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 4月30日   
  
選別思考 1059   
 
鰭の棘条化、膜条化、多細条化の様々な変化は、軟条の自由度がもたらしたとしている。
棘条化、膜条化、多細条化による変化の構成を、軟条の組織化がもたらしたとしている。
この自由度の高さと、多様な組織化が、外界(環境)に向けて、最も積極的な変化をもたらしたところとなっている。
金魚では、三通りの自由度が成されている。
一列型の背鰭。一列扇型の舵鰭。扇型の胸鰭と腹鰭と尾鰭。
金魚では、三通りの組織化が成されている。
鰭始め(ひれはじめ)。鰭中(ひれなか)。鰭終い(ひれじまい)。
鰭始めの棘条と、鰭終いの峡条が、仕切りであり、区切りであり、範囲を定めている。
鮒尾の上葉と下葉を二つに区切り、尾全体が一つの範囲となる。
  
2013.04.30(Tue)  土佐錦魚TOP
 4月29日   
  
選別思考 1058   
 
この成り立ちが、背鰭の太い一本目の棘条が欠損した時に、軟条そのものの存在を危うくしてしまった。
棘条は背鰭の作用を、繋がっていた尾鰭へ届かないようにしたり、その間を仕切る峡条を確かにしたりと、役目分けをしている。
舵鰭も木の葉の葉脈のように、背鰭に準じた造りになっている。
成り立ちは同様となっても、上下差によるその後の変化が、大きな相違をもたらしている。
尾鰭は、ヒラメのようにクビレとは逆で、中葉が長く伸びて主役になっている
ウチワ型では、棘条らしい発達がみられない。
全部が棘条的なのか、全部が軟条的なのか区別がつかない。
鮒尾のように中葉が短く括れて、上下二俣に鰭棘のある尾鰭は、
棘条の変化によって、様々な軟条の変化をも可能にしている。
 
2013.04.29(Mon)  土佐錦魚TOP
 4月28日   
  
選別思考 1057   
 
胸鰭には、直接的に誘導している棘が見当たらない。
鰓の骨が、その代わりとなっている。
腹鰭は、肋骨の二本を利用しているかも知れないが、その二本は、
新たに脳系として造り直されていると感じられる。
胸鰭も同様に、新たな脳系として造り直されていると感じる。
この系は、脊髄系からの棘条化を求められていないことになる。
この成り立ちは、背鰭の棘条の二本と同様になっている。
背鰭の棘条の二本も、新たに脳系として造り直されている。
その時同時に、背鰭の軟条は、脳系に統一されなかった。
そのために、一列に並んだ担鰭骨がそのまま残された。
残されたこの形を、基本的な形と捉えている。
残された軟条の統制は、棘条に左右されることになった。
 
2013.04.28(Sun)  土佐錦魚TOP
 4月27日   
  
選別思考 1056   
 
胸鰭の棘条化は、早くに脳系の鰭のところへ、更に脳系の棘条を持ってきたことになる。
すると、どの変化でも軟条自体が、更なる棘条化、膜条化、多細条化をしていることになる。
それは、脊髄系の規制が少ないことが、軟条の自由度を増していることになる。
だが尾鰭は、直結した脊髄系と言えるだろう。
自然界の魚の尾鰭の変化は、保守的と言える。
それなのに、金魚の尾鰭の変化を保守的とは言えない。
金魚では、多細条化が幅尾となり、半細条化、棘条化傾向が長尾となり、膜条化傾向がクビレ部と言えてくる。
それは、担鰭骨が軟条をそうしていることになる。
その担鰭骨を脊髄系として、また脳系として棘が誘導している。
棘を誘導しているのは、飼育界と言う環境になる。
 
2013.04.27(Sat)  土佐錦魚TOP
 4月26日   
  
選別思考 1055   
 
背鰭と舵鰭は、元の神経系や成り立ちが近いと考えられる。
胸鰭と腹鰭は、元の神経系や成り立ちが近いと考えられる。
胸鰭と腹鰭は、軟条が少し棘条化することによって、鰭条化し、
尾鰭と背鰭と舵鰭は、昔は繋がっていたものが、棘条が仕切りとして分かれることによって、鰭条化している。
胸鰭を言ってしまえば、軟条だけで構成している棘条らしい棘条になっていない。尾鰭の棘条は、棘から直接的に生えている。
尾鰭には、担鰭骨がないと言えるかも知れない。
胸鰭には、この上なく小さくても担鰭骨がある。
金魚では、胸鰭自体の変化を大して見られないが、海水魚では棘条化が著しかったり,膜化が進んでいたりと様々な変化を見ることができる。変化し易い鰭となっている。
それは、背骨の棘からきている脊髄系ではないからと思われる。
 
2013.04.26(Fri)  土佐錦魚TOP
 4月25日   
  
選別思考 1054   
 
腹鰭は、左右に分かれている肋骨から出ているようにも見える。
肋骨の一番目の血管棘がやや太く、二番目がもっと太いので、腹鰭はそこと
繋がっているようにも思える。
だが、直接繋がっていないので、確実な繋がりは掴めない。
見ようによっては、胸鰭の方を向いているようにも見える。
他の魚種では、腹鰭からの骨が、胸鰭近くの鰓の下の方まで達している。
胸鰭と腹鰭には共通性が多く、同系列と考えられる。
肋骨の血管棘からきているにしても、背鰭のように、一つの棘から担鰭骨が
一つ、或は二つ出ているとは見えない。
鰓元の骨から受けているなら、胸鰭同様に棘数を気にする必要がなくなる。
胸鰭と腹鰭は共に、目立つ棘条を持っていない。
  
2013.04.25(Thu)  土佐錦魚TOP
 4月24日   
  
選別思考 1053   
 
閉じるはずの腹終いの血管棘が開いて肋骨側となった時、トンネルが開いてしまい、中に通っていた神経や血管は、他の臓物と一緒の空間で、腹上部の椎体沿いを通っていると想像できる。
そこで、活きのいい秋刀(さんま)の腹の中をそーっと探ってみたら、
とりわけ太い茶色いのが背骨にへばり付くように通っていた。
血管棘が肋骨として別れても、作用はシッカリしているのだろう。
トンネル状に閉じているときよりむしろ、左右が独立的になって、
作用が強くなっているのかも知れない。
血管は解放された形になるが、椎体の上部から来ている神経は、再び一つへ
纏まらずに、左右に大きく分かれたことになる。
 
2013.04.24(Wed)  土佐錦魚TOP
 4月23日   
  
選別思考 1052   
 
例えば背鰭の後ろの方は、一神経棘二担鰭骨となる例がある。
だがこれは縦列的で、横列的でも分離的でもない。
鰭終いは縦列的で、接合的なのだろうか。
鰭始めは横列的で、分離的になっている。
例えば肋骨の閉じ方が、一段圧されて後ろへ移ってしまったら、
腹終いの閉じきれない血管棘の肋骨化が、案外簡単に舵鰭二枚化を実現してしまうことも、横列的作用と感じている。
尾芯を中心にした左右の上葉も、横列的な一つと見ている。
尾芯が左右に離れた四つ尾も、更なる横列的な作用と見ている。
中葉としての鰭終いどうしの接合は、縦列的と思っている。
 
2013.04.23(Tue)  土佐錦魚TOP
 4月22日   
  
選別思考 1051   
 
歯ブラシでそーっと洗ってみると、神経棘のトンネルに白っぽい筋が現れた。
上部はやはり神経で、下部の茶色いのは血管と解り易い。これが名称の由来と
つぶさに感じられる。
血管棘の方は、開いている肋骨の終わりから閉じ始まっている。
血管棘が、閉じるか閉じないかの、閉じた辺りから舵鰭へ、担鰭骨が大きく変形したと思える特別誂えの骨が始まっている。
一枚の舵鰭は、閉じている血管棘からと理解できるが、
二枚の舵鰭は、閉じている血管棘からとは、解せない。
椎体で繋がっている棘同士の間には、ポチッと尖りが出ている。
これも何かの神経作用を司っていると思える。
舵鰭が、二枚になるか、ならないかの要素は、この微妙な位置が関係しているのだろうと感じられる。
腹に圧されて際が二枚になるという単純さも、可能性が高く感じられてくる。
 
2013.04.22(Mon)  土佐錦魚TOP
 4月21日   
  
選別思考 1050   
 
さて、ある日食べた弁当に、魚の切り身が入っていた。
食べ終わって、なに気なく片隅に寄せていた骨を見ると、これはもしかしたらと、また変な気が湧いてきた。
つまみ上げてかざすと、土佐錦魚の背骨をそっくり大型にした感じ。
大きいのでハッキリ見える。
椎弓の神経棘と血管棘が脊椎の両側で繋がっている。
と言うより、繋がりの間を椎体が通っているようにも見える。
椎体の中央の両側から上へ神経棘として伸びて、直ぐ一本へ接合するときに、
空間を作っている。
覗くと、やはりトンネル状になっている。
横から見ると、途切れ途切れのトンネルになっている。
その空間に筋状のものが通っている。
土佐錦魚では細くて、ハッキリ見ることが出来ないでいた。
 
2013.04.21(Sun)  土佐錦魚TOP
 4月20日   
  
選別思考 1049   
 
この担鰭骨や神経棘の差は、役目の差なのか。
役目が高度になった脳と、脊髄との差なのか。意思の差なのか。
以前からの脊椎系は、本能的方向と言えるだろう。
後からの脳系は、比較して意識的と言えるだろう。
背鰭の一本目は、背鰭の前に偏っていても中心的になっている。
前方の棘条と、後方の軟条の連なりの仕切りとなっている。
これは、鮒尾和金の中心的位置と大して変わっていない。
当然、何か関係があると感じている。
鮒尾和金の四分割と、何か関係あると感じている。
中心程に舵取り作用が在れば、軸的で効率が良くなる。
それが、背鰭と腹鰭として上下に在れば、更に申し分がない。
これが中央より前方では、軸的舵取りの役に立たないだろう。
 
2013.04.20(Sat)  土佐錦魚TOP
 4月19日   
  
選別思考 1048   
 
背鰭の担鰭骨と間接的に繋がっている神経棘を見てみよう。
棘条の担鰭骨が普行している一本目とその前の二本目の神経棘は、その後ろよりいくらか短くて、いくらか細めにも見える。
その分幾らか広い隙間に、特別誂えの担鰭骨が入り込んでいる。
軟条の担鰭骨は、先端同士が同じぐらいのズレ方をしているが、少し挿し込んでいるぐらいで接続的になっていない。
普行する程までにもなっていない。
棘条程に強い結びつきを感じられない。
棘条は、担鰭骨が入り込んでいることで、入り込んでいない軟条とは異なる神経棘との、強い結びつきがあると感じられる。
太い棘条の前にあたる三本目からの神経棘は前背になっていて、背鰭との関わり合いがなくなると、急に短くなっている。
 
2013.04.19(Fri)  土佐錦魚TOP
 4月18日  
  
選別思考 1047   
 
それでも棘条は、鰭の補強が必要理由の可成りを占めている。
棘条化の順序は、胸鰭、腹鰭、尾鰭、舵鰭、背鰭と、棘条の柔軟性から硬直性への順序になっている。
背鰭と舵鰭の棘条は、柔軟な動きにはかえって邪魔になる。
だが、仲介の骨は間接にもなってもいる。
神経棘と鰭との間にある担鰭骨は、筋肉によって定位されていて、関節の役目は果たせない。あくまでも支えている。
その担鰭骨を支えている起立筋は、担鰭骨を支えるばかりでなく、鰭を寝かせたり、立たせたり、振ったり、曲がったりをしている。
この可動を可能にするには、支える骨ばかりでなく、動かす筋肉ばかりでなく、可動域を持つ関節が必要となる。
担鰭骨は、支えることはしても、関節の役目はしていない。
するとやはり関節は、担鰭骨とは離して考えるべき部位になる。
ざっと調べただけでは、関節の認識や名称を掴めなかった。
 
2013.04.18(Thu)  土佐錦魚TOP
 4月17日   
  
選別思考 1046   
 
一本目の太い棘条を普段見ている分には、それほどの特徴があることに気がつかない。
それは軟条膜に覆われているから繋がり方も、棘条としての形も、滑らかに繋がって隔てが目立たない。
標本にして乾燥すると、棘条は一際太く白っぽくなり、ギザギザもハッキリ見えるようになり、穂先も無くなってしまう。
これは、穂先が膜の変形で造られていることを示している。
穂先が軟条の膜と同一なことを示している。
同質な膜の間を通じて、神経も血管も体液も、滑らかに繋がっている。
この軟条膜が棘条を覆うことによって、いろいろな一体化を図ることが成り立っている。
尾鰭では、側条の半分が棘条へ移譲していることで、穂先や軟棘条で更に一体化して、棘条先が軟条の尾先として滑らかに繋ぐことが出来ている。
 
2013.04.17(Wed)  土佐錦魚TOP
 4月16日   
  
選別思考 1045   
 
一本目の太い棘条を普段見ている分には、それほど特徴があると気がつかない。
それは軟条膜に覆われていることによって、繋がり方も、棘条としての形も、
隔てが滑らかになっている。
標本にして乾燥すると、棘条は白っぽくなり、ギザギザもハッキリ見えるようになり、穂先も無くなってしまう。
これは、穂先が膜で造られていることを示している。
穂先は軟条の先と同一なことを示している。
同質な膜の間を通じて、神経も血管も体液も、滑らかに繋がることが出来ている。
この軟条膜が棘条を覆うことによって、いろいろな一体化を図ることが成り立っている。
尾鰭では側条の半分が、棘条へ移譲していることで、棘条先に軟条の尾先を、
滑らかに繋ぐことが出来ている。
棘条は、鰭の補強が必要理由の可成りを占めている。
 
2013.04.16(Tue)  土佐錦魚TOP
 4月15日   
 
選別思考 1044   
 
今度は後ろ側の、軟条の一条目の担鰭骨を見てみよう。
一条目は軟条が長いので、担鰭骨もその分長めになっている。
二、三本目迄は同様になって、細条数も多い。
その後は、軟条の大きさに比例して、次第に小さくなって行く。
その分神経棘は、筒の方まで、通常的な長さを保っている。
背鰭の一列に並んだこの在り方が、担鰭骨と名付けられるに相応しい形となっている。
あえて太い棘状を一本目としたのは、棘条を前として軟条を後とした時の、前後対比の中心的別れ目としての象徴としている。
前背方向は、棘条の並びとして、徐々に消えて稜線化している。
後背方向は、軟条の並びとして、徐々に短くなっている。
 
2013.04.15(Mon)  土佐錦魚TOP
 4月14日   
  
選別思考 1043   
 
背鰭が比較的解り易いので、例にしよう。
一本目の太い棘条の担鰭骨は幅が広くて長く、他の棘条用と同様になっている。
それが神経棘(椎弓)の間に並び、左右へはみ出すことなく、正中線を乱さない造りになっている。
これは、ギザギザの付いている太い骨を、一本目の棘条とするために、神経棘が特別に誂(あつら)えた担鰭骨と言える。
そのためか、神経棘(椎弓)の方が幾らか短くなっている。
その前にある二本目も、同様に誂えた担鰭骨になっている。
その前にある三本目と四本目の担鰭骨は短く目立たないが、枝分かれになっている様子にも見えるが、ハッキリしない。
その先は、有るような無いような点々とした連なりが、稜線として頭部まで続くが、神経棘がまばらになるので、背骨の作用か頭部からの作用かが、紛らわしくなっている。
この紛らわしさは、前背にある一本の神経棘が、ひときわ長い三味線のバチのような形になって、稜線を繋いでいるところにあるのだろう。
 
2013.04.14(Sun)  土佐錦魚TOP
 4月13日   
  
選別思考 1042   
 
仲介の骨は、棘から先の条を鰭とするために、介在している。
形態は担鰭骨に来る迄の棘で、決められている。
それは、遺伝子的であり、脊椎や神経系からの指示によって決められている。
主要な棘条は、背骨の棘(椎弓)が特別に用意した担鰭骨、或いは、棘(椎弓)が伸びた(担鰭骨化した)棘状になって、節を介して直接的に棘条になることをしている。
補助的棘条は、一本の棘状が数本の棘状に枝分かれして、それぞれが節を介して直接的な棘条になることをしている。
峡条では一本の棘状が二本の条に分かれて、並行的となっている。
広条では一本の棘状が数本の条に分かれて、扇型となっている。
背鰭の広条では一本の神経棘(椎弓)が一本の担鰭骨と節を介して、一条ずつとなっている。
 
2013.04.13(Sat)  土佐錦魚TOP
 4月12日   
  
選別思考 1041   

大きな親の観察例を増やすと、鰭始めの一本目の条が軟条の棘条化と見られる
場合、そのきわの一条が十六本の半細条の事が多く、その隣の条からは三二本の並細条になっている。
棘条一本でも、半細条十六本でも、並細条三二本でも、根元の太さは大して変わらない。
これを逆から見ると、根元の一本からの発展した形態による、長さや、広がり方や、纏まり方の違いとすることができる。
だが、形態に差はあっても、一条としての密度を見ると、やはり大して変わらないと感じられる。
根元が同様なのに、どうして、何がそうさせているのだろうか。
仲介の骨(担鰭骨や節)がそうさせているのだろうか。
棘条と広条と峡条では、仲介の骨が異なっている。
 
2013.04.12(Fri)  土佐錦魚TOP
 4月11日   
  
選別思考 1040   
 
各鰭の棘条は、その成り立ちで影響力が違ってくる。
その一体度が異なっている。
その区間の変化の許容度も異なってくる。
背鰭は例え部分的にせよ、正中線上に存在するか、否かになる。
それは、正中線上に一枚か、否かにもなっている。
それはハッキリとした二者択一的になっている。
それは、背鰭か否か。有るか無いかとなって、太い一本目があれば、中途半端な変化や奇形は、受け入れ難いものとなる。
太い一本目の棘条がなければ、跡形を残すのみとなる。
舵鰭は背鰭に準じているが、背骨より下方にあるため、中央に一枚が基本であっても、二枚化を受け入れ易い。
よって片方が縮れもするが、それは欠損への段階的奇形となっている。
進むと両方共が、キレイに無くなることになる。
 
2013.04.11(Thu)  土佐錦魚TOP
 4月10日   
  
選別思考 1039   
 
その象徴的な例が、ナンキンやランチュウになるだろう。
土佐錦魚は挿していて、稜線がハッキリしているので、背鰭が欠損したきには
丸い背にはならず、抉れたようになっている。
抉れ(えぐれ)たようでも、見事に欠損することがある。
逆に元元から背鰭がないランチュウでは、軟条の一部がちょこんと出てきたり、尖りになったり、帆柱が出てきたりしている。
その帆柱は、ギザギザの一本目だけが立つことはない。
立つのは、軟条が太くなった感じの棘条になっている。
帆柱はギザギザのある棘条ではなく、他の条の時が多い。
その帆柱にノコ歯のようなギザギザがあったときには、その後ろに軟条が付いてきてしまう。
その帆柱のノコ歯のようなギザギザが完璧でない時には、背鰭の後ろ辺りに欠損がでることが多い。
 
2013.04.10(Wed)  土佐錦魚TOP
 4月 9日  
  
選別思考 1038   
 
背鰭と舵鰭の太い一本目は、他の鰭とは成り立ちが違っている。
仮に、太い一本目が欠損したら背鰭は一体どうなるのだろうか。
後ろ一連の軟条は、一体としてたちまち秩序を失ってしまう。
これは、背鰭の棘条の作用が強く、軟条への許容度が少なく、
軟条の変化の可能性や、自由度が少ないことを示している。
これは、背鰭の太い一本目が、後の軟条を従えているに等しい。
これは棘条が、軟条を変化させたがっていないことになる。
例えば、背鰭の奇形とは、どんなものだろうか。
曲がった背鰭は遺伝よりも、外傷的がほとんどになるだろう。
二枚平行な背鰭とかは、見たことも聞いたこともない。
奇形のほとんどは、帆柱とか欠損的なものと見受けている。
あるいは、旧態的な奇形になっている。
 
2013.04.09(Tue)  土佐錦魚TOP
 4月 8日   
  
選別思考 1037   
 
背鰭の太い一本目を支えている隣のもう一本は、舵鰭にもある。
舵鰭の方は、二本ともがちゃんと腹終いの血管棘へ伸びている。
つまり、舵鰭は二俣に別れている肋骨の血管棘の後ろ隣から始まっている。
この始まり方はちょっとした切掛けで、二枚になってしまう可能性を大きくしている。
背鰭の前部にある二本目を、一本目に混ぜて表現している故は、この骨が太い骨からの棘条が一本目を補助していることによる。
役目としては、尾芯や、親骨の迫り出しと同様になる。
土佐錦魚の尾芯や親骨は、これからも発達傾向にあるが、背鰭の前は後退傾向と見られる。
支えの役目が無くなった時には、稜線への役目が残ることを期待しているのだが、なにしろ土佐錦魚には背鰭のない種が掛けられているので、心もとない。
 
2013.04.08(Mon)  土佐錦魚TOP
 4月 7日   
  
選別思考 1036   
 
前方の短い三本目は、担鰭骨からも、神経棘からも出ているように見えず、少し離れた感じになっている。
その先には、少し離れて細い棘が一本と、三味線のバチのような長い棘が一本あるだけで、前背の稜線を造っている。
土佐錦魚には、背鰭の付け根の前に少し凹みをもった魚がいる。
これは担鰭骨らしきものが全く見えない、背鰭の短い三本目が稜線へ作用していないことと、細い棘が少し離れて一本あることによって、間が抜けているように凹みが生じたと見ている。
これは一カ所的な、軽い稜線の欠損と見られている。
背鰭先から頭まで稜線がそれほどハッキリしていないのは、少ない神経棘数の作用によるものと見られる。
前背に凹みのある魚は、品評会でも見掛ける。
欠点として順位を少し落とされているが、そこそこの位置に並んでいるので、
欠陥的な欠点とはされていないのだろう。
  
2013.04.07(Sun)  土佐錦魚TOP
 4月 6日   
  
選別思考 1035   
 
*舵鰭へ、背骨の血管棘から別に出ている骨からの一本目と、
背鰭へ、背骨の太くなった二本の神経棘の並びからの一本目は、
担鰭骨も太く長くなっている。
面白いことに、背鰭の一本目のその前方の二本目の骨は、
太い一本目をシッカリ支える細い棘条が、根元から短めの長さに生えている。
その展開は尾鰭の棘条と似ている。
その前の三本目には、もっと短く細い棘条が生えている。
詰まり、一本目としている前方に、二本を見て取れる。
三本目の先には、担鰭骨らしきものは全く見えないが、三本目の根元の先が稜線に向いている。
稜線へ向かってちょこっと骨が出ているだけになっている。
この三本目までを、見た目として一本目に混ぜてしまっている。
 
2013.04.06(Sat)  土佐錦魚TOP
 4月 5日   
  
選別思考 1034   
 
広葉には峡葉を用い、峡葉の条は峡条、広葉の条は広条
後葉(上葉)の広葉と、前葉(下葉)の広葉には、中葉(峡葉)
中葉(括れ部)は、一棘二条が二つ結合して並んだ四条
尾芯際の一桁は[側条(そくじょう)棘側条(きょくそくじょう)]
棘側条の隣から並んでいる広条を[並条、並細条]
棘側条の細条数が、並細条の半分の時は[半細条]
広葉の一条の細条数を[並細条(なみさいじょう)]
棘側条が並細条のときでも、半細条のときでも、広葉に含む。
これからも、話の内容に応じて呼び分けることになる。
  
2013.04.05(Fri)  土佐錦魚TOP
 4月 4日   
  
選別思考 1033   
 
広がり部が倍加していると、速い泳ぎができない。
逆に、速い泳ぎが必要ない環境だから、倍化できたと言える。
倍化が望まれた環境だから、クビレ部の数より倍化が起こった。
倍化が望まれた部位だから、クビレ部の数より倍化が起こった。
これまでに、土佐錦魚で言う袖元を括れ部と呼んだり、
尾芯際や親骨際の狭い条を、尾芯際の軟条と呼んだり、
尾芯際の一桁と読んだり、その他の軟条を他の軟条と呼ぶようになったが、
説明が大分定まってきたので纏めてみよう。
括れ部や狭い条を[峡葉(きょうよう)とか峡葉部]として、
軟条の広い部分を[広葉(こうよう)とか広葉部]としている。
  
2013.04.04(Thu)  土佐錦魚TOP
 4月 3日   
  
選別思考 1032   
 
そのヂキンの細条数は、クビレ部より広がり部が倍加している。
その広がり部は、棘条(軟棘条)と括れ部が確立することで、扇状に精一杯広がることが容易になっている。
その軟棘条(棘条)とクビレ部は、軟条が自ら造っていることになる。
もし、軟棘条ではなく尾芯型の棘条だったとしたら、ジキンとしてはハネになり、クジャク尾と言われるまで左右へ開くことも、華やかな広条になることも叶わなかっただろう。
すると棘条は、少なくとも胸鰭と腹鰭と尾鰭の棘条は、軟条の変化に合わせるように、棘条が出来ていることにもなる。
ところが、広条の調節役のクビレ部が発達することもある。
こんなところも、軟条が気まぐれとされる由縁だろうか。
それでも広葉より短いので、括れ感はそのままになっている。
その代わりに、条の広がり方が少なくなっている。
蝶尾と呼ばれている尾がそれに当たる。
  
2013.04.03(Wed)  土佐錦魚TOP
 4月 2日  
  
選別思考 1031   
 
すると、その尾芯から左右に別れて出ている上葉の鰭棘は、尾芯を引き継いでいる側条が棘条化した軟棘条が、格別に発達して更に棘条化した形、と言うことになる。
その棘条をあくまでも軟棘条とする故は、ヂキンの上葉が下葉より短くなっているところにある。
原形となる鮒尾は、上下均等になっている。
他の種でも、基準的には均等とされている。
ヂキンの軟棘条は最長でも、棘条は最短と言えるだろう。
棘条が最短では、上葉の長さが足りなくなる。
最長の軟棘条でも、その分を補いきれていない。
補っているのは、広葉の大きな弧になっている。
その上葉の短いことが、ヂキンの基準になっていると思える。
成り立ちからすると、四つ尾のヂキンということになる。
形からすると、クジャク尾のジキンと言える程に素晴らしい。
  
2013.04.02(Tue)  土佐錦魚TOP
 4月 1日   
  
選別思考 1030   
 
ジキンのクビレ部にも、締まりを見ることができる。
棘条脇とクビレ部は、自主的な変化がしづらくなっている。
それに挟まれている軟条は、自主的な変化がし易くなっている。
ジキンの尾は、尾骨そのものが鮒尾のように縦並びで、直角に真横かと思える程の左右に付いている。
土佐錦魚の前のように、尾鰭の発達が伴って形作ることなく、尾付きそのものの形となって、尾皿も隠れることなく縦長な存在感を現している。
それは、尾骨そのものの形となっている。
尾皿の上部は、尾芯の根元と思われるところで終わっている。
尾筒とは、繋がっていない。
それは、尾芯がそこにあること、そしてその尾芯が筒に挿していることを示している。
 
2013.04.01(Mon)  土佐錦魚TOP

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