて行く。
途中まで少し狭くなっていたが、桁反り的な膜になっていた。
その膜の中には、細条になるような模様が微かに感じとれた。
記憶にないはずの細条が、何で再生されるのだろうか。
軟条の記憶は無くなっていても、掌状(てのひらじょう)の担鰭節には残っているのかも知れない。
その記憶と棘状の記憶によって、細条の再生が始まっていたと推測できる。
それが、尾先に到る途中で変化し始めた。
 
2013.08.17(Sat)  土佐錦魚TOP
 8月16日   
  
選別思考 1167   
 
側条が抜かれた棘条は、軟条の再生を行うことは出来ない。
再生の作業は残った軟条の担当になっている。
かといって、棘状が全く再生されない訳ではない。
棘条が軟条と裂かれて単独で傷ついて再生して行くと、今度は軟条の再生力に
圧倒されて、影響を多く受けてしまう。
尾芯では左右何方かに曲がったり、軟条の再生力に圧倒されてフクロになったりすることが見られる。
親骨のように激しく動くところでは、動きに負けて曲がるとか、元からあった
下への作用が働くとか、軟条に引かれたりして曲がることが多く見られる。
その変化は尾先付近に限られている。
根元付近には、曲がるとかの変化を見ることがない。
根元付近になればなるほど密度が濃く、棘状的で、担鰭節からの信号が強くなっている。
 
2013.08.16(Fri)  土佐錦魚TOP
 8月15日   
  
選別思考 1166   
 
胸鰭の棘条と側条の間を裂いてしまうと、棘条は自分だけピクピク動いているだけでぎこちない。
軟条は、動きの先導をなくしてしまったが、まだ側条が付いているので、漂うだけとはなっていない。
今度は棘状と側条は付けておいて、側条と並条の間を裂いてしまうと、棘条と側条はぎこちなくてもその気で動いている。
軟条の方は幾どゆらゆらしているだけで動けなくなる。
側条は、棘条の指示を並条へ滞りなく伝える役目をしている。
側条は、軟条として生えていながら棘条と一体的に繋がっているから、棘条と軟条から信号を受けている。側条の隣の並条は側条を介することで、棘条からの余分な影響を受けないで済んでいる。その分、軟条の自由度が増している。
そんな並側条の鰭は、土佐錦魚と琉金の尾鰭だけになっている。
 
2013.08.15(Thu)  土佐錦魚TOP
 8月14日   
  
選別思考 1165   
 
この事態は、側条の根元の二本の尖りの神経の元が抜かれたために、神経が指令を出しても再生できなくなってしまっている。
普通なら間の存在が無くなったのだから、軟条どうしならピタッと付いてしまう。
それなのにピタッと付かずに、途中まで桁が出来たのは、相手が棘条だったからとなる。
親骨の作用が、隣で途方にくれていた神経を促して、当初の半側条を生やしたものと踏んでいる。
もともと、親骨と際の一条は棘条と連動していると考えられる。
それは、条間膜を間にしないで直接繋がっていることを、根拠としている。
根元からほぼ一体で存在している。
その一体度が躊躇なく、途中までの半側条を生やしていた。
だが、その側条も、その側条の元の神経ももうなかった。
側条なしの棘条からの指示、と言うことになる。
 
2013.08.14(Wed)  土佐錦魚TOP
 8月13日   
   
選別思考 1164   
 
この場合、棘条の葛藤が広葉部の隣の軟条へ、一度は及ぼうとしていたことになる。
ところが、その軟条は側条ではなくなっていた。
そこには、棘条からの指示がなくなっていた。
棘条からの指示がないところへ、軟条が自らを再生した。
だがそれは、親骨先辺りだった。
それは、棘条の指示が届いていなかったことになる。
だがそれは、途中までだった。
元域までは、棘条の影響が強く及んでいたと思われる。
先域になると、軟条の影響が強くなっていたと思われる。
その葛藤が、軟条と軟棘条の間で行われていたと思われる。
軟棘条は、並条を側条へと変えるには力不足だったと推察する。
 
2013.08.13(Tue)  土佐錦魚TOP
 8月12日   
  
選別思考 1163   
 
この現象を、どのように捉えることができるだろうか。
接合当初は、軟条膜の再生だけで接合していたと考えられる。
接合に伴う機能の再生が、未熟なために流動的と考えられる。
接合に掛かっていた時間が、意外と長かったことがそこにある。
半ばまでは桁が生える感じだったが、先になると着いては離れを繰り返して、
出血が見える程に遅くなっていた。
そこからは、並細条と棘条が直に接合していたと思われる。
機能のせめぎ合いが行われていたと、考えられる。
親骨の先の方の生長が、長尾へ変わっていたのかも知れない。
伴う軟棘条の生長にも、葛藤があったと感じられる。
棘条自体に、再生の葛藤があったことになる。
棘条の迷いが並細条と絡み合っていたことになる。
  
2013.08.12(Mon)  土佐錦魚TOP
 8月11日   
  
選別思考 1162   
 
これが桁抜きにも当てはまるのだろうか。
この魚の片方の桁は、長尾だった頃の名残だろう。
片方の直返りの方は、幅尾だった頃の名残だろう。
抜かれた桁返りの再生過程の中程までは、棘条の桁返りの名残を再生していたと思われる。
先の方が着いてから、直返りに納まって行った。それは何故だろうか。
接合した隣の条が並条だったことが、可能性の一つになる。
隣の並条には、桁返りの要素がない。
直返りの要素しかない。棘条との一体化がない。
この場合、尾先の方では、軟条が勝ったことになる。
そこには棘条と軟条との葛藤が、段階的に見て取れた。
着いた当初は、そのままで何事もないようだった。
じきに、シワがより出した。
シワかと案じていたら不思議にも、シワも桁もなくなった。
 
2013.08.11(Sun)  土佐錦魚TOP
 8月10日   
  
選別思考 1161   
 
この魚は、当歳の時には幅尾型だった。
当歳の秋頃から徐々に変化が現れ、二歳で、長尾型に変わった。
棘条が伸びて、尾幅はことさら、目立たなくなっていた。
だが元々尾幅があったので、一段と大きな尾を備えたと言える。
パンと張っていた尾が、柔らかくなって弛みを見せていた。
幅尾の時には桜だったが、手術をしてから小桜になったのは、幅尾から長尾への変換期だったことが、功を奏したのだろう。
もし桜を手術していなかったら、長尾型へ変わった時には、尾芯先が急激に伸びて、より深い桜になっていただろう。
手入れの時期を当歳とするか、二歳にするかは、その魚の生長段階によることになる。
この魚では、その時期がたまたま二歳の夏にやって来た。
この魚ではそれを、生長が早めだったからとも考えられる。
もし生長が遅めだったら、少し後でも間に合ったかも知れない。
もし当歳の秋に早めに来ていたら、間に合わなかっただろう。
  
2013.08.10(Sat)  土佐錦魚TOP
 8月09日  
  
選別思考 1160   
 
抜かれた方の桁反りは、親骨の側条として半細条の四本だった。
二段桁反りがある魚は、二桁目も半細条になっている。
そこまでも親骨との一体化が及んでいることになる。
桁抜きをしない方の直反りは、並細条と同じ八本になっていた。
直反りで半細条の魚はいるのだろうか。
元々は隣と同じように、八本あったとすれば、あるはずの四本は、
棘条化が進んだ時に、一体化へ向けられたと踏んでいる。
棘条へ向けられた四本と、半側条の四本は一体のものとなる。
本来の倍細条八本を、半分ずつ分け合っていると考えている。
それで、棘条と軟条の繋がりに不自然さがなくなっている。
この場合は、半分取った棘条側に主導があると見ている。
そのために、後からわざわざ棘条系を備えたのだから、そうでないと、
直接的に繋がっている意味がない。
 
2013.08.09(Fri)  土佐錦魚TOP
 8月08日  
  
選別思考 1159   
 
さて、鰭棘は鰭条の一部として、軟条と一体化している。
その一体化の変化が、尾芯と尾芯脇の形と細条数に現れている。
以前に、二歳魚の返り方の違いの手術を書いた事がある。
片方が直反りで、もう片方が桁反りだった。
そこで片方の桁反りの桁を抜いて、両方直反りにしてしまおうと、目論んだ試行だった。
抜いて付いた当初は、桁が取れて成功かと見せていた。
しばらくすると、少し幅が出て桁ができそうな兆しになった。
またしばらくすると、桁風になった親骨先がシワぎみになって、桁が狭くなりだした。
どうやら落ち着いてくると、途中まで狭い桁が残り、先は直のようにくっ付いた。先の方は直の様相なので、反転の大きさは左右変わらないかに見えていた。
実際は途中半分が桁に取られていた分、気にならない程度に反転が小さくなっていた。
反転は少し違っても先が同じになっているので、そのことを知らなければ、
あるいは経験していなければ、一目のもとでは見抜けない程になっていた。
 
2013.08.08(Thu)  土佐錦魚TOP
 8月07日   
  
選別思考 1158   
 
さまざまな椎弓の先には、様々な担鰭骨があると見えてくる。
担鰭骨の担い支える役目が板骨に移っているなら、板骨に乗っている棘状が、
担鰭骨の神経的役目を担っていることになる。
尾鰭の前葉の大きな鰭中にも、塊的な担鰭骨が見えてくる。
尾鰭の後葉の鰭中は、塊的な担鰭骨だが少し枝分かれが見える。
この辺りは、板骨が細いから、複雑になっている。
尾鰭の後葉でかろうじて枝分かれが見えているのは、板骨が細くて神経棘からの影響が抜け切れていないからとも感じられる。
この辺りが、ツマミやシワ等にも影響していると感じられる。
尾鰭の前葉の塊的な担鰭骨は、胸鰭と腹鰭のように血管棘からの影響が濃いと
感じられる。
シワのある胸鰭を見たことがない。
胸鰭の一本目は、棘条化がハッキリと進んでいない。
それは、背骨から直接棘条用の担鰭骨を受けていないからと考えている。
それは、軟条自体の変化になっていると感じられる。
それは、棘条のハッキリしないウナギの胸鰭と似ている。
 
2013.08.07(Wed)  土佐錦魚TOP
 8月06日  
  
選別思考 1157   
 
椎弓になっている血管棘は、短いながらも椎体に付いている。
と言うことは、鰭に付いている棘状や扁平の色々な形の骨は、全部機能的には担鰭骨、あるいはその変形と言うことになる。
ならば、その先にある鰭(棘条と軟条)と担鰭骨との間にある骨は、全て節の類と言うことになる。
ここでは節としておく。
いまさらながら、何かストンと落ち着いた気がする。
今まで何をぐずぐず、思い巡らしていたのだろうか。
肋骨は、血管棘だろうか。椎弓だろうか。
椎弓としての役目として先に鰭を造っていない。
腹鰭の側まで行っているのにどうやら関節的で、直接の作用はないように見られる。
神経は肋骨に沿わずに、斜め交差的になっている。
肋骨は構造的な支えに、特化しているようにも思える。
 
2013.08.06(Tue)  土佐錦魚TOP
 8月05日   
  
選別思考 1156   
 
椎体と椎弓が尾骨として一体化しているとした時、そこから直接棘状が出てきても、直接のように担鰭骨が出てきても、数が多く出てきても、説明できることになる。
柔軟な胸鰭の鰭中の担鰭骨は、小さくて有無が判らない。
担鰭骨なのか、集約された骨なのかもハッキリしていない。
それは板骨が、隠れるように補助をしているからだろう。
担い支えることは、担鰭骨から板骨にもはや移されている。
それは、椎弓代わりの鰓の付け根の弓なりの骨が、胸鰭に近いからと考えられる。近いと担鰭骨は小さくて済む。
それに比べて腹鰭の鰭中の担鰭骨は、棘条用に次いで大きい。
ここに迷いや大きな勘違いがあることに、やっと気が付いた。
腹鰭の根元の骨は、椎弓代わりの鰓の骨へ伸びる担鰭骨ということに。
板骨がまだない舵鰭と、板骨が小さいながらもある胸鰭の中間で、おそらく
それらしきものが出来つつあるのだろう。
2013.08.05(Mon)  土佐錦魚TOP
 8月04日   
  
選別思考 1155   
 
尾鰭のどこにも、担鰭骨らしきものを見つけることができない。
尾鰭の棘らしき先には、担鰭骨がないものと言い切れるのか。
尾鰭は、尾骨と言う背骨の続きであっても、背骨ではないような独自な構造にある。尾鰭も独特の構造をもっている。
標本にしたカレイの背骨には、左右一対の椎弓がでている。
カレイの尾骨には、多数の椎弓と思えない棘が出ている。
多数となった時点で、椎弓ではなくなっていると思える。
すると多数の椎弓と思えない棘は、担鰭骨なのだろうか。
尾骨には、椎弓が生え出さずに埋まっているのだろうか。
椎弓の役目は構造的な支えにある。
もう一つは、神経や血管を沿わせている。
もう一つは、椎体と離れたところに鰭を造る。
椎体と鰭が近ければ、鰭のために椎弓を発する必要がなくなる。
 
2013.08.04(Sun)  土佐錦魚TOP
 8月03日 
  
選別思考 1154   
 
椎体と繋がっている尾骨の真ん中は、椎体の最終になっている。
それは上からと下からの鰭の締め括りであり、接合部でもある。
尾鰭の真ん中は、上葉と下葉の鰭終いの接合部になっている。
その真ん中が、開き尾になった時に左右へ移動してしまった。
神経棘系の尾筒と尾骨からの棘条だけが真ん中に残って、両脇には、左右に別れた上葉の軟棘条が残った。
そして、棘条と一体となった。
尾鰭の棘条(鰭棘)は、直接的に尾骨と尾筒の棘状と繋がっていて、尾骨と尾筒の棘状と棘条の間に節はあっても、担鰭骨らしきものを見ることができない。
その棘状は椎弓とも異なっていて、椎弓の棘のように先が尖っていないような、椎弓より多少柔らかいような、椎弓の延長のような、それはまるで神経の延長のような、神経の束のような、神経の色を帯びているような感じさえ受けてしまう。
その繋がりの何処にも、担鰭骨の存在が感じられない。
 
2013.08.03(Sat)  土佐錦魚TOP
 8月02日  
  
選別思考 1153   
 
担鰭骨は、棘と鰭との連絡係、或いは連結係ぐらいとしたなら。
機能的な見方をしたときに舵鰭の並び方は、背鰭型から腹鰭型への経過的な型と言えてくる。
担鰭骨から板骨へと言えてくる。
これは、神経棘から血管棘への流れと言える。
だが尾鰭の造りは、この基本的とも言える流れに沿っていない。
もうとっくに尾鰭は、胸鰭型の構造を取り入れている。
それは、鮒尾の尾鰭の真ん中(クビレ部)には棘条がない。
上下の鰭棘は、軟条が棘条化したものになっている。
それは本来軟条として、血管棘系になっている。
軟棘条の走りと言えるかも知れない。
そこに、尾骨からと尾筒からの上下の椎弓からの新しい機能が、くっ付いてしまった。
そして鰭棘となった。
 
2013.08.02(Fri)  土佐錦魚TOP

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