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 12月15日
   
選別思考 3344
   
その少し下向き加減は[前金座]の付元のうねりを弱くして、その分、
親骨のねじれを強くしている。
付き元の捻れは弱いが、親骨に捻れがある。
付元(前元)から発達する反転と
袖先(前先)から発達する反転との、型の違いになる。
付元(前元)から発達する反転では、桁返り(けたがえり)が多い。
それは親骨が捻れていないから、起こる事態となる。
本来の反転は、直返りとなっていた。
本来の反転には桁返りの折り前はなかった。
だが折り前は、案外前先の抑えに貢献していることが解った。
桁返りは、迫り出しに貢献していることが解ってきた。
反転もゆっくりだが大きくなることも解っ行った。
そこでいつものように、桁返りを認めないといい魚がいなくなる、で、
受け入れることをしていた。

2019.12.15(Sun)  土佐錦魚TOP
 12月14日
   
選別思考 3343
   
リュウキン系の尾肩は、わりと金座に近い傾向を持っている。
金座が小さめの傾向が手伝い、金座に近い傾向に拍車をかける。
尾肩が体に近いということを逆に見れば、尾肩から先が長い。
尾肩先が長いと、袖先や裄先と呼び分けができるようにもなる。
袖や裄が長いということは、
尾肩先が長い親骨からの反転は、袋が大きくなる。
尾肩先が長い親骨からの反転は、親骨先から始まる反転の様相で、既に体から
一番離れたところから反転が発達する。
しかも戻り反転が発達しやすいので、反転が大きくても、反転先が鰓に入るようなことが起こらない。
袖元の折り畳みは、常に袂に隠されてしまう。
袖先返りや裄先返りにも尾肩はある。
その尾肩の迫り出しの前向き加減が弱くて、少し下向き加減になっているので、
目立たない。

2019.12.14(Sat)  土佐錦魚TOP
 12月13日
   
選別思考 3342
   
下がっていないから、厄介な存在になる。
では、そのハネの親骨には、狂いがあるのか。
狂っていないから、厄介な存在になる。
平付けだから金座がある。
金座があるから付きがある。
後の尾先には、尾幅がある。
前金座はないも同然。迫り出しは無い。前の縦付けが弱い。
このハネから学べることは、平付けから四十五度降りたところから、
親骨の棘状が金座から出ている。
親骨が下がっていなくて普通であっても、流れていれば後金座の下へ潜り込める
位置にあることを、見せてくれている。
尾肩の存在がないと平付けの後の下に、流れた親骨が見える。
尾肩が金座から離れていない、迫り出しにもなっていない。
これは筒支の有り様の異常の一つと考えられる。
リュウキン系のハネの有り様と考えられる。

2019.12.13(Fri)  土佐錦魚TOP
 12月12日
   
選別思考 3341
   
さて、後の袖元は、前からの歪みが後へ伝わらないように、
水平を保つ抑えになっている。
前が強くて後の抑えが弱いと、皿付けや挙げ前になってしまう。
上下の抑えは、前と後が連動していることになる。
実際の魚の後が山付きで、前が挙げ前の魚を見たことがない。
ところが、前後の抑えは、連動していない前と後を見ることができる。
流れている前の親骨と後の付きは平付けで水平がいる。
連動している山付きと深前は、ハネとして見つかる。
それに立ちがあったら、反転があるただの金魚になる。
後が平付けなら土佐錦魚の要素になる。
前が張り出せば土佐錦魚になる。
前が流れていて後ろが平付けのハネは、土佐錦魚独特と言える。
では、そのハネの親骨は下がっているのか。

2019.12.12(Thu)  土佐錦魚TOP
 12月11日
   
選別思考 3340
   
多分、他でも出ている可能性は多分にある。
ただ、野中さんはふにゃふにゃした尾だからと、ハネていた。
今も、ふにゃふにゃや前が弱いので、ハネている可能性がある。
野中さんが、晩年『だぼだぼした尾を残しとかんと、尾が小さなる』と言っていた。野中系を維持しながらも大きな尾をたまには掛けないと、野中系の血の濃さが尾の小ささとして現われてしまうことを、言っていると受けとめていた。
今期は偶然、野中系の典型を雄に使っていた。
近森系を秘めていた雌を掛け合わせていたと思われる。
そこに今期の異常気象の偶然が重なった。
一腹だけの野中系は、その典型をハッキリと現している。
理想の背形が一尾現れている。尾にも数尾現れている。
その数尾は、体にもその傾向を持っていて、種魚の用に足る。
近森系はまだ途上にあるが、楽しみで仕方がない。

2019.12.11(Wed)  土佐錦魚TOP
 12月10日
   
選別思考 3339
   
大阪ランチュウ系の名魚で、貫禄や、力強さや、極まりや、舞や、
土佐錦魚の基本的なそつのなさを楽しむ。
大阪ランチュウ系では、体も楽しむことができる。
リュウキン系の名魚で、尾の揺らめきや、尾の大きさや、尾の薄さや、
反転の優雅さや、舞の華麗さを楽しむ。
リュウキン系では、体にそつがなくても、体が多少甘くても、気にならない。
尾が圧倒的に目を奪ってしまう。
双方には、互いに持ち合わせていない特徴が備わっている。
半世紀以前の東京では、
大阪ランチュウ系を野中系と、系統の継承者の名で呼んでいた。
リュウキン系を近森系と、系統の継承者の名で呼んでいた。
現在、野中系は広く普及したが、近森系は陰を潜めてしまった。
もう二十年ほど以前に、近森系を見知っている人から、
『玉野さん、近森系を復活させてくださいよ、玉野さんしか持っていないでしょ』と言われたが、
「出て来ないんだよね」と、答えるしかなかった。

2019.12.10(Tue)  土佐錦魚TOP
 12月09日
   
選別思考 3338
   
リュウキン系の迫り出しの弱い尾肩の前方へ向かう意志は、
やがて覆い隠される。
迫り出しは、次第に目立たなくなって行く。
弱まった尾肩の前方へ向かう意志は、反転に受け継がれて行く。
やや後方へと向かっていた親骨の抑えも、反転に乗っ取られる。
リュウキン系の前方へ向かう意志は、反転が粗方引き受ける。
だが、親骨先の後ろへの抑えは、反転に持って行かれても、
後ろへの抑えは、反転の戻り反転によって代替えされている。
反転は、大阪ランチュウ系がもたらしている。
戻り反転は、リュウキン系がもたらしている。
両者が互いに影響し合いながら、土佐錦魚は成り立っている。
両者を楽しめる遊び心と、両者を見極める鑑識眼は、教養ある
身嗜み(みだしなみ)となっている。
また審査をする者にとっては欠くことのできない身嗜みとなる。

2019.12.09(Mon)  土佐錦魚TOP
 12月08日
   
選別思考 3337
   
土佐錦魚の大きな成熟魚の骨格の尾芯の挿し部は、挿し棘から尾芯まで含めると
高さ一㎝に達するのがいる。
これに対応するように、前金座の縦付けも高くなっている。
その縦付けが土佐錦魚の反転を生み出すことをする。
後の水平と縦付けの支えは、四十五度の前葉へ捻る歪みを生む。
縦付けからの歪みによる反転は、上方へ働いている。
前を締め括る袖元には、反転が上方から降りてくる。
親骨が、やや下方へ抑えていることによって、上方へ働いている反転が、下方へ抑えられていると同時に、親骨がやや後方へ抑えていることによって、反転は上方から徐々に前方へと傾く。
その傾きが反転の前方への意志へと次第に発展して行った。
やや後方へと向かって行く親骨の抑えは、迫り出しを前方へ向かわせる結果となり、迫り出した尾肩は前方へ向かって行く。
大阪ランチュウ系の尾肩には、前方へ向かう強い意志がある。
大阪ランチュウ系の前方へ向かう意志は、尾肩と反転とにある。
この二つの意志が互いに競い合うことによって力強い前になる。

2019.12.08(Sun)  土佐錦魚TOP
 12月07日
   
選別思考 3336
   
開き尾和金や蘭鋳を解剖したことがないので憶測だが、下葉の尾座内ではやはり少しの角度が付いているものと考えられる。
それがなんで、平付けがきつくても少しのソリ程度でとどまり、土佐錦魚のように反転へは至らないのか。
下葉は平付け風の尾座だが、上葉は全く平付けになっていない。
上葉が下葉を圧するようなことがない。
すると土佐錦魚のように、筒棘全部が親支にはならない。
仮に尾座の筒棘全部が支えなっているとしても、親支が直角的な縦付けにはなっていないものと考えられる。
親支が直角的な縦付けにはなっていれば、反転が生じる。
これには、上葉の尾芯が挿していないことも関係している。
尾芯が挿していれば、筒弓の働きが尾芯の支えに達する。
蘭鋳のハネ以外は挿していない。

2019.12.07(Sat)  土佐錦魚TOP
 12月06日
   
選別思考 3335
   
前金座の骨格は扇を半分広げたように放射状になっているのに、
上見からは凝縮されているように見える。
実際に、鰭条では凝縮している。
金座内の筒棘からの親支は、やはり縦付けになっている。
骨格的には中央から小さな細長い三角形が、左右へ出ている。
一本の棘状が一本の鰭棘を出している。
金座の骨格を筋肉や鱗が覆うと、平付けと縦付けに見える。
なぜか。前金座の尾骨からの棘状は、成熟した魚でも一本のままになっている。
一本から節が分かれて鰭条が広がっている。。
前の鰭条は、一本の棘状から発しているので、シワができ難い。
後の鰭条は、数本の棘状から発しているので、シワが出来易い。
ならば、並側条は前の鰭条の棘状からでなんとなく納得できる。
すると、半側条は前の鰭条の棘状からか前の親骨の棘状からか。
発しているのは前の鰭条の棘状からで、作用は親骨からとなる。
余談だが、シワとなっている条は、並条より狭い条となっていることが多い。
半条よりも狭いことがある。
この狭い条を[シワ条]と呼んでいる。
並条の間に半条があること自体がおかしいのに、それより細い条があることは
異常となり、シワとなることが自明の理となる。
後の棘状は数本になっているので、前のような一本の棘状からの一体的な連携が、各条同士の間にはない。
よって色々な遺伝子を受け継ぐ間には、色々の癖が出る。

2019.12.06(Fri)  土佐錦魚TOP

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